



IIJmioはIIJ社が運営する格安SIMです。2021円の携帯電話サービス顧客満足度調査のMVNO部門では顧客満足度ではNo.1を獲得しており、気になって乗り換えを検討している方も多くいるでしょう。
しかし使っている携帯によってIIJmioを利用できないのでは?と懸念している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、さらに深掘りしてPixelシリーズでIIJmioを使う際のするべきこと、手順、セット販売や最新の6についてみていきましょう。
目次
IIJmioの公式サイトより動作確認端末を見る
IIJmioを含め通信事業社では、対応端末とメーカー名が記載されています。
これらに記載されていれば使えることとなりますが、IIJmioの公式サイトではPixelがしっかり記載されています。
回線タイプ別で見ると以下の通りです。
タイプD/ドコモ網
- Google Pixel 6 Pro SIMフリー版
- Google Pixel 6 SIMフリー版
- Google Pixel 5a (5G) SIMフリー版
- Google Pixel 5 SIMフリー版
- Google Pixel 4a (5G) SIMフリー版
- Google Pixel 4a SIMフリー版
- Google Pixel 4 XL SIMフリー版
- Google Pixel 4 SIMフリー版
- Google Pixel 3 ドコモ版
- Google Pixel 3 SIMフリー版
タイプA/au網
- Google Pixel 6 Pro SIMフリー版
- Google Pixel 6 SIMフリー版
- Google Pixel 5a (5G) SIMフリー版
- Google Pixel 5 SIMフリー版
- Google Pixel 4a (5G) SIMフリー版
- Google Pixel 4a SIMフリー版
- Google Pixel 4 XL SIMフリー版
- Google Pixel 4 SoftBank版
- Google Pixel SIMフリー版
- Google Pixel 3 ドコモ版
- Google Pixel 3 SIMフリー版
eSIM/ドコモ網
- Google Pixel 6 Pro SIMフリー版
- Google Pixel 6 SIMフリー版
- Google Pixel 5a (5G) SIMフリー版
- Google Pixel 5 SIMフリー版
- Google Pixel 4a (5G) SIMフリー版
- Google Pixel 4a SIMフリー版
- Google Pixel 4 XL SIMフリー版
- Google Pixel 4 ソフトバンク版
上記に表記されていない場合、使えない可能性があります。


使用者の中ではPixel 3aの表記がなかったものの、使えたといった声もあります。
しかし表記がなくとも使えるとは断言できないので、自己判断で使ってください。
SIMロック解除が必要な場合がある
IIJmioでは「タイプD」と「タイプA」と2つの回線があります。
Pixelの中にはソフトバンク版、ドコモ版といったものがありますが、組み合わせや利用する端末によってはSIMロック解除が必要です。


組み合わせとしては以下の通りです。
キャリア会社 | タイプD/ドコモ回線 | タイプA/au回線 |
ドコモ | SIMロック解除の必要なし | SIMロック解除必須 |
au | SIMロック解除必須 | SIMロック解除の必要なし |
ソフトバンク | SIMロック解除必須 | SIMロック解除必須 |
SIMフリー | SIMロック解除の必要なし |
SIMロック解除の仕方
SIMロック解除の仕方は各社によって異なり、以下の通りです。
キャリア会社 | 解除手順 |
ドコモ |
|
ソフトバンク |
|
au |
|

なお、SIMフリー版は何かするといった必要はありません。中古のPixelで良ければ、SIMフリー版のものの購入がおすすめです。
IIJmioでPixelの使用方法は4ステップ
IIJmioでPixelの使用方法は4ステップです。
- MNP予約番号の取得
- IIJmio公式サイトからの申し込み
- 回線切り替え
- APNを行う

一つずつ詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ステップ1・MNP予約番号の取得
現在使っている電話番号をそのまま引き継ぎたい方は、現在利用中の会社にて「MNP予約番号」の発行を申請します。
大手キャリアの取得方法は以下の通りです。
MNP予約番号取得方法 | |
ドコモ |
|
au |
|
ソフトバンク |
|
楽天モバイル |
|

上記は大手キャリアの取得方法ですが、格安SIMの場合も基本的には各社のマイページ等から取得が可能です。
ステップ2.IIJmio公式サイトからの申し込み
MNP予約番号を取得後、llJmioへ申し込みます。
申し込みの際は以下の3つを必ず用意しておきましょう。
- 免許証や保険証の本人確認
- 引き落としに使うクレジットカード
- IIJmioにて使用するメールアドレス

llJmioではPixelの販売はしていないため、申し込み内容は「SIMカード単体の契約」です。
- 申込みに必要なものを揃える
- 「事前支払いしたものはない(通常)」
- 「他社から乗り換え(MNP)」をタッチ
- 「SIMのみ」をタッチ
- SIMカードの種類の選択
- プランを決める
- 回線タイプを決める
- 通話定額オプションの選択
- 利用者の選択(契約者本人になります。)
- オプションの選択
- 申込み内容のチェック
- 重要説明事項2箇所へチェック
- mio IDの新規登録
- 基本情報の入力
- 免許証や保険証などの本人確認書類のアップロード
- 最終確認項目に全てチェック
- 終了
申し込みができれば、登録したメールアドレスに利用開始に関するメールが届きます。あとはSIMカードが到着すれば利用できます。


IIJmioの申し込みをしても、既存の契約会社は問題なく使えますので安心してください。
ステップ3.回線切り替え
SIMカードが届いたら開通手続きをして回線を切り替えます。
以下の電話番号にて電話をしましょう。
IIJmio開通手続きの電話番号
・IIJmioオンデマンド開通センター:0120-711-122
受付時間は9:00〜19:00となっており、年中無休です。
電話をかけるとガイダンスが流れるので、指示に従いましょう。
また、開通手続きには自身の電話番号、SIMカード台紙裏面に記載されている下4桁の番号が必要ですので、準備しておいてください。
開通手続きが完了すれば、今までの携帯会社は自動的に解約されますのですることはありません。

ステップ4.APNを行う
開通手続きが終われば、APNと言われるネットワーク設定をしましょう。
手順は以下の通りです。
- Pixelの電源をオフにして、側面のSIMスロットを取り出す
- IIJmioのSIMカードをセットして、SIMスロットを戻す
- 電源をオンにする
- 画面をつけたら、「ネットワークとインターネット」
- 「アクセスポイント」
- 「APN」
- APN一覧より、IIJmioのAPNをタッチ
APNが完了すれば4Gと表示されます。
Dタイプ、Aタイプ全て同じ契約手順です。
APNの項目には以下のものを記入しましょう。
- 名前(好きな名前)
- APN(iiJmio.jp)
- ユーザーID(mio@iiJ)
- パスワード(iij)
- 認証タイプ(PAPもしくはCHAP)
上記が完了すれば音声通話とインターネットの使用が可能です。

乗り換えてもデータは消えない


現在利用中のPixelを使ってIIJmioへ乗り換えても、Pixel端末内のデータは消えません。
回線が移り変わっただけで、本体は変わっていないのでデータは消えないのです。

しかし機種変更であればデータ移行は必要です。
データ移行は旧端末と新端末をケーブルで繋いで、初期段階で「アプリとデータのコピー」を行うだけですのでとても簡単にできます。


LINEに関してはバックアップ・復元が必要ですので、移行前に行っておくようにしましょう。
移行後に復元をしたいとなっても、バックアップができていなければ復元はできません。
詳しいLINEのデータ移行方法については下記記事で解説してるのでぜひご確認ください!
IIJmioでは今のところはPixelのセット販売はない
公式サイトからセット販売の検索ができますが、Pixelは載っていません。また公式からの詳しい情報もないので、セット販売がされる可能性は低いでしょう。

Pixelの購入方法としてはGoogle Store、Amazon、SoftBank、au、中古ショップでの購入となります。SIMフリーであればGoogle Store、Amazon、中古ショップからの購入です。

IIJmio公式TwitterからはPixel 6での動作確認済み
出典:Google公式サイト(https://store.google.com/jp/product/pixel_6?hl=ja)
日本では10月28日にPixelの最新端末、「Pixel 6」が発売されました。
独自開発の「Tensor」チップが搭載されていたり、トリプルカメラが搭載だったりと見どころたくさんのPixel 6です。
IJmioの公式Twitterでは動作確認ができたとの声があります。
公式サイトでは記載がないものの、IIJmioの公式Twitterが発信しているので問題は無いでしょう。

しかし中には、外出時では問題なく使えるものの、自宅のWi-Fiに接続するとモバイル接続が勝手に切断されて電話が鳴らないとの問題もあるようです。
Pixel 6は発売されたばかりですので、今後も何かトラブルが起きるかもしれません。その際はIIJmioのサポート窓口へ問い合わせてみましょう。

また、Pixel 6はドコモの5G周波数帯に一部対応していないので、Dタイプを利用してる方には注意が必要です。
詳細については下記記事でまとめてますので気になる方はご覧くださいね。
IIJmioでもグーグルのPixelは問題なく使える
以上、IIJmioでPixelシリーズは使えるのか?について解説させていただきました!
ポイント
- 一部SIMロック解除をする必要がるが、Pixel自体には対応している
- 不安であれば「動作確認端末」より自身の持っているPixelが対応しているか確認するのがベスト
- Pixelのセット販売についてはいまだに行われていない、今後の情報もなし
- IIJmioは顧客満足度No. 1を獲得しておりおすすめの格安SIM
一部SIMロック解除をする必要があるといったこともありますが、基本的には問題なく使用可能です。
本当に使えるのか心配との方は動作確認端末より、自身の持っているPixelが対応しているか確認をしましょう。
Pixel 6は記載されていないものの、IIJmioの公式Twitterが使えると公言しているので安心してください。
今はまだPixelのセット販売はされていませんが、Pixelに注目が集まっているため今後は発売されるかもしれません。いずれにしても現段階ではセット販売についての情報はありませんので、待つようにしましょう。
もしセット販売が発表されればお得な値段で購入できますので、待つ期間は長くていいからお得に購入したいといった方は、情報が出るまで待つのがおすすめです。
IIJmioはSIM機能とデータ量を自由に組み合わせられ、ドコモ網とau網を選べるのが魅力的な点です。
Pixelのみならず、格安SIMを利用したい方はIIJmioの使用を視野に入れてみて下さい!