


iPhoneを使っていると、何かと出てくるのが「iPhoneを探す」機能ですよね。本来盗難防止目的で付いていることもあって、ちょっぴりややこしいと感じる方も多いかと思います。
ということで、この記事では「iPhoneを探す」をオフにする方法をどこよりも丁寧に説明していきます。
スマホの操作が苦手な方もiPhoneを使い始めたばかりの方も、誰でも100%しっかり分かるように説明していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
「iPhoneを探す」はどんな時にオフにするの?本当にiPhoneを手放したい時


そうなんです。「iPhoneを探す」はAppleが提供しているセキュリティーシステムの1つです。
「iPhoneを探す」がオンになっていると、万が一iPhoneを無くしてしまった時、遠隔でデータを消去したり、ロックをかけたりすることができる仕組みとなっています。
iPhoneを無くしてしまった時に、そのiPhoneがきちんと見つかるための機能備えているのが「iPhoneを探す」です。
つまり、本当にiPhoneを手放したい人はオフにする必要があるんですね。
「iPhoneを探す」をオフにする時の具体例

- 修理・交換に出す時
- 下取りをする時
- 初期化をする時
- 誰かにiPhoneを譲る時
「iPhoneを探すは」主に上記4つの場面でオフにする必要があります。
もちろんこの場面以外でも、セキュリティをつけたくない方や、「iPhoneを探す」の機能が要らないかなと感じる方はオフにしておくことが可能です。
修理・交換に出す時
修理や交換に出す時は、「iPhoneを探す」をオフにしないといけません。
オンのままだと、Appleで修理の受付が出来ないようです。また、非正規店で修理に出す場合も、初期化が伴うことが多く、その際に「iPhoneを探す」をオフにする必要があります。
LINEモバイルでも持込端末保証を利用してiPhoneを修理に出す時は、「iPhoneを探す」をオフにしないといけないので、要注意ですね!
下取りに出す時
大手携帯会社では下取りのサービスが充実しています。下取りを上手く活用すれば、新しい機種の本体代が安く抑えられることもありますよね。
大手携帯会社のショップまで足を運んでiPhone下取りに出す場合、その場で「iPhoneを探す」がきちんとオフになっているか確認してくれることがほとんどです。
しかし、郵送で下取りに出す場合は要注意です。
「iPhoneを探す」がオンのままだと、受付ができず送り返されてしまう場合があります。
初期化をする時
データと設定、つまりiPhoneの中身の全て初期化する場合は、初期化の前に「iPhoneを探すをオフにしてください」というアラートがでます。
このステップを踏まないと、初期化ができません。
一方データのみを初期化する場合(設定は維持)は、「iPhoneを探す」がオンの状態でも初期化することができます。
誰かにiPhoneを譲る時
家族や友人にiPhoneを譲る時は、初期化を行うことがほとんどかと思います。
先ほど触れたように、「iPhoneを探す」がオンだと、iPhoneの中身全ての初期化はできませんので、事前にオフにする必要がありますね。


「iPhoneを探す」をオフにする方法は4種類

お好きな方法で「iPhoneを探す」をオフにしてくださいね。
ただし、4つめの「外部ツールを使ってiPhoneを探すをオフにする方法」はAppleが正式提供するサービスではありません。
本当に困った時の対処法として有用ではありますが、公式サポートされないサービスのため自己責任で試してください!
方法①自分のiPhoneで「iPhoneを探す」をオフにする

①設定をタップ

②一番上の自分の情報のところをタップ

③iCloudをタップ

④こんな画面が表示→iPhoneを探すまでスクロールしてタップ


⑤iPhoneを探すをタップ

⑥パスワードを入力してオフにするをタップ


【補足】パスワードが分からない時は!?


- 最低8文字以上(32文字以内)
- 数字、大文字の英字、小文字の英字をすべて1文字ずつ含む
- Apple ID と同一の文字列は使用不可
- 同じ文字の連続3文字使用不可
- 過去1年間で利用したパスワードは利用不可
パスワードを設定する際に、大文字の置き場に困って一番最初や最後など、分かりやすいところに配置する人が多いようです。大文字も入れて一度試してみましょう!
それでも分からない時は再設定の必要があります。
方法②他の人のスマホで「iPhoneを探す」をオフにする

ただし!オフにしたいiPhoneの電源が切れていないとできないので要注意です!それでは、流れをみていきましょう。
①「iPhoneを探す」アプリを探す

②Apple IDとパスワードを入力してサインイン



④次はこんな画面→削除したい携帯を選んで左にスライド→削除をタップ


⑤この画面が出たら削除をタップ



①右上のサインアウトをタップ

②サインアウトをタップ

③この画面で完了!


方法③パソコンで「iPhoneを探す」をオフにする
最後はiPhoneではなくパソコンで「iPhoneを探す」をオフにする方法です。
この方法もオフにしたいiPhoneが手元になくても、オフにすることができます。
ただし、②と同じく電源がオフになっていないとできないので気をつけてくださいね。パソコン慣れしている方は、②の「他の人のiPhoneを借りる」より自分のパソコンの方が気が楽かもしれません。
では、早速みていきましょう!
①icloud.comにアクセス→Apple IDとパスワードを入力
②許可するをクリック
③6桁の確認コードを覚える→完了をクリック
④覚えた6桁の確認コードを入力
⑤メニュー画面でiPhoneを探すをクリック
⑥一番の上のすべてのデバイスをクリック
⑦オフにしたいiPhoneをクリック
⑧アカウントから削除をクリック
⑨削除をクリック


方法④:4MeKeyなどの外部ツールを使って「iPhoneを探す」をオフにする(非推奨)
PW忘れなどによって上記3つの方法でiPhoneを探すをオフにできない場合、最終手段として4MeKeyなどの外部ツールを利用してiPhoneを探すをオフにすることもできます。
ただし、外部ツールの利用はiPhoneの脱獄を伴うことからAppleの動作保証外。ツールを利用した場合は故障時の保証対象外になる可能性があるなど、ユーザー側の不利益もある点に注意が必要です。
ココに注意
- 「脱獄」とは、iOSで許可されていない操作を可能にするための処理
- 外部ツールは「脱獄」の仕組みを利用し、iPhoneを探すをオフにする
- iOSのアップデート等で外部ツール自体が利用できない可能性がある
- 外部ツールを利用した場合、iPhoneが正常に動作しなくなる可能性もある
操作自体が非推奨の内容のため、当記事で手順は詳しく説明しません。あくまでも知識として、4MeKeyなどを利用して「iPhoneを探す」をオフにすることもできることのみ紹介させて頂きます。



Apple IDも思い出せない場合


Apple ID が分からなくて何にもできない!という方は参考にしてみてくださいね。
「iPhoneを探す」機能をオフにできない時の対処法


何らかの理由により「iPhoneを探す」機能のオフが上手くいかない場合、リカバリーモードを使いましょう。
リカバリーモードへ投入することでiPhoneは強制的に初期化されるため、「iPhoneを探す」の機能もオフになります。
リカバリーモードへ投入する手順は以下の通りです。
- iPhoneとPCをUSBケーブルで繋ぐ
- iTunesを起動し同期を行う
- 強制リセットを実行する。方法は以下の通り
Face ID搭載モデルおよびiPhone 8/8 plus以降:ボリュームアップボタンを押す→ボリュームダウンボタンを押す→スリープボタン長押し
iPhone 7/7 Plus:スリープボタンとボリュームダウンボタンを同時に10秒以上長押し
iPhone 6/6 Plus以前:スリープボタンとホームボタンを10秒以上長押し - ボタンを押している間に画面が切り替わるが、何もせず押し続ける。
- リカバリーモードに入るとPC上にメッセージが表示される。「アップデート」「復元」のうち復元を選択。
- PCに表示されるメッセージの通りに作業を進める
もし紹介した方法で「iPhoneを探す」がオフにできなかった場合、リカバリーモードを利用した強制初期化をお試しください。

「iPhoneを探す」をオフにする時の注意点・デメリット


「iPhoneを探す」は仕組みを理解していなければ、なかなかメリットがわかりづらいですよね。人によっては「オフにしっぱなしじゃだめなの?」という疑問を持たれるかもしれません。
しかし、「iPhoneを探す」はあなたのiPhoneにとって万が一に備えるためのとても大切な機能です。
最後に「iPhoneを探す」をオフにした時のデメリットや注意点をお伝えします。
デメリット1.iPhoneが探せなくなる
最初のデメリットは文字通り「iPhoneが探せなくなる」ことです。
「iPhoneを探す」がオンになっていれば、電波が届く限りiPhoneの位置を更新できるため紛失・盗難時にも探せます。万が一電源が切れてしまったとしても、電源が切れる直前の位置を後追いできるため見つかる可能性が格段に高まりますよ。
一方、「iPhoneを探す」をオフにしていた場合は当然ですが探せません。スマホは紛失・盗難が特に多いため、できればオンにしておきましょう!


デメリット2.遠隔初期化ができなくなる
「iPhoneを探す」がオフになっていた場合、遠隔で初期化を行うことができません。
紛失や盗難では、画面ロックを突破されて個人情報やデータを盗まれたりする事件が過去に何度となく起きています。
そんな時、「iPhoneを探す」がオンになっていれば遠隔で全てのデータが消去できるため情報が流出する心配がありません。特に仕事用で使っている時は被害が甚大なため、必ずオンにしておきましょう。


デメリット3.悪用される心配がある
上記でも少し触れましたが、「iPhoneを探す」がオフだと悪用の心配もあります。
データ流失だけでなく、過去には詐欺や犯罪に利用されたり大量のデータ通信をされて料金が高額になるケースが発生していました。
このように「iPhoneを探す」をオフにする行為は日常的にiPhoneを使う方にとってはデメリットしかありません。仕組みを理解してAppleID/PWさえ管理しておけば面倒なことはありませんので、オンの状態で利用しましょう!
まとめ
いかがでしたか?今回は「iPhoneを探す」をオフにする3つの方法をご紹介しました。
iPhoneユーザーだと何かと出てくる、「iPhoneを探す」機能。オフの仕方をしっかり確認して、いざiPhoneを修理に出す時や、下取りに出す時に、スムーズにできるといいですね!
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