LINEMOはデータ容量3GBで月額990円、20GBで2,728円と2つのプランを提供しています。
それぞれ低容量と大容量のプランですが、中容量のプランは用意されていません。
そのため、毎月20GBだとデータが余ってしまいそう、余った分は繰り越しできないのか?が気になるところです。
今回は、LINEMOのデータ繰り越しや容量シェアについてわかりやすく解説していきます。
目次
LINEMOの「ミニプラン」「スマホプラン」について
LINEMOが提供する「ミニプラン」「スマホプラン」の詳細は以下のとおりです。
LINEMOの料金プラン概要
ミニプラン
スマホプラン
月額料金
990円
2,728円
データ容量
3GB
20GB
低速時速度
最大300kbps
最大1Mbps
通話料
22円/30秒
データ繰り越し
×
5G対応
◯
データ容量3GBもしくは20GBと「LINEギガフリー」がセットになっています。
LINEMOの「スマホプラン」20GBで動画がどのくらい観られる?
プランの詳細はわかったものの、利用できる目安が気になりますよね。
ここではスマホプランの20GBで動画がどのくらい観られるのか?を表にまとめてみました。
20GBで可能な時間 | |
---|---|
Youtube視聴 (360P/中画質) |
およそ3,600分 ※60時間 |
Youtube視聴 (480P/中画質) |
およそ2,400分 ※40時間 |
Youtube視聴 (720P/高画質) |
およそ1,800分 ※30時間 |
20GBとは360P(中画質)なら60時間。480P(中画質)であれば、40時間の動画視聴が可能なデータ容量です。
毎日1時間から2時間の動画が観られる計算となります。
LINEMOの「LINEギガフリー」とは?
LINEMOの「LINEギガフリー」とは、以下のLINE機能の利用時にデータが消費されないサービスです。
- Face Play
- 各タブトップの表示
- 音声通話・ビデオ通話の利用
- トークの利用(テキスト、音声メッセージ)
- トークの利用(スタンプ・画像・動画)
- トークの利用(ファイルの送受信)
- トークのみんなで見る機能による画面シェア
- 各トークにおける設定・アルバム・ノートなどの表示・編集
- タイムラインの表示・投稿・シェア
- ディスカバー(写真・動画)の表示
- ウォレットタブのLINE Payの利用
- ウォレットタブのLINE家計簿の利用
- 設定および各項目の表示・編集
- 友だち追加画面の表示・各項目の操作・友だちの追加
- プロフィールの表示・編集・投稿
- 検索の利用
Wi-Fi通信に接続した状態をイメージしていただけると、理解しやすいかと思われます。
LINEMOはデータ繰り越し不可、容量シェアの機能も無し
LINEMOではデータ容量を使い切れずに余らせた場合、翌月に繰り越して使うことはできません。
そのため、毎月リセットされます。
20GBでどれくらいの動画視聴ができるのか解説させていただきましたが、これを目安にデータが余ってしまいそうな場合、もしかするとLINEMOは最適な選択肢ではないかもしれません。
また、LINEMOは余ったデータを友人などにシェアする「容量シェア」にも対応していません。
現在は新規受付が終了しているLINEモバイルにはシェア機能がありましたが、こちらは利用できないので余ったデータは完全に消滅してしまいます。
LINEMOで20GBのデータ容量を使い切ってしまった場合は追加データの購入
LINEMOで20GBのデータ容量を使い切ってしまった際には、最大通信速度1Mbpsに切り替わります。
最大通信速度1Mbpsでできることは以下のとおり。
- テキスト中心のメールやSNS
- 音楽ストリーミング
- 動画視聴(360P/標準画質)
- 画像データの豊富なインスタグラムなどの読み込み速度が上昇する
上記のように、高画質などの動画視聴などでない限り1Mbpsでも十分に利用出来ますが、それでも速度が足りない場合は追加データの購入が可能です。
LINEMO~追加データの購入
データを使い切った場合、追加のデータ容量1GBにつき550円で購入が可能です。
LINEMOの追加データの購入の手順は次のとおり。
- MyMenuにアクセス
- 携帯電話番号とMyMenuのパスワードを入力してログイン
- 「ご利用状況」画面にて「チャージする(予約購入)」をタップ
- 注意事項を読んでから「申し込む」をタップ
- 追加データの購入完了
- 追加データの購入から数分後に通常の通信速度が復活!
LINEMOの20GBが毎月余るようなら格安SIMへの乗り換えも検討しよう
LINEMOで20GBの容量だと毎月10GBから15GB以上余る、でも3GBのミニプランだとちょっと足りないような場合は、格安SIMサービスへの乗り換えを検討してみるのもひとつの方法です。
格安SIMであればもっと細かくプランが設定されており、データ繰り越しに対応しているものも多くあります。
今回はその中でもおすすめのSIMを紹介させていただきます。
楽天モバイル|3GB・20GB・無制限の段階制プラン
楽天モバイルの料金プランはデータ使用量ごとで異なってきます。
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」概要 | |||
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
データ容量 | 3GBまで | 3~20GBまで | 20GB以上 |
通話料 | 国内通話無料(Rakuten Link使用時) 22円/30秒(標準アプリ使用時) |
||
5G対応 | ◯ |
段階制の料金プランなのでデータ繰り越しという概念はありません。月間3GB以内で収まれば月額1,078円、20GBまでなら2,178円で使えます。
LINEMOのミニプランと比較をすると割高になってしまいますが、20GBまでならスマホプランと比較して550円安く利用できるので乗り換えとしてはありですね。
また、20GB以上使ってもそれ以降は無制限で利用が可能なので、LINEMOだとデータ容量が足りない、という方にもおすすめできますよ。
mineo|データ繰り越し・パケットギフトなど豊富な機能あり
mineoは株式会社オプテージが運営する格安SIMサービスで、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線より選ぶことができるようになっています。
料金プランは以下とおりです。
mineo 「マイピタ」概要
月額基本料
(音声SIM)1,298円
1,518円
1,958円
2,178円
月額基本料
(データSIM)880円
1,265円
1,705円
1,925円
データ量
1GB
5GB
10GB
20GB
低速時速度
200Kbps
通話料
22円/30秒
データ繰り越し
◯
5G対応
◯
データ容量が細かく設定されてるので、LINEMOスマホプランの20GBだと多い、ミニプランの3GBだと少ないような場合は5GBもしくは10GBのプランがぴったりですね。
また、余ったデータの繰り越しはもちろん、他のユーザーに分け与えることができる「パケットギフト」などの独自機能を多く用意しているのも大きな特徴です。
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
ワイモバイル|データ繰り越しも可!家族で使うならおすすめ
ワイモバイルはLINEMOと同じソフトバンクが自社で提供しているサブブランドの格安SIMサービスです。
元々データ繰り越しには非対応でしたが、2021年8月からは可能となったので無駄なくデータの利用が可能となっています。
同じソフトバンクなのでLINEMOからの乗り換えとしては最もハードルは低いですね。料金プランは以下とおりです。
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要
S
M
L
月額料金
2,365円
2,915円・4,015円
2915円・5,115円
各種割引適用後料金
(契約翌月以降)1,078円
1,078円・2,178円
1,078円・3,278円
データ容量
4GB
~1GB・20GB
~1GB・30GB
低速時速度
最大300kbps
最大1Mbps
通話料
22円/30秒
データ繰り越し
◯
5G対応
◯
※表は右にスクロールできます
ワイモバイルのデメリットは通常料金が高い事です。
同じ小容量である4GBのプランは2,365円なのでLINEMOのミニプランと比較すると1,375円も高くなるので、割引が適用出来ない場合はおすすめできません。
ただ、複数回線契約による家族割や、ソフトバンク光などとのセット割を適用する事ができればかなり安くする事ができ、LINEMOスマホプランと同じ20GBであれば2,178円にまで抑えられます。
LINEMOを使ってる方であればソフトバンク光等、割引対象の光回線を使用してる方も多いかと思いますので、その場合はぜひワイモバイルへの乗り換えを検討してみましょう。
まとめ
以上、LINEMOのデータ繰り越しや容量シェアについて解説してきました。
残念ながらLINEMOはデータ繰り越しに対応しておらず、20GBまで使わない方にとってはデータが余ってしまって無駄に感じるかもしれません。
毎月データ量が余るような場合は当記事でご紹介した格安SIMへの乗り換えなどを検討するのもありです。
ただ、LINEMOにはLINEを使った際のデータを消費しない独自の機能などもあるので、必ずしもデータが余るからといってデメリットばかりではありません。
この記事を参考に、一番自分にとって合っていると思うSIMを選択するようにしましょう。