


IIJmioは音声通話SIMの場合2G〜20Gの5種類からプランを選択することができ、またデータ通信のみでは440円から利用できる激安プランもあります。
一方で実店舗がなく、サポートは基本的にWebや電話のみに限定されるため、スマホやインターネットに不慣れな人には不便を感じるかもしれません。
そこで当記事ではIIJmioの解約方法、解約時にかかる費用と乗り換えの手続きについて解説していきます!
目次
IIJmioの解約方法は?ネットから簡単に解約!


IIJmioを普通に解約する場合はインターネットで簡単にできる!
IIJmioの解約は会員専用ページから行うことができます。
会員専用ページにログインする際にmioIDか登録に使用したメールアドレス、パスワードが必要となりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
会員専用ページにログインしたら「ご契約情報の変更・照会」→「サービスのご解約」と進みます。すると契約しているサービスの一覧が表示され、契約解除するサービスを聞かれるのでご自身で解約したいサービスを選択してください。
ここまで来たらあとは2ステップ!注意事項と最短解約日を確認して、最後にアンケートに回答し、「解約申し込み」をクリックすればマイページでの手続きは完了です。

MNPで転出する場合は専用ページでMNP予約番号を発行しよう!
音声通話SIMを利用している方は、現在使っている電話番号のまま他社へ転出するMNPで解約することもできます。
MNPをするには、IIJmioでMNP予約番号を取得しなければなりません。
IIJmioのMNP予約番号は以下のリンク先で取得できるので、MNP作業を行う前に発行手続きをしておいてください。
MNP予約番号取得ページ
なお、MNP予約番号の発行には最短でも1日、最大で4日かかってしまうので、少し早めに発行手続きをするようにしましょう。


初期契約解除をする場合はホームページまたは書面で!
IIJmioと契約してから8日以内であれば、初期契約解除を行うことができます。
初期契約解除は、ホームページまたは書面で手続きを行いましょう。
ホームページで手続きを行う場合は、以下のリンク先で手続きを行えます。
書面で行う場合は、IIJサポートセンターに連絡してください。
連絡をすると書面が送られてくるので、必要事項を記入して返送すれば初期契約解除となります。
IIJサポートセンター
電話番号:0570-09-4400(年中無休、9:00~19:00)
初期契約解除を行った場合は、申請を行った日までの利用料金がかかるので注意してください。

IIJmioの解約手続きが完了したらSIMの返却を忘れずに
IIJmioを解約する際は利用していたSIMカードを返却しなくてはいけないので気をつけましょう!
具体的にはギガプラン、mioモバイル、mioプリペイドパックのSIMカードを利用していた方は解約手続きが完了した後に、SIMカードが壊れないよう台紙などに貼り付け、下記の住所まで郵送をしてください。
〒143-0006東京都大田区平和島3-6-1東京団地倉庫A-2 棟 住友倉庫内 IIJ モバイル 解約受付センター


SIMを紛失してしまった場合は見つかってから返却!
実はIIJmioのSIMは返却期限が決まっているものではありません!ですので、万が一スマホやSIMを無くしてしまった場合は、見つかってから返却しましょう。
また、返却ができなかった場合でも追加費用などが発生することは無いので安心してください。
IIJmioの解約にお金はかかる?注意点は?


IIJmioの最低利用期間は約2ヶ月
IIJmioを解約するにあたり押さえておきたいキーワードが「最低利用期間」です。IIJmioでは契約の最短期間が決まっており、この期間は解約することができません。
最低利用期間は「利用開始日の翌月末まで」とされており、具体的には約2ヶ月ということになります。
もし最低利用期間の間に解約手続きを行った場合は、最低利用期間の終了日が解約日となり、利用料金は満額請求されるシステムです。
IIJmioの音声SIMは解約金が発生する場合がある!
IIJmioのSIMを解約する際に確認しておきたいのが、ご自身が契約しているSIMの種類です。これはSIMに電話番号が付与されているか否かで確認ができます。
- 電話番号あり→音声通話付きSIM
- 電話番号なし→データ通信SIM
データ通信SIMは基本的に解約金は発生しませんが、音声通話SIMの場合は「音声通話機能解除調定金」という費用が発生する可能性があります。
また音声通話SIMを契約している方は、契約した時期によってこの「音声通話機能解除調定金」の計算方法が異なります。
- 2019年9月までに契約
- 2019年10月以降に契約
2019年9月までにIIJmioを契約している場合、「音声通話機能解除調定金」は12,000円(税抜)からスタートし、1ヶ月ごとに1,000円ずつ減額、13ヶ月目以降は0円となる仕組みです。つまり2019年9月以前に契約して、現在解約を検討している方は費用がかからない計算となります。
2019年10月以降にIIJmioを契約された場合、音声SIMの解約費用が1,000円(税抜)に固定されています。
IIJmioの解約日は月末
IIJmioの解約手続きをする際に気をつけておきたいのが、手続きを行った日に関わらず解約日は当月末になる点です。
例えば10月15日に解約手続きを行ったとしても、実際の解約日は10月31日となり、31日までスマホを使い続けることができますが、料金も満額請求されます。
新しいスマホを契約する際に重複して契約すると1ヶ月分損してしまうので気をつけましょう。
IIJmioを解約するけど、電話番号は引き継げる?
スマホなしで生活するのは難しい時代。IIJmioを解約したら次に新しいスマホを契約することが大半だと思います。
その際に必要な手続きは解約ではなくMNP転出手続き。これを間違えてしまうと現在利用している電話番号をそのままに他社に乗り換えることができなくなりますのでご注意ください。
他社へ乗り換えるならMNP転出の手続きが必要
現在利用している電話番号を保持したまま他社へ乗り換える際にはMNP転出の手続きが必要となります。乗り換えの手続きは大きく分けると2つです。
- IIJmioで転出の手続き(MNP予約番号の発行)
- 乗り換え先でMNP転入手続きを行う
これらの手続きを以下で解説して行きます。
①IIJmioでMNP予約番号の発行
IIJmioから現在利用中の電話番号を保持したまま他社へ乗り換える場合は「MNP((携帯電話番号ポータビリティ))予約番号」が必要となります。この番号はIIJmioの会員専用ページから申し込みが可能で、発行までに通常1日〜4日程度かかります。
ここで注意したいのは、発行されたMNP予約番号には有効期限がある点です。この有効期限はMNP予約番号が発行された日を含めて15日間ですので、発行されたら早めに手続きを進めるようにしましょう。
有効期限が過ぎた場合は自動でキャンセルされるため、MNP予約番号が発行された後に「やっぱり転出をやめたい!」と心変わりした場合はそのまま放置でOKです。

逆に転入手続きが遅れて有効期限が過ぎてしまった場合、延長はできませんので再度転出手続きを行いましょう。
②乗り換え先で転入手続き
IIJmioでMNP予約番号の手続きが完了し無事に発行されたら、次は乗り換え先のキャリアで転入手続きをしましょう。
MNP転入の手続きは、会員専用ページにログインしてMNP予約番号を入力することが一般的ですが、乗り換え先のキャリアによって異なりますので確認しておくことをおすすめします。
IIJmioの解約理由別!おすすめ格安SIM


スマホを解約する場合は乗り換え先の事業者を決める必要がありますが「どこがおすすめなのかな?」と疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
何らかの理由で解約を検討している場合、次回の利用先はできるだけ不満なくお得に使いたいですよね!そのためには、解約の理由に合った格安SIMを選ぶことが重要です。
そこで、ここからは解約理由別のおすすめ格安SIMをご紹介します!
速度が遅くてIIJmioを解約するならYモバイル・UQモバイルがおすすめ
IIJmioに限らず、格安SIMの解約理由は「速度不満」が最も多いです。IIJmioは格安SIMの中では速度が速いものの、お昼の混雑時間帯やターミナル駅などの密集エリアではどうしても速度が遅くなりがちですよね。
そんな方に是非おすすめしたいのは「Yモバイル」と「UQモバイル」です。
上記の2社はソフトバンク・auが直接提供する格安SIMで、キャリアの直電波を使うため他の格安SIMより圧倒的に速度が早いですよ。
朝 | 昼 | 夜 | |
IIJmio | 54.66Mbps | 24.39Mbps | 50.04Mbps |
Yモバイル | 65.11Mbps | 53.0Mbps | 51.42Mbps |
UQモバイル | 71.16Mbps | 65.54Mbps | 42.88Mbps |
上記の表は、全国の実測速度が集まる「みんそく」から引用した各社の速度比較です。
ご覧のようにIIJmioは昼間の通信速度が朝・夜に比べて落ちていますが、YモバイルとUQモバイルはほとんど速度の低下がなく快適に使えます。
朝・夜の時間帯でも、環境によって速度低下が起きやすい格安SIMと比較して通信が安定してしている点も特徴。「動画の再生中に一瞬止まる」「ゲーム利用中にたびたび速度が遅くなる」というケースなら、是非Yモバイル・UQモバイルを使ってください!
料金不満でIIJmioを解約する場合、解約を再検討しよう
IIJmioの料金に不満がある場合、解約を再検討することをおすすめします。
IIJmioは格安SIMでもかなり安い部類で利用できる事業者です。しかも格安SIMの中では速度品質が高いため、IIJmioより安い事業者を選ぶと著しく品質が低下する可能性もあります。
ただし、毎月のデータ量が1GB以下なら楽天モバイルが有力な選択肢。楽天モバイルは月間データ量が1GB以下なら無料で使えるため、ほとんどモバイル通信を利用しないならば非常におすすめできますよ。
一方、毎月のデータ量が1GBを超える場合はIIJmioを継続することをおすすめします。

機種変更をしたくてIIJmioの解約を検討している場合は楽天モバイルがおすすめ
IIJmioに不満があるわけでなく、お得に機種変更をしたくて解約を検討するケースもありますよね。そんな場合は楽天モバイルが非常におすすめです!
楽天モバイルは他社からの乗り換えで、最大35,000楽天ポイントを還元する機種変更キャンペーンを実施しています。
2022年3月現在、最新のiPhone13シリーズや高コスパで話題のAndroidまで幅広いラインナップで、あなたにぴったりのスマホを安く手に入れるチャンスですよ!

まとめ
当記事ではIIJmioの解約方法について解説をしました。
<まとめ>
- IIJmioの解約は会員専用ページからできる
- IIJmioの最低利用期間は約2ヶ月で、その間は解約ができない
- 音声SIMの解約には費用が発生するケースがあるが、データSIMの場合は発生しない
- 他社へ乗り換えする場合はMNP予約番号が必要で、発行には数日かかる
- MNP予約番号には有効期限がある
解約と乗り換えでは手続きが違いますので、気をつけてくださいね。
IIJmioでは電話での問い合わせも受け付けていますので、解約にあたり不安がある場合は電話での問い合わせもおすすめします!