月額基本料金990円でデータ容量3GB、20GBなら2,728円でできるのが嬉しいところでしょう。
この記事では、LINEMOが対応しているのeSIM(イーシム)について、詳しく解説していきます。
目次
LINEMOで発行しているeSIMとは?利用するメリット
LINEMOで発行しているeSIMとは、物理的なSIMカードをスマホに挿して使うのではなく、SIMのデータをダウンロードすることで通話や通信が利用できるようになる、最新式のSIMです。
LINEMOのeSIMに対応しているスマホを一部紹介します。
- iPhone 15シリーズ
- iPhone14シリーズ
- iPhone13シリーズ
- iPhone12シリーズ
- arrowa We
- Google Pixel7/Pro/a
- Google Pixel6/Pro/a など
eSIM対応のスマホは少しずつ増えてきてるので、その他のeSIM対応端末はLINEMOの公式サイトからご確認ください。
eSIMのメリットとは?
eSIMを使用するメリットは下記の4つです。
- 物理SIMが必要ないため即日開通可能
- 1台で複数のSIMが使える
- SIMカードが故障する心配が無い
- 海外のSIMも国内から開通可能
eSIMの大きなメリットの1つが即日開通可能な点です。
データをダウンロードして使うのでSIMカードの発送と到着を待つ必要がなく、キャリアの審査さえ通ってしまえば最短45分ほどでeSIMの利用が開始できます。
カードタイプではないので故障や紛失などもありません。
最近では通常のSIMカードとeSIMそれぞれ1つずつに対応しているスマホが増えてるので、1台で複数のSIMが使えるのもメリットとしては大きいですね。
LINEMOでeSIMを使う場合の設定・申し込みの手順
ここからは、LINEMOでeSIMを使用する際の申し込みの手順を紹介します。
- LINEMOのeSIM対応スマホを用意
- MNP予約番号を取得(必要に応じて)
- SIMカードの選択(この場合はeSIM)
- 「eSIMで申し込む」をタップ
- 必要事項に記入
- 入力情報を確認後、送信
- LINEMOへの申し込み完了メールが届く
- LINEMOの審査通過
- ワンタイムパスワードによる本人認証
- eSIMプロファイルのダウンロード
まず、手持ちのスマホがeSIM対応端末であることを確認しましょう。
ソフトバンク以外のSIMロックがかかっている端末を購入した場合は以下手順でSIMロックの解除を行う必要があるのでご注意ください。
なお、他キャリアからLINEMOに同じ電話番号で乗り換えをする場合は、MNP予約番号を取得する必要がありますが、乗り換え元が「MNPワンストップ」に対応している場合は取得が不要です。
MNPワンストップ未対応の格安SIMなどからLINEMOへ乗り換える場合は引き続きMNP予約番号の取得が必要なので、今使っているキャリアで発行手続きをしましょう。
LINEMOの審査に通過をすると「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」がメールで届くので、URLをタップして利用開始手続きに移ります。
eSIMプロファイルのダウンロードは以下手順で行います。
- LINEMOで使う端末をWi-Fiに接続
- ホーム画面⇒「設定」⇒「ネットワークとインターネット」の順番にタップ
- 「モバイルネットワーク」を選んでタップ
- 「代わりにSIMをダウンロードしますか?」をタップ
- 「SIMのダウンロード画面」にて「次へ」をタップ
- 表示されたQRコードをAndroid端末のカメラでスキャン
- 「LINEMOを利用しますか?」画面にて「有効化」をタップ
- 確認コード(ネットワーク暗証番号※4桁の数字)の入力
- 「LINEMOは有効です」画面にて「完了」をタップ
- 「モバイルネットワーク」を選んでタップ
- 「ダウンロードの確認」画面にて「プロファイルをダウンロードした」をタップ
- 「回線を切り替える」をタップ
- 「ご利用開始前にAPN設定をしてください」画面が表示される
- Android端末を再起動
- ホーム画面⇒「設定」⇒「ネットワークとインターネット」の順番にタップ
- 「モバイルネットワーク」を選んでタップ
- 「APN」画面にて「メニュー」⇒「新しいAPN」の順番にタップ
- 「名前」に「LINEMO」、「APN」に「plus.acs.jp」を入力
- 「ユーザー名」と「パスワード」に「lm」を入力
- 「メニュー」にて「保存」を選んでタップ
- APN一覧画面より「LINEMO」のAPNを選んでタップ
- 画面に「4G」や「5G」のアンテナピクトが表示されたら設定完了です
LINEMOで物理SIMからeSIMへ変更したい場合の手順・受付時間について
LINEMOでは物理SIMからeSIMに変更したい場合は、SIMカード交換もしくは再発行の手続きを実施することになります。
交換・再発行手続きの方法は以下とおりです。
交換するSIM | 手続きの方法 |
---|---|
SIMカード⇒SIMカード | チャットサポートにてSIMの変更・再発行手続き 受付時間:9時から20時(年中無休) |
eSIM⇒eSIM | MyMenuにてeSIMの再発行手続き 受付時間:9時から20時(年中無休) |
SIMカード⇒eSIM | チャットサポートにてSIMの変更・再発行手続き 受付時間:9時から20時(年中無休) |
eSIM⇒SIMカード | チャットサポートにてSIMの変更・再発行手続き 受付時間:9時から20時(年中無休) |
なお、どのパターンにおいても手数料は無料となっております。
チャットサポートによるSIM変更・再発行手続きの方法
チャットサポートによるSIMの変更および再発行手続きは、次の交換に該当する場合に選択します。
・SIMカード⇒SIMカード
・SIMカード⇒eSIM
・eSIM⇒SIMカード
- チャットサポートにアクセス
- 「SIMカードを交換したい」「物理SIMからeSIMに変更したい」「eSIMを物理SIMに変更したい」などを入力します
- 担当者がチャット相手となる
- 「携帯番号・MyMenuパスワード」または「携帯番号・氏名・生年月日・お支払い情報」をタップ
- 本人確認が取れた後にSIMの変更および再発行手続きの受付完了
MyMenuによるeSIMの再発行手続きの流れ
- MyMenuにアクセス
- 携帯電話番号とMyMenuのパスワードを入力してログイン
- 「eSIM再発行手続き」の画面にて「申込する」をタップ
- 「お手続き状況の通知先」より「携帯電話番号」または「Eメール」を選んでタップ
- 「お手続き内容を後で確認する」画面より「WEB(MyMenu)」または「書面(郵送)」のいずれかを選んでタップ
- 申込内容を確認した後に「同意する」にチェック
- 「申込」をタップ
- eSIM再発行の受付が完了
間違ってLINEMOのeSIMに申し込んでしまった場合のキャンセル手続き
LINEMOでeSIMを間違って申し込んでしまった場合はキャンセルの手続きが可能です。
LINEMOとの契約完了後
以下の条件に該当した際にはLINEMOのeSIM契約がキャンセルできます。
- 自宅、勤務先、通学先の電波状況が不十分だった
- 契約書面が交付されていない
上記のいずれかに当てはまった方で、サービス提供開始日より8日以内であればクーリングオフ制度が適用されます。
申込完了メールに記されている「LINEMO申込み事務所」宛に連絡してください。受付時間は10時から19時です。
LINEMOとの契約完了前
LINEMOとの契約完了前で次の条件に当てはまる方はキャンセルの手続きに進むことができます。
キャンセル可能な条件は以下とおりです。
契約の種類 | キャンセル条件 |
---|---|
新しい電話番号での契約 | SIMカード:回線開通前 eSIM:「ご本人様認証」を行う前 |
MNP乗り換えでの契約 | SIMカード:回線切り替え前 eSIM:回線切り替え前 |
LINEMOとの契約完了前のキャンセル手続きは、「お申し込みキャンセルのお手続き」にて受け付けています。
eSIMに対応してる他のオススメの格安SIM
ここからはeSIMに対応してる他のオススメの格安SIMとして、次の4つを紹介します。
- 楽天モバイル
- povo
- IIJmio
- ワイモバイル
上記4社以外についても詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事も併せて参考にしてください。
楽天モバイル
楽天モバイルの月額基本料金を以下表のとおり。物理SIMもeSIMも同じ月額料金です。
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」概要 | |||
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
データ容量 | 3GBまで | 3~20GBまで | 20GB以上 |
通話料 | 国内通話無料(Rakuten Link使用時) 22円/30秒(標準アプリ使用時) |
||
5G対応 | ◯ |
データ通信量が3GB未満であれば上記とおり1,078円ですが、楽天モバイルは国内通話が無料なので、データ通信をしないのであればかけ放題が1,078円で利用できることにもなります。
データ通信はLINEMOを、通話は楽天モバイルをといった使い方ができるのに良いですね。
もっと詳しく知りたい方はこちら!
povo2.0
povo2.0はauのオンライン専用格安プランです。
LINEMOと同様に手続きを全てオンラインのみとすることでコストダウンした料金を提供しており、基本料金は0円で自分の用途に合ったデータや通話などのトッピングをつけていく仕様の珍しいプランとなっています。
povo トッピング概要
月額基本料
390円
990円
2,700円
6,490円
12,980円
330円
データ量
1GB
3GB
20GB
60GB
150GB
使い放題
有効期限
7日間
30日間
90日間
180日間
24時間
低速時速度
128Kbps
通話料
22円/30秒
データ繰り越し
×
5G対応
◯
※上記は基本のトッピングのみです。この他に期間限定で提供されているものもございます
基本料が無料なので、LINEMOと組み合わせて予備回線として保持しておくのにも良いですね。
こちらでもっと詳しく解説中!
IIJmio
IIJmioはネット黎明期より数々の実績を残している、株式会社インターネットイニシアティブが提供する格安SIMサービスです。
eSIMは2GBから選択できるため、追加データ分として使用するケースにも向いているのが特徴です。以前はデータ通信専用のeSIMのみの提供でしたが、現在は音声通話に対応しているものも提供しています。
※この表は、右にスクロールできます
IIJmio 「ギガプラン」概要
月額基本料
850円
990円
1,500円
1,800円
2,000円
2,700円
3,300円
3,900円
データ量
2GB
5GB
10GB
15GB
20GB
30GB
40GB
50GB
低速時速度
300Kbps
通話料
11円/30秒
データ繰り越し
◯
5G対応
◯
※30GB以上のプランは2024年3月1日より提供開始
格安SIMの中でも特に料金が安い部類に入るので、負担無く2つのSIMを使い分けることができるのが嬉しいポイントです。
こちらでもっと詳しく解説中!
ワイモバイル
ワイモバイルもeSIMが物理SIMと同じ料金で利用できるサービスです。
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要
S
M
L
月額料金
2,365円
2,915円・4,015円
2915円・5,115円
各種割引適用後料金
(契約翌月以降)1,078円
1,078円・2,178円
1,078円・3,278円
データ容量
4GB
~1GB・20GB
~1GB・30GB
低速時速度
最大300kbps
最大1Mbps
通話料
22円/30秒
データ繰り越し
◯
5G対応
◯
※表は右にスクロールできます
上記のように家族で複数回線を利用して割引を適用させればかなり料金がリーズナブルになり、それでいてLINEMOと同じように高品質なソフトバンク回線が利用できるのは大きなメリットです。
まとめ
今回はLINEMOで利用可能なeSIMについて紹介してきました。
ポイント
- LINEMOのeSIM対応端末には、iPhone XRからiPhone 15シリーズ、Google Pixel 7などがある
- LINEMOでは物理SIMからeSIMへの変更も可能
- 楽天モバイルやpovo2.0、IIJmioやワイモバイルでもeSIMを提供中
是非、LINEMOをはじめてのeSIMに選んでみてください。