


MNPは電話番号を引き継いで他のキャリアに乗り換えできる制度で、もちろんmineoに乗り換えるときにも利用できます。
MNP制度が誕生してから年数が経ち、多くの格安SIMサービスが登場した現在でもキャリア間の乗り換えには抵抗を覚える人は少なくありません。
面倒そうなイメージを持っているのかもしれませんが、実際は煩雑な手続きなどは不要です。とはいえ、気を付けた方がいいポイントがあることも事実。
そこで今回は、MNPでmineoに乗り換える時の方法や注意点について解説していこうと思います!
目次
mineo(マイネオ)に申し込む前に「MNP予約番号」の発行を
MNPは「Mobile Number Portability」の頭文字を取ったものでスマホや携帯番号を変えずにキャリア(通信会社)を移行できる制度のことを指します。

一般的に大手キャリアからmineoのような格安SIMサービスに乗り換えるには以下の手順で行われます。
1.今のキャリアにMNP転出を申請して予約番号を取得する
まずは乗り換える前のキャリアにMNP転出の申し込みを行いましょう。
申し込みは以下で受け付けています。
- WEB
- 各キャリアの店舗
- 電話
一番オススメなのはWEBです。三大キャリアであれば「My docomo」「My au」「My SoftBank」で手続き可能です。
店舗で申し込みをする際は本人確認書類が必要なので運転免許証等の身分証をもっていきましょう。電話は手軽さで店舗より良いですが、受付時間が決められているので時間に余裕をもって連絡しましょう。
なお、2022年5月現在各社ともMNP転出手数料が3,000円程度かかります。

キャリアによってMNP転出申し込み後、予約番号が発行されるまで3日程度かかる場合があるので、事前に各キャリアでチェックしておきましょう。
2.mineo(マイネオ)でMNP転入で申し込みをする
MNP予約番号が発行されたら、mineoでMNP転入の申し込みを行います。
手続きをスムーズに済ませるために、申し込む時に必要なものを確認していきましょう。
申し込み時に必要なもの
- 旧キャリアのMNP予約番号
- 電話番号
- 本人確認書類
- メールアドレス
- クレジットカード
上記5点を転入手続き前に揃えておけば、ウェブからの申し込みも効率よく行えます。
メールアドレスは今のスマホのキャリアメール以外にしてください。転出後必要なメールが届かなくなってしまいます。
必ずMNP予約番号が発行されてから手続きをするようにしてくださいね!

さらに注意したいのは、 MNP予約番号には有効期限があることです。
予約番号発行から15日以内にMNP転入の手続きを行わないと、せっかく取得した番号が無効になってしまいます。

3.mineo(マイネオ)のSIMカードが届いたら利用開始手続きをする
MNP転入で申し込みが完了したら、新しいSIMカードが届くのを待ちましょう。1週間程度で届くかと思います。

SIMが届いたら、さっそくMNPの切り替え手続きを行いましょう。mineoマイページにログインして切り替えをします。SIMと一緒に送られたセットの中にある「mineo契約内容通知書」に記載されているIDとパスワードを使ってログインしてください。

出典:mineo公式サイト(https://support.mineo.jp/setup/guide/kirikae.html)
ページ中部の「登録情報の変更/サポート」メニューを選択し、「MNP転入切り替え/回線切り替え手続き」ページへアクセス。次の画面でSIMの台紙カードの製造番号の最後の4桁の数字を入力します。確認したら「回線切替」ボタンを押せば切り替え申請は完了です!
転入切り替えが完了するまで、プランにより30分~1時間ほど回線が不通になりますので休日など時間がある時に手続きをした方がよいかもしれません。

お近くにmineoショップがある方は、店頭での手続きも可能です。店頭でMNP転入申し込みをすると、その場で新しいSIMカードが買えて切り替えも当日中にされます。
いかがでしょうか?思ったより簡単に手続きが出来ますよね!

mineo(マイネオ)にMNPで乗り換える時の注意点は?
MNPを使ってのキャリア乗り換え自体は簡単ですが、タイミングなど注意しておくべき点もいくつかあります。
まず知っておきたいのが「契約解除料」についてです。
2年縛り、3年縛りなどで契約している場合更新月以外でMNP転出をすると、契約解除料や違約金が発生することも。
契約解除料の金額は、契約しているプランや時期によっても異なりますが約10,000円ほどが目安と考えておいてください。
なお、au、ソフトバンクで古いプランを契約してて契約解除手数料が高い人は、一度契約解除手数料がかからない最新のプランに変更してからmineoに乗り換える事で手数料を減らせます。

さらに、SIMロックがかかっている端末を解除しないまま転出してしまうと、mineoの回線プランによってはスマホが使えません。
SIMロック解除は乗り換える前に解除しておきましょう。転出してからだとオンラインでの手続きができず、店頭で手続きしなければならなくなってしまいます。

mineo(マイネオ)にMNP後も今のスマホをそのまま使いたい場合
乗り換え前から使っているスマホを継続して使用したい場合、mineo公式サイトの「動作確認済端末検索」でmineoの動作確認が取れているか確認しましょう!

出典:mineo公式サイト(https://mineo.jp/)
機種名で検索すればmineoで動作確認されているかどうかがすぐに分かります。
mineoはトリプルキャリア対応なので、以前のキャリアと同じ回線にしておけばSIMロック解除の手続きなしでそのまま利用できます。
新しい機種に変えたい場合はSIMフリー端末か、mineoでスマホとSIMをセットで契約しましょう。

mineo(マイネオ)にMNPで乗り換える時の不安点
はじめてmineoに乗り換える人にとって、MNPで乗り換え不安があるかと思います。
この項では、不安を解消してモヤモヤがない状態でmineoに乗り換えれるように解説します。
今の携帯電話会社とはいつ契約が切れるの?
mineoに回線が切り替わったタイミングで、現在お使いの携帯電話会社と契約が切れます。
注意したいのは、MNP予約番号を発行した段階ではなく、回線を切り替える契約まで行わなければいけません。
MNP予約番号を発行した段階では、まだ現在お使いの携帯電話会社と契約中でmineoとは契約されていない状態となっています。

MNP予約番号の期限が切れたらどうすればいい?
手続きまでに必要な書類が揃わなかったりなど、トラブルもあるかと思います。
結論からいうと、安心してください。
MNP予約番号には「取得日を含めて15日間」という有効期限がありますが、期限を過ぎても再発行できます。
期限がきれたMNP予約番号に関しは、無効となるので新規で発行してもらってください。
サービスやキャリアメールは引き継げるの?
mineoにMNP転入するとキャリアで利用していたサービスが一部利用できなくなってしまいます。現在、契約中のキャリアの公式サイトから利用できないサービスを事前に確認するといいでしょう。
キャリアメールに関しての移転はできない使用となってましたが、現在では大手キャリア3社ともメールの持ち運び機能のサービスを展開しています。
月額330円でメールも引き継げます。
「月額330円も払いたくない」という人は、GmailやYahooメールを利用するといいでしょう。

各社のキャリアメール持ち運びについての詳細はこちらから!
まとめ:mineo(マイネオ)へのMNP(乗り換え)方法はとても簡単!
いかがでしたか?
今回はMNPを使って番号を変えずにmineoに転入する方法についてご紹介いたしました。
面倒と思われがちなMNP(乗り換え)ですが、実際はとても簡単な手順でmineoのような格安SIMに乗り換えられます。
同じ10GBのプランでもauでは月額約8,000円程度ですが、mineoでは1,780円と大幅に安くなります。1ヶ月だけでも差額は6,000円程度になり、年間で考えると72,000円もお得になるんです!72,000円あれば日帰り温泉くらい余裕で行けちゃいます(笑)
毎月のスマホ代金を抑えたい方は、mineoへのMNP乗り換えを是非ご検討ください!
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