


短期間で利用したい、解約の予定があるけど光回線を使いたい、という人は縛りなしの光回線がおすすめ!2年などの契約期間が定められていないため、好きなときに解約できます。
縛りなしの光回線は料金プラン・インターネットの使い方に合わせて選ぶのが断然お得です。
毎月定額で使える光回線、「エキサイト光」ならインターネットをどれだけ使っても月々の料金は変わりません。動画を見てもゲームをしても、通信量を気にしなくていいんですね。
一方で「インターネットはあまり使わない」という人は、データ量に応じて料金が変わる「BB.excite光 Fit」が安くておすすめですよ!使わない月は通信費を安く抑えられます。


目次
光回線の縛りなしってなに?縛りとは契約期間のこと!
まず光回線の縛りなしとはどういうことなのかおさらいします。光回線の縛りなしとは、契約期間が決められておらず、いつ解約しても違約金が発生しない契約のことです。逆に縛りがある場合は、契約が2年、3年、5年などと決められており、契約期間外に解約すると違約金が発生します。

違約金は事業者によって違いますが、おおよそ10,000円です。光回線会社によっては約20,000円請求されることもあるので、今後解約する予定がある方は契約前に縛りなしプランを検討しましょう。
縛りありでは、契約期間が過ぎた更新月の間に解約すれば、違約金は請求されないという決まりがあります。契約の更新月が過ぎると自動で更新されます。
とはいえ縛りありは、縛りなしよりも契約期間中の月額料金が安いというメリットがあります。では逆に、光回線の縛りなしにはどういったメリットがあるのか、どういう方におすすめできるのか解説します。

金銭的にも心理的にも不安が少ない
光回線の縛りなしとは、契約期間が決められていないプランのことです。では縛りなしプランは具体的にどういったメリットがあるのでしょうか?縛りがない光回線のメリットとして挙げられるのは次の2つです。
縛りなしプランのメリット
- いつでも解約できて気軽
- 月額料金が安め
縛りなしのメリットは、契約期間がなくいつでも解約できるので、精神的に楽であることです。急に引っ越しや転勤があったり、回線速度に不満があって変えたくなったりしても、違約金を払うことなく解約や他社回線へ乗り換えなどができます。

また縛りなしは月額料金が比較的安めな光回線があります。縛りなしの月額料金と縛りありで、500〜2,000円ほど変わってくる場合は、縛りなしがおすすめです。
引っ越し予定がある方やお試しで契約したい方におすすめ
光回線の縛りなしをおすすめできる方は、まず契約しようとしている光回線を2年以上継続する予定がない方です。縛りありであれば、ほとんどの会社が契約期間2年以上と決められています。2年以内に転勤や引っ越しなどをするかもしれない方は、縛りなしがおすすめです。

そして縛りなしは、いろいろな光回線をとりあえず試したい方にもおすすめ。縛りなしはいつでも解約できるので、「やっぱり回線速度が遅いから、ほかのに変えたい」という場合に違約金なしで辞められます。
特に新規で申し込む場合は、回線速度がどれほどなのか、利用してみないとわかりませんよね。これらを踏まえて、縛りなしは、2年以内に転勤や引っ越しをするかもしれない方、光回線をとりあえず試したい方におすすめです。
縛りなしがある光回線が知りたい!4社の料金・速度などを紹介!
光回線の縛りなしの意味や、メリットなどを理解した上で、どんな光回線会社を選べばよいか迷う方もいるでしょう。そこで次に縛りなしでおすすめの光回線を4社紹介します。それぞれ会社の特徴や最大通信速度、対応エリアが異なるので、ご家庭に合った光回線を探してみてくださいね。
「エキサイト光」料金プランがシンプルでわかりやすい
エキサイト光は、エキサイト光株式会社が運営している光回線サービスです。フレッツ光コラボレーション事業者なので、東日本と西日本の全国に対応しています。では料金や速度などみていきましょう。
エキサイト光 | |
---|---|
月額料金 | <戸建て>
4,796円 <マンション> 3,696円 |
最大通信速度 | 1Gbps |
プロバイダ | BB.excite |
対応エリア | 全国 |
※全て税込
通常、光回線はフレッツ光で契約すると、別でプロバイダを契約する必要があります。しかしエキサイト光で契約すれば、光回線とプロバイダがひとつにまとまっているので、契約も支払いも一括ですみます。
さらにエキサイト光は、月額料金も安いんです。月額料金は戸建てでも4,796円(税込)で、さらに契約に縛りがないのも大きなメリットといえます。ほかの大手キャリアの光回線だと、月額5,000円以上はしますが、エキサイト光は5,000円を切っています。

また縛りなしのプランしか存在していないため、違約金はもちろんないですし、いつでも解約できるという魅力があります。好きなタイミングで引っ越しできるので、急な転勤などにも備えられます。
ただその代わり、エキサイト光にはキャンペーンやスマートフォンとのセット割といったサービスはないので注意が必要です。といっても、料金プランがシンプルでわかりやすい点や、縛りがない点、月額料金が安い点などメリットが大きいのでおすすめです!
「BB.excite光 Fit」データ使用量に合わせて月額料金が変わる
BB.excite光 Fitは、BB.exciteが提供している、2020年2月にスタートした光回線サービスです。フレッツ光コラボレーション事業者なので、東日本と西日本の全国に対応しています。では料金や速度などみていきましょう。
BB.excite光 Fit | |
---|---|
月額料金 | <戸建て>
3,520円 <マンション> 2,640円 |
最大通信速度 | 1Gbps |
プロバイダ | BB.excite |
対応エリア | 全国 |
※全て税込
BB.excite光 Fitは、エキサイト光と同じようにプロバイダと一体型となっている光回線です。エキサイト光と違う点といえば、毎月の使用量に合わせて月額料金が変動する点です。
エキサイト光は、毎月定額の料金体系となっていますが、BB.excite光 Fitはスマホのように「〜GB」まで○○円と決められています。料金体系は4段階あり、上記の月額料金は「30GB未満」場合の価格です。

最大料金は、戸建てが500GB以上で5,830円(税込)、マンションが200GB以上で4,180円(税込)かかります。さらに月額料金がただ安いだけでなく、最大1Gbpsと高速で、「IPv6 IPoE」ルーターを使用すれば夜間など混雑時でも高速通信できます!
エキサイト光のように縛りがないので、いつでも解約OKで、違約金も発生しません。BB.excite光 Fitは、フレッツ光やコラボ光からの転用・事業者変更であれば、最初にかかる初期費用が無料になるキャンペーンも実施中です。
「enひかり」UQモバイルユーザーにおすすめ
enひかりは、株式会社縁人が提供している光回線サービスです。フレッツ光コラボレーション事業者なので、東日本と西日本の全国に対応しています。では料金や速度などみていきましょう。
enひかり | |
---|---|
月額料金 | <戸建て>
4,730円 <マンション> 3,630円 |
最大通信速度 | 1Gbps |
プロバイダ | enひかり |
対応エリア | 全国 |
※全て税込
enひかりは契約に縛りがない光回線で、最低利用期間もなくいつでも解約できるサービスです。エキサイト光とBB.excite光 Fitとの違いは、スマホとのセット割ができるところです。後ほど詳しく紹介しますが、enひかりは「UQモバイル」とのスマホセット割が可能です。
さらにenひかりは、フレッツ光と同じ最大通信速度1Gbpsです。オプションとしてenひかり電話550円(税込)や、enひかりテレビ825円(税込)などもつけられます。光回線と電話をセットでオトクに利用したい方や、家の中の自由な場所でテレビを視聴したい方におすすめ!

そしてネット接続に不安を持っている方向けに、enひかりリモートサポート550円(税込)も用意されています。パソコンや周辺機器のことで困ったことがあれば、365日年中無休でサポートをしてくれるんです。
ほかにも日常の困ったことをサポートしてくれる、enひかりライフサポート550円(税込)もあるので、enひかりひとつで生活がより便利になります!
「DTI光」スマホとのセット割が豊富
DTI光は、光回線サービスです。フレッツ光コラボレーション事業者なので、東日本と西日本の全国に対応しています。では料金や速度などみていきましょう。
DTI光 | |
---|---|
月額料金 | <戸建て>
5,280円 <マンション> 3,960円 |
最大通信速度 | 1Gbps |
プロバイダ | DTI光 |
対応エリア | 全国 |
※全て税込
DTI光は、ほかの光回線よりも比較的、月額料金が高めです。しかしほかの光回線と違うところは、後ほど紹介するauスマホや、DTIのSIMカードとのセット割ができる点です。
月額最大1,485円(税込)割引されるので、戸建てで月額3,795円(税込)、マンションで月額2,475円(税込)となりとてもお得!さらに契約に縛りがないので、契約期間も契約解除料もありません。
そしてDTI光は「RBB SPEED AWARD 2015 パソコン測定の部 光コラボレーション」で優秀賞を受賞しています。これは、通信測定アプリでユーザーが1年間に使用したデータを集計し、平均速度が速いサービスを表彰する賞です。

さらにDTI光は、「IPv6 IPoE」の接続方式が無料で備わっているので、インターネットを快適に利用できます。ほかにもウイルスチェックや、迷惑メールチェックなどのセキュリティサービスも、無料で利用できるのでおすすめ。
なお、速度や料金プラン、キャンペーン情報も含めて比較した、2022年4月度の「光回線おすすめランキング」もまとめていますので、併せて読んでみてくださいね。
縛りなし光回線はどこを比較するべき?重視するポイントは2つ!

これまで4社を比較しましたが、どういった面を比較して検討すればよいか悩むところですよね。縛りなし回線の比較のポイントは、「速度」、「料金」の2つです。
回線速度はIPv4ではなく、混雑しにくいIPv6に対応している光回線サービスがおすすめです。さらにもっといえば「v6プラス」と「v6エクスプレス」は比較的v6の中でも速いためこれらを選ぶといいでしょう。
料金面でも、キャンペーンがあるかどうか、工事費がいくらなのか、スマホとのセット割があるかどうかも、見ておくべきポイントです。

縛りなしの大手キャリアの月額料金は、戸建てで7,000円前後、マンションで5,000円前後です。初期費用となる工事費も、縛りなしであれば戸建てで約20,000円、マンションで約17,000円が一般的です。これらの相場を参考に選んでいくとよいでしょう。
ただ工事費に関しては、光回線サービスによってキャンペーンがあり、工事費をキャッシュバックをしてくれるところもあります。
スマホと光回線のセット割で安くなる?DTI光のセット割がお得!
光回線はただ単に月額料金の安さだけを見て比較するべきではありません。月額料金はスマホとのセット割で料金を抑えられます。
といっても光回線によっては、スマホとのセット割がないこともあります。どのスマホに適応しているのか、割引額はいくらなのか、4社それぞれ比較してみていきましょう。
光回線 | 適用できるスマホ | 割引額 |
エキサイト光 | なし | ー |
BB.excite光 Fit | なし | ー |
enひかり | UQモバイル、ahamo | <勝手に割り>
110円/月 |
DTI光 | au、DTI SIM | <auセット割>
550~1,320円/月 <DTI光×SIMセット割> 165円/月 |
この表をみると、スマホとのセット割ができる光回線は、「enひかり」、「DTI光」の2つということがわかります。特にDTI光は、auセット割であれば月額最大1,320円割引されるため、光回線の月額料金を大幅に下げることが可能です。
ちなみにDTI SIMとは、スマホなどに入れる格安SIMのことです。電話番号はそのままで乗り換えられるので、DTI光と一緒に申し込むといいでしょう。
縛りなし光回線は損?契約前に見ておきたい注意点!
縛りなしの光回線は、契約期間がなくいつでも解約できるのが最大のメリットといえます。しかし契約する前に注意しておくべき点が2つあります。
それは、工事費が無料にならない場合が多いこと、そして高額のキャンペーンを受け取れないことです。具体的に、それぞれどういうことなのかみていきましょう。
工事費の無料キャンペーンが適用されないことがある
前述したように通常、工事費は17,000〜20,000円かかります。縛りありであればこの工事費は、光回線会社で行われているキャンペーンによって相殺され、0円になることが多いです。
しかし縛りなしだと、解約するときの違約金が0円となる代わりに、工事費の無料キャンペーンが適用されないことがあります。その場合、工事費は分割(12回、24回など)か、一括で支払うことになり、分割の途中で解約すると残債を支払う義務があります。
しかし乗り換え前の解約違約金や残債金などを負担してくれる光回線もあるので、あまり心配する必要はないでしょう。また解約時には工事費の残債が残っているだけでなく、回線の撤去工事が必要になる場合があります。
ちなみにエキサイト光では最大30,140円(税込)、DTI光で最大19,000円(税込)の、工事費の無料キャンペーンを実施中です。新規で申し込みを検討している方は、ぜひ確認してみてくださいね。

高額キャンペーンが適用されないことが多い
光回線によって違いますが、一般的に新規申し込みや乗り換えなどで、高額なキャッシュバックキャンペーンを受けられることがあります。金額はだいたい20,000〜70,000円ですが、これは縛りありの場合がほとんど。
縛りなしだと高額なキャッシュバックキャンペーンなどを受けられることが少ないんです。ほかにも月額料金からの割引などといったキャンペーンも少ないため注意が必要です。なので「せっかく申し込むならキャッシュバックが大きいほうがいい!」という方は、縛りありがおすすめです。
逆に「2年以内に解約するかもしれない」という方は縛りなしのほうが、違約金のことを考えると安くすむかもしれませんね。
まとめ
今回は縛りなし光回線とはどういったものなのか、縛りありとどんな違いがあるのかなど解説しました。契約期間が決まっていない縛りなしは、工事費やキャッシュバックなどのキャンペーンに適用されにくいプランです。
とはいえ、自由に解約できる気軽さがあり、長く続けなくてもよいという精神的な楽が大きなメリットです。
さらに縛りなしでも、ほかの光回線よりも月額料金が安かったり、スマホとのセット割があったりと良い点も多いです。ぜひこの記事を参考に、今後の光回線の検討材料にご活用ください。