



スマートフォンは年々大型化が進んでいますが、もっと小さいスマホを気軽に持ち運びたいと感じる方も少なくないのではないでしょうか。
OCNモバイルONEで販売されているJelly 2は、3インチの小型画面でとにかく小さいサイズが魅力となっています。
この記事では、Jelly 2のスペックや価格、どんな人におすすめかといったことについて詳しく解説します。
目次
Jelly 2はどんなスマホ?スペックや価格などの特徴をチェック!

参照:OCNモバイルONE公式サイト(https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/set/jelly2.html)
Jelly 2とは、中国のメーカー・Unihertz社が製造しているSIMフリースマホです。
Unihertz社は過去にもUnihertz Atomという小型スマートフォンを販売していたことがあったり、近年ではキーボード搭載スマートフォンのTitan Pocketを発売したりと、変わったスマートフォンを多数展開しています。


Jelly 2の各種スペックは高い?低い?
Jelly 2のスペックは、一言でまとめると「そこそこ」です。

細かいスペックを表にまとめたので、ご覧ください。
Jelly 2の主なスペック | |
価格(OCNモバイルONE) | 16,501円 |
OS | Android 10 |
CPU | Helio P60 |
メモリ | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB |
画面 | 3インチ、854×480 |
サイズ | 95×49×17mm |
重さ | 110g |
カメラ | アウトカメラ:1,600万画素/インカメラ:800万画素 |
バッテリー容量 | 2,000mAh |
おサイフ・防水 | おサイフケータイ対応 |
OSは最新のAndroid 12ではなく、Android 10となっています。
OSのバージョン的には2世代前のものになってしまうため注意しましょう。

CPUのHelio P60は極端に性能が低いわけではないものの、高性能でもありません。
かんたんなパズルゲームやテーブルゲームなどであれば問題なく遊べると考えられますが、最新の3Dゲームなどを快適に遊びたい場合は、もっと高性能なCPUを搭載したスマートフォンを選ぶことをおすすめします。
一方でメモリ容量は6GBと、低価格帯のスマホとしては大きいので、複数のアプリを同時に使うときなどにも動作が重くなりづらいと考えられます。

ストレージ容量も128GBと大きめ、microSDカードで容量を最大256GB増設することもできるので、容量不足に悩まされる心配はないと考えられます。

Jelly 2の魅力はサイズの小ささと軽さ!
Jelly 2の最大の特徴がサイズで、画面サイズ3インチ、本体の縦の長さは95mmというコンパクトさになっています。

片手でも楽に操作できるかなり小さめの本体サイズなので、とにかく小さいスマホを使いたい方には嬉しい選択肢と考えられますね。

Jelly 2にはケースとストラップ、さらに保護フィルムが付属しているので、しっかり本体をガードして持ち運べるのも嬉しいポイントです。
厚みのあるデザインで持ちやすい!
Jelly 2はサイズが小さいスマホですが、厚みは17ミリ程度あるため、持ちやすい作りをしています。
コンパクトなスマホは薄いデザインになっていることが多く、持ちにくいケースも多いです。
しかし、Jelly 2は薄いだけでなく厚みもあるため、持ちやすいコンパクトなスマホを探している方におすすめできます。

カメラは1眼、シンプル仕様
Jelly 2はカメラに特化しているスマホではなく、シンプルなアウトカメラ1つ+インカメラ1つの仕様となっています。
画素数自体は1,600万画素+800万画素と十分な仕様なので、普通に写真を撮る分には大きな不満が生じることはないと考えられます。
しかし、超広角写真やキレイな光学ズームといった最近のスマホでよく取り入れられている機能には非対応となっているのでご注意ください。

おサイフケータイと指紋認証に対応!
Jelly 2は、おサイフケータイと指紋認証に対応しています。
低価格帯の海外製スマホはおサイフケータイに非対応なケースも多いですが、Jelly 2ならSuicaなどのおサイフケータイ機能を活用可能です。

本体背面に指紋認証センサーがあるので、本体を持ってすぐに指紋認証をして画面をロック解除できるのも嬉しいですね。

小型スマホ・Rakuten Mini(現在は販売終了)とスペックを比較!

参照:楽天モバイル公式サイト(https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/rakuten-mini/)
Jelly 2のような小型スマートフォンは定期的に様々なメーカーから発売されています。
日本国内で人気が高かった小型スマートフォンとして挙げられるのが、楽天モバイル専売のRakuten Miniです。
Rakuten Miniは現在販売を終了していますが、中古市場などでよく見かけるまだまだ人気の端末ということで、Jelly 2とスペックを比べてみました。
Jelly 2とRakuten Miniのスペック比較 |
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OS | Android 10 | Android 9 |
CPU | Helio P60 | Snapdragon 439 |
メモリ | 6GB | 3GB |
ストレージ容量 | 128GB | 32GB |
画面 | 3インチ、854×480 | 3.6インチ、1,280×720 |
サイズ | 95×49×17mm | 106.2×53.4×8.6mm |
重さ | 110g | 79g |
カメラ | アウトカメラ:1,600万画素/インカメラ:800万画素 | アウトカメラ:1,600万画素/インカメラ:500万画素 |
バッテリー容量 | 2,000mAh | 1,250mAh |
おサイフ・防水 | おサイフケータイ対応 | おサイフケータイ・防水対応 |
CPU性能はどちらも抑えめで3Dゲーム等にはあまり向いていませんが、メモリやストレージ容量はJelly 2の方が圧倒的に高い性能になっています。
アプリ仕様時の動作のサクサクさや保存できる写真などの容量の大きさでは、Jelly 2が有利です。
サイズは画面サイズだとRakuten Miniの方が大きく、本体サイズは厚みを除いてJelly 2の方がコンパクトとなっています。
動画や写真をより見やすい表示で楽しみたいならRakuten Miniがおすすめ、本体の小ささを重視するなら基本的にJelly 2を選んだほうが満足度が高くなりますよ。

カメラとバッテリー容量はJelly 2の方が充実していますが、防水に対応しているのはRakuten Miniのみであることにご注意ください。

そして1点注意したいのは、Rakuten MiniはeSIMでしか使えないことです。
eSIMは物理的なカードが発行されず、データを本体にダウンロードして通信を可能にするタイプのSIMカードです。

eSIMを契約できない場合は、普通のSIMカードを使えるJelly 2を選びましょう。
まとめると、本体の小ささや細かい部分の性能重視ならJelly 2がおすすめです。
防水性能を求める、また画面は大きめが良いという方は、eSIMを契約できる環境があるなら、Rakuten Miniも検討してみてください。
Jelly 2はこんな人にオススメ!

Jelly 2は、以下に当てはまる人におすすめです!
- ポケットなどにも入れやすい、とにかく小さなスマホを使いたい人
- テザリングを活用して、モバイルルーター兼スマホとして使いたい人
- 支払い用、電車用など、ちょっとした場面で手軽に使えるサブスマホが欲しい人
- 子供に持たせる、低価格な連絡用スマホが欲しい人
Jelly 2の魅力はなんといってもサイズの小ささなので、まずコンパクトなスマホを使いたい場合は要検討です。
Jelly 2は、国内で販売されているスマートフォンの中でも最上級クラスのコンパクトさとなっています。
サイズが小さいので、カバンなどに入れておいてテザリングでノートパソコンなどをインターネットに接続するモバイルルーター代わりにするのも良いですね。
出張などで外出する機会が多い方は、Jelly 2をモバイルルーター代わりにすれば、手持ちのメインのスマホのバッテリーを消費せずにネット環境を整えられますよ。
ただしテザリングをするにはSIMカードを入れる必要があるので、格安SIMなどを別途用意するのを忘れないように気をつけてください。
持ち運びに優れている端末なので、テザリングに限らず電車内でSNSなどを見るのに使う、コンビニでの支払いに使うなど、特定の場面用のサブスマホとして運用するのにも向いています。
詳しくは記事の後半で説明しますが、価格も通常16,501円、最安で2,597円といった低価格で手に入れられる機種なので、Jelly 2は子供などに連絡用に持たせるのにもおすすめですよ。

Jelly 2がオススメできない人はどんな人?
Jelly 2を利用するのがおすすめできないのは、以下のような使い方をしたい人です。
- 最新の3Dゲームなどで遊ぶ機会が多い
- 大画面で動画や写真などを楽しみたい
- 多機能なカメラで様々な写真を撮りたい
- お風呂や台所などの水場でスマホを使いたい
Jelly 2はCPU性能があまり高くないので、ゲームが好きで毎日たくさん色々なゲームを遊んでいるような人には不向きです。
そもそも画面サイズが3インチしかないので、最新のソーシャルゲームなどは遊びづらいことにご注意ください。

画面サイズが小さい関係上、動画や写真を見やすい表示で楽しみたい場合にもJelly 2は不向きです。
カメラがシングルレンズなので、カメラの性能・機能の充実を求める人も他の機種を選びましょう。
そしてJelly 2は防水非対応なので、水がかかるような場所で使うと壊れる危険性があります。
Jelly 2はOCNモバイルONEで販売中!
Jelly 2は、OCNモバイルONEで音声SIMカードとセット購入できます。
端末価格は16,501円と、2万円を切る安さです。

他社からの乗り換えやオプション加入で端末代が割引に!
なんとOCNモバイルONEでは、他社から電話番号はそのままで乗り換える「MNP」をすると、Jelly 2の価格が13,000円割引の3,501円まで下がります。

さらに月額料金960円のオプションABEMAプレミアムに加入すると1,000円割引、月額料金550円の端末補償オプションに加入すると1,000円割引も受けられます。
ふたつのオプションに加入すると最大2,000円割引となり、OCNモバイルONEではJelly 2を1,501円で入手することができますよ!


OCNモバイルONEの料金プランは?
OCNモバイルONEの音声通話プランは5種類で、500MBから10GBまでの比較的小容量で展開されています。
OCNモバイルONEの料金プラン | |
500MB | 550円 |
1GB | 770円 |
3GB | 990円 |
6GB | 1,320円 |
10GB | 1,760円 |
通信量は少なめ、徹底的にスマホ代を下げたい!という方にはOCNモバイルONEがおすすめですよ。

もっと詳しく知りたい方はこちら!
まとめ
今回は、OCNモバイルONEで販売されているSIMフリースマートフォンの「Jelly 2」について解説しました。
Jelly 2はゲームや動画再生などにはあまり向いていないものの、小型サイズで持ち運びやすく、おサイフケータイ対応なのでSuicaなどの支払いでも活用できる魅力があります。
サイズの小さいスマートフォンを手軽に持ち運んだり、テザリングや支払い用、連絡用などの用途で使ったりしたい方は、Jelly 2を検討してみてください。