

でも同時に気になるのが、諸々のデータ移行。その中でもLINEの引き継ぎは特に心配という方は多いのではないでしょうか。
私も大手携帯会社で働いていた時は、LINEの引き継ぎに強い不安を感じる方をたくさん見てきました。
「友だちリストが消えてしまったらどうしよう」「残しておきたいトーク履歴があるのに」などなど、不安が尽きず、新しいスマホにするのが億劫になっていた方がたくさんいらっしゃったのです。
ということで、今回は、大手携帯会社で1日10人以上のLINEカウントを移行してきた私が、LINEの引き継ぎ方をまとめた完全攻略記事を用意しました。決して短くない記事ですが、この記事通りにやれば、誰でも絶対に失敗しないLINEの引き継ぎが可能です。
記事ではLINEだけでなく、LINE以外の機種変更時にやることもまとめていますよ。
それでは、早速、LINE引き継ぎ完全攻略版を見ていきましょう!
目次
機種変更時にLINEで引き継ぎができるもの&できないもの



機種変更した後に引き継ぎが出来なくてパニックにならないためにも事前にきちんと確認していきましょう!
引き継ぎができるもの
まずは、引き継ぎができるものから見ていきましょう!以下がそのリストになります。
- 友だちリスト
- グループ
- 自分のプロフィール情報(LINE IDやアイコン)
- ステータスメッセージ
- アルバム・ノートの情報
- タイムラインの内容
- Keepに保存中のデータ
- LINE連動アプリ・サービスの情報(GAME・マンガ・占いのアイテムなど)
- 購入済みのLINEコイン残高
- LINE Pay・LINEポイント残高
- LINE Outのチャージ済みコールクレジット
- ポイントクラブのランク情報
- LINEスタンププレミアムの利用情報
出典:LINE あんぜん引き継ぎガイド(https://guide.line.me/ja/migration/)
またトーク履歴についても、アカウント移行に加えてバックアップを行うことで引き継げます。ただし、トーク履歴を引き継ぐには、同じOS間(iPhone→iPhoneなど)でのアカウント移行でなければなりません。

LINEの一般的な機能は、きちんとステップを踏めばほとんど引き継ぐことができます。
それに、アカウントを引き継ぐだけで、自動で引き継がれる情報がほとんどですから、1つ1つを別々に引き継ぐ必要もありません。安心してくださいね!
引き継ぎができないもの
では、逆に引き継ぎができないものは何でしょうか。以下がそのリストになります。
- 通知音の設定
- 購入済みのLINEコイン残高
- LINE Outのチャージ済みコールクレジット
- トークルームごとの通知設定(通知ON/OFF)
出典:LINE あんぜん引き継ぎガイド(https://guide.line.me/ja/migration/)
なお、上記は異なるOS間(iPhone→Androidなど)でアカウント移行を行う場合のリストです。OSが同じであれば、「LINE Outのチャージ済みコールクレジット」と「トークルームごとの通知設定(通知ON/OFF)」は引き継げます。


OSと言うと非常に専門的に聞こえますが、単純にスマホの脳みその部分をイメージしてもらえれば大丈夫です。言い換えると、iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidなど、同じOS間での機種変更であれば特に何の問題もなくほぼ全ての機能を引き継ぐことができます。

機種変更前にLINEでやることは2つ
まずは、機種変更前の古いスマホでやらなければならないことをご紹介します。
必須ステップは以下の2ステップで、スムーズにいけば誰でも5分ほどで完了しますよ。
- メールアドレスとパスワード、電話番号を登録する(トーク履歴も引き継ぎたい場合は、バックアップが必要です。後述していますので最後までチェックしてくださいね!)
- アカウント引き継ぎ設定をする

【必須】メールアドレスとパスワード登録する!電話番号が最新のものであることもチェック!
まずは、メールアドレスとパスワード設定、それから電話番号のチェックです。
新しいスマホには、電話番号を入力してアカウントを引き継ぎます。
電話番号に変更がなければ引き継ぎの際にメールアドレスとパスワードの入力は不要ですが、登録自体は必須ですので事前にきちんと登録しましょう。
一方、電話番号に変更がある場合はメールアドレスとパスワードの入力も必要となります。


メールアドレスの登録(変更)の手順は4ステップ
①ホームタブ右上の歯車をタップし、「アカウント」を選択
②電話番号が最新のものであることをチェック!問題なければメールアドレスをタップ
出典:LINEみんなの使い方ガイド(https://guide.line.me/ja/account-and-settings/account-and-profile/set-password.html)
③メールアドレスを入力して「次へ」をタップ
出典:LINEみんなの使い方ガイド(https://guide.line.me/ja/account-and-settings/account-and-profile/set-password.html
④入力のメールアドレスに認証番号が届くので、それをLINEの画面で入力して登録(変更)完了
出典:LINEみんなの使い方ガイド(https://guide.line.me/ja/account-and-settings/account-and-profile/set-password.html

パスワードの設定(変更)の手順は1ステップ
パスワードの設定(変更)は、「アカウント」でメールアドレスの下のパスワードをタップし、任意のパスワードを2回入力するだけで完了します。
これで、メールアドレスとパスワードの登録、電話番号のチェックは完了です!LINEのアカウント引き継ぎ自体は、この3つの情報があれば簡単にできてしまいます。
ただ、今回はもう1歩踏み込んで、Facebook連携のご紹介もします。
【任意】Facebook連携をする:何かあった時にFacebook連携してあると命拾いする


しかし、万が一メールアドレスやパスワードを忘れてしまって、新しいスマホで上手くLINEにログインできなかった際に、Facebook連携がしてあると命拾いすることもありますので、紹介しておきます。

①ホームタブ右上の歯車から「アカウント」をタップし、Facebookを選択
②ログイン方法を選択(アプリが入っていれば、アプリでのログインが便利)
③〇〇としてログインをタップ
④「連携解除」とボタンが変わっていれば、完了!
これでFacebook連携も完了です。
Facebook連携してもLINEの内容は、Facebookには投稿されない!

でも大丈夫です!
LINEのFacebook連携で共有される情報は、あなたの年齢やプロフィール画像、Facebook IDのみなので、投稿やメッセージの内容が、勝手にどちらかに漏れてしまうことはありません。
ただ、私個人的な意見としては、登録したメールアドレスとパスワードがきちんと覚えられれば、Facebook連携を行う必要はないかと思います。

【必須】機種変更前にアカウント引き継ぎ設定をする
続いては、アカウント引き継ぎ設定です。この設定は、LINEに「これから違うスマホにアカウントを引き継ぎますよー!」とお知らせする設定です。


②アカウントを引き継ぐをタップ

③OKをタップ

④この画面で完了!



もし、残り時間がゼロになっても、アカウント引き継ぎ設定が自動でオフになるだけなので、データが消えたりすることは一切ありません。それに残り時間が少なくなってきたら、一度オフにし、再度オンにすれば再びカウントが始まります。
ここまでの設定で、LINEのアカウントを引き継ぐ準備は完了です。
アカウントに加えてトーク履歴も引き継ぎたい方は、次の段落も参考にしてくださいね!

【任意】機種変更時にトーク履歴も引き継ぐ場合
「せっかくだから今までのトーク履歴も引き継ぎたい」という方は、こちらの設定も必要になります。

iPhoneとAndroidではやり方が異なりますので、1つ1つ順番に説明をしていきます。
→ iPhoneの方はこちら
→ Androidの方はこちら

【iPhone】iCloudを使う
iPhoneを使っている方は、iPhoneに無料で付いているiCloudを使う方法が一番簡単です。
iCloudはインターネット上にある、見えない倉庫のようなもので、ここでは今までのトーク履歴をその倉庫内に1度保存するのです。事前にiCloudにログインしていない方は利用できませんので、その場合はiPhoneの設定からログインを済ませましょう。


①ホームタブ右上の歯車から「トーク」をタップ(「一般」のところにあります)
②「トークのバックアップ」をタップ
③「今すぐバックアップ」をタップ
④「バックアップ完了」と表示され、前回のバックアップが更新されていれば完了!
【Android】Googleドライブを使う
Androidの場合はGoogleドライブを使用します。
こちらもiPhoneのiCloudと同様、Googleドライブと呼ばれるインターネット上の見えない倉庫に、今までのトーク履歴を1度保存するのです。Androidを使っている方は、通常Googleのアカウントもお持ちかと思いますので、特に難しい部分もなく誰でも5分ほどで完了します。

①ホームタブ右上の歯車から「トーク」をタップ
②「トーク履歴のバックアップ・復元」をタップ
出典:LINEみんなの使い方ガイド(https://guide.line.me/ja/signup-and-migration/talk-backup.html)
③「Googleドライブにバックアップ」するをタップ
出典:LINEみんなの使い方ガイド(https://guide.line.me/ja/signup-and-migration/talk-backup.html)
④ 「バックアップ中」と出てパーセンテージが表示されたあと、「トーク履歴をバックアップしました」と出たら「確認」をタップして完了
なお、Googleドライブにバックアップするには、LINEと連動したGoogleアカウントが必要になります。
機種変更後にLINEでやること


あとは新しいスマホでLINEアカウントにログインし、必要であればトーク履歴の復元をします。こちらもこの記事通りにやれば、きちんとできますので安心してくださいね!
LINEアカウントにログイン!

ここからはWiFiが安定している環境で作業することを強くオススメします(私は不安定なWiFiでやったら、トーク履歴復元中にアプリが落ち、一度パニックになりました…(笑)その後、安定したWiFi環境でもう一度イチから作業することで無事復元できましたが…。あの時のパニックは体に良くないです(笑))

※トーク履歴をiCloudでバックアップした方は、LINEインストール前に新しいiPhoneの設定からiCloudにログインしておくことをオススメします!

アンドロイドスマホの場合、以下の画面も出ます。これはどちらでもOKですが、OKにすると後々出てくる認証番号が自動入力されます。

②ご自身の携帯の電話番号を入力する

③間違いがないことを確認し、OKをタップ

④送られてきた認証番号を確認し、入力する
一部のスマホではSMS受信時に、自動で認証コードが入力され、入力画面が省かれることがあります。入力画面が出てこなくても、次の画面に進めれば問題ありません。


⑤しばし待つ。電話番号に変更がない場合は、この時点で友だちリストが引き継がれますので、メールアドレスとパスワードの入力は不要です。



その次の「アカウントを引き継ぎますか」は「アカウントを引き継ぐ」を選択し、ログイン方法を選択の上(どちらでもOKです)、情報を入力します


⑥友だち追加設定をする(とりあえず、どちらもオフにするのがベター!)

⑦トーク履歴を復元をタップ(事前にバックアップをとっていた場合のみ)
Androidの場合はここでは復元ボタンは出ないため、後々「設定」画面から「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」→「復元する」でトーク履歴を復元する必要があります!

⑧しばし待つ(結構時間かかることもあります)

⑨こちらは後ほど設定できるので、この段階では年齢認証しないをタップ(もちろんここで設定しても問題ありません)

⑩情報利用に関するお願いはお好きな方を選択


⑪「LINEが連絡先へのアクセスを求めています」はお好きな方を選択(許可しないがベター、後述しています)

⑫「LINEは通知を送信します」はお好きな方を選択(許可がベター、後述しています)



「LINEが連絡先へのアクセスを求めています」は許可しないがベター!
⑧で選択しなければならない、「LINEが連絡先へのアクセスを求めています。」は許可しない方が無難です。

ここで許可を押してしまうと、あなたの連絡先に登録されている、すべてのお友だち情報がLINEの元に渡ります。
もしお友だちが、「相手が自分の電話番号を知っていた場合、自分を相手の友達リストに自動で追加する」という設定にしていた場合、その人は自動であなたのLINEのお友達に追加されます。「挨拶程度の仲で、LINEを交換するほどでも」というお友達でも、勝手に追加されてしまうのです。
逆にあたなが、お友だち側に勝手に友達として表示されてしまうケースもあります(⑥の友だち追加設定がオンになっていた場合)。
連絡先に登録されている人は全員親しい間柄で、全員LINEのお友だちになっても問題ないという方は以外は許可しないを選択することをオススメします。

「LINEは通知を送信します、よろしいですか?」は許可がベター!
「LINEは通知を送信します、よろしいですか」の設定は、許可した方が便利です。
この文は「誰かからLINEが来た時に、あなたにお知らせしますけど、いいですか?」という意味です。通知がと、いつ誰から連絡が来たのかLINEアプリを開かないと分からなくなってしまい、大変不便です。
より細かい設定は後々することも可能ですので、とりあえず許可しておいて問題ありません。
スタンプと着せかえの復元
さて、最後はスタンプと着せかえの復元です。
せっかく購入したスタンプや着せ替えが機種変更のたびになくなってしまったら悲しいですよね。
でも、大丈夫です。
以下の通りにやれば、スタンプも着せかえもきちんと復元できますから、安心してくださいね!



②「マイスタンプ」をタップ

③ダウンロードしたいスタンプの右にある↓をタップ(全てダウンロードも可能)

④この画面で完了



②「マイ着せかえ」をタップ

③「ダウンロード」をタップ

④「適用」をタップで完了!



【まとめ】LINEの機種変更前後でやらなければいけないこと
以上で、LINEの引き継ぎ方法は終わりです。
ステップが多いように感じるかもしれませんが、1つ1つ画像通りに丁寧にやれば失敗することはまずありません。

機種変更前
- メールアドレスとパスワードを登録する
- 電話番号が最新のものであることもチェック!
- 【任意】Facebook連携をする
- アカウント引き継ぎ設定を行う
- 【任意】トーク履歴のバックアップをとる
機種変更後
- LINEにログインする(過程でトーク履歴の復元)
- スタンプと着せかえを復元する

機種変更時のLINE引き継ぎ失敗例&対処法


この記事で解説してある通りにやれば基本的には、きちんと引き継ぎができるのですが、もし万が一、なにかにつまずいた時には参考にしてみてくださいね!
認証番号のSMSが届かない時
SMSで認証コードが送られてこないときは、まず再送を試してみましょう。
認証コードを入力する画面の下に認証番号を再送がありますので、そこを押してみてください。または、その隣にある通話による認証を押すと、音声ガイダンスで4桁のコードを聞くことができます。
それでもダメな場合は、こちらのSMS再送申請をご利用ください。
認証番号を入力するとエラーが出る時
まずは、アプリの再起動、スマホ本体の再起動を試しましょう。
また、この類のエラーは時間をあけると解決されることも多いようなので、翌日に試してみるのも効果があるかもしれません。
登録していたメールアドレスを忘れてしまった時
残念ながら、この場合は引き継ぎを行えません。ただ、Facebook連携もしていた場合、そちらでログインすることは可能です。
Facebook連携はメールアドレスを忘れてしまった場合には、命綱となるのです。
アカウントの引き継ぎに失敗した時
何らかの理由で、アカウントの引き継ぎがうまくいかず、もうどうにもならない!という時は、こちらの申請フォームを利用することで、一部のデータが戻ってくる可能性があります。
ただ、このフォームを利用しても友達リストやトークは復元されませんので、引き継ぎは1つ1つ丁寧にやりましょう。特に登録したメールアドレスと忘れてしまうと、どうにもならない状態に陥る可能性大ですので、気をつけてくださいね!
トーク履歴を復元中に問題発生した時
iCloudやGoogleドライブを利用して、トーク履歴のバックアップとり、復元中にエラーが発生した場合、メモリの残量が不足してる可能性が考えられます。
iCloudやGoogleドライブ内に十分な残量があるかを確認し、不要なものは削除して十分なスペースを確保しましょう。
LINE以外に、機種変更時にやることはある?
LINE以外にも、機種変更時にはデータのバックアップと移行が必要な場面が色々あります。
主な確認しておきたい引き継ぎ項目と手順を解説するので、チェックしてみてください。
機種変更ではおサイフケータイのデータ移行を忘れずに!
おサイフケータイ関連のアプリを使っている方は、個別に引き継ぎ設定をしなければ残高やアカウント情報が引き継がれません。
データ移行の手順を解説します。
iPhoneはWalletアプリで削除してから新端末で再設定!
iPhoneのApple Payのデータを移行する場合は、Walletアプリから一旦Suicaなどのおサイフデータを削除しましょう。


SuicaでSuicaアプリを使っている方は、アプリへのログインも合わせて行ってください。
引き継ぎたいクレジットカードなどの情報が出てこない時は、手動で再登録しましょう。
Androidは各アプリで個別に機種変更操作を行う
AndroidのSuicaやnanaco、楽天Edyなどは、アプリの機種変更項目からそれぞれ個別に設定を行いましょう。
機種変更手続きをしたら、新しいスマホで同じアプリをインストールして、機種変更によるデータ引き継ぎ設定をすればOKです。
注意!iPhone→AndroidやAndroid→iPhoneでは移行できない場合もある
異なるOSのスマホへ機種変更する場合は、おサイフケータイのデータを引き継げないこともあります。
クレジットカードのiDやQUICPayなども、機種変更によるデータ移行はできないので、登録し直しになります。
SuicaやPASMOであれば、会員登録と事前の機種変更設定(iPhoneはWalletアプリからの削除、Androidはアプリからの機種変更手続き)をしておくことで、Suica・PASMOのアプリ経由で機種変更を行えますよ。
なお、かつては楽天Edyやnanaco、WAONはApple Pay非対応でしたが、現在は対応しているため、iPhoneでもそれらを利用できます。
スマホ全体のバックアップをすれば、アプリやデータをすぐ復元できる
iPhoneやAndroidスマホには、本体内部のデータをまとめてバックアップする機能があります。
利用すれば、インストールしていたアプリや電話帳などの情報を一気に復元できて便利ですよ。

iPhoneのデータバックアップ・復元方法
iCloudを使うことで自動的にiPhoneのデータをバックアップし、いつでも新iPhoneへ復元できます。
- 設定アプリを開き、ユーザー名のボタンを押す
- iCloudの項目を開いて、「iCloudバックアップ」を選択してオンにする
- 「今すぐバックアップを作成」を押し、バックアップを取る
- 新しいiPhoneで初期設定を開始、機種変更前と同じApple IDでログインする
- 「Appとデータ」の項目で「iCloudバックアップから復元」を選び、復元を行えばデータが移行される
以上の手順を進めれば、新しいiPhoneに今まで使っていたアプリや電話帳、カレンダーなどのバックアップを設定したデータが引き継がれますよ。
Androidのバックアップ・復元
Android端末でのデータのバックアップには、Googleドライブを使います。
- 設定アプリを開き、「システム」などの項目内にある「バックアップ」という項目を選ぶ
- バックアップをオンにする
- 機種変更先のAndroidスマホで初期設定を開始する
- 機種変更前に使っていたのと同じGoogleアカウントでログインする
- 「アプリとデータのコピー」の項目で、バックアップした端末の名前を選べばデータが移行される
以上の手順を進めれば、アプリや連絡先などの細かいデータが新しいスマホに移行されますよ。
OSが異なるスマホへ機種変更する際は、データ移行はどうする?
OSが異なるスマホへ機種変更する際は、基本的に個別にデータを移行する必要があります。
すべてのデータを完全移行はできませんが、個別に設定をすれば、色々なデータを移行できますよ。
例えばPhoneからAndroidに機種変更する場合は、Googleドライブをインストールし、アプリ内の設定画面で「バックアップ」を行えば、連絡先やカレンダー、写真・ビデオといったデータをバックアップできます。

iPhoneの機種変更でやること
最後に、iPhoneの機種変更を自分でする方法を紹介していきます!
手順1:機種変更時の環境を確認
まず、機種変更時の環境を確認しましょう。
機種変更の際には、以下のいずれかの環境が必要です。
- Wi-Fi環境
- Lightning-USBケーブルとLightning-USB 3カメラアダプタ
一番オーソドックスなのは、2台のiPhoneをWi-Fiネットワークに接続してワイヤレスで行う方法です。
無線で行えるので、とても簡単です。

もし自宅にWi-Fiがない場合や、Wi-Fi環境が安定していない場合は、有線で行いましょう。
その場合、Lightning-USBケーブルとLightning-USB 3カメラアダプタを2台に繋いでiPhoneのデータを転送します。
Wi-Fiもケーブルもない場合は、Bluetoothを使ってデータを移行することが可能です。
ただし、途中で接続が途切れてしまったり、データの移行に時間がかかってしまうこともあります。
手順2:iPhoneのデータをバックアップする
次に、iPhoneのデータをバックアップしましょう。
バックアップの方法は以下のように2つあります。
- iCloudを使うバックアップ
- iTunesを使うバックアップ
iCloudとはAppleから展開されているクラウドサービスで、画像や音声・アプリデータなどiPhoneのあらゆるデータを保存することができます。
無料で保存できるのは5GBまでですが、月額130円で50GBにグレードアップ可能です。iCloudでバックアップをする場合、データ容量の関係上50GB程度に容量を増やすことは必須です。
「お金がかかるのはちょっと・・・」と感じるかもしれませんが、iCloudバックアップは毎日自動でバックアップしてくれる機能もあるため、たった130円で紛失や盗難時のデータ消失に備えられますよ。
また、PCがある場合はiTunesを使うことも可能です。
iTunesはAppleから展開されているメディアプレイヤーで、大容量のデータを無料でバックアップできます。
ただし、お使いのパソコンに都度バックアップをするためiCloudのような自動バックアップには対応していません。手順は非常に簡単なので「機種変更だけスムーズにやりたい」と思う方にはおすすめです。
それぞれの手順は以下の通りです。
iCloudの場合
- iPhoneをWi-Fiに接続する
- 「設定」をタップする
- 「ユーザー名」をタップする
- 「iCloud」をタップする
- 「iCloud バックアップ」をタップする
- 「今すぐバックアップを作成」をタップする
iTunesの場合
- PCでiTunesをダウンロード
- PCでiTunesを開く
- USBケーブルでiPhoneとPCを接続する
- PCでiTunesからデバイスを選択
- デバイスの「概要」をクリック
- 「今すぐバックアップ」をクリック
ただし、「クイックスタート」を利用する場合はiPhoneのデータをバックアップする必要がありません。
クイックスタートについては、次の見出しで詳しく解説します。
手順3:新しいiPhoneにデータを移行する
新しいiPhoneにデータを移行する方法は、3つあります。
- iCloudを使って移行する
- iTunesを使って移行する
- クイックスタートでデータ移行する
iCloud、iTunesでデータをバックアップした人は、同じようにデータを移行します。
iCloudを使うデータ移行
- 「設定」から「⼀般」へ移り、「リセット」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
- 「iPhoneを消去」が2回表示されるので2回タップ
- Apple IDのパスワードを求めらるのでパスワードを入力し「消去」をタップ
- 「→」を右にスライドさせ、ロックを解除
- 言語・地域から「日本語」「日本」を選択
- 「Wi-Fi」をタップし、Wi-Fiネットワークに接続し、パスワードを入力して「接続」をタップ
- 位置情報サービスの「オン/オフ」を選択し「iCloudバックアップから復元」をタップ
- Apple IDパスワードを入力して「次へ」をタップし、SMSに送信されるAppleID確認コードを入力
- 利用規約を読んで「同意する」をタップ。
- 復元したいバックアップを選択
- データの復元が開始され、移行が完了
iTunesを使うデータ移行
- 「iTunes」から「環境設定」をクリック
- 「デバイス」から「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」をチェックし、OKをクリック
- iPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続し、デバイスマークをクリック
- 「バックアップを復元」をクリック
- 復元するバックアップを選択し、「復元」をクリック
- パスワードを求めれた場合は設定したパスワードを入力し「OK」をクリック
- 復元完了
そして、最後の方法がクイックスタートです。
クイックスタートはデータのバックアップが不要なので、もっとも簡単です。
クイックスタートは以下の通りの手順で進めます。
- クイックスタートを開始する
- 旧iPhoneのカメラで新iPhoneのアニメーションを写す
- 新iPhoneに旧iPhoneのパスコードを入力する
- 新iPhoneで様々な設定をする(スキップも可能)
- データの転送をする
- 新iPhoneが再起動される
- 新iPhoneでアプリのダウンロードをする
手順4:iPhoneのSIMカードを入れ替える
データ移行が完了したら、iPhoneのSIMカードを入れ替えましょう。
iPhoneを購入した際に付属されているSIMピンを使うと簡単です。
手順5:新しいiPhoneの初期設定をする
最後に新しいiPhoneの初期設定をします。
初期設定は以下のような設定が必要です。
- 言語
- キーボードの設定
- Wi-Fi
- ロック解除方法
これらの初期設定が終了すれば、完了です。
まとめ:機種変更でやることを理解し、しっかりデータを引き継ぎしよう!
いかかでしたか。今回は機種変更時のLINEの引き継ぎ方法をまとめました。
LINEが主な連絡手段となった今、LINEの友達リストが消えてしまったら一大事ですよね。また、そんな一大事に直面してしまった友だちを知っている、という方も実は多いのではないでしょうか。
LINEの引き継ぎ自体は、さほど難しくありません。
しかし、いい加減にやると細かいところで、取り返しのつかないミスをしてしまうこともあるのが現状です。「なんとなく雰囲気でやれば大丈夫よ」という方でも、とりあえず画像通りに丁寧にやってみてください。
そして、きちんと引き継ぎを成功させて、今まで通り快適にLINEを使っていただければと思います。
なお、当サイトでは格安SIMの情報をたくさん発信しています。
なんと、格安SIMならスマホが1,000円未満から持てる(平均でも1,500円)うえ、カウントフリーでLINEが使い放題になるものもあります。
格安SIMだと以前はLINEのID検索が使えないなどの不便さもありましたが、現在はLINEのIDの検索が使える格安SIMも多くあります。
また、ソフトバンクの新プラン「LINEMO」であればLINEのデータ通信でギガが消費されないので、「今のスマホ代が高い…」と思っている方にはとてもオススメです!