


スマホやタブレットは毎日使うものですが、一体どのくらい経ったら新しい機種に変更すればいいのか悩んでしまいますよね。
「そろそろ年数経つし、買い換えた方がいい気もするけど、まだ使えるっちゃ使えるし…」とお悩みの方も多いかと思います。
ということでこの記事では、スマホやタブレットの一般的な寿命や買い替えの目安、古い機種を使い続けるデメリットなどについて解説します。
この記事さえ読めば
- スマホ・タブレットの一般的な寿命
- 寿命がきている時に見られる症状
- 長く使いすぎると発生するリスク
- 長持ちさせるためのコツ
- 新しい機種を購入する際に気をつけたいこと
- 古い機種の活用方法
の全てがわかる構成となっています。
そろそろスマホの買い換えを検討している方、買い換えのタイミングを見極めたい方、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
スマホ・タブレットの一般的な寿命は4~5年
スマホやタブレットの寿命は、一般的に4~5年です。
ただし、あくまで本当に最後まで使い切る場合の寿命であり、「買ったら絶対に4~5年使い続けなければいけない」というわけではありません。一般的には「買い換えのサイクルが早い方で2年、長く使う方で4年ほど使う」というイメージですね。


ちなみにですが、内閣府が発表している「消費動向調査 令和3(2021)年3月実施分」によると、スマホを含む携帯電話は平均4.3年で買い替えられているとされています。
買い替えの理由は、1位が「故障」で36.5%、2位は「上位品目への移行」で33.8%です。
スマホ・タブレットの分割払いは、2~4年契約が主流
大手キャリアや格安SIMではスマホを分割購入できますが、分割払いにおいては2~4年払いが主流です。
大手キャリアは3~4年、格安SIMは2年払いが一般的ですね。
分割払いが終われば、いつ解約や機種変更をしても残債を支払う必要はありませんので、自由に機種変更をすることができます。

とはいえルール上は、残債が残っている状態であっても、解約・機種変更は可能です。
ただ、お得度的にはきちんと支払いを終えてから解約・機種変更をした方かと思います。残債が残った状態でそういった手続きをしてしまうと、割引が適用にならないことがほとんどですからね。

また、近年スマートフォンの進化スピードはとても速く、2~4年経てば今使っている機種から大幅に機能・性能が向上しています。
より快適にスマホを使いたい場合は、寿命を気にせず、残債がなくなったタイミングで興味のある機種を購入してしまっても良いでしょう。


そろそろ買い替え時?スマホ・タブレットにこんな症状が見られたら買い替えサインかも
2~4年程度同じスマホを使っていると、以下のような買い替えサインが発生してきます。
- すぐにバッテリーが切れてしまう
- OSが古くなり、アプリのアップデートやインストールができなくなった
- 動作が重く、イライラすることが増えた
- 画面が焼き付いたり、割れたりして見づらくなった
- タッチなどの操作がうまく行えなくなった
1つ以上当てはまっていたら、これからも快適・安全にスマホを使うためにも買い替えを検討したほうが良いでしょう。
今使っているスマホで、上記のような現象が発生していないか、チェックしてみてください。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
①すぐにバッテリーが切れてしまう
これは一番よく見られる症状です。
バッテリーが1日、あるいは半日も持たない状態なら、バッテリーが劣化している可能性があります。

スマートフォンのバッテリーは、使えば使うほど劣化してしまいます。充放電を回数が500回以上になるとバッテリーの容量が半分近くにまで減ってしまうとも言われています。
よほどひどい状況だと、朝満充電してからお昼前にはもうバッテリー切れ!というケースもありますね。
モバイルバッテリーを持ち歩いて対策することもできますが、できれば荷物はコンパクトに収めたいところ。
バッテリーが買ったときよりだいぶ劣化していると感じたら、新しい機種への変更も考えてみてください。


②OSが古くなり、アプリのアップデートやインストールができなくなった
スマートフォンのOSは、いずれアップデートできなくなります。

iPhoneは4~5年、Androidは基本的に1~2年程度で、OSのアップデートが提供されなくなります。
アップデートが提供されなくなると、以下のようなデメリットが発生してしまいます。
ココに注意
- より新しいOSを必要とする、一部アプリのインストールができない
- 使っているアプリをアップデートできなくなる=新機能が使えなかったり、アプリ自体を使えなくなったりする
- セキュリティ対策のデータ更新が行われなくなると、ウイルスなどに感染するリスクも高くなる
使っている機種がアップデート終了になってしまったときは「そろそろ機種変更が必要」の合図と考えられますね。
③動作が重く、イライラすることが増えた
動作が重くなってきたら、機種変更の合図です。
スマートフォンの性能は日々向上していき、合わせて、アプリの要求するスペックも高くなっていきます。


結果、新しいアプリを使っている時に動作が重くなってしまう場面も日に日に増えていきます。さらに、スマートフォンが古くなってくると、本来の性能を発揮できなくなってくることも…。
ストレスを感じる場面が増えてきたら、新しい機種への買い替えを考えてみてください。
④画面が焼き付いたり、割れたりして見づらくなった
スマートフォンの画面も、使っているとどんどん劣化してきます。
例えば、ホーム画面や使っていたアプリなどの画面が薄く焼き付いて消えなくなると、画面を見づらくなります。
落としたり、地面などに擦れたりして、画面割れ・傷が増えてくることもあるでしょう。

画面が見づらくなってきた時も、そろそろ買い替えを検討してみてはいかかでしょうか。
⑤タッチなどの操作がうまく行えなくなった
画面にタッチしたり、ボタンを押したりした際の反応が悪く、無反応だったり、違う場所を操作したことになったりしてしまうケースがあります。
そのような症状が見られたら、本体がだいぶ劣化していると考えられるので、そろそろ買い替えたほうが良いですね。
今ならスマホ本体が110円~! IIJmioの高コスパスマホ
スマホ・タブレットが寿命をすぎると起こりうることは?リスクはあるの?
スマホやタブレットが寿命を過ぎると、以下のようなリスクが発生してしまいます。
- OSアップデートができなくなると、ウイルスなどのセキュリティ対策が不完全になる
- 性能・機能の低下や各サービスの要求スペックの変化で使いづらくなる
それほど問題なく使えているとしても、不安な箇所がちらほら出てくるので、他の家電製品のように10年、20年と使い続けるのは事実上困難です。
続いては、寿命を過ぎたスマホやタブレットで起こり得るリスクを紹介するので、参考にしてみてください。
リスク①:OSアップデートができなくなると、ウイルスなどのセキュリティ対策が不完全になる
OSアップデートが実施されなくなった古いスマホ・タブレットは、ウイルス感染などセキュリティ面でのリスクが高まります。
ウイルスに感染すると、機器を使えなくなったり、個人情報が流出してしまったりなど、様々なトラブルに発展する恐れがあります。
古い機種は無理に長期間使おうとせず、今後もアップデートが実施されてセキュリティをしっかり対策できる新機種の利用をおすすめします。
リスク②:性能・機能の低下や各サービスの要求スペックの変化で使いづらくなる
寿命を過ぎたスマホやタブレットは、バッテリーが劣化したり、CPUなどの性能が古くなったりする結果、日に日に使いづらくなってきます。
バッテリーが劣化してしまうと、充電回数が増えてイライラさせられたり、連絡が必要な場面で電池が切れたりなど、不便です。また、CPUが古いものだと、最新アプリの要求スペックに届かず動作が重かったり、そもそもインストールすらできなかったりすることがあります。
そして、意外に見落としがちなのが、ストレージ容量不足です。
例えば古いiPadには16GBなどの小容量なものがありますが、結果として「アプリや電子書籍に使う容量が足りない!」という場面が頻発することがあります。


最新のスマホやタブレットでは128GB以上などの大容量機種も増えていて、ストレージ容量が足りなくなる場面は減ってきました。
以上のように、機器の劣化や世間における機器の進化に伴って、様々な場面で使いづらいと感じる場面が増えてくるのです。

そうですね。スマホ・タブレットはもちろん4〜5年使うことも可能ですが、前述した「買い換えサイン」が見られたり、快適に利用できない場面が増えてきたら、機種変更を前向きに検討してみても良いかもしれません。
少しでもスマホ・タブレットを長持ちさせるための使い方のコツ
「買い換えサイン」が見られる場合は機種変更をする事をオススメしますが、少しでもスマホ・タブレットを長持ちさせるためのコツを紹介させていただきます!
スマホやタブレットを長持ちさせるコツはこちらです。
- 充電回数はなるべく少なく、バッテリー残量は出来るだけ常に20%~80%内に
- 定期的に入れてるアプリの整理整頓を
順番に見ていきましょう!
コツ①充電回数はなるべく少なく、バッテリー残量は出来るだけ常に20%~80%内に
買い換えサインで一番よく見られるバッテリーの症状ですが、バッテリーをなるべく長持ちさせるために2つのコツがあります。
1つ目は充電回数をなるべく少なくする事です。
バッテリーに一番負荷がかかるのは充電をしている時です。残量が半分以下になるとつい心配になって充電をしたい気持ちは分かりますが、そうすると頻繁に充電をする事になってしまいます。
そして2つ目はバッテリー残量を常に20%~80%の間に保つ事です。
スマホに使われているリチウムイオンバッテリーは充電が無さすぎても有りすぎても劣化してしまいます。
そのため、20%近くになったら充電をする事が一番理想です。

充電をしながらスマホを使うのも負荷がかかるので避けましょう。
コツ②定期的に入れてるアプリの整理整頓を
スマホを使っているとどんどんアプリも増えていきますが、その分容量も圧迫されていきます。
また、容量だけでなく、アプリは起動をしていなくても裏で通信をしたり何らかの動作をしている場合があります。
アプリを入れている分、裏で何かしらの処理が動いているものが増える事になるので定期的に入れてるアプリを見直して、使っていないものは思い切って削除するのも大事です。
私は3ヶ月間1度も起動していないアプリは削除候補として整理してます!

これら2つのコツを実践するだけでもスマホ・タブレットの寿命に大きく貢献出来ますよ!
最新機種を買う上で事前に知っておきたいこと・確認しておくべきことはある?


最新機種を買う際は、ご自身が「スマホやタブレットでどんな用途で利用しているか」踏まえて、希望に合う選択肢を選びましょう。
ここからは、使い方ごとの「どんな機種を買うべきか」の違いを解説していきたいと思います。
ゲームをするならハイスペックな機種がおすすめ
スマホやタブレットでよくゲームをしているなら、ハイスペックな機種を買うのがおすすめです。
ゲームアプリは要求するスペックが高く、1~5万円くらいのスペックが低い機種では快適に遊べないケースが多いです。
例えば、2021年春時点でゲームに最適なAndroidスマートフォンを買うなら、「Snapdragon 888」という最新・最高スペックのCPUを搭載した機種が良いでしょう。

iPhoneの場合はある程度古い(2021年時点ならiPhone Xなど)機種でも、最新ゲームを快適に遊ぶことが出来ます。しかし、今後寿命まで同じiPhoneを使い続けるなら、最新のiPhone 12などを選ぶのがおすすめです。
最初から旧機種を選んでしまうと、その分快適に利用できる期間が短くなってしまいますからね。また、古い機種だと1~3年位でOSアップデートが終了する危険性があるので、買い替え後に何年も使う予定のスマホは最新機種を選びましょう。
ネットサーフィンやSNS、動画再生ができれば良いなら3~5万円の機種でも十分
ゲームアプリであまり遊ばず、ネットサーフィンやSNS、動画再生程度の用途なら、3~5万円の機種でOKです。
液晶保護フィルムやケースなどを使ってしっかり本体を保護すれば、寿命まで使うことも十分可能かと思います。


今ならスマホ本体が110円~! IIJmioの高コスパスマホ
機種変更後の古い機種の活用方法
最後に、機種変更をした後の古い機種の活用方法をご紹介します。
- 下取りに出して、新機種の購入費用を抑える
- 中古品として売りに出し、新機種の購入費用に充てる
- モバイルルーターとして、格安SIMを入れて通信用に使う
- 予備として取っておくのもあり
機種変更して手元に残ったスマホやタブレットには、様々な活用方法があります。
せっかく手元にあるスマホなので、売却したり他の用途で使ったりして、役立ててみてくださいね。
それぞれの方法をひとつずつ解説していきます。
①下取りに出して、新機種の購入費用を抑える
大手キャリアや対応する格安SIMに「下取りサービス」がある場合は、利用すれば新機種の購入費用を抑えられます。
ただし、下取りサービスは、続いて紹介する「売却」に比べて得られる金額が少ないこともあります。

下取りサービスを検討している方は、念のため売却した場合と得られる金額の違いを見比べてみてください。金額が変わらなかったり、売却の手間をかけたくなかったりする場合は、下取りを活用してみてみるのが賢いかと思いますよ。
ちなみに、格安SIMではYモバイルやUQモバイルに下取りサービスがあります。
Y!mobile公式サイト
②中古品として売りに出し、新機種の購入費用に充てる
スマートフォンやタブレットは、中古品として売却することもできます。
ゲオやブックオフなどの買取ショップで売るのも良いですし、メルカリなどで出品するのも良いでしょう。
売却したお金は、新機種の購入費用にあてることが出来るため、お財布にも優しいですね。
なお、中古ショップはその場で金額をもらえる代わりに、メルカリなどの個人取引より得られる金額は少なくなりがちです。
一方、メルカリなどの個人取引は売却価格が高くなるメリットがありますが、配送事故等のトラブルが発生すると対処がちょっと手間です。


金額重視ならリスクに注意しつつ、フリマアプリ等を利用、すぐにお金を受け取りたいなら中古ショップを利用しましょう。
③モバイルルーターとして、格安SIMを入れて通信用に使う
テザリング対応のスマホ・タブレットに格安SIMを入れれば、モバイルルーターとして外出先での通信用に使えます。
前使っていた機種が余っていて、なおかつ外出先においてタブレット等での通信に活用したい場合、検討してみるのもいいですね。

④予備として取っておくのもあり
問題なく動作するのであれば、非常用の予備として取っておくのも手です。
例えば、これから使うスマホが壊れてしまって、修理に出す時。通常、修理に出している間はスマホを使えなくなりますが、予備として以前の機種があれば、そちらにSIMカードを入れて対処することが出来ます。

その他にも、将来のお子さん用や家でYouTube視聴用として活用するのも賢いかと思います。
まとめ:スマホやタブレットの寿命は長くて4年ほど。使いづらくなってきたら新しい機種にすべき!
いかかでしたか?
今回は、スマホやタブレットの寿命について解説しました。
ポイント
- スマホやタブレットの寿命は、長く見積もって4~5年程度
- 古い機種はバッテリーや各種性能が劣化し、利用が困難になっていく
- OSがアップデートされなくなると、ウイルス感染や対応アプリの減少などの懸念がある
- 機種変更をする際は、ゲームをするならハイスペックな機種、ネットサーフィンやSNS程度なら3~5万円の機種でOK
- 機種変更時は、また4~5年使いたいなら最新機種を選ぶのも大事
- 機種変更して手元に残ったスマホ・タブレットは、売却したり予備として残したりして活用できる
物を大事に使うのは大事ですが、スマホやタブレットはセキュリティ低下などのリスクもあるので、使い続けるのはせいぜい4~5年が限界です。
最近はリーズナブルでコスパの高い機種も多いですからね。調子が悪くなってきたら、使い方に合わせて最新機種に買い替えを行なうことをおすすめします。

特に、当サイトでご紹介しているIIJmioであれば月額料金が安いだけでなく、110円でスマホ本体で購入出来るキャンペーンなども定期的に実施していて大変オススメです。
是非一度ご覧ください!