



テザリングとはスマートフォンのモバイル回線を利用して、パソコンやゲーム機をインターネットに接続することです。
このテザリングが使えれば、外出先のカフェでパソコンを使ってテレワークができます。
テザリングはキャリアによっては追加料金が必要になることもあり、スマートフォンの機能としてテザリングができないこともあります。
この記事では、OCNモバイルONEのテザリングの仕様や利用方法について解説させていただきます。
目次
OCNモバイルONEはテザリングに対応している!
OCNモバイルONEは標準でテザリングに対応しています。
テザリングを使えば外出先でパソコンを使ってインターネットが利用できますよ。
OCNモバイルONEのテザリングは申込み不要で無料で利用できる
OCNモバイルONEでは、テザリングをするのに追加の料金はかかりません。
プランによりますが、1〜10GBまで豊富なプランが用意されているので、テザリングの目的に応じてプランを柔軟に変更できます。
容量追加のオプションもありますので、容量が足りない時はリアルタイムで容量を追加することも可能です。
すべての端末でOCNモバイルONEのテザリングを使えるとは限らない
OCNモバイルONEでは、どの端末でもテザリングを使えるとは限りません。
スマートフォンで通話や通信ができても、端末によってはテザリングができない可能性もあります。
公式サイトで端末をチェックする
OCNモバイルONE公式サイトにある「動作確認済み端末一覧」を見ると、どの端末でテザリングが動作するのかを事前に確認できます。
使用予定の端末をチェックしてみましょう。
キーワードにより端末を検索できますし、メーカーごとに絞ることもできますよ。
テザリングを利用するのにオススメなプラン
それではテザリングを利用する場合、どのプランを選ぶのがよいでしょう。
モバイル回線のデータ利用量を確認しよう
スマートフォンでインターネットを利用する場合の月ごとのデータ利用量を事前に確認しておきましょう。
スマートフォンで動画を見たり、テザリングをよく利用する場合は、余裕のあるデータ容量にしてください。
プランはいつでも変更できるので、実際に使いながら最適なプランを見つけてもよいでしょう。
OCNモバイルONEのオススメなプラン
OCNモバイルONEのプラン一覧を表にまとめました。
通信容量・コース名 | データ専用SIMカード | SMS対応SIMカード | 音声対応SIMカード |
1GB/月コース | - | - | 700円 (税込770円) |
3GB/月コース | 780円 (税込858円) |
900円 (税込990円) |
900円 (税込990円) |
6GB/月コース | 1,080円 (税込1,188円) |
1,200円 (税込1,320円) |
1,200円 (税込1,320円) |
10GB/月コース | 1,480円 (税込1,628円) |
1,600円 (税込1,760円) |
1,600円 (税込1,760円) |
音声対応SIMの場合、データ容量が1、3、6、10GBの4パターンあります。
テザリングをよく利用する場合は、通常のモバイル回線に加え、データ容量の消費が増えるので、10GBのプランがオススメです。テザリングをあまり利用しない場合は、3GBのプランで契約して、利用状況を見ながらプランを変更するとよいでしょう。
※2021年4月1日より、20GBおよび30GBのコースは新規申込ができなくなりました。現在契約中の方は、引き続き利用できます。
料金について詳しく知りたい方はこちら!
テザリングする上での注意点
OCNモバイルONEでテザリングをする際に、注意すべき点について解説します。
使用できる回線はドコモだけ
OCNモバイルONEはドコモ回線を使用したサービスです。
他格安SIMのように、auやソフトバンク回線の提供はありません。
使用する端末がドコモ回線でも問題なく動作するか事前に確認しましょう。
テザリングの種類は3つ
テザリングは以下の3つが利用できます。
バッテリーの持ちや通信速度に違いがありますので、用途に合わせて利用してください。
- WiFiテザリング
スマートフォンとパソコンやタブレット端末などの機器をWiFiで接続します。 複数の機器を同時接続できますが、バッテリーが消費されやすいテザリングです。WiFiで接続できるため、他人にモバイル回線を利用されないように、セキュリティにも気をつけましょう。 - USBテザリング
スマートフォンとパソコンやタブレット端末などの機器をUSBケーブルで直接接続します。一般的にWiFiやBluetoothなどの無線と比べると通信速度が速く接続にも安定感があります。 - Bluetoothテザリング
スマートフォンとパソコンやタブレット端末などの機器をBluetoothで接続します。WiFi接続よりも省電力ですが、通信速度が遅くなります。
テザリングが動作するかを事前に確認する
OCNモバイルONEで端末を購入する場合は問題ないかと思いますが、既存の端末にSIMを入れ替えて利用する場合は、OSのバージョン、SIMフリーかどうかによりテザリングできない場合があります。
「動作確認端末一覧」を参考にして、テザリングが利用できるかを確認しておきましょう。

データ容量を超過すると速度制限がかかる
OCNモバイルONEでは、通信量が基本通信容量と繰り越しサービス分の容量の合計を超えた場合に、通信速度を200kbpsに制限されます。
さらに、低速(節約モード)での通信量が基本通信容量の半分を超えると、さらに通信速度を200kbps以下に制限される可能性があります。

データ容量の繰り越しは翌月末まで
基本通信容量の残量を翌月末まで繰り越しできます。

OCNモバイルONEには大容量プランがなく、テザリング時のデータ量に注意が必要
前述のプラン説明でお伝えした通り、OCNモバイルONEは最も大容量のプランでも10GBまでしか提供していません。
テザリングを使用する際、パソコンやゲーム機に接続をするとOSやアプリのアップデートなどで勝手にたくさんのデータを消費してしまうケースがあります。
さらに、OCNモバイルONEは速度が低下した時のデータ量追加が「1GB 500円」と他社よりやや割高に設定されています。
データ量の少ないOCNモバイルONEは頻繁なテザリングにそれほど向いているわけではないことに注意をしておきましょう。

テザリングを利用するのにオススメな端末
OCNモバイルONEではSIMだけではなく端末も購入できます。
ここからはテザリングするのにオススメな端末を紹介させていただきます!
OCNモバイルONEではSIMと端末をセットで購入するのがお得
OCNモバイルONEでは他社からの乗り換え(MNP)で端末代が13,000円オフになります。
さらに、対象オプションにも加入すると、2,000円オフの割引もありますよ。
スマートフォンが古くなっている方はSIMだけではなく、新しい端末購入も検討してみましょう。
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テザリングが利用できるオススメな端末3選
テザリングが利用できるオススメ端末を3つご紹介します。
テザリングが利用できる端末のポイントはバッテリー容量が多いことと、高速通信ができることです。
テザリングではバッテリーを消費するのでバッテリー容量が多いと安心です。さらに、パソコンで利用することを想定すると、高速回線が利用できることでストレスが減るため、5Gに対応しているのがベストです。

Redmi Note 10 Pro 超高画質カメラ+大容量バッテリースマホ
端末価格が18,000円なのでコスパが抜群です。
バッテリー容量が5,020mAhと大容量なのでテザリングするには十分です。そして、このバッテリーですが33Wの急速充電により、わずか30分で59%充電できることも魅力の1つ。
カメラも力を入れているので、普段使いとしても楽しめます。4眼のアウトカメラではあらゆるシーンを魅力的に撮るための、フィルター機能が充実しており、動画撮影でも活躍します。ハイエンド技術を集結したカメラは、夜景撮影に強く、ノイズを低減して鮮明に撮影します。
ただし、国内のスマホを利用する方は、お財布ケータイや防水に対応していないので、ご注意ください。
その他のスペックについて表で整理します。
Redmi Note 10 Proのスペック | |
価格 | 18,000円 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 732G オクタコア 2.3GHz |
メモリ | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB |
画面 | 6.67インチ、2,400×1,080 |
重さ | 193g |
カメラ | アウトカメラ10,800万画素 + 広角800万画素 + 500万画素 + 200万画素/インカメラ1,600万画素 |
バッテリー容量 | 5,020mAh |
おサイフケータイ/防水 | 非対応/非対応 |
moto g100 5G高速通信+DSDS対応スマホ
まず画面ですが、高精細な6.7インチ大画面により、臨場感あふれる美しい映像を楽しめます。
そして、テザリングで利用するには十分ば5,000mAhバッテリーを搭載し、20Wの急速充電にも対応しています。
また、5Gの高速通信に対応しているため、動画の視聴、テザリングによるパソコンの操作も快適です。2枚のSIMカードを使い、同時待ち受けが可能なDSDSにも対応。これによって、5G+4Gのデュアル回線を実現できます。
さらに、高精細画像、マクロ撮影が可能な4眼カメラを搭載していて、アウト/インカメラを同時起動しての動画撮影も可能です。
その他のスペックについて表で整理します。
moto g100のスペック | |
価格 | 30,000円 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 870 オクタコア |
メモリ | 8GB |
ストレージ容量 | 128GB |
画面 | 6.7インチ、2,520×1,080 |
重さ | 215g |
カメラ | アウトカメラ6,400万画素 + 広角1,600万画素 + 200万画素/インカメラ1,600万画素 + 800万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
おサイフケータイ/防水 | 非対応/非対応 |
OPPO Reno5 A 6.5インチの大画面+高精細カメラ搭載の5Gスマホ
まず、高精細な4つのカメラを搭載しており、シーンに合わせた画像を撮影できます。
そして高性能なCPUと6.5インチの大画面により、撮影した画像や動画は見やすいです。画面分割にも対応しているため、マルチタスクをサポートします。
また、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、テザリングでも大活躍です。超省エネモードもあるので、バッテリー容量が少なくなってからも安心です。
さらに、背面指紋認証や顔認証に対応しているので、端末ロックの解除もスピーディで安心です。国内スマホでは標準の防水機能、おサイフケータイにも対応しており、普段使いとしても満足度の高い端末です。
OPPO Reno5 Aのスペック | |
価格 | 20,000円 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 765G オクタコア 1×2.4GHz+1×2.2GHz+6×1.8GHz |
メモリ | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB |
画面 | 6.5インチ、2,400×1,080 |
重さ | 182g |
カメラ | アウトカメラ6,400万画素 + 広角800万画素 + 200万画素 + 200万画素/インカメラ1,600万画素 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
おサイフケータイ/防水 | 対応/対応 |

OCNモバイルONEのテザリングでよくある質問
最後に、OCNモバイルONEのテザリングでよくある質問をまとめました。
テザリングを使えない時の対処法は?
テザリングを利用できない場合は以下の対処を行いましょう。
- スマホと接続子機の両方を再起動する
- テザリングのパスワードを変更し、接続機器で再入力する
- 双方のOSをバージョンアップする
テザリング中に速度が低下した場合の対処法は?
OCNモバイルONEで速度が遅い時には、まず「節約モード」になっていないかどうかを確認しましょう。
節約モードはデータ消費を抑えるために意図的に通信速度を遅くする機能です。確認はOCNモバイルONE公式アプリから行えますよ。
それ以外で通信速度が遅い場合、本体の再起動を試しましょう。また、OCNモバイルONEを含む格安SIMは昼間の混雑時間帯(12-13時)や人口が多いエリアでは速度が落ちる可能性があります。
時間や場所を変えて試すほか、頻繁にテザリングを使うなら通信品質が高い格安SIM(UQモバイルやワイモバイル)への乗り換えも検討しましょう。
まとめ
今回はOCNモバイルONEではテザリングが利用出来るかについて解説しました。
テザリングをする機会は今後さらに増えていくでしょう。ご自身の利用状況を確認し、最適なスマホとデータ容量プランを選んでみてくださいね。
OCNモバイルONE公式サイト