「マンションの都合上、光回線の工事ができない」「引っ越しが多いから工事しないで使えるwifiが欲しい」という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、置くだけで簡単に使えるおすすめホームルーターを4社紹介します!
それぞれのホームルーターの月額料金やキャンペーン、契約期間などの縛りについて詳しく解説していくので、これから契約を考えている人・光回線からの乗り換えを検討中の人は是非参考にしてください。
目次
- 1 置くだけwifi(ホームルーター)とは?
- 2 おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)①:モバレコAir
- 3 おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)②:Broad WiMAX
- 4 おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)③:docomo HOME5G
- 5 おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)④:カシモWiMAX
- 6 おすすめ置くだけwifi4社!結局おすすめなのはどこ?
- 7 置くだけwifi(ホームルーター)を選ぶ時のポイント
- 8 置くだけwifi(ホームルーター)がおすすめな人の特徴
- 9 置くだけwifi(ホームルーター)がおすすめでない人の特徴
- 10 置くだけwifiを使う時の注意点
- 11 まとめ:自分に合った料金・サービスの置くだけwifi(ホームルーター)を活用しよう!
置くだけwifi(ホームルーター)とは?
まず、置くだけwifiとは一体何なのかについて解説していきます。
置くだけwifiとは、文字通り据え置き型のWiFiルーターのことであり、一般的に「ホームルーター」と呼ばれます。
下記にて、置くだけwifiとはどのようなものなのか詳しく見ていきましょう。
コンセントを差し込むだけで使えるWiFi
置くだけwifiの使い方は非常に簡単です。
端末が届いたらコンセントに差して電源を入れるだけで、WiFiを飛ばすことが可能です。
その後は、WiFiに接続したいデバイスで情報を入力し、WiFi接続を完了させるだけです。
どこかへ持ち運ぶことはできず、登録した住所以外で使うことはできません。
しかし、引っ越しがある場合は、住所を変更すれば良いだけなので、光回線のように撤去作業なども不要です。
光回線よりも手軽に使えることから、テレワーク導入などで契約をする人が増えているのです。
工事不要で気軽に利用できる
置くだけwifiは、事前の回線工事も不要です。
ホームルーターは、申し込んで契約が完了し、端末が送られてきたその日に使うことができます。そのため、光回線ほど開通まで待つ必要がありません。
回線の故障や突然のテレワークなど、急遽WiFiが必要になってしまった人など、急ぎの人にも嬉しいですよね。
2~3万円かかる工事費もかからないので、工事費の高さが光回線契約のネックになっている人にもおすすめです。
初期費用も月額料金も光回線よりお得
後述にて、おすすめの置くだけwifiを紹介する際に月額料金についても触れていきますが、光回線と比べて安く利用できるのもホームルーターの魅力です。
オプションやプロバイダ料を含めると6,000円以上かかることが多い光回線ですが、置くだけwifiであれば高くても4,000円~5,000円以内に抑えることができます。
前述の通り、工事費もかからないので初期費用もかなり安いです。
月額料金だけでなく、初期費用も安く抑えたい人は、光回線よりもホームルーターの方がお得に運用できるでしょう。
おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)①:モバレコAir
では次に、おすすめの置くだけwifiを紹介していきます。
まず紹介するのは「モバレコAir」です。
モバレコAirは、株式会社グッド・ラックが運営するホームルーターであり、元々のサービスはソフトバンク株式会社が取り扱っている「SoftBank Air」と同じです。
さらに、ソフトバンクの「SoftBank Air」と、株式会社グッド・ラックのGLプレミアムメンバーズのサービスが組み合わさったアライアンスモデルであり、ソフトバンクにはない割引やキャンペーンも用意されています。
そんなモバレコAirの概要は下記の通りです。
モバレコAir | 端末購入の場合
※ターミナル5(5G) |
端末購入の場合
※ターミナル4 |
端末レンタル |
データ容量 | 無制限 | ||
1~2ヶ月 | 2,167円 | 2,167円 | 2,706円 |
3~12ヶ月 | 3,679円 | 3,080円 | 4,218円 |
13~24ヶ月 | 3,679円 | ||
25ヶ月目以降 | 5,368円 | 5,368円 | 5,907円 |
回線 | ソフトバンク | ||
通信速度 | 5G:下り最大2.1Gbps
4G:下り最大838Mbps ※機種によって異なる |
||
初期費用 | 3,300円(契約事務手数料) | ||
契約期間・違約金 | なし |
次の章にて、モバレコAirの月額料金や契約期間・違約金、キャンペーンなどについて詳しく解説していきます。
モバレコAirの月額料金
まず、モバレコAirの月額料金について見ていきましょう。
モバレコAir | 端末購入の場合
※ターミナル5(5G) |
端末購入の場合
※ターミナル4 |
端末レンタル |
データ容量 | 無制限 | ||
1~2ヶ月 | 2,167円 | 2,167円 | 2,706円 |
3~12ヶ月 | 3,679円 | 3,080円 | 4,218円 |
13~24ヶ月 | 3,679円 | ||
25ヶ月目以降 | 5,368円 | 5,368円 | 5,907円 |
モバレコAirには、端末購入プランとレンタルプランの2種類あり、さらに端末購入プランは端末によって料金が異なります。
上記表の月額料金は全て割引キャンペーンが適用された状態のものです。
データ容量は無制限で使うことができますが、ネットワークを占有するレベルの大容量通信を行ったと判断された場合、一時的に通信制限がかかる可能性があるので注意してください。
端末は36回で購入することで、月月割が適用できます。分割代金と同額の割引が毎月適用されるので、端末代は実質負担0円となります。
ただし、支払い途中に解約すると、残りの分割代金を一括請求されてしまうので、最低でも36ヶ月は使う前提で利用することをおすすめします。
モバレコAirの契約期間と違約金
次に、モバレコAirの契約期間と違約金について解説していきます
モバレコAirには、契約期間や途中解約時に発生する違約金が一切ありません。そのため、極端に言えばいつでも解約することが可能です。
いつでも0円で解約できますが、端末を分割で購入した場合は残りの分割代金を一括で支払うことになります。
端末購入時の方が月額料金は安くなりますが、短期で利用したいのであれば、レンタルプランの方が無難でしょう。
モバレコAirのキャンペーン
モバレコAirのキャンペーンについて解説していきます。
2022年2月現在、モバレコAirで開催中のキャンペーンは下記の通りです。
まずは、ソフトバンクで開催されているキャンペーンです。
ココがポイント
- 他社からの乗り換えでかかる費用を最大10万円還元※モバイルルーターは最大42,000円
- ワイモバイル・ソフトバンクのスマホとセットで利用するとスマホ料金から最大1,100円割引
- 他社スマホ・ケータイからソフトバンクに乗り換えると最大10ヶ月間1,045円割引
- 25歳以下がSoftBank Airを契約すると初期費用0円・最大24ヶ月間2,200円割引※モバレコAirの割引との併用は不可
他社から乗り換える際に発生する違約金や撤去工事費用などを、最大10万円まで還元することができます。
ワイモバイル・ソフトバンクの端末とセットで使うと最大1,100円の割引が適用されるので、ワイモバイル・ソフトバンクのスマホを使っている人にもおすすめですね。
25歳以下がSoftBank Airを契約すると割引と初期費用0円の特典が利用できますが、こちらは後述するモバレコAirのキャンペーンと併用できないので注意が必要です。
次に、モバレコAirが独自に行っているキャンペーンについてです。
ココがポイント
- モバレコAir新規加入で17,000円キャッシュバック
- モバレコAir月額キャンペーンで最大24ヶ月最大3,201円割引
- Airターミナル4特別割引キャンペーンで最大10ヶ月599円割引
月額キャンペーンと特別割引キャンペーンは、上記表の月額料金に反映させています。ターミナル4の方が割引が多いのがわかりますね。
また、端末購入を条件にモバレコAir新規加入で17,000円のキャッシュバックを実施しています。レンタルは対象外なので気をつけてください。
キャッシュバックの付与タイミングは課金開始日が属する月の翌月末です。
おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)②:Broad WiMAX
次に紹介するおすすめの置くだけwifiは、Broad WiMAXです。
Broad WiMAXは、UQ WiMAXの通信サービスを借りてサービスを提供するWiMAXプロバイダです。
WiMAXと言うと、持ち運び可能なモバイルWiFiルーターの印象が強いと思いますが、Broad WiMAXにはホームルーターもあります。
Broad WiMAXの概要は下記の通りです。
Broad WiMAX | ギガ放題プラス
DX(3年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラス
(2年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラン
※WiMAX |
データ容量 | 無制限
※プラスエリアモードの場合15GB |
使い放題
※プラスエリアモードの場合7GB ※3日間10GB制限 |
|
1~2ヶ月 | 2,090円 | 2,999円 | 2,999円 |
3~24ヶ月 | 3,894円 | 4,634円 | 3,753円 |
25~36ヶ月 | 5,313円 | 4,413円 | |
37ヶ月目以降 | 4,708円 | ||
標準モード | WiMAX2+
au 4G LTE au 5G |
WiMAX2+ | |
プラスエリアモード | au 4G LTE
au 5G |
au 4G LTE | |
通信速度 | 下り最大2.7Gbps | 下り最大1.2Gbps | |
初期費用 | 20,473円→Web割キャンペーンで0円 | ||
契約期間・違約金 | 3年(自動更新有)
12ヶ月以内:20,900円 13~24ヶ月以内:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
2年(自動更新有)
10,450円 |
3年(自動更新有)
12ヶ月以内:20,900円 13~24ヶ月以内:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
他のホームルーターと比べて、月額料金やプランの種類、契約期間と違約金の内容が複雑です。下記にて詳しく解説していくので、是非チェックしてください。
Broad WiMAXの月額料金
Broad WiMAXの月額料金について見ていきましょう。
Broad WiMAX | ギガ放題プラス
DX(3年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラス
(2年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラン
※WiMAX |
データ容量 | 無制限
※プラスエリアモードの場合15GB |
使い放題
※プラスエリアモードの場合7GB ※3日間10GB制限 |
|
1~2ヶ月 | 2,090円 | 2,999円 | 2,999円 |
3~24ヶ月 | 3,894円 | 4,634円 | 3,753円 |
25~36ヶ月 | 5,313円 | 4,413円 | |
37ヶ月目以降 | 4,708円 |
Broad WiMAXの料金は、後述する割引キャンペーンが適用されているため、利用期間によって料金が変動します。
どちらも制限なく使い放題でネットを利用できますが、プラスエリアモードの場合はデータ容量の制限があるので注意しましょう。
また、ギガ放題プランは別途直近3日間に10GB使うと一時的に通信制限がかかる場合があります。
ギガ放題プラスDXプランは一度に大量の通信を行ったと判断された場合、通信制限がかかる恐れがあります。
ギガ放題プランほど条件が明確ではありませんが、制限が掛かる可能性は0ではないので、利用には気をつけてください。
端末代金はギガ放題プラスDXプランが一律21,780円で、ギガ放題プランは0円です。
Broad WiMAXの契約期間と違約金
次に、Broad WiMAXの契約期間と違約金について見ていきましょう。
Broad WiMAX | ギガ放題プラス
DX(3年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラス
(2年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラン
※WiMAX |
契約期間・違約金 | 3年(自動更新有)
12ヶ月以内:20,900円 13~24ヶ月以内:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
2年(自動更新有)
10,450円 |
3年(自動更新有)
12ヶ月以内:20,900円 13~24ヶ月以内:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
ギガ放題プラスDXプランは3年契約と2年契約の2種類、ギガ放題プランは3年契約です。
3年契約の場合は、12ヶ月以内に解約すると20,900円という高額な違約金が発生してしまいます。
最低でも2年間は契約しないといけないので、Broad WiMAXは2年未満の短期ユーザーにはかなり不便でしょう。
また、契約期間が満了すると更新月というものがあり、その期間だけは違約金0円で解約できます。しかし、更新月を過ぎてしまうと自動更新で再度2年・3年契約が始まります。
2年・3年の契約満了後に違約金なしで解約したいのであれば、あらかじめ更新月を把握しておくようにしましょう。
Broad WiMAXのキャンペーン
次に、Broad WiMAXのキャンペーンについて紹介します。
現在開催しているキャンペーンは下記の通りです。
ココがポイント
- 他社から乗り換える際に契約解除料相当を最大19,000円(不課税)まで還元
- Webから申し込めば初期費用の20,743円が0円に
- 最大35,530円を月額料金から割引
まず、他社から乗り換えを考えている人に対し、契約解除料相当を最大19,000円(不課税)まで還元します。
違約金がネックで乗り換えができないという人にも嬉しいキャンペーンですね。
初期費用が20,743円と非常に高いので、Broad WiMAXを申し込む時はWebで行いましょう。
月額料金の割引キャンペーンは、前章の月額料金の表に反映しています。
おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)③:docomo HOME5G
次におすすめする置くだけwifiは、docomo HOME5Gです。
ドコモのホームルーターのサービスは2021年8月に始まりました。他の会社と比べてまだ日は浅いですが、通信速度が安定していると定評があり、品質重視のユーザーに人気があります。
その分料金は他社と比べて割高ですが、通信速度を重視したい人にはぴったりです。
docomo HOME5G | home 5Gプラン |
データ容量 | 無制限 |
月額料金 | 4,950円
※端末代金:39,600円 |
回線 | ドコモ |
通信速度 | 5G:下り最大4.2Gbps
4G:下り最大1.7Gbps |
初期費用 | 3,300円(契約事務手数料)
※オンラインショップであれば0円 |
契約期間・違約金 | なし |
下記にて、docomo HOME5Gの月額料金やキャンペーンについて詳しく見ていきましょう。
docomo HOME5Gの月額料金
docomo HOME5Gの月額料金は下記の通りです。
docomo HOME5G | home 5Gプラン |
データ容量 | 無制限 |
月額料金 | 4,950円
※端末代金:39,600円 |
docomo HOME5Gのプランは1つだけです。モバレコAirやBroad WiMAXのような複雑な割引キャンペーンもないので、料金も変動することはありません。
確かに割引キャンペーンはありませんが、ドコモのスマホとセットで使うことでスマホの料金から最大1,100円割引できるセット割があります。
同じ家族グループに属するスマホであれば適用可能なので、家族でドコモを利用している人は、他社のホームルーターよりもお得に運用できる可能性があります。
尚、データ量は無制限であり、公式サイトにもBroad WiMAXの3日10GB制限や、大量の通信を行ったと判断された際に通信制限がかかるという記載は一切ありません。
端末代は39,600円ですが、分割で購入することもできます。36回で分割すると月々サポートが適用でき、本体代金の実質負担額を0円にすることが可能です。
ただし実質0円なので、途中解約した場合完済するまで引き続き支払う必要があります。
docomo HOME5Gの契約期間と違約金
次に、docomo HOME5Gの契約期間と違約金について見ていきましょう。
docomo HOME5GはモバレコAirと同じく、契約期間や違約金などの縛りは一切ありません。ドコモはスマホでも違約金を廃止しているので、恐らくその影響だと思われます。
ただし、docomo HOME5Gは端末の購入が必須なので、39,600円の端末を購入してすぐ解約するのはもったいないでしょう。
また、分割支払い中に解約すると、月々サポートが廃止され完済するまで引き続き支払う必要があります。
docomo HOME5Gのキャンペーン
次に、docomo HOME5Gのキャンペーンについて解説していきます。
2022年2月現在、docomo HOME5Gで開催中のキャンペーンは下記の通りです。
まずはドコモのdocomo HOME5Gのキャンペーンです。
ココがポイント
- ドコモのスマホとセットで1台あたりのスマホ料金から最大1,100円割引
- ドコモショップで申し込むとdポイント10,000ポイントプレゼント
- ドコモオンラインショップで申し込むとdポイント15,000ポイントプレゼント
前述で触れた通り、ドコモのスマホとセットで使うと、スマホ料金から最大1,100円割引されます。
家族の回線も適用できるので、人数によっては他社の割引キャンペーンよりもお得になる可能性が高いです。
また、ドコモショップまたはドコモオンラインショップで申し込むと、dポイントが最大15,000ポイント付与されます。
ドコモショップで申し込むと還元ポイントが10,000ポイントになってしまうので、15,000ポイント欲しい人は間違えないようにしましょう。
GMOとくとくBBのキャンペーンもお得!
GMOとくとくBBでdocomo HOME5Gを申し込むと、なんと18,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます!
Amazonギフト券は、Amazonでの買い物に使えるのはもちろん、Amazon Payを使って提携店で利用することが可能です。
18,000円相当なのでドコモのdポイント還元よりも大きいです。
ただし、GMOとくとくBB経由で申し込まないともらえないので、ドコモから申し込まないように気をつけましょう。
おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)④:カシモWiMAX
次に紹介するのは、カシモWiMAXです。
カシモWiMAXは、株式会社MEモバイルが運営しているWiMAXプロバイダです。
Broad WiMAXと同じく、UQ WiMAXのサービスを借りて通信サービスを提供しています。
Broad WiMAXは割引キャンペーンによって月額料金が変動しますが、カシモWiMAXはずっと変わらない月額料金が特徴で、シンプルでわかりやすいのが魅力です。
概要は下記の通りです。
カシモWiMAX | 3年プラン | 2年プラン |
データ容量 | 無制限
※プラスエリアモードの場合は15GB |
|
初月の月額料金 | 1,408円 | |
1ヶ月目以降 | 4,455円 | 4,708円 |
回線 | WiMAX2+
WiMAX+5G au 4G LTE au 5G |
|
通信速度 | 下り最大2.7Gbps | |
初期費用 | 3,300円 | |
契約期間・違約金 | 12ヶ月以内:20,900円
13~24ヶ月:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
下記にて、月額料金や契約期間・違約金、キャンペーンについて詳しく見ていきましょう。
カシモWiMAXの月額料金
カシモWiMAXの月額料金は下記の通りです。
カシモWiMAX | 3年プラン | 2年プラン |
データ容量 | 無制限
※プラスエリアモードの場合は15GB |
|
初月の月額料金 | 1,408円 | |
1ヶ月目以降 | 4,455円 | 4,708円 |
Broad WiMAXと同じく、カシモWiMAXにも3年と2年のプランがあります。使える回線はWiMAX2+とWiMAX+5Gの2種類と、au 4G LTE・au 5Gです。
プラスエリアモードの場合は15GB制限となります。
月額料金は初月のみどちらも1,408円です。1ヶ月目以降はそれぞれ3年プランが4,455円・2年プランが4,708円でこのまま一切変わることはありません。
2年プランの方が縛りが緩い分、月額料金が割高になっています。自分がどのくらいの期間カシモWiMAXを使うのか考えてからプランを選ぶと良いでしょう。
尚、端末代は一切かかりません。
カシモWiMAXの契約期間と違約金
次に、カシモWiMAXの契約期間と違約金について見ていきましょう。
カシモWiMAX | |
契約期間・違約金 | 12ヶ月以内:20,900円
13~24ヶ月:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
3年プランは3年目の更新月・2年プランは2年目の更新月以外上記の違約金が発生します。
モバレコAirやdocomo HOME5Gのように、いつ解約しても違約金がかからないわけではないので、2年以上使う長期ユーザー向けだといえます。
また、自動更新なので更新月を過ぎると、また2年・3年契約が始まります。最初の更新月で解約する予定であれば、必ず更新月をチェックしておきましょう。
カシモWiMAXのキャンペーン
次に、カシモWiMAXのキャンペーンについて見ていきましょう。
カシモWiMAXでは、現在2022年2月28日までAmazonギフト券6,000円分プレゼントキャンペーンを実施しています。
キャンペーン期間は2022年2月28日12時までなので注意してください。
キャンペーン条件は対象端末を購入するだけです。条件を満たせば、開通日の翌月に付与されます。
キャンペーンの手続きは一切不要なので、ただカシモWiMAXを申し込んで対象端末を購入するだけで問題ありません。
おすすめ置くだけwifi4社!結局おすすめなのはどこ?
ここまでおすすめの置くだけwifiを4社紹介してきました。
これまで解説してきたことを踏まえて、結局おすすめはどこなのか考えていきましょう。
ポイント
- モバレコAir:キャンペーン・コスト重視の人におすすめ
- Broad WiMAX:月額料金の安さを重視したい長期ユーザー
- docomo HOME5G:通信品質を重視したい人に◎
- カシモWiMAX:シンプルなプランが良い人&WiMAX+5Gを使いたい人
下記にて詳しく解説していきます。
モバレコAir:キャンペーン・コスト重視の人におすすめ
モバレコAirは、月額料金の割引キャンペーンが適用されて最安2,167円で利用できます。
またキャッシュバックもあるので、キャンペーンを適用してお得に契約したい人にぴったりです。
ソフトバンク・ワイモバイルのスマホがあれば、スマホ料金から最大1,100円の割引が適用されるので、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにもおすすめです。
家族のスマホ料金からも適用されるので、家族みんなでソフトバンク・ワイモバイルを使っているのであれば、全体的に通信費を抑えることにも繋がります。
Broad WiMAX:月額料金の安さを重視したい長期ユーザー
Broad WiMAXは、月額料金がとても安いです。最安2,099円は、今回紹介しているホームルーターの中でも安く、WiMAXプロバイダの中でも最安値です。
割引キャンペーンが適用され、利用期間によって料金が変動するのはやや複雑ですが、コストの安さを重視したい人におすすめです。
Broad WiMAXの違約金は12ヶ月以内だと20,900円と非常に高額ですし、自動更新つきと縛りが厳しいので、短期で利用する人にはおすすめできません。
Broad WiMAXは、コスト重視で長期にわたって利用したい人にぴったりです。
docomo HOME5G:通信品質を重視したい人に◎
通信品質がダントツの良いのはdocomo HOME5Gです。
「みんなのネット回線速度」によると、平均のダウンロード速度は約200Mbpsだということがわかりました。
料金は他社のように割引キャンペーンを行っていないので、割高に思えます。しかし、ドコモのスマホとセットで使うと、スマホ料金から最大1,100円割引されるので、ドコモユーザーはよりお得に運用できるでしょう。
コストよりも快適なネット環境を優先したいのであれば、docomo HOME5Gを検討してみてはいかがでしょうか。
また、GMOとくとくBB経由であればAmazonギフト券のプレゼントもあるので、割引はありませんがその他のキャンペーンはとてもお得です。
カシモWiMAX:シンプルなプランが良い人&WiMAX+5Gを使いたい人
カシモWiMAXは、月額料金がBroad WiMAXよりも高いです。
しかし、初月を除いて一切料金が変動することがないので、シンプルでわかりやすいプランが好きな人にぴったりです。
さらに、カシモWiMAXはWiMAX+5Gも使えるので、WiMAX回線を使いたい人はBroad WiMAXよりもカシモWiMAXの方が使える種類が多いです。
置くだけwifi(ホームルーター)を選ぶ時のポイント
次に、置くだけwifiを選ぶ時にどのようなポイントに気をつけるべきなのか解説していきます。
置くだけwifiを選ぶ際に気をつけるべきなのは、下記の4つのポイントです。
ポイント
- 機種のスペック
- 月額料金の安さ
- 契約期間・違約金
- 通信制限の有無
下記にて詳しく見ていきましょう。
機種のスペックで選ぶ
置くだけwifiによっては、複数の機種を取り扱っている場合があります。
4Gにしか対応していないものや同時接続可能デバイス数が多いもの、最大通信速度が速いものなどさまざまです。
機種のスペックに掲載されている最大通信速度は、「ベストエフォート」と呼ばれる方式で測定されています。
簡単に言うと、現実ではまず有り得ない最高の環境で測定された通信速度であり、「理論上は可能な」速度なのです。
つまり、日常生活ではまず利用できる速度ではないのでそこまで気にする必要はありません。もし、通信速度を気にするのであれば、実際に使っている人の口コミや評価を調べることをおすすめします。
「みんなのネット回線速度」のように、実際使っている人が通信速度を投稿しているWEBサイトもあるので、実効速度を調べたい人は是非使ってみてください。
月額料金の安さで選ぶ
置くだけwifiは光回線と比較して月額料金が安いので、気軽にWiFiを使いたい人におすすめです。
しかし、4社を紹介した際にも述べた通り、会社によって月額料金も大きく異なります。
月額料金の安さにこだわるのであれば、通常料金はもちろん、キャンペーンの有無などをチェックすることをおすすめします。
さらに、モバレコAirやdocomo HOME5Gのように特定のキャリアのスマホとセットで使うことで、割引が適用される会社もあります。
家族のスマホも割引が適用されるので、家族みんなで同じキャリアを使っている場合は、通常料金の安さやキャンペーンの有無よりも、セット割引を優先するべきでしょう。
このように、自分や家族の契約状況を見つつ、どの会社が1番お得に運用できるのか比較してみましょう。
契約期間・違約金などの縛りで選ぶ
モバレコAirやdocomo HOME5Gのように、キャリア系列のホームルーターであれば契約期間・違約金はかかりません。
また、契約の縛りがないことをアピールしている置くだけwifiもあるので、契約期間や違約金などの縛りが嫌な人は、縛りのない置くだけwifiを選ぶことをおすすめします。
ただ、違約金のかからないプランやレンタルは、通常のプランより割高になっている傾向にあります。
そのため、自分がどのくらいの期間ホームルーターを使うのかある程度考えた上で、それに合った契約期間のプランを選ぶと良いでしょう。
通信制限の有無で選ぶ
WiMAXのように、3日間10GBや使い過ぎと判断された時に一時的に制限がかかったり、プラスエリアモードだと使えるデータ容量が限られているなど、通信制限がある会社もあります。
光回線のように完全に制限がない置くだけwifiは少ないので、制限関係なく好きなだけネットを使いたいという人は、通信制限のない会社を選ぶようにしましょう。
今回紹介した中では、docomo HOME5Gが最も通信制限なく使える置くだけwifiだといえます。
置くだけwifi(ホームルーター)がおすすめな人の特徴
次に、置くだけwifiがおすすめな人の特徴について解説していきます。
ポイント
- 光回線の工事ができない人
- 持ち運びできなくても構わない人
- 速度や快適さよりも月額料金や初期費用の安さを優先したい人
- 引っ越しの頻度が高い人
- 複雑な手続きなく気軽にWiFiを使いたい人
下記にて詳しく見ていきましょう。
光回線の工事ができない人
光回線の工事は、どこでもできるわけではありません。
マンションのオーナーが工事を許可しなかったり、そもそも対応エリア外であったりなど、工事できないケースはたくさんあります。
光回線の工事ができないことで、WiFiを導入することを諦める人も多いでしょう。
しかし、置くだけwifiなら工事不要で設置できるので、光回線の工事ができない人でも利用できます。
持ち運びできなくても構わない人
置くだけwifiは持ち運びできません。
サイズ的にどこかへ運ぶことは可能ですが、基本的に登録した住所以外で使うことはできず、万が一登録した住所以外で使うと強制解約や利用停止になる恐れがあります。
そのため、置くだけwifiは必ず1箇所で利用することになります。どこかに持ち運ぶ必要なく、自宅や職場など特定の場所で使いたい人におすすめです。
速度や快適さよりも月額料金や初期費用の安さを優先したい人
置くだけwifiは、光回線と比較して通信速度が遅く、人によってはストレスになる可能性もあります。
ただし、置くだけwifiは工事する必要がないので工事費がかからず、月額料金も光回線と比べて安いです。
そのため、置くだけwifiは速度や快適さよりも月額料金や初期費用の安さを優先したい人におすすめです。
引っ越しの頻度が高い人
光回線を契約していると、引っ越しする際に撤去工事と新居の開通工事が必要になります。
そのため、引っ越しの頻度が高い人は光回線の手続きにも手間がかかるでしょう。
一方で、置くだけwifiは工事不要で使えるので、引っ越し先でも特に工事も必要なくコンセントに差すだけで利用することが可能です。
置くだけwifiは住所変更するだけで新居でも使えるので、転勤族など引っ越しの頻度が高い人にも適しています。
複雑な手続きなく気軽にWiFiを使いたい人
置くだけwifiは工事不要ですし、端末が届いたらコンセントに差すだけで使うことができます。
光回線の場合は、申し込み後立ち会いの工事があり、工事が終わることでようやくWiFiを使うことが可能です。
置くだけwifiはその手軽さが人気の理由でもあります。光回線の手続きは面倒、でもWiFiは使いたいという人に置くだけwifiはぴったりです。
置くだけwifi(ホームルーター)がおすすめでない人の特徴
次に、置くだけwifiがおすすめでない人の特徴について解説していきます。
ポイント
- オンラインゲームで遊ぶなど通信速度を重視したい人
- 持ち運んで自宅以外でも使いたい人
- そこまでネットを多く使わない人
下記にて詳しく見ていきましょう。
オンラインゲームで遊ぶなど通信速度を重視したい人
MMORPG程度であればそこまで通信速度も反応速度も気にする必要はありません。
オンラインゲームやアプリゲームの多くは、快適にプレイする上で必要な通信速度が掲示されているので、気になる人は是非調べてみることをおすすめします。
ただ、FPSであればかなり反応速度が求められるケースがあります。
そのため、FPSなどの通信・反応速度がものを言うオンラインゲームをよくプレイする人は、置くだけwifiだと通信・反応が遅いと感じるかもしれません。
また、オンラインゲーム以外にも仕事などで大容量のデータの処理を頻繁に行う人も、ある程度の通信速度は求められるでしょう。
持ち運んで自宅以外でも使いたい人
置くだけwifiは登録した住所以外で使うことができません。
実際には使えますが、それを会社が把握した時点で強制解約や利用停止になるリスクがあります。恐らく、窃盗などによる悪用を防ぐための措置でしょう。
そのため、モバイルWiFiルーターのように持ち運んで外出先や友人の家で利用することができません。
持ち運んで外や他の人の家で使いたい場合は、モバイルWiFiルーターを契約することをおすすめします。
そこまでネットを多く使わない人
置くだけwifiは、多少通信速度があるものの基本的にデータ容量上限なしで利用することができます。
そのため、スマホのデータ容量では足りない人やパソコンやゲーム機など、自宅にWiFiに接続したい機器がある人に重宝されています。
あれば便利ですが、そこまでネットを使うことがないライトユーザーの人は必ずしも申し込む必要はないでしょう。
スマホのデータ容量が多少足りないという人も、置くだけwifiを申し込むよりもスマホのプランを変えた方が安く済みます。
パソコンやゲーム機など別のデバイスをWiFiに接続したい場合は必要かもしれませんが、スマホ1台だけであれば置くだけwifiを契約しなくても済むケースが多いです。
置くだけwifiを使う時の注意点
次に、置くだけwifiを使う時に注意する点について解説していきます。
ココに注意
- 登録した住所以外で使わない
- キャンペーンの条件や特典の付与タイミングはしっかり確認する
- 階数が異なるなど置くだけwifiから離れると使えなくなる可能性も
下記にて詳しく見ていきましょう。
登録した住所以外で使わない
前章でも触れましたが、置くだけwifiは基本的に登録した住所以外で使うことができません。
実際には使えますが、使っていることが会社に把握された時に強制解約や利用停止になるリスクがあります。
尚、引っ越しした場合も住所変更を忘れずに行ってください。悪用するつもりがなくても、別の住所で使っていたら、突然利用することができなくなる可能性があります。
キャンペーンの条件や特典の付与タイミングはしっかり確認する
置くだけwifiによって、さまざまなキャンペーンが開催されています。
キャンペーンによって条件もいくつかあるので、適用できなかったということにならないように必ずチェックしましょう。
また、キャンペーンの特典が付与されるタイミングもチェックが必要です。
置くだけwifiは基本的にWebによる申し込みとなります。
自分で全て確認している前提で契約が行われるので、「こんな話聞いていない」ということにならないようにしっかりと確認しましょう。
階数が異なるなど置くだけwifiから離れると使えなくなる可能性も
置くだけwifiは、光回線よりもWiFiが届く範囲が狭いです。
最悪の場合、同じ部屋じゃないと届かない可能性もあります。WiFiが届く距離は機種によって異なるので、接続可能な距離が気になる人は、必ず機種のスペックを確認するようにしましょう。
尚、同じ住所内であれば移動させても問題ないので、WiFiを使う場所に持ち運ぶというのも1つの手段です。
まとめ:自分に合った料金・サービスの置くだけwifi(ホームルーター)を活用しよう!
本記事では、置くだけwifiおすすめ4社と、選ぶ時のポイントやおすすめな人の特徴について解説しました。
最後に、本記事の内容についてまとめます。
ポイント
- 割引キャンペーンとキャッシュバックがあるモバレコAir
- 最安2,099円!WiMAXプロバイダの中でも最安値のBroad WiMAX
- 通信品質はダントツトップ!ドコモスマホとセットでお得なdocomo HOME5G
- WiMAX+5G対応でシンプルなプラン内容が魅力のカシモWiMAX
- 選ぶ時は機種のスペックや料金・契約の縛りをチェックするのが〇
- 回線工事ができない人・安い料金でWiFiを使いたい人におすすめ
置くだけwifiは工事不要でコンセントに差すだけで使える非常に手軽なWiFiルーターです。
通信速度は光回線に劣っていますが、工事ができない人や初期費用・月額料金を抑えたい人、引っ越しの頻度が多くて光回線の契約を躊躇している人などにおすすめです。
今からWiFiの導入を考えている人は、是非置くだけwifiも検討してみてくださいね。