格安SIMとして非常に人気のワイモバイル・UQモバイル両社ですが、いざ契約を考えた時に「どっちがお得なの?」と思う方もいらっしゃいますよね。
そこで、当記事ではワイモバイルとUQモバイルにおける違いを詳しく比較・解説しました。
当記事を読むことで、最終的にあなたがどちらを契約すれば良いかが丸わかりです!是非参考にしてください。
目次
- 1 ワイモバイルとUQモバイルのサービスを比較|料金、機能、電波などの違いを大まかにチェック!
- 2 ワイモバイルとUQモバイルそれぞれの魅力を比較
- 3 ワイモバイルとUQモバイル速度比較
- 4 ワイモバイルとUQモバイルの取り扱いスマホ比較
- 5 ワイモバイルとUQモバイルの店舗数比較
- 6 ワイモバイルとUQモバイルの料金プランにおける各種割引を改めて比較!
- 7 ワイモバイルとUQモバイルのキャンペーン比較
- 8 ワイモバイルとUQモバイルの共通点
- 9 結論:ソフトバンクの光回線・Yahoo!ショッピング利用者はワイモバイル、それ以外はUQモバイルがおすすめ
- 10 【参考】ドコモにはサブブランドってないの?
- 11 まとめ:UQモバイルとワイモバイルはどちらもお得!細かいポイントで検討しよう
ワイモバイルとUQモバイルのサービスを比較|料金、機能、電波などの違いを大まかにチェック!
では、まずワイモバイルとUQモバイルのサービスの違いを見ていきましょう。
冒頭でご紹介したように、ワイモバイルとUQモバイルでは料金プラン自体はさほど差はありません。
しかし、利用できる通話オプションや細かい機能を見ていくと、実は違いがたくさんあるんです。
どちらも大手キャリアのサブブランドとして展開中!回線は高速で快適
ワイモバイルとUQモバイルは、どちらも大手キャリアの「サブブランド」と呼ばれる格安SIMです。
MVNOと呼ばれる一般的な格安SIMでは、使う回線を大手キャリアから借りて使用しています。
MVNOが大手キャリアから借りる回線は回線帯域の一部だけなので、利用者が多いお昼などは回線が混み合いやすく、速度も下がりやすくなっていることに注意しなければいけません。
サブブランドのワイモバイルやUQモバイルは、大手キャリア自らが手掛けているため、回線利用の制限がありません。
そのまま自己所有の広いものを使える結果として混み合いづらく、MVNOだと遅くなりやすい時間帯でも高速で通信できます。
ショップでのサポートも受けられる
ワイモバイルやUQモバイルは大手キャリア提供であるため、サポートを受けられるショップが町中にたくさんあるのも魅力です。
ワイモバイルはワイモバイルショップやソフトバンクショップ、UQモバイルもUQスポットやauショップ、au Styleで申し込みや契約内容の変更など色々な手続きができます。
サブブランドは、料金が安い格安SIMでありながらも大手キャリアに近い便利さ・快適さを持つのが特徴です。
UQモバイルとワイモバイルの料金プランを比較|基本料金はどちらがお得とも言い難い
両社のメインとなるプラン同士を比較してみましょう。
ワイモバイルのメインとなるのは「シンプル2 S/M/L」です。
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要 | |||
S | M | L | |
月額料金 | 2,365円 | 2,915円・4,015円 | 2915円・5,115円 |
各種割引適用後料金 (契約翌月以降) |
1,078円 | 1,078円・2,178円 | 1,078円・3,278円 |
データ容量 | 4GB | ~1GB・20GB | ~1GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
4GBから30GBまで3段階のプランを選ぶことができ、家族割引(1,100円割引)またはソフトバンク光など対象のインターネット回線とのセット割引であるおうち割光セット(A)(Sは1,100円/MとLは1,650円割引)も利用できます。
家族割引により2回線目以降は自動で割引あり、ソフトバンク光またはSoftBank Airを契約すればおうち割光セット(A)を申し込んで1回線目から月額割引を受けることもできますよ。
両方の割引を併用することはできないため、1回線目から割引が適用される・シンプル2 M/Lの割引額が高いおうち割光セット(A)の方がお得です。
また、以前は10分かけ放題が無料で付いてきましたが、現在は有料オプションとなっています。
オプション名 | オプション内容 | 月額料金 |
だれとでも定額 | 1回10分までの通話が何度でも無料 | 880円 |
スーパーだれとでも定額 | 完全かけ放題 | 1,980円 |
※この表は、右にスクロールできます。
通常の通話料金は、30秒22円ですよ。
UQモバイル料金プランは3種類で構成されています。
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン | |
データ量 | 4GB | 1~15GB | 20GB、10分かけ放題付帯 |
月額基本料(税込) | 2,365円 | 3,465円(通信量1GB以下2,277円) | 3,278円 |
各種割引 | 自宅セット割(-1,100円) 家族セット割(-550円、自宅セット割と併用不可) au PAYカードお支払い割(-187円) |
× | |
割引適用後最安料金 | 1,078円 | 2,178円(通信量1GB以下990円) | 割引不可 |
契約期間 | 縛り一切なし、契約解除料もなし | ||
低速時速度 | 300Kbps | 1Mbps | 1Mbps |
節約モード | ○ | × | × |
※この表は、右にスクロールできます
UQモバイルではauでんきまたはauひかり等の対象ネット回線とのセット割・自宅セット割を用意していたり、au PAYカードで支払えば187円の割引を受けられたりします。
家族で使う場合も、550円引きになりますよ。(自宅セット割とは併用できません)
これらの割引を受けることで月額料金をより安く抑えられます。
ワイモバイルも家族で使えば2回線目以降1,100円引き、ソフトバンク光かSoftBank Airを使えば1回線目から4GB1,078円~の料金で使えます。
4GBプランは同額ですが、割引後のUQモバイルの15GBとワイモバイルの20GBが同じ金額のため、割引条件を満たしているのであればワイモバイルの方がお得です。
UQモバイルの通話料金は通常30秒22円、かけ放題系の通話サービスは有料オプションとして用意されています。
オプション名 | オプション内容 | 月額料金 |
かけ放題(10分/回) | 1回10分までの通話が何度でも無料 | 880円 |
通話パック(60分/月) | 毎月60分まで通話が無料 | 550円 |
国内通話かけ放題 | 完全かけ放題 | 1,980円※コミコミプランは1,100円 |
※この表は、右にスクロールできます。
10分かけ放題、完全かけ放題ともにワイモバイルより110円高くなっている点にご注意ください。
ただし、UQモバイルではかけ放題だけでなく毎月60分まで550円の定額で通話ができる通話パックも選べます。
1ヶ月に通話をする時間がある程度決まっているなら、UQモバイルのほうがお得です。
ただ、そもそもLINEが中心で電話はほとんどしないからオプションは不要、という方も多いですよね。
無理に通話オプションを申し込む必要はないので、必要な場合のみ申し込んでみてください。
ココがポイント
- ワイモバイルは家族割引で2回線目・おうち割で1回線目から、UQモバイルには自宅セット割で1回線目からの月額料金が4GB1,078円になる
- 使えるデータ容量をふまえると、割引条件を満たしているのであればワイモバイルの方がお得
- 割引条件を満たしていない状態で20GB使うならUQモバイルのコミコミプランの方がお得
料金プラン以外のUQモバイルとワイモバイルのサービスを比較
続いて、料金プラン以外のサービスで両社を比較してみました。
ワイモバイル | UQモバイル | |
使われている回線(電波) | ソフトバンク | au |
無制限かけ放題 | 〇(スーパーだれとでも定額) | 〇(国内通話かけ放題) |
留守番電話 | 〇(無料) | 〇(月額380円) |
節約モードによる速度切り替え | × | 〇(ミニミニプランのみ) |
低速通信時の最大速度 | 300kbps(S)・1Mbps(M/L) | 300kbps(ミニミニ) 1Mbps(トクトク/コミコミ) |
キャリアメール | 〇(無料) | 〇(月額220円) |
データ繰り越し | 〇 | 〇 |
5G対応 | 〇 | 〇 |
データシェア | 〇 | × |
LINEの年齢認証 | 〇 | 〇 |
ローミング | 〇 | 〇 |
家族割 | 〇(2回線目以降が割引対象) | ○(1回線目から割引対象) |
電気とのセット割 | 〇 | 〇 |
ネット回線とのセット割 | 〇 | 〇 |
店舗数 | 約2,600(2023年1月時点) | 約2,700(2023年1月時点) |
※この表は、右にスクロールできます。
こうして比較してみると、意外とたくさんの違いがあることが分かりますね。
ワイモバイルは留守番も無料で利用可能です。電話を多用する方はワイモバイルのほうが向いていると言えますね。
他にもLINEの年齢認証やローミングによるデータ通信など、一般的な格安SIMでは利用できない機能が使えるのも魅力です。
一方、UQモバイルはデータ通信関連のサービスが充実しています。
低速通信と高速通信との切り替えが可能で、ワイモバイルと同様にデータ繰り越しもできるので、余ったデータ通信量も無駄なく利用できます。
データ通信量だけを見るとデータ増量オプションがあるワイモバイルが多いですが、使い勝手を考えるとデータ通信重視ならUQモバイルがおすすめです。
なんといっても節約モードを使っていつでも通信量の節約ができることが、UQモバイルの魅力となっていますよ。
60歳以上は通話料金がどちらも割引に!
UQモバイルもワイモバイルも、60歳以上は通話オプションが割引になります。
UQモバイルでは1,980円の通話放題が880円になり、220円のキャリアメールも無料で使えますよ。
ワイモバイルも60歳以上のスーパーだれとでも定額(S)が1,100円割引の、1,770円で使えます。
ワイモバイルとUQモバイルそれぞれの魅力を比較
ワイモバイルとUQモバイルの一般的な違いが分かったところで、続いてはそれぞれの特徴をもっと詳しく見ていきましょう。
それぞれの特徴をしっかり把握することで、どちらが自分に合っているかを理解できますよ。
ワイモバイルの特徴|気軽に使える家族割あり、Yahoo!プレミアム特典付きでYahoo!ショッピングでの買い物もお得!
まずはワイモバイルの特徴をまとめてみました。
ワイモバイルの特徴
- 留守番電話やキャリアメールが無料
- 家族割、ソフトバンクの光回線とのセット割がある
- Yahoo!プレミアムが無料で使える
- Yahoo!ショッピング利用時に+2%のPayPay残高が還元
- ワイモバ親子割が開催中(おそらく2023年5月末頃まで継続)
ワイモバイルはキャリアメールが無料で使えるので、キャリア発行のメールをガラケーユーザーとの連絡や会員サイトへの登録などで活用したい場合はUQモバイルより便利です。
ワイモバイル最大の特徴は家族割と光回線とのセット割でしょう。
家族まとめて利用するなら圧倒的に安いです。
月額990円から利用できるのは最近新プランを発表したmineoや楽天モバイルと比較しても安いです。
UQモバイルの特徴
続いてUQモバイルの特徴を見ていきましょう。
UQモバイルの特徴
- アプリからいつでも速度切り替えが可能
- 1回線目からでも月額1,628円と安い
- 電気サービスとのセット割がある
- 親子応援割がスタート(2022年11月18日~)
アプリから通信速度の高速/低速を自由に切り替えられるので、データ通信を使わない時は低速にして節約することが可能です。
プランM・Lなら最大1Mbps対応なので、節約モード利用中でも普通にYouTubeの視聴やSNSの利用などができますよ。
ただ、節約モードを活用したりして「データを賢く使う」こと自体が面倒に感じる方にとっては、UQモバイルのメリットはそこまで大きくないかもしれませんね。
私は節約モードの活用についてとくに気にならないタイプだったのですが、私の姉は「いちいち速度切り替えをするのは面倒くさい」と言っていました(笑)
基本料金が安いのでセット割を使わないならUQモバイルがお得、またauでんきとのセット割があるので固定回線を使っていない方でも月額料金を抑えられるのも嬉しいですね。
ワイモバイルとUQモバイル速度比較
「スマホ代は安くしたいけど、これまで通りにサクサク使えないなら乗り換えるのは嫌だな…」と不安を抱えている方も非常に多いでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルはともに大手キャリアのサブブランドなので、幸いなことに通信速度は非常に速いです。
一般的な格安SIMだと速度が低下する平日お昼でも、安定した速度が出るので快適に使えます。
ワイモバイルの通信速度 | UQモバイルの通信速度 | |
下り平均速度 | 87.78Mbps | 81.42Mbps |
上り平均速度
|
15.48Mbps | 13.23Mbps |
※この表は、右にスクロールできます。
※出典:みんそく
※7月9日〜10月9日(直近3ヵ月)の平均速度です。
通信速度に極端な差はなく、どちらも常時通信速度が速いので普通に使う分には全く差はありません。
私もワイモバイル、UQモバイル両方契約していますが、速度で不満を感じたことは正直1回もありません(本当です)。
大手携帯会社を使っていた時と同じようにサクサク使えています。
この2つであれば、速度に関しては不安に感じる必要は全く無いですね。ワイモバイルとUQモバイルなら、通信速度を重視する方でも十分満足できるでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルの取り扱いスマホ比較
ワイモバイルまたはUQモバイルへの乗り換えと同時にスマホも新しくしたいという人も多いでしょう。
どちらもスマホとのセット契約をすることが可能ですが、購入できるスマホのラインナップが異なります。
ここからは、ワイモバイルとUQモバイルを取り扱っているスマホで比較してみます。
iPhoneのラインナップは同じ
ワイモバイルとUQモバイルはどちらもiPhoneを取り扱っています。
両社のオンラインショップにおいて、2023年10月時点で取り扱っているiPhoneをまとめてみました。
取り扱っているiPhone | |
ワイモバイル | iPhone SE 第3世代(64GB/128GB/256GB) iPhone 12(64GB/128GB/256GB) |
UQモバイル | iPhone SE 第3世代(64GB/128GB/256GB) |
※この表は、右にスクロールできます。
Androidはどちらもオリジナルスマホが豊富に用意されている
ワイモバイル、UQモバイルともにiPhone以外にも豊富なAndroidスマホを用意しています。
取り扱っているAndroidスマホの例 | |
ワイモバイル | AQUOS wish3
moto g53 5G OPPO Reno9 A かんたんスマホ3 Android One S10 Libero 5G III Xperia Ace III |
UQモバイル | Xperia 10 Ⅴ
Galaxy S22 Galaxy A54 5G Google Pixel 6a BASIO active AQUOS sense7 Galaxy A23 5G Google Pixel 7 Xperia Ace III arrows We |
Androidについては扱っている端末が全く違うため、一概にどちらが良いとは言えません。
ただ、どちらも他社にはないオリジナルなスマホが豊富に用意されているという共通点があります。
ワイモバイルは長期間のアップデートが保証されている「Android One」シリーズやコスパの高い「Libero」シリーズを独占的に扱っています。
ワイモバイルのAndroid端末におけるスペックはいずれも低め~ほどほどで、出費を抑えて新品のAndroidスマホを購入したいライトユーザーにおすすめです。
一方、UQモバイルもGoogle Pixel 6aやGalaxy A54 5Gなど色々なスマホを取り扱っています。
キャリアの型落ちモデルとなるGalaxy S22やPixel 7も取り扱われているなど、ハイエンドスマホの販売にも積極的となっています。
どちらも性能的には下~中程度のものが中心で、日常用途では快適に行えつつ価格が安いことが特徴ですね。
ワイモバイルとUQモバイルの店舗数比較
サポート対応などを受ける時に、店舗に気軽に脚を運べると嬉しいですよね。
ワイモバイルとUQモバイルは、どちらも実店舗がたくさんあります。
Mon, 23 Oct 2023 05:49:48 +0000時点ではワイモバイルショップが約2,600店舗、UQモバイル取扱店は約2,700店舗です。
ワイモバイルはソフトバンクショップでもサポート可能、UQモバイルもauショップやau Styleで取り扱いを開始しました。
ワイモバイルとUQモバイルの店舗展開は、ほぼ互角と言って良いでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルの料金プランにおける各種割引を改めて比較!
ここからは、ワイモバイルとUQモバイルの家族割やネット回線等とのセット割を比較していきます。
ワイモバイルとUQモバイルの家族割を比較
ワイモバイル・UQモバイルのどちらも、家族で契約すればもれなく家族割を適用することができます。
ワイモバイル | UQモバイル | |
家族割引額 | 2台目以降1,100円 | 1台目から550円 |
ワイモバイルは2台目以降1,100円割引を受けられますが、UQモバイルは1台目から550円割引されます。
ただし、ワイモバイルとUQモバイルの家族割は後述するセット割引とは併用できません。
家族で乗り換える場合でも、セット割引を受けられるのか確認してから選ぶことをおすすめします。
ワイモバイルとUQモバイルの、電気サービスとのセット割を比較|UQモバイルが充実
電気サービスとのセット割に対応しているのは、UQモバイルとワイモバイルの両方ですが、充実しているのはUQモバイルです。
ワイモバイル | UQモバイル | |
割引額 | 110円 | ミニミニ・トクトク:1,100円 |
UQモバイルは、auでんきとのセット割「自宅セット割」を利用できますよ。
auでんきに乗り換えればPontaポイントも電気の利用金額に応じて貯められるので、必要に応じて活用してみてください。
また、ワイモバイルはおうちでんきとの割引を適用することで、1回線ごとに110円の割引が2年間受けられます。
ワイモバイルとUQモバイルの、ネット回線とのセット割引を比較
ワイモバイルとUQモバイルは、共にインターネットとのセット割があります。
ワイモバイル | UQモバイル | |
セット割引額 | シンプル2 S:1,100円 シンプル2 M/L:1,650円 |
1,100円 |
セット割対象サービス | SoftBank Air SoftBank光 |
auひかり コミュファ光 eo光 Pikara MEGAEGG BBIQ ビッグローブ光 So-net光 @T-COM光 @nifty光 ケーブルテレビ回線 WiMAX |
※この表は、右にスクロールできます。
両社ともにセット割引を行っていますが、セット割引額はワイモバイルのほうが高額です。
ただし、ワイモバイルのほうが基本料金が高いため、割引を受けてUQモバイルと同じ月額料金程度に収まります。
一方でUQモバイルはセット割対象のネット回線が非常に多い特徴があります。
いずれかのネット回線を契約していればセット割が受けられるため、UQモバイルのほうがセット割自体は対象になりやすいでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルのキャンペーン比較
ワイモバイルとUQモバイルのキャンペーンで比較してみましょう。
契約するときはキャンペーンをいかに活用できるかでお得度がかなり違ってくるので、ここは結構大事なところです。
一言で言うと、ワイモバイルはPayPayポイント還元、UQモバイルはau PAY残高の還元が受けられます。
ワイモバイルは、公式オンラインストアからエントリーしてSIM/eSIMを契約すると最大20,000円分のPayPayポイントをもらえます。
金額は定期的に変化しているので、最新の還元額は公式サイトをご覧ください。
PayPayは今使えるお店がどんどん増えていますから、活用方法も豊富で嬉しいですよね。
ワイモバイルの最新キャンペーン情報はこちら!
一方、UQモバイルも最大20,000円相当のau PAY残高をもらえます(2023年9月時点)
キャッシュバックはミニミニ・トクトク・コミコミプランが対象ですが、au・povo以外から乗り換え+増量オプションII加入で契約すれば満額還元を受けられます。
ワイモバイル、UQモバイルともにキャンペーンを受けられるのはウェブの限定ページから申し込んだ場合です。
どちらも店舗がたくさんあるので店舗に行ってしまいがちですが、店舗から申し込むとキャンペーンによる満額還元を利用できません。
ウェブのほうが申し込みが楽ですし、お得なキャンペーンも受けられます。ワイモバイル、UQモバイルともに申し込むならウェブからがおすすめです。
ワイモバイルとUQモバイルの共通点
ワイモバイルとUQモバイルの違いや、それぞれの格安SIMの特徴などについて詳しくご紹介してきました。
一方で、ワイモバイルとUQモバイルには次の7つの共通点があります。
ワイモバイルとUQモバイルの共通点
- どちらもサブブランド、安定した高速通信ができる
- キャリアより安い料金
- 容量超過後も通信可能
- データ繰り越しや5Gに対応している
- 10分かけ放題や24時間かけ放題のオプションがある
- 店舗でのサポートを受けられる
- 口座振替で支払える
共通点①:安定した高速通信ができるサブブランド
冒頭でもお話ししたように、ワイモバイルとUQモバイルはどちらもキャリアが運営しているサブブランド、ワイモバイルはソフトバンク、UQモバイルはau(KDDI)が運営元です。
自社の回線を自由に使うことができるため混雑しづらく、サポート体制も充実していることが魅力です。
先ほど紹介したように、ワイモバイルとUQモバイルは、どちらも通信速度が速くて安定しています。
格安SIM15社の中の順位では、ワイモバイルが5位、UQモバイルが2位。どちらも通信速度が速いことが分かります。
ちなみに、YouTube動画を快適に見られる通信速度は、フルHD(1080p)が5Mbpsで、4K(2160p)が20Mbpsくらいだと考えられています。
どちらの格安SIMも大幅に上回っているため、どちらを選んでも安定した高速通信ができるでしょう。
共通点②:キャリアより安い料金
ワイモバイルとUQモバイルは、キャリアより月額料金が安いことが共通点です。両社の料金プランについては先ほどご紹介しましたが、ここで改めてまとめておきましょう。
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要 | |||
S | M | L | |
月額料金 | 2,365円 | 2,915円・4,015円 | 2915円・5,115円 |
各種割引適用後料金 (契約翌月以降) |
1,078円 | 1,078円・2,178円 | 1,078円・3,278円 |
データ容量 | 4GB | ~1GB・20GB | ~1GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
UQモバイル 料金プラン概要
ミニミニプラン
トクトクプラン
コミコミプラン
月額基本料
2,365円
2,277円・3,465円
3,278円
月額基本料
(最大割引時)1,078円
990円・2,178円
割引無し
データ量
4GB
1GB・15GB
20GB
低速時速度
最大300Kbps
最大1Mbps
通話料
22円/30秒
無料通話
付帯なし
10分以内通話無料
データ繰り越し
◯
5G対応
◯
※この表は、右にスクロールできます。
キャリアの料金プランはデータ容量や条件などが異なりますが、基本的に割引を全て利用したとしてもここまで安くはならないことがほとんど。
例えば、auは使い放題プランが月額7,238円、小容量プランは1GB3,465円かかってしまいます。
ソフトバンクも使い放題だと7,238円、小容量プランは1GB3,278円です。
ワイモバイルとUQモバイルはどちらもキャリアより月額料金が大幅にお得なので、通信量を節約したい方におすすめです!
共通点③:容量超過後も通信可能
データ容量を超過しても使い続けられることも、ワイモバイルとUQモバイルの共通点です。
どちらの格安SIMでも、容量超過後も次のように一定の最大通信速度で通信できます。
料金プランのデータ容量 | データ容量超過後の最大通信速度 |
4GB | 300Kbps |
UQモバイル:15GB ワイモバイル:20GB |
1Mbps |
UQモバイル:20GB ワイモバイル:30GB |
1Mbps |
※この表は、右にスクロールできます。
ワイモバイルとUQモバイルは、4GBプランを超過後は最大300Kbpsと遅めになりますが、15GB(20GB)と30GBのプランなら最大1Mbpsで使い続けられます。
いくら月額料金が安くても、容量超過後の速度が遅すぎるとストレスがたまってしまいますよね。
ワイモバイルとUQモバイルなら、データ容量超過後も比較的快適に使い続けられます!
共通点④:データ繰り越し・5Gに対応している
ワイモバイルとUQモバイルはどちらも、データ容量の繰り越しと5Gに対応しています。それぞれのサービス内容もほとんど同じです。
データ容量の繰り越しとは、当月中に使い切らずに余ったデータ通信量を、翌月に繰り越すことができるシステムです。
どちらの格安SIMでも、繰り越せるのは翌月までという制限はありますが、スマホをあまり使わなかったときも損をしないのは魅力的です。
また、高速で通信可能な5Gに対応していることも両社の共通点であり、魅力でもあります。
共通点⑤:10分かけ放題・24時間かけ放題のオプションがある
ワイモバイルとUQモバイルは、どちらも通話オプションの選択肢が充実しています。
両社の通話オプションについては先ほどもご紹介しましたが、改めてまとめておきましょう。
ワイモバイルの通話オプション | |
通話オプション | 月額料金(税込) |
だれとでも定額(10分かけ放題) | 880円 |
スーパー誰とでも定額(24時間かけ放題) | 1,980円 |
※この表は、右にスクロールできます。
UQモバイルの通話オプション | |
通話オプション | 月額料金(税込) |
通話放題ライト(10分/回) | 880円 |
通話放題(24時間いつでも) | 1,980円 |
通話定額(60分) | 550円 |
※この表は、右にスクロールできます。
880円のオプションは1回あたり10分以内の電話が無料に、1,980円のオプションは24時間いつでも無料で通話できます。
ワイモバイルとUQモバイルは通話オプションが充実しているので、電話をかけることが多い人も「意外と高くてビックリ!」なんて心配はありません!
共通点⑥:店舗でのサポートを受けられる
ワイモバイルとUQモバイルはどちらもキャリアのサブブランドなので、全国各地に実店舗を展開しています。
格安SIM初心者の方には、分からないことや不安がたくさんありますよね。
契約のときや何か問題が起きたときに、オンラインや電話での対応だけだと心細いこともあるでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルなら、実店舗で手続きや問い合わせができるので、手続きやサポートに不安がある方も安心です!
共通点⑦:口座振替での支払いができる
ワイモバイルとUQモバイルは、どちらも口座振替で月額料金の支払いができます。
格安SIMでは支払い方法にクレジットカード払いしか選べないところが多く、クレジットカードがなければ契約できないこともあります。
ワイモバイルとUQモバイルでは口座振替を選べるので、クレジットカードがなくても問題なく契約できます。
結論:ソフトバンクの光回線・Yahoo!ショッピング利用者はワイモバイル、それ以外はUQモバイルがおすすめ
結論としては、以下のようになります。
結論
- 単体で契約をするなら基本料金が安価・節約モードも使えるUQモバイル
- 家族割やソフトバンクネット回線とのセット割、Yahoo!ショッピングを利用するならワイモバイル
- auでんきやauひかり等のネット回線とのセット割を活用するならUQモバイル
UQモバイルはデータ通信周りの使い勝手で、ワイモバイルをリードしています。
通常の月額料金も安価なので、基本的にはUQモバイルのほうがおすすめと言えます。
ただし、ご自身もしくは家族のどなたかがソフトバンク光/Airを利用している方や、Yahoo!ショッピングを頻繁に利用する人はセット割を利用できるワイモバイルの方がお得になります。
ソフトバンク光/Airとのセット割である「おうち割光セット(A)」は割引額が大きくなりますよ。
しかし、UQモバイルにもセット割があるので、条件を満たせるならどちらを選んでも料金は3GB990円~で共通となります。(2023年の家族割もそれぞれ条件を満たせるなら同額)
また、ワイモバイルユーザーならYahoo!ショッピング利用時に最大12%還元というお得な還元を受けられます。
普段からYahoo!ショッピングをメインで利用しているなら、ワイモバイルにするだけで節約につながるでしょう。
ということで、
結論
- ソフトバンク光/Air利用者はワイモバイル
- Yahoo!ショッピング利用者もワイモバイル
- それ以外の人、またauでんき、auひかり等のセット割対象ユーザーはUQモバイル
と考えると分かりやすそうですね。
なお、スマホセット契約の予定の方は「取り扱いスマホ」や「販売価格」も気になりますよね?
そんな方のために、別途専用の記事を用意しました。
「スマホセット契約ワイモバイルとUQモバイルどっちが得?機種ごとに徹底調査。」では、それぞれの
- 取り扱いスマホ
- 販売価格
- お得度
を比較していますので、こちらも合わせて参考にしてみてくださいね。
また乗り換えに関する体験談や乗換方法については、以下の記事で紹介しています。
【参考】ドコモにはサブブランドってないの?
auはUQモバイル、ソフトバンクはワイモバイルといったサブブランドを展開中ですが、ドコモではとくに展開されていません。
代わりに月額2,970円で20GB+5分かけ放題のahamoがあったり、irumoという小容量の格安料金プランを取り扱っています。
ahamoはドコモショップでの申込みや手続サポートを1回3,300円の有料で受けられるので、サブブランドのような安さのドコモ回線のサービスを利用したい場合は検討してみてくください。
まとめ:UQモバイルとワイモバイルはどちらもお得!細かいポイントで検討しよう
UQモバイルとワイモバイルは基本的なサービス内容がほぼ同じですが、どちらもお得な格安SIMです。
料金プランやキャンペーンはどちらも非常にお得なため、それ以外の部分やサービス内容で決めましょう!
ポイント
- 通常料金や家族割引、Yahoo!ショッピングでの還元重視ならワイモバイル、電気とのセット割ならUQモバイルがおすすめ
- ワイモバイルならYahoo!ショッピングユーザーはよりお得に買い物ができる
- UQモバイルはデータくりこし対応、ミニミニプランなら速度切り替えが可能
- ネット回線とのセット割はどちらにも存在、割引後はワイモバイルの方がお得
- 店舗はどちらも2,000店舗以上
- 通信速度はどちらもサブブランドなのでかなり高速
- どちらも申し込みはウェブから行うのがお得
対象サービスとのセット割引等はどちらでも利用可能ですが、それぞれ対応するサービスが異なるので自分に合うものがおすすめになります。
ワイモバイルならYahoo!プレミアムが無料で利用できるようになるなど、さらにお得なメリットもありますよ。
データ通信を重視するなら、節約モードでいつでも通信量を抑えられるUQモバイルがおすすめです。
UQモバイルは低速通信の品質が良く、速度切り替えもできるのでデータ通信量を節約しやすいです。
「賢くデータを使いたい」という方にも向いていると思いますよ。
なお、最後の方にご紹介しましたが、どちらを利用する場合でも申し込みはウェブから行いましょう。
ウェブから申し込めばキャンペーンが利用でき、お得度が圧倒的に変わってきます。
どうせ手間と時間をかけて乗り換えるんですから。一番お得な方法を活用してくださいね。
この記事で、一人でも多くの方がご自身にとって最適な方を見極められていれば幸いです!
なお、当サイトでは主要格安SIM13社をニーズ毎に比較した記事もありますので、その他SIMの情報も見たい方はぜひ併せてご確認ください!