


イオンモバイルへの乗り換えを検討しているあなたは「eSIMが使えたら便利だろうな」と考えているのではないでしょうか?
結論から言うと、現在はイオンモバイルでeSIMは使えませんが、今後対応する可能性はあります。
この記事では、イオンモバイルのeSIM対応状況を解説し、eSIMに対応している格安SIMも紹介していきます。
目次
イオンモバイルはeSIMに対応していない
冒頭でも述べたように、現時点でイオンモバイルはeSIMに対応していません。(2022年8月時点)
イオンモバイルで利用できるのは、端末のSIMスロットに挿し込む物理SIM(SIMカードのみとなっています。


イオンモバイルがeSIMに対応する可能性はある?
前章では「イオンモバイルはeSIMに対応していない」と解説しましたが、今後イオンモバイルがeSIMに対応する可能性はあるようです。
イオンモバイルの商品マネージャーの方のインタビューによると、「eSIMには前向き」と答えていました。(※参考:https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/interview/1315066.html)
決定事項ではないので本当にeSIMを提供するのか、いつからeSIMに対応するのかは分かりませんが、eSIMの展開を検討していることは確かなようです。
また、最近ではeSIM対応の事業者が増えているという流れもあり、イオンモバイルでの展開も期待できそうです。
イオンモバイルのeSIM対応状況が気になる方は、定期的に公式サイトの情報も確認してみてください。
イオンモバイル公式サイトeSIMを利用するなら「eSIM対応」の端末を用意しておこう!
今後イオンモバイルがeSIMを展開した時、サービスを利用するには「eSIM対応」の端末が必要になります。
従来の物理SIMのみに対応しているスマートフォンでは、eSIMを登録することができないのでサービスを利用できません。
「イオンモバイルをeSIMで契約したい」と考えている方は、必ずeSIM対応の端末を用意しておきましょう。

ちなみにイオンモバイルでもeSIM対応のスマートフォンは購入できます。
対応モデルは少なめですが、「iPhone XS」が63,580円、「OPPO A73」が23,980円で販売されています。(2021年11月時点)
最新モデルではない分、本体価格が安くなっているのが嬉しいところ。
「ハイスペックは必要ないけど、なるべく性能が良いモデルを安く購入したい」という方は、ぜひ検討してみてください。
イオンモバイル公式サイトeSIMと物理SIMの両方に対応した端末がおすすめ!
eSIM対応のスマートフォンは、大きく分けると「eSIMのみ対応」と「eSIM・物理SIM両対応」の2種類に分けられます。
どちらにしようか迷った時は、基本的に「eSIM・物理SIM両対応」を選ぶのがおすすめです。

「eSIMのみ対応」のタイプの場合、高速通信できる容量は契約したeSIMのデータ容量が上限になります。
容量以上にデータ通信したい場合は、追加料金を支払ってデータ容量を購入するしかありません。
一方「eSIM・物理SIM両対応」のタイプの場合は、eSIMのデータ容量に加えて物理SIMのデータ容量を追加できます。

「eSIM・物理SIM両対応」のタイプは、1台で複数のSIMを運用できるので、低料金で自分に合ったスマートフォンに変えられます。
以上の点から、eSIMのみ対応の端末よりも「eSIM・物理SIM両対応」の端末の方がおすすめと言えます。
イオンモバイル公式サイトeSIMに対応しているおすすめの格安SIM


現状イオンモバイルはeSIMに対応していませんが、他の事業者ではeSIMに対応しているところがいくつかあります。(2022年8月時点)
「とりあえずeSIMを試してみたい」という方は、ぜひ以下の格安SIMも検討してみてください。
楽天モバイル
楽天モバイルは、月間のデータ通信量が3GBまでなら1,078円で使えるドコモ・au・ソフトバンクと並ぶ通信キャリアです。
ココに注意
2022年10月31日までは、1GB未満利用時であればポイント還元によって実質無料となります。
他の通信業者で請求される「ユニバーサルサービス料(約2〜3円)」もかからないので、通話をしたりオプションを付けたりしなければ、維持費を1,078円にすることができます。

楽天モバイルの特徴は毎月のデータ利用量で料金が変わるところ。
各データ利用量の料金は以下のようになっています。
データ利用量 | 料金 |
3GBまで | 月額1,078円 |
20GBまで | 月額2,178円 |
20GB以上 | 月額3,278円 |
楽天回線のエリア内なら、どれだけデータ量を使っても月額3,278円に抑えられます。
楽天回線のエリア外でも5GBまでなら高速通信、5GBを超えても1Mbpsの速度で使えるので、画質に拘らなければ動画の視聴をすることも可能です。

さらに、楽天モバイルは自社の回線を持っているのも特徴として挙げられます。
格安SIMの場合、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているので、利用者が多くなる時間帯は通信速度が低下することもあります。
その点、楽天モバイルは自社の回線を利用しているので、平日のお昼や夕方も安定した速度で利用できます。

もっと詳しく知りたい方はこちら!
Yモバイル
Yモバイルは、2021年3月にeSIMへの対応を開始したソフドバンクのサブブランドです。
YモバイルのeSIMは「シンプルS/M/Lプラン」が対象で、各プランの料金は以下のようになっています。
プラン | 料金 | 家族割引サービス |
シンプルS(3GB) | 月額2,178円 | 月額990円 |
シンプルM(5GB) | 月額3,278円 | 月額2,090円 |
シンプルL(25GB) | 月額4,178円 | 月額2,970円 |
Yモバイルの特徴は「家族割引サービス」が使えること。2回線目以降の料金が毎月1,188円割引されるので、家族2人以上で契約すればトータル費用を抑えられます。

例えば、1番人気の「シンプルMプラン」を3人で契約した場合、料金は以下のようになります。
契約人数 | 料金 |
1人目 | 月額3,278円 |
2人目 | 月額2,090円 |
3人目 | 月額2,090円 |
3人の合計料金 | 月額7,458円 |
1人あたりの料金 | 月額2,486円 |
通常「シンプルMプラン」の料金は月額3,278円ですが、家族3人で契約すれば1人あたり月額2,486円で利用できます。

尚、Yモバイルの家族割引サービスは、最大9回線まで対象になります。
契約者が増えるほど支払い額が安くなるので、Yモバイルを使うなら家族での利用を検討したいところです。

もっと詳しく知りたい方はこちら!
Y!mobile公式サイト
LINEMO
LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクが開始したオンライン専用ブランドです。
格安かつ大容量を実現する新たなプランとして、2021年3月よりサービスが開始されました。LINEMOのeSIM対象プランは以下の通りです。
プラン | 料金 |
ミニプラン(3GB) | 月額990円 |
スマホプラン(20GB) | 月額2,728円 |

LINEMO最大の特徴は「LINEギガフリー」というサービスで、LINEによる通信でデータ容量を消費しない点です。
トークやタイムラインはもちろん、音声通話やビデオ通話を利用しても、データ容量を消費することはありません。

もっと詳しく知りたい方はこちら!
IIJmio
IIJmio(アイアイジェイミオ)は、安い月額料金でインターネットが使える格安SIMです。
IIJmioのeSIMは、音声通話やSMS機能が付いておらず、データ通信のみ利用できるのが特徴です。選べるプランは2種類で、料金は以下のようになっています。
プラン | 料金 |
データプランゼロ(0GB) | 月額165円 |
ギガプラン(2GB〜20GB) | 月額440〜1,650円 |

また、IIJmioはお得なキャンペーンが多いのも魅力。「初期費用1円キャンペーン」など思い切ったプランを打ち出し、他のサービスと比べても価格面で優位に立っている印象です。

もっと詳しく知りたい方はこちら!
povo
povo(ポヴォ)は、2021年3月よりサービスが開始されたauの新料金プランです。
従来のプランは月額2,780円で20GBとなっていましたが、新プランの「povo2.0」では“基本料0円+トッピング料金”という激安価格で利用できます。

povoのデータトッピングは、1〜150GBまで豊富なラインナップが揃っています。追加できるデータ容量と料金は以下の通りです。
トッピング | 料金 | 利用期間 |
1GB追加 | 390円 | 7日間 |
3GB追加 | 990円 | 30日間 |
20GB追加 | 2,700円 | 30日間 |
60GB追加 | 6,490円 | 90日間 |
150GB追加 | 12,980円 | 180日間 |
データ使い放題 | 330円 | 24時間 |
1点だけ注意したいのは、それぞれのトッピングに利用期間が設けられていること。
利用期間を過ぎた場合、余っていたデータ容量は失われ、通信速度は128kbpsに戻ります。

また、povoには「5分以内通話かけ放題(月額550円)」「通話かけ放題(月額1,650円)」といった通話トッピングも用意されています。
更に新サービスのコンテンツトッピングを利用すれば、「DAZN」を7日間(770円)、「smash.」を24時間(220円)楽しめます。

もっと詳しく知りたい方はこちら!
まとめ
以上、イオンモバイルのeSIM対応状況とeSIMが使える格安SIMを5つ紹介しました!
改めて記事の内容を簡単にまとめてみます。
記事の内容まとめ
- 現時点でイオンモバイルはeSIMに対応していない(2021年11月時点)
- 今後イオンモバイルがeSIMに対応する可能性はある
- eSIMを利用するなら選択肢の幅が広がる「eSIM・物理SIM両対応」の端末がおすすめ
- 早くeSIMを試したい方は、他の格安SIM(楽天モバイルなど)も要検討
繰り返しになりますが、現時点でイオンモバイルはeSIMに対応していません。
ですが、イオンモバイル関係者は「eSIMには前向き」と答えているので、イオンモバイルでの展開も期待でそうです。
また、他の事業者がeSIMに対応し始めていることから、今後イオンモバイルでも対応する可能性が高いと考えられます。
もし「イオンモバイルのeSIM対応を待てない」という方は、既にeSIMを契約できる事業者を検討してみると良いでしょう。
イオンモバイル公式サイト