イオンモバイルは、イオンが展開している格安SIMです。
イオンモバイルへ乗り換えるにあたって心配なのが、手持ちの機種が使えるかどうかや新しい端末のセット購入が可能なのかですよね。
この記事では、イオンモバイルで使える端末やセット購入できる端末について解説します。
目次
イオンモバイルで利用できる端末は?
イオンモバイルでは様々なスマートフォンを利用することができます。
イオンモバイルはドコモ回線とau回線を選んで契約可能で、ドコモやauの端末、そして家電量販店などで販売されているSIMフリーの端末でも動作確認が行われていますよ。
イオンモバイルではiPhone 13シリーズまでの動作確認が完了済み!
iPhoneの場合はiPhone 13シリーズまでのほとんどの機種で動作確認が行われており、ドコモ回線ではiPhone 13シリーズから初期の3GS、4、4s、5のSIMフリーモデルまで広く動作確認が行われています。
au回線ではiPhone 6s以降ならもれなく動作確認済み、6以前は6と6 PlusのSIMフリーモデルのみ動作確認が行われていますが、6シリーズはiOS 12.4.3以降で通話・通信が利用不可です。
なお、最新のiPhone 13シリーズでは、2021年10月11日時点だとまだ動作確認が行われていませんでした。
Androidスマートフォンはあまり積極的に動作確認が行われていない
Androidスマートフォンでの動作確認も行われているイオンモバイルですが、あまり積極的には動作確認が行われていない印象です。
例えばXperiaシリーズの場合、最新のXperia 1IIIや10II、AceIIでは動作確認が行われていませんでした。
Pixelシリーズも、最新のPixel 5aでは動作未確認です。
Galaxyに至っては、ドコモ回線は2016年のGalaxy S7 Edgeで動作確認が止まってしまっていますし、au回線ではGalaxy A8でしか動作確認が行われていませんでした。
手持ちのAndroidスマートフォンを使いたい場合は動作確認が行われていないケースもあるので、注意が必要です。
心配な場合はネットで利用者の情報を調べてみたり、セット購入できるスマートフォンを使ったりしましょう。
イオンモバイルはタブレットでも使える?
イオンモバイルは、タブレットでもiPadを中心に動作確認が行われています。
iPadシリーズは、2020年登場のiPad Air第4世代やiPad Pro11インチモデルの第2世代まで、無印iPadの8世代までなどで動作確認済みです。
最新のiPad mini第6世代やiPad第9世代、Proの第3世代といった機種では動作が未確認でした。
Androidタブレットは全体的に古い機種が中心で、最新のLavieシリーズやdtabなどでは動作が未確認となっていました。
動作未確認のスマホ等を使うことはできる?
基本的には、他社の格安SIMで同じキャリアの回線を使って動作確認が行われている機種ならイオンモバイルでも問題なく使えます。
しかし、動作未確認の機種をイオンモバイルで使った結果不具合などが生じても、イオンモバイル側で何か対処をしてもらえたりはしないことにご注意ください。
またイオンモバイルの公式サイトに掲載されている動作確認は、あくまで通信や通話などの「調査結果」をまとめているのみです。
実は動作確認済みの機種であっても、動作確認の内容を保証・サポートしているわけではありません。
イオンモバイルで取り扱い中の端末一覧
イオンモバイルでは、非常にたくさんのスマートフォンがセット販売されています。
他社ではあまり扱わないようなスマートフォンも取り扱っているので、自分に合った機種を探してみてください。
イオンモバイルの端末ラインナップ | |
moto g50 5G | 32,780円 |
Mi 11 Lite 5G | 43,780円 |
AQUOS sense4 やさしいスマホ2 | 38,280円 |
Reno5 A | 43,780円 |
Redmi Note 10 Pro | 33,880円 |
moto g30 | 25,080円 |
AQUOS sense5G | 50,380円 |
moto e7 power | 16,280円 |
moto e7 | 18,480円 |
Redmi 9T | 17,380円 |
AQUOS sense4 plus | 50,380円 |
AQUOS sense4 | 38,280円 |
OPPO A73 | 23,980円 |
moto g8 power lite | 18,480円 |
moto e6s | 12,980円 |
P30 lite | 19,580円 |
Reno3 A | 36,080円 |
P40 lite 5G | 39,380円 |
P40 lite E | 23,980円 |
nova lite 3+ | 20,680円 |
Reno A | 19,580円 |
AQUOS sense2(SH-M08H) | 20,680円 |
ZenFone Max Pro(M2) | 21,780円 |
arrows M05 | 21,780円 |
AQUOS sense2 やさしいスマホ | 20,680円 |
AQUOS sense3 | 29,480円 |
moto e5 | 7,480円 |
nova 5T | 43,780円 |
ZenFone Max(M2) | 7,480円 |
nova lite 3 | 10,780円 |
AQUOS sense2(SH-M08) | 17,380円 |
AQUOS sense plus | 47,080円 |
iPhone XS 256GB | 63,580円 |
iPhone 8 64GB | 36,080円 |
1~5万円程度の機種が中心となっていて、3~4年前の古いスマホから最新のスマホまでを取り扱っています。
イオンモバイルでは、タブレットやWi-Fiルーターもセット購入できる!
イオンモバイルでは、スマートフォンだけでなくタブレットやWi-Fiルーターも販売しています。
イオンモバイルで販売されているタブレット・Wi-Fiルーター | |
MediaPad T5 | 27,280円 |
Aterm MP02LN | 14,080円 |
Aterm HT100LN | 17,380円 |
MediaPad T5は2019年発売のAndroidタブレットで、主に動画再生や電子書籍、ネットサーフィンなどに向いている並程度のスペックです。
Aterm MP02LNは小さなモバイルルーター、HT100LNは自宅に設置して使うタイプのルーターとなっています。
【2023年最新】イオンモバイルで人気のおすすめスマホ3選│価格や特徴を解説
本章では、2023年現在イオンモバイルでおすすめのスマホ端末を3つ紹介します。
- AQUOS sense7
- Xperia Ace Ⅲ(au)(未使用品)
- iPhone SE(第3世代)SIMフリー(未使用品)
下記にてそれぞれの端末の特徴や価格について触れていきます。
AQUOS sense7
AQUOS sense7はSHARPのミッドレンジモデルで人気の高いAQUOS senseシリーズの最新機種です。
特徴は以下の通りです。
- 価格は54,780円
- 暗い場所でも明るく映し出せるカメラ
- 省エネIGZOディスプレイ搭載で電池持ちも安心
- ディスプレイのコントラストや輝度を場所によって自動調整
価格は54,780円と、格安スマホの中では少々割高な部類に入りますが、国産メーカーの格安スマホということで非常に人気が高いです。
暗い場所でも明るく映し出せるカメラは、ハイエンドモデルに搭載されているカメラに匹敵するスペックだといわれており、費用を抑えつつもカメラ性能にこだわりたい方にもおすすめです。
Xperia Ace Ⅲ(au)(未使用品)
イオンモバイルでは、auのXperia Ace Ⅲの未使用品も購入できます。
Xperia Aceとは、SONYが開発しているスマホ「Xperia」のエントリーモデルのシリーズです。
特徴は以下の通り。
- 価格は23,980円
- 幅69mmの手のひらサイズの5.5インチスマホ
- 音楽をハイレゾ相当で楽しめる
- 3年使い続けても劣化しにくい長寿命バッテリー
国産メーカーのスマホなので、エントリーモデルのXperia Aceシリーズでも3万円以上かかりますが、未使用品の場合は2万円台で購入できます。
手のひらサイズのコンパクトなスマホなので、手の小さな女性や子どもにも扱いやすいですよ。
Xperiaは音質に定評のあるスマホであり、Xperia Ace Ⅲでも通常の音源をハイレゾ相当の音質で視聴することが可能です。
普段から音楽をスマホでよく聴く方にもおすすめのです。
iPhone SE(第3世代)SIMフリー(未使用品)
イオンモバイルではiPhoneの取り扱いもありますが、完全な新品ではなく未使用品となります。
iPhone SE(第3世代)SIMフリー(未使用品)の特徴は以下の通りです。
- 64GBモデルで54,780円
- ホームボタンつきiPhone
- サイズ感はiPhone 8と全く同じ
- CPUはiPhone 13
iPhone SE(第3世代)は、iPhoneの廉価モデルシリーズ「iPhone SE」の最新モデルです。
最新といっても既に発売から1年経過していますが、CPUはハイエンドモデルのiPhone 13と同じものが搭載されているので、複数のアプリ利用や美麗なグラフィックのスマホゲームなども快適に利用できます。
サイズ感はiPhone 8と全く同じでホームボタンもついているので、旧型のiPhoneの操作性や見た目が好きだった人にもおすすめですよ。
イオンモバイルの端末は、他の格安SIMと比較して安い?
イオンモバイルでは様々な端末が販売されていますが、他の格安SIMと比べて安いのかは気になるところですよね。
主な最新スマートフォンの価格を、IIJmioやmineoと比べてみました。
イオンモバイルの端末価格を他社と比較! | |||
イオンモバイル | IIJmio | mineo | |
Mi 11 Lite 5G | 43,780円 | 38,000円→MNP特価19,980円 | 40,920円 |
Reno5 A | 43,780円 | 35,800円→MNP特価17,800円 | 39,600円 |
AQUOS sense5G | 50,380円 | 38,280円→MNP特価19,980円 | 46,464円 |
見事なまでに、比較対象とした3機種の全てでイオンモバイルが一番高額となってしまいました。
IIJmioは他社からの乗り換えを対象とした端末の割引販売に積極的で、元々の定価の時点でも割安です。
mineoはあまりセールなどを行っていない格安SIMであるものの、販売価格はイオンモバイルより安価でした。
イオンモバイルでも端末購入時に適用できるキャンペーンが行われることはありますが、1,000~5,000円相当の還元なのであまり安くならないのが難点です。
セット購入にあたってスマートフォンを安く購入したい場合は、イオンモバイル以外の格安SIMも要検討です。
イオンモバイルでスマートフォンをセット購入するメリットはある?
イオンモバイルでスマホをセット購入するメリットは、細かい設定が不要なことです。
イオンモバイルでは販売中のスマートフォンにあらかじめ通信・通話のための初期設定が施されているので、すぐに利用を開始できます。
他社で売られているSIMフリースマートフォンは基本的に新品状態なので、初期設定を自分で行わなければいけません。
故障の修理受付やわからないことの相談などのサポートをイオンの店舗で行ってもらえるので、アフターサービス重視の方にもイオンモバイルでのセット購入はおすすめですよ。
イオンモバイルでスマートフォン等の端末を使う際の注意事項
最後に、イオンモバイルでスマートフォンなどを購入して使う場合の注意点を解説します。
お店ごとに取り扱う機種が異なる場合あり
イオンモバイルは全国のイオンでも取り扱われていますが、お店ごとに取り扱っている機種は異なります。
WEBからの申込みなら、在庫があれば移動の手間なく欲しい機種を購入できますよ。
店舗とWEBで値段が違う場合あり
イオンモバイルで取り扱っている端末は、店舗とWEBで販売価格が異なっている場合があります。
安く端末を入手したい場合はWEB上での値段を確認しつつ、イオンの店頭での価格も念のためチェックしてみましょう。
購入したキャリア以外の回線でキャリアスマホを使う際はSIMロック解除が必要
ドコモ端末をau回線で使うなど、購入したキャリア以外の回線でキャリアスマホを使う際はSIMロックを解除しなければいけません。
SIMロック解除はMy docomoやMy au、My Softbankで行えます。
またauのスマホは、iPhone 6s~7シリーズなど一部の機種だとau回線で使う場合もSIMロック解除が必要となることにご注意ください。
キャリアのAndroidスマホを販売されていた以外の回線で使う場合は、電波の相性が悪いことも
キャリア販売のAndroidスマートフォンは、他のキャリアで使われる電波にしっかり対応していないケースもしばしばあります。
対応する電波と使われる電波が合っていない機種だと、電波が弱くなったり圏外になったりする場所が多くなりやすいことにご注意ください。
iPhoneはどこで買ってもドコモ・au・ソフトバンク回線にしっかり対応しているので、SIMロックさえ解除していれば大丈夫です。
他社で購入したスマホを使う場合はイオンモバイル公式サイトの「動作確認端末一覧」をチェック!
イオンモバイル以外で購入したスマホを、イオンモバイルでそのまま使う場合はまず動作確認を行いましょう。
イオンモバイル公式サイトの「動作確認端末一覧」にて、現在自分が使用中の機種の名前やメーカー、購入元キャリアを入力しましょう。
イオンモバイルで使えるかどうかすぐに調べられるので、イオンモバイルで契約する前に必ず確認することをおすすめします。
端末のみ購入は可能だがクレジットカードが必須
イオンモバイルでは、回線なしで端末のみの購入も可能です。
しかし、回線契約・スマホセット契約の時と同じくクレジットカードが必須となるので注意してください。
また、分割で購入することも可能ですがイオンカード以外のクレジットカードだと金利が発生します。
無金利で分割購入をしたいのであれば、イオンカードを利用しましょう。
イオンモバイルで開催中のキャンペーン│スマホセールはある?
イオンモバイルでは現在、2023年6月30日まで他社から乗り換えと同時に対象機種を購入することで、10,000WAONポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。
対象機種は以下の通り。
- Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G
- Xiaomi Redmi Note 11
さらに支払い方法をイオンカードに設定すると、別途2,000WAONポイント還元!
60歳以上のシニアの方は、他社から乗り換えと同時にAQUOS wish2(未使用品)を購入するとなんと15,000WAONポイントもらえます!
高齢の家族のスマホデビューを考えている方にもお得ですよ。
まとめ
今回は、イオンモバイルの動作確認状況や販売されているスマートフォンについて解説しました。
イオンモバイルではiPhone 12シリーズなど、様々な機種で動作確認が行われています。
ただし最新のiPhone 13シリーズは未確認だったり、Androidだと動作未確認の機種が多かったりすることにご注意ください。
イオンモバイルでは様々なスマートフォンをセット販売していて、端末は初期設定済みで手軽に使い始められる仕様です。
お店でのサポートも受けられるので、スマホを安心して使いたい場合はセット販売の機種を購入するのもおすすめですよ。