



子供に初めて持たせるスマホや今使っているスマホが壊れてしまったため一時的に予備として安く調達するスマホなどは、できるだけ価格を安く抑えたいですよね。
あまりスマホ自体にこだわりがない場合も、1万円以下など極力支払価格を安く抑えたいところでしょう。
そこでこの記事では、スマホを1万円以下で買う方法や1万円以下で購入できるおすすめのスマートフォンについて解説します。
2022年時点で最新のおすすめ機種を紹介しているので、機種選びの参考にしてくださいね。
1万円以下でもスマホは買える!主な入手方法
スマートフォンを1万円以下で購入する方法は、主に2種類あります。
それぞれ解説するので、チェックしていきましょう!
格安SIMなどへの乗り換えに合わせて、セール販売されているスマホを買う
スマートフォンは安い機種でも2~3万円程度の価格帯が一般的で、2万円以下で新品を買えるケースは多くありません。
しかし、2~4万円程度のスマホは割引セールを利用することで一括1万円以下で購入することが可能です。

格安SIMや大手キャリアでは、他社から回線を乗り換えたり、新しく回線を契約したりする条件でスマートフォンの価格を割り引くセールが頻繁に行われています。
会社によっては、価格そのものは割り引かれずポイントやギフト券で還元されるケースもあります。
割引セールを利用すれば、安い機種だと一括で1円や100円からスマホを買うこともできますよ。


中古ショップなどで安く売られているスマホを入手する
新品にこだわらない場合は、ゲオやブックオフなどの中古ショップに行けば1万円以下で中古スマホを買うこともできます。
フリマアプリなどの個人売買でも、中古スマホがたくさん取り扱われていますよ。
中古なので古かったり状態があまり良くなかったりすることもあるため注意が必要ですが、とにかく安くスマホを手に入れられれば良いのであれば中古品を買うのも手です。
新品で定価が1万円以下のスマホはほとんどない・あってもスペック的に厳しい可能性大

新品かつ定価そのものが1万円以下のスマホは、なかなか選択肢がありません。
そもそも、新品で定価が1万円以下のスマホを購入することは、仮に選択肢があってもあまりおすすめできないのが事実です。
定価が安いということは、それだけ性能が低かったりデザインがイマイチだったりする可能性が高いです。
私も過去に5,000~10,000円程度で買える新品スマホを試した経験がありますが、明らかに画面の指すべりが悪い、カメラがまともに写らない、動作が重すぎて何もできないなど散々でした…。
1万円以下でスマホを買いたい場合は、定価2~3万円以上の機種を割引で手に入れるほうが圧倒的におすすめです。

1万円以下で買えるスマホって、ちゃんと使えるの?
キャンペーンなどを利用して1万円以下で買えるスマホを検討するにあたって、「ちゃんと使えるの?」という疑問がありますよね。
1万円以下で買えるスマホの動作などの傾向について、解説します。
ネットサーフィンやSNS、動画再生程度なら問題なし!中にはおサイフケータイや防水対応の機種も
1万円以下で買えるスマホでも、定価が2~3万円程度の最近の機種なら正しく選べば基本的にネットサーフィンやSNS、メール、動画再生といった一般的な用途は問題なく行えます。

あまりスマートフォンではゲームなどをせず、主に連絡やちょっとした情報収集がメインの人なら1万円以下で買えるスマホを選んでも全く問題はありません!
タイミングによっては、モバイルSuicaやWAON、nanacoなどの電子マネーを使える「おサイフケータイ」や、水に濡れても壊れにくい防水対応スマホも1万円以下で買えることがありますよ。

最新の3Dゲームなどは、しっかり選ばないと遊ぶのは厳しいこともある
1万円以下で買えるスマホは、基本的に3Dゲームのプレイが厳しめです。
Xiaomiやシャープの一部の機種などは画質設定を落とすなどすればある程度快適にゲームができる機種もありますが、基本的に1万円以下で新品を入手できる機種はゲームに向いていません。
最新ゲームなどをたくさん遊ぶ方は、もう少し予算を増やしてiPhone SEや4~5万円程度で買えるある程度高性能なAndroidスマホを選ぶことをおすすめします。
カメラはメモ代わりやちょっとSNSなどに投稿する程度ならOK
1万円以下で買えるスマホのカメラ性能は、流石に10万円以上するハイスペックスマホやiPhoneと比べてしまうといまいちです。
XiaomiやOPPOといった大手メーカーのスマホなら、メモ代わりに使ったり、気軽に撮影してSNSなどに投稿したりする程度ならある程度は満足できるカメラ性能があります。
しかし最上級の満足度を得ることはなかなか難しいので、カメラ重視の方はもっと予算を足して高性能カメラを搭載する機種を選びましょう。
1万円以下で買える中古スマホはアップデートが終了していたり、状態が悪かったりすることもあるので注意!
中古1万円以下で買えるスマートフォンは、発売から日が経っていてアップデートが終了していたり、画面に傷がある・バッテリーが劣化しているなど状態が悪かったりすることも多いです。
価格だけでなく状態の良さも重視する場合は、新品を格安SIMなどでセット購入するのがおすすめですよ。
1万円以下で買える、2022年現在おすすめのSIMフリースマートフォンは?
2022年4月時点で、1万円以下から手に入れられるスマートフォンはたくさんあります。
1万円以下で手に入れられるおすすめのSIMフリースマートフォンを5種類紹介するので、機種選びの参考にしてください。
各端末のメリットだけでなくデメリットも紹介しているので、しっかり確認しておきましょう。

Redmi Note 11はIIJmioへの乗り換えで980円に!画面が綺麗で性能も十分

出典:IIJmio公式サイト(https://www.iijmio.jp/device/xiaomi/redminote11.html)
Redmi Note 11は、価格の安さに対してCPUや画面の性能が高いことが魅力のXiaomi製SIMフリースマートフォンです。

Redmi Note 11の主なスペック・価格 | |
価格(IIJmio) | 21,800円→他社からの乗り換えで980円 |
CPU | Snapdragon 680 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
カメラ | アウトカメラ5,000万画素+800万画素+200万画素+200万画素/インカメラ1,300万画素 |
画面 | 6.43インチ、2,400×1,080 |
重さ | 179g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
おサイフケータイ・防水 | 非対応(防水IPX3・防塵IP5X) |
Redmi Note 11は、IIJmioへの乗り換えによりなんと110円で手に入れられます!
本体価格は激安ですがCPUのSnapdragon 680は性能が低くなく、ネットサーフィンやSNS、動画再生といった一般的な用途は快適です。
ゲームも、ある程度設定を下げるなどすれば遊べますよ。
とくに魅力的なのは画面が最近のiPhoneなどでも採用されている有機ELディスプレイであることで、非常にきれいな発色で動画などを楽しめます。
バッテリー容量も5,000mAhと大きいため、動画やゲームなどを長時間利用できるのも嬉しいですね。
ただし、おサイフケータイや防水には非対応なことにご注意ください。

Libero 5G IIはYモバイルへの乗り換えでなんと一括3,600円!大画面でおサイフ・防水対応の充実仕様

出典:Yモバイル公式サイト(https://www.ymobile.jp/lineup/a103zt/)
Libero 5G IIはYモバイルで販売されていて、他社からYモバイルへ乗り換えればもれなく3,600円の激安価格で入手できます。

Libero 5G IIの主なスペック・価格 | |
価格(Yモバイル) | 21,960円→他社からの乗り換えで3,600円 |
CPU | Dimensity 700 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
カメラ | アウトカメラ1,600万画素+800万画素+200万画素/インカメラ800万画素 |
画面 | 6.67インチ、2,400×1,080 |
重さ | 200g |
バッテリー容量 | 3,900mAh |
おサイフケータイ・防水 | 対応/対応 |
5,000円以下ながらおサイフケータイや防水に対応していて機能充実、画面サイズが大きいので動画やゲームを大画面で楽しめるのも嬉しいですね。


ただし大きい分重量は200gと重めなので、持ちやすさ・軽さ重視の方は注意しましょう。
moto e7 powerはIIJmioへのMNPで110円!徹底的に安さを求める人におすすめ

出典:IIJmio公式サイト(https://www.iijmio.jp/device/motorola/motoe7power.html)
moto e7 powerはIIJmioで、他社からの乗り換えを条件に110円で入手できる激安のSIMフリースマホです。

moto e7 powerの主なスペック・価格 | |
価格(IIJmio) | 15,180円→他社からの乗り換えで110円 |
CPU | Helio G25 |
メモリ | 2GB |
ストレージ容量 | 32GB |
カメラ | アウトカメラ1,300万画素+200万画素/インカメラ500万画素 |
画面 | 6.5インチ、1,600×720 |
重さ | 200g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
おサイフケータイ・防水 | 非対応 |
通常の販売価格も15,180円と安価なので、乗り換えが難しい場合は回線の新規契約と合わせて購入しても良いですね。

moto e7 powerは全体的に性能が抑えめで、主に連絡用や動画再生・SNSといった軽めの用途にオススメの機種となります。

バッテリー持ちが良く最長2日間駆動となっているので、たっぷり使えるのが嬉しいですね。
おサイフケータイ・防水対応のAQUOS sense4もOCNモバイルONEで8,000円!

出典:OCNモバイルONE公式サイト(https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/set/aquossense4.html)
AQUOS sense4はシャープのSIMフリースマートフォンで、OCNモバイルONEでは執筆時点(2022年4月22日)で8,000円セールが行われています。
2020年秋登場でちょっと古めのモデルですが、性能的には2022年時点でもまだまだ2年は使い続けられますよ。

AQUOS sense4の主なスペック・価格 | |
価格(OCNモバイルONE) | 8,000円 |
CPU | Snapdragon 720G |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
画面 | 5.8インチ、2,280×1,080 |
重さ | 177g |
バッテリー容量 | 4,570mAh |
おサイフケータイ・防水 | 対応/対応 |
ここまで紹介してきた機種の中では価格が高めですが、おサイフケータイや防水に対応・CPU性能もそこそこの高さなので1万円以下で手に入れられるのはかなり魅力的です!
元々は4万円程度で販売されていた機種なので、機能面での妥協がありません。
大きすぎないちょうど良いサイズ感、バッテリーも最長1週間持つ大容量で、満足度の高い機種となっています。
強いて言えば弱点はカメラ性能があまり高くないことが挙げられますが、1万円以下で購入する分にはそこまで大きな不満にはならないと考えられます。

IIJmioから110円で購入できるOPPO A73はレザー調の背面が魅力!

出典:IIJmio公式サイト(https://www.iijmio.jp/device/oppo/a73.html)
OPPO A73は中国のスマホメーカー・OPPOのSIMフリースマホで、他社からの乗り換えを条件にIIJmioで110円まで価格を下げられます。
OPPO A73の主なスペック・価格 | |
価格(IIJmio) | 18,425円→他社からの乗り換えで110円 |
CPU | Snapdragon 662 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
カメラ | アウトカメラ1,600万画素+800万画素+200万画素+200万画素/インカメラ1,600万画素 |
画面 | 6.44インチ、2,400×1,080 |
重さ | 162g |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
おサイフケータイ・防水 | 非対応 |
おサイフケータイや防水には非対応、性能も抑えめでゲームなどは厳しいですが、背面パネルがレザー調になっていてデザイン面で優れています。
連絡等の軽い用途メイン・デザインを再重視したいといった方は、OPPO A73を検討してみても良いですね。

まとめ
今回は、1万円以下で買えるスマホについて解説しました。
定価で1万円以下のスマホはなかなか選択肢がありませんが、格安SIMとのセット購入なら2~4万円程度の機種を1万円以下で買える機会もたくさんあります。
2022年時点だと、おサイフケータイ・防水が不要ならRedmi Note 11がとくにおすすめです。
おサイフケータイや防水の性能を求める場合は、Yモバイルで買えるLibero 5G IIやOCNモバイルONEなどで取り扱いがあるAQUOS sense4を購入するのがおすすめになりますよ。
今回の解説を参考に、1万円以下でお得にスマホをゲットしてみてください!