


スマホの料金って皆さんいくらほどでしょうか?
ソニー生命の調査によりますと、au・SoftBank・docomoの3大キャリアの平均料金は月7,516円と言われています。
これを1年分で計算すると90,192円になりますね。
この値段、高いと思いませんか?
たくさんスマホを使う人ならまだしも、あまりスマホを使わない人からしたらとても高いと感じる値段だと思います。
そんな人にオススメしたいのは「格安SIM」
格安SIMの平均料金は月2,830円と言われており、3大キャリアよりも4,686円安い計算になります。
これは年間だと56,232円。1年でこれだけ固定費が削減できると考えると今すぐ格安SIMに乗り換えたくなってきませんか?
そこで今回は、スマホをあまり使わない方にオススメの格安SIMをご紹介します。
この記事を読んでわかること
・スマホを使わない人にとってオススメの格安SIMがわかる
・自分にオススメの格安SIMがわかる


目次
スマホをあまりつかわない人が比較すべきポイント
以下で私オススメの格安SIMを詳しくご紹介しますが、その前に
「スマホをあまり使わない人が比較すべきポイント」
について簡単に2点ご紹介します。
低容量帯の料金
スマホをあまり使わない方は、1ヶ月で20GBも30GBもデータ量を使用しない方がほとんどのことでしょう。
そのため、格安SIMをそれぞれ比較する際には月のデータ使用量10GBまでくらいの使用料金を比較してみることをオススメします。
自分は普段どれくらい1ヶ月にデータ通信を行なっているのか確認して、それに合った容量が一番安い格安SIMを選ぶのが良いでしょう。
通話料金
スマホをあまり使うことがなくても、携帯電話の用途として通話をする方は多いはずです。
そんな時に見落としやすいのが「電話料金」。
今までかけ放題プランに入っていたような感覚で通話をたくさんしてしまうと、とんでもない金額が請求されるなんてこともあります。
格安SIMによっては
・通話料金が別途発生するもの
・追加料金を支払って(オプション)通話し放題にするもの
・専用通話アプリを使うことで通話し放題になるもの
と、通話に関するシステムは様々です。
以下にご紹介する「楽天モバイル」は、専用アプリを使うことで国内通話が完全無料になるので、通話をする機会が多い方はそちらを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめると
スマホをあまり使わない方は
・低容量帯の月額料金
・通話料金のシステム
をチェックして比較するのがオススメです。
【UQモバイル】使わなかった分はくりこせる!

auのサブブランドとして展開されている格安SIMである「UQモバイル」。
当月に使い切ることができなかった容量を翌月に繰り越すことができる「くりこしプラン」が特徴的な格安SIMです。
詳しい料金体系は以下の通りです。
くりこしプランS +5G | くりこしプランM +5G | くりこしプランL +5G | |
データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
通話 | 10分かけ放題:770円/月60分までかけ放題:550円/完全かけ放題1,870円 | ||
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
割引 | auでんき、auひかりに加入で自宅割適用 | ||
契約期間 | 制限なし(違約金も発生しません) | ||
通信制限時の速度 | 300Kbps | 1Mbps |
UQモバイルの特徴はなんといっても「データのくりこし」ができること。
名前の通り、その月に余った分の容量は翌月に繰り越すことができるんですね。
25GBで契約して22GBしか使わなかった場合は、翌月の容量が3GB繰り越されて28GBになるっていうイメージです。
くりこしプランM・Lの通信制限速度が1Mbpsなのはとても魅力的です。
標準画質でしたら動画も比較的快適に視聴することができるくらいの速度。
くりこしプランM・Lに関しては、ヘビーにスマホを使わない人にとっては実質データ容量使い放題みたいな感じではありますね。
スマホを全然使わないという方はくりこしプランS +5Gがオススメですが、通信制限になってしまうと結構通信速度が遅くなってしまうので、その点はご注意ください。
また、くりこしがあるとはいえ、選択できるデータ容量に「10GB」「20GB」などが無いので
「3GBは少なすぎるけど15GBは多すぎるなぁ…」
という方には少しオススメできないかもしれません。

UUQモバイルのココがポイント
・使わなかったデータは翌月に繰り越せる!
・くりこしプランM/Lは通信制限下でも通信が比較的高速!
・6GBや10GBなどの中容量の展開が無い点は注意。
【楽天モバイル】1GB未満ならなんと無料!
「日本のスマホ代は高すぎる!」という米倉涼子さんのCMが有名な楽天モバイル。
近頃は各地域に店舗の出店が増加してきており、その存在感が増しています。
そんな楽天モバイルは
・携帯キャリアの新料金プランで乗り換え先第1位
・大手4キャリア総合満足度3回連続第1位
という輝かしい実績も誇っているほど人気なんですよ。
そんな楽天モバイルの料金プランはRakuten UN-LIMIT Ⅵのみ!

詳しい料金体系は以下の通り
使用データ量 | 料金 |
〜1GB | 0円 |
1GB〜3GB | 1,078円 |
3GB〜20GB | 2,178円 |
20GB〜 | 3,278円 |
楽天モバイルの月額料金は「使った分だけ!」
1GBまでなら使用量が無料というのは嬉しいですよね!
「スマホは使うんだけど、家や職場のWi-Fiで使うことがほとんど…」
という方にとってはピッタリすぎるくらいにピッタリですよ!
くりこしシステムはありませんが、他の格安SIMに比べて料金が安めになっています。
普段1GBも使っているかどうか怪しい方にはとてもオススメです。
通話に関しては「Rakuten Link」というアプリを使うことによって、国内通話が無料になります。
特にプランに入る必要がないので、国内通話が実質タダということですね。
ただ、自分で使用するデータ量をコントロールできないと、使い過ぎてしまって料金が高くなってしまうので、そこは注意したいポイントですよね。
だとしても3,278円ですので、十分安いですが…


楽天モバイルのココがポイント
・月額料金は使った分だけ!1GBまでならなんと無料!
・Wi-Fi以外でスマホをあまり使わない方にはとてもオススメ!
・専用通話アプリを使うことで国内電話は完全無料!
・データの使い過ぎには注意(最大3,278円)
【ワイモバイル】家族も一緒でとてもお得に!
ワイモバイルはSoftBankのサブブランドとして展開されている格安SIMです。格安SIMとしては珍しく、セット割や家族割も展開しています。
プラン自体は3つとシンプルで基本的な料金は以下の通り。
プラン名(データ容量) | 価格 |
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM(15GB) | 3,278円 |
シンプルL(25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルでは使用しなかったデータ容量のくりこしをすることができます。
また、データ増量オプション(550円/月)に加入することで
・3GB⇨5GB
・15GB⇨20GB
・25GB⇨30GB
にデータ使用料が増加します。
この増量分も使用しなかった場合は、しっかりとくりこされるのでご安心ください。
ワイモバイルには格安SIMとしては珍しく家族割があります。
自分以外のご家族がワイモバイルを使用し始めた場合は、2回線以降の月額基本料金が1,188円引きされます。
他にも
ネット回線を「SoftBank Air」「SoftBank 光」にしたりすることで「おうち割光セット(A)」が適用され、月額基本料金が1,188円引きになります(家族割との併用はできないのでご注意ください)。
家族割・おうち割を適用しなかった場合の基本料金が少し高めであることや、基本的な使用データ量に「10GB」や「20GB」がないことが少しデメリットではあります。
自分はあまりスマホを使わないけど、家族みんなで乗り換えを考えている方にはとてもオススメです!
Yモバイルのココがポイント
・SoftBankのサブブランドで通信品質は抜群!
・基本料金は少し高めだけど、家族割やおうち割でかなりお得に!
・6GBや12GBなどの丁度良い容量展開がないのが少し弱点
Y!mobile公式サイト
【mineo】追加オプションで低料金でもサクサク!


mineoは今回ご紹介する格安SIMの中では一番聞き馴染みのない名前かもしれません。
mineoはau・docomo・SoftBank全ての回線から選択できるのが特徴で、現状SoftBankの回線を選択することができる数少ない格安SIMですね。
これらのキャリアで買ったスマホをSIMロック解除なしで使用することができるのは嬉しいポイントですね。
mineoの料金体系は以下の通り
デュアルタイプ (通話+データ通信) |
料金 |
1GB | 1,298円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
シングルタイプ (データ通信のみ) |
料金 |
1GB | 880円 |
5GB | 1,265円 |
10GB | 1,705円 |
20GB | 1,925円 |
シングルタイプとデュアルタイプとでmineoの回線の利用目的で選択することができます。
私としては、デュアルSIMで通話のみ別サービスを使う場合を除いて、基本的にはデュアルタイプを申し込むのがオススメです。
1GBのみの利用となると他の格安SIMよりも高めではありますが、容量が高くなればなるほど他よりも安くなる傾向にあります。
また、月額385円で加入できる「パケット放題Plus」に加入することで、速度制限にかかっても1.5Mbpsという速度制限としては超高速な通信速度でスマホを利用することができます。
1.5Mbpsもあれば、動画も快適に視聴することができるので、かなりオススメのプランと言えますよ。
他の格安SIMに比べて「これ!」というような特大な長所はありませんが、欠点もないのがmineoの特徴。
「いろいろあるけど結局どれにしたら良いかわからないよ…」
という方にはmineoがオススメですよ!
mineoのココがポイント
・高容量帯の料金が他よりも安め!
・パケット放題Plusに入ることで実質通信制限になることなく使い放題!
・特にこれといった弱点がないのが特徴!
【BIGLOBEモバイル】低容量の料金がとにかく安い!
BIGLOBEモバイルはオリコン顧客満足度2020年「格安SIM」の部門で第1位に輝いた今大注目の格安SIMです。
詳しい料金体系は以下の通り。
データ容量 | 月額料金 |
1GB | 1,078円 |
3GB | 1,320円 |
6GB | 1,870円 |
12GB | 3,740円 |
20GB | 5,720円 |
30GB | 8,195円 |
BIGLOBEモバイルの特徴は
・低容量帯の価格の安さ
・かゆいところに手が届く容量展開
です。
1GB・3GB・6GBに関しては他の格安SIMよりも安い傾向にあります。
また、6GB・12GBのように展開されているデータ容量もちょうど良いです。
私が思うBIGLOBEの一番の特徴は「エンタメフリー」というオプション。
これに加入することでYouTubeや音楽配信などのデータ通信は使用量にカウントされないというオプションです。
しかもこれがたったの308円。この低価格で通信制限を気にすることなくYouTubeをたくさん観れるのは嬉しいポイントですよね。
「いつも外でたくさんYouTubeを見ちゃって通信制限になっちゃうんだよね…」
「他の格安SIMは容量が大き過ぎたり小さ過ぎたりして丁度良いのが欲しかったんだ。」
という方にBIGLOBEモバイルはオススメですよ!


BIGLOBEモバイルのココがポイント
・低容量帯の料金が他よりも安め!
・月308円のエンタメフリー加入でYouTube見放題!
・高容量帯だと少し高めに感じるかも…
最後に
今回はスマホをあまり使わない人にとってオススメの格安SIMを全部で4つご紹介しました。
今回ご紹介した内容をまとめると以下の通り
今回のまとめ
①UQモバイル:余ったデータは翌月にくりこすことができるのが特徴!
②楽天モバイル:1GBまでなら使用料無料!専用アプリ使用で国内通話もタダ!
③mineo:自分の好きな回線を選ぶことができ、これといった欠点がないのが特徴!
④Yモバイル:基本料金は少し高めだけど、家族割やおうち割でお得に利用できる!
⑤BIGLOBEモバイル:低容量帯の料金が安く、動画も見放題!


どの格安SIMも私が胸を張ってオススメできる格安SIMばかりです。
スマホをあまり使わない自分にとってどの格安SIMがおすすめなのか、もしわからなくなりましたらまたこの記事に戻ってきてくださいね!