LINEMOは月額990円で3GB、もしくは2,728円で20GBの大容量を使えるお得な新プランですが、中にはデメリットもあります。
この記事では、LINEMOを申し込む前に知っておきたい様々なデメリットについて解説します。
LINEMOの料金や特徴をまとめた完全ガイドも用意してるのでもっと詳しく知りたい方は是非ご覧ください!
LINEMOの申込みやサポートに関するデメリット
まずはいちばん重要な、LINEMOの申込みやサポート対応に関するデメリット・注意点をまとめます。
LINEMOを申し込む際は色々と気をつけたいポイントもあるので、しっかりチェックしておいてくださいね。
申し込みはオンライン受付のみで、店舗ではできない
LINEMOはソフトバンクショップや家電量販店のソフトバンクコーナーで申し込めない、特別なプランです。
LINEMOの申込みは、LINEMOの公式サイトでのみ行なえます。
LINEMOを使い始めたいと思っても、お店に行って店員の方に手伝ってもらうことはできないのでご注意ください。
インターネット上で画面の指示に従って必要事項を入力する作業がどうしても苦手という方は、ショップがあるYモバイルや通常のソフトバンクなどを利用しましょう。
サポート対応や問い合わせはチャット・LINEのみの受付
LINEMOでは、ソフトバンクショップや電話でのサポートに対応していません。
LINEMOで問い合わせをする際は、チャットやLINEでの対応となっています。
直接人に話を聞いてサポートを受けたい場合は、やはり通常のソフトバンクやYモバイルなどを利用するのがおすすめになります。
LINEMOの通信・端末に関するデメリットまとめ
続いて、LINEMOにおける通信や使う端末に関するデメリット・注意点をまとめました。
品質や公平性確保のために速度が制限される場合もある
LINEMOや本家ソフトバンクでは、通信品質や利用者の公平性を確保するために、通信速度を制御する場面があります。
通信が混雑していたり、自分の通信量が他の人より多くなっていたりすると、一時的に他の回線と同水準まで速度が制御されることがあります。
データを繰り越しできない
LINEMOには、余ったデータを翌月に使う「繰り越し機能」がありません。
そのため、使いきれなかったデータは無駄になってしまうので要注意です。
LINEMOでスマートフォンを新しくセット購入することはできない
ドコモの新プラン・ahamoでは新しいスマートフォンをセット購入できますが、LINEMOではセット購入ができません。
手持ちのスマートフォンの調子が悪い、古くなったので買い替えたいといった場合は、自分で別途購入する必要があります。
iPhoneはApple Storeや家電量販店で買えますし、ソフトバンクスマホはソフトバンクショップで本体のみを買うことができます。
また、在庫があれば中古ショップでもLINEMOに対応するiPhoneなどを入手できますよ。
LINEMOで使うスマホを入手する難易度はそれほど高くありませんが、使える機種を持っていない場合、自分で別途買わないといけないことには注意が必要です。
SIMロック解除が必要な場合がある
LINEMOを使う際は、端末のSIMロックが解除されていなければいけません。
そのため、ドコモ・auの端末を使う人は忘れずに手続きを行いましょう。
ちなみに、ソフトバンクの端末を使う場合は乗り換えの際に自動でSIMフリー化されるので、あえて手続きをする必要がありません。
SIMロックは、各キャリアの窓口で手続き可能です。
なお、キャリアショップでSIMロック解除をすると手数料がかかりますが、Web受付なら無料で解除ができますよ。
ただしどのキャリアでも購入から101日目より前の場合はSIMロックを解除できないケースがあるのでご注意ください。
不正利用防止の観点から、SIMロック解除は前回の解除手続きから101日以上経過している必要があります。
また、2021年10月以降に発売された機種(iPhone13シリーズなど)はSIMロックが解除された状態で販売されるため、そもそもSIMロック解除手続き自体が不要です。
LINEMOのサービス・料金に関するデメリットまとめ
最後に、LINEMOにおけるサービス・料金関連のデメリットをまとめます。
LINEMOは特別なWeb申込み専用の格安プランということもあり、本家ソフトバンクだと使えるサービスの一部が使えなかったり、一部割引サービスに非対応だったりします。
料金プランの展開が少ない
LINEMOで選べるプランは、以下の2種類しかありません。
容量 | 月額料金 | |
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
3GB未満、あるいは20GB前後の通信量を利用する人は、コスパが良くておすすめです!
ただし、毎月5GB〜10GBを利用する人は、LINEMOを選ぶと他社よりも割高になるケースが考えられます。
キャリアメールを使う場合は各社で提供している「メール持ち運びサービス」が必要
LINEMOはキャリアメールに対応しておらず、LINEMO専用のメールアドレスを取得できません。
例えばソフトバンクで契約をすると「@○○.softbank.ne.jp」というドメインの専用メールアドレスが使えますが、LINEMOでは未提供な点に注意をしましょう。
また、ソフトバンクやドコモ・auからからLINEMOに乗り換える場合、それまで使っていたキャリアメールアドレスを継続する場合は各社の「メール持ち運びサービス」を契約する必要があります。
事業者名 | サービス名 | 料金 |
ソフトバンク | ドコモメール持ち運びサービス | 月額330円 |
ドコモ | メールアドレス持ち運び | 年額3,300円 |
au | auメール持ち運び | 月額330円 |
キャリアメールを引き継がず他のメールアドレスを持っていない方は、事前にGmailなどのフリーメールアドレスを発行するなどして、メールアドレスを用意しておきましょう。
合わせて、友達や会員登録サイトなどにメールアドレスの変更を伝えるのも忘れないよう気をつけてくださいね。
留守番電話や転送電話を使えない
LINEMOでは、留守番電話や転送電話に非対応です。
電話系のオプションを使っている方は、ご注意ください。
Yahoo!プレミアムは特典として含まれない
ソフトバンクやYモバイルにある、Yahoo!プレミアムを無料で使える特典は、LINEMOでは提供されていません。
ソフトバンクやYモバイルからLINEMOへ移行すると、自動的にYahoo!プレミアムは解約されます。
LINEMOへの乗り換え後もYahoo!プレミアムを使いたい場合は、改めて契約し直しましょう。
おうち割光セットや家族割には非対応
LINEMOでは、ソフトバンク光などとのセット割「おうち割光セット」や、家族割に対応していません。
現在セット割・家族割を使っている方は、割引がなくなってしまったり、家族回線の人数が減って割引額が減額になったりする場合があることにご注意ください。
もっともLINEMOは、割引特典が無い代わりに通常の料金設定そのものが安価です。
家族みんなでLINEMOを使えば、セット割などがなくても、スマホ代を安く抑えつつたくさんの通信を行えますよ。
なお、同じソフトバンク系列のワイモバイルの25GBのプランはLINEMOよりは高いものの、家族割やおうち割光セット適用でほぼ同額になるので、複数回線契約などで割引を適用させたい方は先に比較をしておきましょう。
Yモバイル情報専門も用意させていただいてますので是非ご確認ください!
まとめ
LINEMOには、いくつかの注意点があります。
ポイント
- 申し込みはWeb受付のみ
- サポートはチャットやLINEで行える
- 利用にはSIMロック解除が必要な場合がある
- データ繰り越しに非対応
- 料金プランは3GB・20GBの2種類のみ
- キャリアメールを利用するには有料の持ち運びサービスが必要
- 留守番電話、転送電話は使えない
- Yahoo!プレミアムの特典は利用できない
- 光回線とのセット割や家族割に非対応
今回紹介したデメリット・注意点をそれぞれチェックして、自分にとって問題ないかどうか判断のうえでLINEMOの申込みをご検討ください!
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