「子供が社会人になったので、名義を子供に移したい」「夫婦で別名義で契約したい」「乗り換えと同時に名義を変更したい」
などなどの理由で名義変更をお考えの方。
名義って実際の利用者と一致していた方が何かと便利ですよね。
プラン変更や機種変更、その他諸々の手続きの度に、利用者と契約者がいちいち一緒にお店に足を運ばなければならず「いっそのこと名義変更をして利用者と名義人を統一したい!」とお考えの方も多いでしょう。
残念ながら、IIJmioでは、後から回線の名義変更をすることができません。
しかし回線名義がバラバラの回線をIIJmioに乗り換える場合は自動的に契約者名義にまとまるので、他社からの乗り換えにあたっての事前の名義変更は不要ですよ。
そしてIIJmioでは、状況によっては後からの名義変更ができなくても対処できるケースや特に不便しないケースもあります。
ということで、この記事では、
- IIJmioにおける名義変更の考え方
- 回線名義の変更が必要な場合の対処法
の2つを解説します。ぜひ参考にしみてくださいね。
目次
結論:IIJmioでは名義変更はできないが、家族バラバラのまま乗り換えれば回線は契約者名義にまとまる
結論から言いますと、IIJmioでは後からの名義変更ができません。
ただし2019年9月24日より、契約名義がバラバラの回線でもそのままみんなで乗り換え可能になっています。
乗り換えに使った回線の名義がバラバラの場合は、自動的に契約者名義にまとまる仕様です。
これからIIJmioに乗り換えるにあたって回線名義がバラバラなのを気にしていた場合は、そのままみんなでIIJmioへ乗り換えられるのでご安心ください。
ただし、契約後に各回線の名義を変更することはできませんし、名義がバラバラのままIIJmioを家族として(家族間の通話割引等をうけて)契約することもできないので注意が必要です。
IIJmioには、同一名義で使うことで得られるメリットあり!
IIJmioを、複数人が同一名義(同じmioID)で使うと、以下の3つのメリットを得られます。
- 家族で容量をシェアできる
- ファミリー通話割引により、通話料が60%引きになる
容量シェアにより通信料金を節約したり、オプション利用で通話料金を削減したりできるので、IIJmioは同一名義による複数回線利用がお得なんです。
IIJmioでは名義人と実際の利用者が異なっていても、大して困ることはない
ただし、前述した「IIJmioを同一名義で利用すると得られるメリット」がさほど魅力的に感じない場合は、無理やり同一名義で契約する必要は無いです。
また、IIJmioでは契約名義人と実際の利用者が異なっていても、使用において困ることは特にありません。
プラン変更等の手続きは全てマイページからできますし、「IIJmioクーポンスイッチ」アプリで速度の切り替えや残量確認もできます。
つまり、
- 契約者と利用者が異なるから、プラン変更や機種変更の際に一緒にお店に足を運ばなければならない
- 契約情報を確認するのに、いちいち契約者がいないといけない
といった状況にはほとんどなり得ません。
ですから、契約者と利用者が異なることにこれといったデメリットはないのです。
複数回線を1つの名義で契約して、各割引を受けたい場合の手続き方法
前述したように
- IIJmioを複数台音声通話SIMで契約する予定
- 通話もある程度するので、通話料割引があった方が良い
- 回線間でデータシェアができた方が良い
といった場合は、複数回線を1つの名義で契約する必要があります。
別々の名義で個別に契約すると、せっかく提供されている容量シェアや通話料の割引が適用できませんからね。
また
- 実際の利用者と契約者が異なっていても大きなデメリットはないと知っていても、利用者と名義人を統一したい
という場合も、名義は統一した方が良いでしょう。
IIJmioは自動で名義が契約者に変更されるので、回線名義がバラバラのまま乗り換えてOK
冒頭で解説したとおり、IIJmioは回線名義がバラバラでも、家族で乗り換えれば名義が自動的に契約者名義にまとまります。
手順は以下の通りです。
- 申し込み時にIIJmioで契約者になる人と現在(転出元の携帯会社)の名義人それぞれの本人確認書類を用意する
- 支払いは、IIJmioの契約者名義のクレジットカードを選択する
- 乗り換えの場合、IIJmioの商品は転出元の携帯会社の名義人に送られる
- 申し込み完了と共に、名義はすべて新しい契約者名に変更される
申し込み画面で適切な方を選択し、
情報を入力すればOK!
次項で大手キャリアにおける名義変更方法を解説していますが、名義が契約者名義でOKなら、回線名義がバラバラでもそのまま乗り換えて続きを開始してOKですよ。
【参考】大手キャリアの名義変更方法
ドコモ、au、ソフトバンクでは、キャリアのショップで名義変更手続きができます。
2019年10月以降は、IIJmioでは名義がバラバラでもそのまま乗り換えられるため、事前に名義をまとめる必要はなくなっていますが、参考としてキャリアショップでの名義変更方法をまとめておきます。
事前に名義をまとめたい場合は、以下に記載した方法で手続きを進めてみてください。
名義変更時に必要となる書類は、以下のとおりです。
名義を譲渡する人が用意するもの
- 印鑑(au)
- 運転免許証などの本人確認書類
来店できない場合は、回線を受け取る側の人が来店時に譲渡者の委任状+本人確認書類を提示
名義を受け取る人が用意するもの
- 支払いに使うキャッシュカードやクレジットカードなど
- 運転免許証などの本人確認書類
- 印鑑(au)
ドコモは、譲渡者が来店するなら受け取る人は来店不要・委任状+本人確認書類を提示すればOK
なお、家族間での名義変更では、どのキャリアでも手数料がかかることがありません。
あえて名義をバラバラのままにしたい場合は、各自で乗り換えよう
「あとから誰かが他社へ乗り換える際に名義が統一されていると不便」などの理由からIIJmio内の契約名義をまとめたくない場合は、各回線で個別に乗り換え手続きをしましょう。
乗り換えに必要な書類は、以下の4点です。
- 契約者(回線所有者)名義のクレジットカード
- Gmailなどの、乗り換え後も使えるメールアドレス
- 運転免許証などの、契約者の本人確認書類
- MNP予約番号(乗り換えに使う、名義が同じ各回線でそれぞれ発行)
支払いはクレジットカードが必須なので事前に準備が必要、本人確認書類は、カメラなどで撮影したjpeg画像をアップロードすることとなります。
MNP予約番号は、キャリアの場合ドコモならMy docomoよりオンラインで発行可能、auやソフトバンクは電話やショップで発行できます。他社からIIJmioへ乗り換える際は、必要書類を忘れず用意しましょう。
詳細はこちら!
IIJmioから他社に転入する場合は今の名義のまま乗り換えて、乗り換え後に名義変更
IIJmioから他社へ乗り換えるにあたり、名義を他の家族などに変更したい時は、まず今の名義のままで乗り換えてから、名義変更を行いましょう。
IIJmio内では名義変更ができないので、乗り換え後に名義を変更するしかありません。
注意!格安SIMだと乗り換え後に名義変更ができないことも
IIJmioから乗り換えた他社回線が格安SIMの場合、乗り換え後に名義変更をできないケースもあります。
例えば、mineoやY!mobileは名義変更できますが、楽天モバイルやUQモバイルは名義変更できません。
他社へ乗り換える際に名義変更をしたい場合は、名義変更ができる乗り換え先を選ぶことも重要です。
後からの名義変更が面倒な場合は、新規契約するのもアリ
後から乗り換え先で名義変更手続きをするのが面倒に感じる方は、IIJmioを解約して、他社で新規契約をしましょう。
電話番号は変わってしまいますが、スムーズに自分名義の回線を用意できますよ。
まとめ:IIJmioは乗り換えと同時に名義を統一できるので便利!
この記事では、IIJmioの申し込み&他社への乗り換え時の名義変更について解説しました。
ポイント
- IIJmioは、名義変更に対応していないが、バラバラの名義でも乗り換え時に自動的に契約者名義にまとまる
- IIJmioを同一名義(同一mioID)で契約するメリットは、通話料割引や容量シェアができること
- 他社からIIJmioへ乗り換える場合は、事前に名義変更を済ませておく必要なし(2019年9月24日〜)
- IIJmioから他社へ乗り換える場合は、乗り換え後に名義変更をする
- 乗り換えをせず、新規電話番号を発行する際は、友だちなどへ番号が変わった連絡を忘れず行おう
IIJmioは名義変更に対応しない格安SIMですが、これからIIJmioを契約するならバラバラの名義が自動で1つにまとまるので、事前の名義変更は不要です。
あとから他社に乗り換える際に名義を変更したい場合は、IIJmio内だと名義変更ができないので、乗り換え先で名義変更を行ってください。
詳細はこちら!