
当記事は2020年2月のLINEモバイル新プランに関する内容となっております。
最新のLINEMOに関する情報は別で用意してますので是非ご確認ください。



LINEモバイルで、2020年の2月19日から新プランの提供が開始されます。
新プランは3GB月額1,480円(税抜)~で、「主要格安スマホ最安」が謳われています。
ただ…実際のところそんな簡単でもなくて…(笑)
プランの変更に伴い色々な仕様が変更されていて、お得になる方もいれば結果的に変更すると損になってしまう方もいらっしゃいます。
ということで、この記事ではLINEモバイル新プランのメリット・デメリット、旧プランを契約している方が切り替えるべきかも合わせて説明します!
LINEモバイル既存ユーザーやこれから契約を考えている方、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
LINEモバイルの新プラン!2020年2月19日から開始!
LINEモバイルで、2020年2月19日より新プランの提供が開始されます。
2月19日以降に契約する方はもれなく新プランでの契約となりますし、旧プランユーザーも2月19日以降は容量等を変更する際に新プランへ移行が必要となります。


なお、旧プランは2020年の2月18日22時をもって、受付終了となります。
次項より新プランの特徴を解説しますので、現在LINEモバイル旧プランを契約中で容量変更を考えている方で、新プランに切り替えたくない場合は、2月18日22時までに容量変更の手続きを済ませるようにしましょう。


LINEモバイル新プランの概要:データフリーがオプションになった!
LINEモバイル新プランにおける最大の変化は、データフリーがオプションになったことです。
旧プランで提供されていたデータフリーは、SNS等のサービスが使い放題になる機能で、選んだプランごとに対応するサービスが異なる仕様でした。
例えば、3GB月額1,690円(税抜)から利用できた「コミュニケーションフリープラン」では、以下のサービスが使い放題になるサービスでした。
- LINE
音楽配信サービスのLINE MUSICも使い放題にしたい場合は「MUSIC+プラン」、LINEのみ使い放題でOKなら1GBの「LINEフリープラン」を選ぶしくみでした。
一方、新プランでは、LINEのデータフリーが無料提供・他のSNSやLINE MUSICはオプション料金を支払うことで使い放題になります。
データフリーオプション | ||
データフリー対象サービス | オプション月額料金(税抜) | |
LINEデータフリー | LINE | 0円 |
SNSデータフリー | LINE、Twitter、Facebook | 280円 |
SNS音楽データフリー | LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC | 480円 |

特に注意したいのはInstagramユーザー。
今まではTwitterやFacebookとまとめて対象でしたが、新プランでは最も高い「SNS音楽データフリー」オプションを利用しなければ、Instagramはデータフリー対象になりません。
うーん、個人的にはこれはかなり残念に感じています。Instagramはデータをたくさん使うので、それがLINEやTwitterとまとめてデータフリーになるのは非常にお得だったのですが、今回の新プランでお得度が一気に無くなってしまった気がします。

LINEモバイル新プランは3GB月額1,480円(税抜)など、料金設定も細かく変化した!
データフリーの仕様変更と合わせて、料金プランも、がらっと一新されています。
LINEモバイルの新料金プラン月額料金(税抜) | ||
SMS付データSIM | 音声通話SIM | |
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
例えば、3GBプランを使う場合の、データフリーオプションとの合計月額料金は以下のとおりです。
3GBプラン(音声通話SIM)+データフリーオプションの月額料金(税抜) | |
LINEデータフリー (LINEのみ使い放題) |
1,480円 |
SNSデータフリー (LINE、Twitter、Facebook使い放題) |
1,760円 |
SNS音楽データフリー (LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC使い放題) |
1,960円 |


さらに、初月料金はSIMカードの種類によって一律ではなく、日割り計算になった
これまで、LINEモバイルの初月料金はSIMカードの種類ごとに一律でしたが、新プランでは日割り計算での請求になります。
例えば、旧プランのコミュニケーションフリープランは、音声通話SIMが一律初月1,200円(税抜)でした。
新プランだと、3GB(月額税抜1,480円)の場合15日に課金開始・月末まで15日利用するなら740円(税抜)を支払うこととなります。

なお課金開始日は回線開通の当日、初月解約時は月額料金を満額請求する仕様です。
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
利用開始日(課金開始日)の考え方も変更になった!
初月料金の考え方に加えて、2月19日より利用開始日(課金開始日)の考え方も変更になります。
2020年2月18日まで | 2月19日以降 | |||
新規 | MNP | 新規 | MNP | |
ドコモ回線 | 商品が発送された翌々日 | 利用開始手続きが完了した翌日 もしくは商品が到着した3日後の早い方 |
発送日+2日 | 開通日 |
ソフトバンク回線 | 利用開始手続きが完了した翌日 もしくは商品発送日の8日後の早い方 |
利用開始手続きが完了した翌日 もしくはMNP予約番号有効期限の最終日の翌日の早い方 |
||
au回線 | 商品が発送された翌々日 |
これまでは、MNPの場合、利用開始手続きをする日と課金開始日がずれていたため「月末にLINEモバイルの利用開始手続きをして、もともと契約していた携帯会社を解約とし、LINEモバイルは翌月1日を課金開始日にする」といった小技ができたのですが、2月19日からの新ルールでは、
「開通日=利用開始日(課金開始日)」
となっています。

LINEモバイル新プランは最低利用期間なし・解約時は解約事務手数料が一律1,000円(税抜)発生!
また、LINEモバイルは元々1年間の契約期間が設定されていましたが、新プランだと最低利用期間が存在しません。


ただし代わりに、解約時に「解約事務手数料」が一律1,000円(税抜)発生するようになります。
例えば旧プランの場合、1年間の最低利用期間内に解約すると1,000円(税抜)または9,800円(税抜)の解約手数料が発生・期間を超えてから解約すれば0円でした。
新プランだと最低利用期間がない代わりにいつ解約しても1,000円(税抜)の支払いが必要なので、旧プランなら無料解約できる2年目以降も0円で解約することはできません。


SMSなしのデータSIMは提供終了
加えて、LINEフリープランではSMS非対応・月額500円(税抜)で1GB使えるデータSIMが展開されていましたが、新プランでは廃止されます。
つまり、LINEモバイルの最低利用料金は、データSIM(SMS付き)の500MB600円(税抜)となりました。

ドコモ回線で新プランに切り替える際はSIMカードが無料で変更される

ドコモ回線のLINEモバイルを契約している場合は、新プランに切り替える際にSIMカードが無料で変更されます。
新しいSIMカードが届いたら、今までと異なる情報でのAPN設定と利用開始手続きが必要です。
利用開始手続きをすると今までのデータ残量がリセットされるので、容量が大幅に余っている場合はできる限り使いきってから手続きをするのが賢いです。
請求額は、利用開始手続きの翌月から新プラン料金になります。


LINEモバイル新プランと旧プランどっちがお得?いつ申し込むべき?
LINEモバイルでは2020年2月19日より、新規契約や既存ユーザーのプラン変更時に選べるのは新プランのみとなります。
ここからは、旧プランユーザーやこれからLINEモバイルを契約する方が新プランを選ぶべきかどうか、解説します。
結論:LINE以外あまり使わないなら新プランが大容量・低価格でお得
LINE以外のサービスはあまり使わず、データフリー対象である必要がとくにないなら、基本的には新プランを選ぶのがおすすめです。
旧プランと新プランにおける料金プランを比べてみましょう。
LINEモバイルの新旧料金プラン月額料金(税抜) |
||
新プラン | 旧プラン (特筆のない項目はコミュニケーションフリープラン) |
|
500MB | 1,100円 | × |
1GB | × | 1,200円(LINEフリープラン) |
3GB | 1,480円 | 1,690円 |
5GB | × | 2,220円 |
6GB | 2,200円 | × |
7GB | × | 2,880円 |
10GB | × | 3,220円 |
12GB | 3,200円 | × |
上記表にまとめた新プランと旧プランの比較だと、旧プラン→新プランに移行した場合次のような変化があります。
- 【3GB以上のプランすべてに共通】使い放題になるのはLINEのみに変更
- 最小容量プランは容量が半分になり100円値下げ(どちらもLINEのみ使い放題)
- 3GBプランは210円値下げ
- 旧プラン5GB→新プラン6GBで容量1GBアップ・20円値下げ
- 7GBプランは廃止
- 旧プラン10GB→新プラン12GBで容量2GBアップ・20円値下げ
容量設定が細かく変更されているので要注意ですね。
7GBプランや1GBプランが必要ない+LINE以外がデータフリーである必要はないなら、新プランを選んだ方が容量アップ+値下げでお得となります。

Twitter等のサービスをデータフリーにしたいなら旧プランがお得
一方で、TwitterやFacebookなどを絶対にデータフリー対象にしたいなら、旧プランを契約・継続したほうがお得になります。
旧プランと新プランにおける、データフリー利用時の月額料金の違い(3GB)をまとめました。
3GBプラン+データフリーオプションの月額料金(税抜)を旧プランと比較 |
||
新プラン | 旧プラン | |
LINEデータフリー (LINEのみ使い放題) |
1,480円 | × |
SNSデータフリー (LINE、Twitter、Facebook使い放題) |
1,760円 | 1,690円 (コミュニケーションフリープラン) |
SNS音楽データフリー (LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC使い放題) |
1,960円 | 1,690円 (コミュニケーションフリープラン) /2,390円(MUSIC+プラン) |
見てのとおり、オプション料金を付けると全体的に旧プランを選んだ方がお得になります。


LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
要チェック!増量分の容量でデータフリー対象外になったサービスの通信量を補えるかも?
さきほど「有料オプションになってしまったデータフリー対象サービスを使う人は旧プランがお得」と言いましたが…実は人によっては、TwitterやInstagramなどを使うとしても新プランがお得になります。
さきほどご紹介したように、旧プラン→新プランへの変更に伴い、5GB→6GBや10GB→12GBは容量がアップしたのに20円値下げになっていますよね。

容量アップ分の1~2GBにTwitterやFacebook、Instagramといったサービスの通信量が収まるなら、そもそも有料のデータフリーオプションを契約する必要はありません。

つまり5GB・10GBプランの契約者でTwitter等の通信量が1、2GBに収まるなら、新プランへ変更すれば20円ほど値下げになってお得なんです。

まとめると、以下の条件のいずれかに当てはまるなら旧プランのままにするのがおすすめ、当てはまらないなら新プランを選ぶのがおすすめです。
- Twitter等の通信量がとても大きく、容量アップでもまかないきれない5GB、10GBプランユーザー
- 3GBプランでTwitterやInstagramなどを活用しているユーザー
- 1GBや7GBのプランを契約・容量はこのままがいいと考えるユーザー

旧プランから新プランに切り替えると契約期間の縛りがなくなる!
LINEモバイルの既存ユーザーが旧プランから新プランへ切り替えると、今まで設定されていた契約期間の縛りがなくなります。
例えば旧プランを2019年8月に契約した場合、本来は2020年7月31日までに解約・MNPすると9,800円(税抜)の解約手数料がかかってしまいます。
しかし、新プランに切り替えれば新プランの契約期間はないため、いつでも固定の解約事務手数料1,000円(税抜)で解約可能です。契約期間の縛りに悩まされなくなるのも、新プランへ移行するメリットであることを覚えておいてくださいね。
新プラン発表に伴うLINEモバイルの新キャンペーン
LINEモバイルでは、新プランの発表に伴い様々なキャンペーンが開催されています。
それぞれ簡単に内容を解説するので、これからLINEモバイルを契約予定の方は活用してみてくださいね。
最新キャンペーン情報はこちら!
音声SIM契約でSNS使い放題が最大2か月間0円~に!

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/event/SNS0yen-campaign2020/)
2020年2月19日より、LINEモバイルを申し込むと、月額利用料が最大2か月間0円になります。
キャンペーン期間の月額料金(税抜) | ||
SNSデータフリー | SNS音楽データフリー | |
3GB | 0円 | 0円 |
6GB | 720円 | 720円 |
12GB | 1,720円 | 1,720円 |
音声通話SIMを3GB以上で契約・SNSデータフリーかSNS音楽データフリーを申し込むことが条件です。


最大5,000円相当のLINE Pay残高またはLINEポイントプレゼント!
LINEモバイルを2020年2月19日~3月31日に契約すれば、なんと最大5,000円相当のLINE Pay残高またはLINEポイント還元を受けられます。
条件はベーシックプラン3GB以上をSNSデータフリーまたはSNS音楽データフリーとセットで契約することで、還元内容は以下のとおりです。
SNS使い放題!学生も社会人も誰でも5,000円相当プレゼントキャンペーンの還元額 | |
音声通話SIMの契約 | 5,000円分 |
データSIM(SMS付き)の契約 | 1,000円分 |
データSIM(SMS付き)も対象になるので、音声通話SIMを契約しない方も特典を受けられます。
LINE Pay残高はLINE Payの支払い時に、LINEポイントはスタンプ購入などに使えるので、好きな特典を受け取ってみてくださいね。
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
スマホの一括9,880円(税抜)~割引セールも開催中!
LINEモバイルでは2020年2月19日から4月1日10時59分まで、スマートフォンのセール販売が行われています。
セール対象機種19種類の販売価格を以下の表にまとめました。
セール対象端末の販売価格(税抜) | |
iPhone 7 | 32GB39,800円/128GB45,800円 |
iPhone 6s | 32GB:24,800円/128GB:34,800円 |
OPPO AX7 | 9,880円 |
OPPO A5 2020 | 19,800円 |
HUAWEI nova lite3 | 16,880円 |
ZenFone Max(M2) | 22,500円 |
ZenFone Live L1 | 16,800円 |
moto e5 | 13,800円 |
AQUOS sense3 | 29,800円 |
OPPO Reno A | 29,800円 |
moto g7 plus | 32,800円 |
R17 Pro | 39,880円 |
HUAWEI P30 lite | 24,800円 |
ZenFone Max Pro(M2) | 34,500円 |
arrows M05 | 34,800円 |
HUAWEI nova 5T | 49,500円 |
HUAWEI P30 | 67,880円 |
Reno 10x Zoom | 89,880円 |
ZenFone 6 | 68,500円 |


最新キャンペーン情報はこちら!
まとめ
今回解説したとおり、LINEモバイルでは2020年2月19日以降に新プランが提供されます。
ポイント
- 2020年2月19日より、料金プランが全面変更になる
- 3GB1,480円(税抜)など、料金設定は大幅変更されている
- 旧プランは2月18日に提供終了、19日以降既存ユーザーは容量変更時も含めて新プランを選ぶ必要あり
- データフリーがLINE以外有料オプションになったので、TwitterやInstagramなどを活用している方は旧プランの方がお得になる場合あり、
- 新プランは解約時に一律1,000円(税抜)の解約事務手数料が発生、旧プランから新プランに変更すると縛りがなくなる
- 最大2か月間の月額割引やスマホ代割引、最大5,000円相当の還元キャンペーンも展開される
全体的にサービス内容がガラッと一新されたので、しっかり確認しておいてくださいね。
既存ユーザーの方は新プランに移行するかとどまるか、じっくり考えてみましょう。
これからLINEモバイルを契約する方も当記事を参考に、新プランのメリット・デメリットを踏まえて、18日までに旧プランを申し込むか、あるいは19日以降に新プランを申し込むか検討してみてください。
さて…
私はブログ記事の全面修正をこれから頑張ります…!!
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。