


「家族のスマホ代が高すぎる…どうにかしたい」
とお悩みの方。
そうですよね。スマホって、一人一台必要だし毎月固定費として費用が発生するし、家族全員分だと毎月半端ない金額になるますよね。
そんな中、今話題の格安SIMへの乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
基本的にはどの格安SIMでも大手キャリアより安くなりますが、
- シェアプラン
- 家族割
- 家族間の通話料が割引
といった家族向けのプラン・サービスが充実している格安SIMを選べばよりお得に格安SIMを使うことができるんです。
今回は、
- 家族で契約するとお得な格安SIM
- 家族で格安SIMを契約する際の注意点
について詳しく解説していきます。
私もこの2点に注意しただけで、毎月の家族のスマホ代が圧倒的に安くなりました。年間で計算すると10万円近い節約になっています。
家族で格安SIMに乗り換えたいと考えている方。ぜひ参考にしてくださいね!
IIJmioは今月キャンペーンが非常に魅力的です!今ならスマホ大特価セール中!(4月30日まで)。詳細はこちら!
家族で契約するとお得な格安SIM3選!
格安SIMの種類はたくさんありますが、その中でも家族で契約するとお得なのは以下の3つです。
いずれも家族向けですが、特徴は大きく異なります。

①IIJmio:家族向けのシェアプランが魅力的
IIJmioは2021年4月より新「ギガプラン」が開始予定です。下記内容は3月までのプランとなっています。
家族でシェアプランを利用したいなら、IIJmioがもっともおすすめです。
月12GBのファミリーシェアプランは最大10枚(音声通話SIMは最大5枚)のSIMカードで容量をシェアできます。シェアプランのある格安SIMは他にもありますが、これだけの枚数でシェアできるのはIIJmioだけです。


さらに、IIJmioでは同一契約者名義間の通話がお得になる仕組みが用意されています。

出典:IIJmio公式サイト(https://www.iijmio.jp/hdd/family/)
まず「ファミリー通話割引」が適用され、通常20円/30秒の通話料が16円/30秒に割引されます。さらに、IIJmioの通話料半額アプリ「みおふぉんダイアル」も併用すれば8円/30秒という安さで通話が可能です。
また、IIJmioの音声通話かけ放題オプションの「かけ放題の対象時間」が料金そのままで以下のように延長されます。
- 3分かけ放題→家族間10分かけ放題
- 10分かけ放題→家族間30分かけ放題
家族限定とはいえ、月額830円で30分かけ放題ができるのはお得ですね。このように家族間の通話がお得になる仕組みがある格安SIMは非常に珍しいです(というかIIJmioだけです)。
こんなご家族におすすめ
- お子さんが小さかったり、おじいちゃんおばあちゃんをお住まいだったり、家族間通話の利用頻度が高いご家族
- 大家族
IIJmioを家族4人で契約した場合のシミュレーション
家族4人でIIJmioを契約した場合の料金をシミュレーションしてみました。
12GBのファミリーシェアプランを契約し、4人で容量をシェアするとします。契約するのは全員音声通話SIMです。
契約プラン | 月額料金 | 内訳 |
ファミリーシェアプラン | 5,760円 | ファミリーシェアプラン:2,560円 音声通話機能付帯料:700円×4 追加SIM利用料:400円 |
4人で5,760円という結果でした。1人当たり1,440円で3GBのデータ通信量が使える計算になりますね。
家族でスマホ代が5,000円代というのに驚きが止まらない方も多いのではないでしょうか(笑)?

そうなんです。格安SIMでは家族全体で1万円以内に収まることがほとんどです。となると毎月1万円以上節約できるため、年間で10万円以上の差が出てくるんですね。
なお、IIJmioの通常3GBの音声通話SIMは1,600円ほどなので、ファミリーシェアプランのほうがお得です。
また、通常、格安SIMで容量をシェアする際は追加SIM利用料が各SIMごとにかかります。しかし、IIJmioのファミリーシェアプランでは3枚目までは追加SIM利用料0円なんです。

この点を考慮しても家族でシェアプランを組む予定の方にはIIJmioはもってこいだと思いますよ。

②Yモバイル:家族割がお得!通信速度も速い
続いてのYモバイルはシェアプランを利用しない方にオススメです。
Yモバイルはソフトバンクのサブブランドという位置づけで、大手キャリアのような充実したサービス内容が売りです。
格安SIMとしては珍しく「家族割」が用意されています。
2回線目以降は家族割により、月額料金がずっと1,080円割引されます。家族4人で契約する場合は1,080円×3人=3,240円の割引をずっと受けられることになります。
これはかなりお得ですね。元々の料金が安い格安SIMでここまで高額の家族割が用意されているところは他にはありません。
さらに、Yモバイルは他の格安SIMより通信速度が速く安定しているという特徴があります。
一般的な格安SIMだと速度が遅くなる平日お昼や夕方も通信速度が遅くならず、スマホを快適に利用可能です。
両親は仕事の昼休みに、子どもも学校の昼休みや帰宅途中にスマホをたくさん使う、そんなご家族におすすめですよ。
また、制限時の速度も1Mbps(プランSは300kbps)なのでデータ上限超えても快適に利用が可能です。

家族割は最大9回線まで適用となりますので、大家族でも安心ですね。
こんなご家族におすすめ
- それぞれが単体のプランで申し込む予定のご家族
- 格安SIM初心者で大手携帯会社のような料金体系が嬉しいご家族
- PayPayがもらえる特典をとことん活用したい
Yモバイルで家族4人で契約した場合のシミュレーション
家族4人でYモバイルを契約した場合の料金をシミュレーションしてみました。
3GBのシンプルプランSを4人で契約するとします。
契約プラン | 月額料金 | 内訳 |
プランS × 4 | 4,680円 | シンプルプランS(主回線):1,980円 シンプルプランS(2回線目以降):900円×3 |
4人で4,680円という結果でした。1人当たり1,170円で3GBのデータ通信量が使える計算になりますね。
一般的な格安SIMの3GBプランと同じ水準で他社を圧倒する通信速度ですから、かなりお得と言えます。
Y!mobile公式サイト
③BIGLOBEモバイル:家族割がお得!Youtubeがギガ消費無しで見放題!
続いてのBIGLOBEモバイルはYoutubeなどのエンタメサービスをよく使う方にオススメです。
BIGLOBEモバイルは通常のプランに月額308円のエンタメフリー・オプションを加える事でYoutubeをはじめ、21種類以上のエンタメサービスがギガ消費無しで利用可能となります。
また、家族割ももちろんあり、2回線目以降は家族割で月額料金が200円割引されます。
家族5人で契約する場合は200円×4人=800円がずっと割引されます。
先にご紹介をしたYモバイルより割引金額は少ないですが、BIGLOBEモバイルは基本の月額料金がとても安いので、そこからさらに割引と考えるととてもお得です。
さらに今なら契約から1年間の割引特典もあり、6GBのプランで2回線契約した場合は以下のようになります。
1回線目 (音声通話SIM 6GB) |
2回線目 (音声通話SIM 6GB) |
|
1年間特典料金 | 1,320円 | 1,100円 |
2年目以降 | 1,870円 | 1,650円 |

なお、デメリットとしては割引を適用できるのが最大4回線までと少なめな点です。
こんなご家族におすすめ
- Youtubeなどのエンタメサービスを良く利用する方
④mineo:家族割がある&余った容量を家族で分けられる
家族割と容量のシェア、両方あるのがmineoです。
mineoの家族割では、1回線につき50円の割引が受けられます。割引額は少ないですが、家族割がある格安SIMは非常に貴重ですね。
しかも家族だけでなく主契約者本人の月額料金も割引になります。


mineoには厳密にはシェアプランはありません。しかし、余ったデータ通信量を家族で分け合える「パケットシェア」が便利です。
mineoはデータ容量繰り越しに対応しており、余ったデータ通信量を翌月に繰り越して使えます。パケットシェアはその繰り越したデータ通信量を最大10回線でシェアできる機能です。
最初に家族でグループを組んでおけば以降は自動的にシェアされるので、実質シェアプランのように使えます。

通常のシェアプランだと誰か1人が使いすぎると全員に速度制限がかかるというデメリットがあります。しかし、mineoのパケットシェアはあくまでも繰り越したデータ通信量をシェアするだけです。
実際はそれぞれがプランを契約するので、1人が速度制限にかかっても、全員がかかるということはありません。mineoならシェアプランのデメリットを気にすることなく容量を賢くシェアできますね。
こんなご家族におすすめ
- それぞれが固定データ量を契約しつつパケットシェアをしたいご家族
家族4人で契約した場合のシミュレーション
家族4人でmineoを契約した場合の料金をシミュレーションしてみました。
mineoは3GBのプランが無いので、5GBの音声通話SIMを4人分契約するとします。
契約プラン | 月額料金 | 内訳 |
5GBプラン | 5,320円 | 5GB:1,380円×4 家族割引:-50円×4 |
4人で5,320円という結果でした。家族割が適用され、月額料金が合計で200円割引されています。
1人当たり1,330円で5GBのデータ通信量が使え、さらに余ったデータ通信量を分け合うことが可能です。一般的な5GBプランより安いですし、家族で分け合うこともできるのでマイネオもご家族での契約にはおすすめですね。
その他家族割引がある格安SIM


大手携帯会社では当たり前にある家族割引ですが、格安SIMではほとんどありません。
ここまでに紹介したUQモバイルとmineo以外だと、家族割があるのはワイモバイルだけです。格安SIMはもともと月額料金が安く、コストもあまりかけられないので家族割がほとんど実施されていません。
正直、そもそもの料金が安い格安SIMでは、これ以上料金を安くするのが厳しいんですね。
ただ、家族割引がなくても総合的に見たら、格安SIMは大手携帯会社より安くなることは間違い無いでしょう。
家族で格安SIMを契約する際の注意点3つ
家族で格安SIMを契約する際には以下の3点に気を付けてください。
- 1つの名義にまとめる時は転出元で先に名義変更をする必要がある
- 家族割引は契約後申請する必要がある場合もあり
- 店舗契約だとスマホ本体がセット購入できない場合が多い
①1つの名義にまとめる時は、転出元で先に名義変更をする必要がある(不要な場合も)
家族でまとめて格安SIMに乗り換える際は「名義」に注意しましょう。
MNPを利用してシェアプランに乗り換える場合、転出元で名義を1つに統一しておく必要があります。
格安SIMのシェアプランでは代表者1人が契約し、その契約にSIMカードを追加して容量をシェアします。
つまり、追加SIMの名義は契約した代表者と同じです。
そのため「シェアプランにMNPする場合はその代表者の名義にしないといけない」というわけなんですね。例えば父親名義で格安SIMを契約してシェアプランを利用する場合は、転出元の名義を父親で統一しておかないといけません。


なお、今回紹介したIIJmioについては名義を統一せずにMNP転入することが可能です。
名義がバラバラのまま乗り換えられるので、乗り換える前に名義変更手続きをする手間が省けます。
ちなみにIIJmio以外にもBIGLOBEモバイルとNifMOの2つは名義を統一せずシェアプランが利用できます。
ただ、シェアプランを使うならIIJmioのほうがおすすめです。
②家族割引は契約後申請する必要がある場合もあり
家族で契約した際に月額料金が割引される「家族割」は契約後に申請をする必要がある場合があります。
例えばmineoの場合はそれぞれがSIMカードを契約した後、代表者が家族割の適用を申し込まないといけません。
このようなケースでは、申し込みを行わないと通常通りの料金を請求されてしまいます。家族割を利用する際は契約後に申請や申し込みが必要がどうかしっかりチェックしておきましょう。
③店舗契約だとスマホ本体がセット購入できない場合が多い
格安SIMとスマホのセット購入を考えている場合は、店舗ではなくWEBから申し込むのがおすすめです。
セット購入できるのはWEBだけで、店舗だとSIMカードのみの契約しかできないという格安SIMが多いためです。
例えばIIJmioでもスマホのセット契約ができるのはウェブ申し込みのみとなります。
セット購入を取り扱っていても、店舗だと在庫や取り扱い端末数が少なくて目当ての端末が置いていないこともあります。
WEBと異なり、店舗に行ってみないと在庫状況が分からないのもデメリットですよね。

スマホ本体をセット購入したい場合はWEBから申し込むのがおすすめですよ。
家族で契約する際は店舗に家族ごと行くべき?それともWEB申し込みするべき?
格安SIMを契約する方法はWEBと店舗の2つがあります。
どちらでも契約できますが、家族で契約する場合はどちらのほうがお得なのでしょうか?


結論:店舗だと楽だが、お得度はWEBの方が高い!WEBなら家族全員の予定を合わせる必要もなし!
結論から言うと、楽なのは店舗ですが、お得なのはWEBです。
店舗の場合、分からないことを店員さんと相談しながら契約できるというメリットがあります。
しかし、WEBのほうがお得なキャンペーンを実施している格安SIMが多いです。
WEB申し込みは、人件費やテナント料を節約できる分、お得な限定キャンペーンが実施されているケースが多々あるんですね。
申し込み方法1つで、ここまでお得度が変わるのであれば、ウェブを検討しないのは勿体なさすぎるでしょう。
また、店舗の場合は家族全員でいかないと契約できないことがあります。WEBなら本人確認書類さえあれば家族全員で予定を合わせる必要がないので、申し込みしやすい点もメリットですね。
まとめ
以上、家族で利用する際におすすめの格安SIMや注意点をまとめました。
ポイント
- シェアプランを利用したいならIIJmioがおすすめ
- Yモバイルは家族割がお得
- mineoは家族割と容量シェアの両方ができる
- MNPでまとめて乗り換える場合は転出元で名義を統一しておく
- IIJmioは名義を統一せずにMNP転入できる
- 家族割引は契約後に申請が必要なものがある
- 格安SIMの申し込みはWEBから行うのがおすすめ
ご紹介してきたように、家族で格安SIMを利用する場合はIIJmio、UQモバイル、mineoの3つがおすすめです。
それぞれで特徴が異なるので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
家族で利用する際の注意点はいくつかありますが、とくに気を付けたいのが名義です。格安SIMへの乗り換えを検討しているなら、一度名義を見直しておくことをお忘れなく!
Y!mobile公式サイト