イオンモバイルでは、2021年4月より新料金プラン「さいてきプラン」の提供を開始します。
さいてきプランでは月額料金が全体的に値下げされ、0.5GB 803円から50GB 6,358円まで幅広いラインナップから自由に容量を選べます。
この記事では、イオンモバイルの新料金プラン「さいてきプラン」の特徴について、IIJmioやmineo、OCNモバイルONEといった他社とも比較しながら解説します。
目次
イオンモバイルはイオンが展開する格安SIM!料金プランの主な特徴まとめ
イオンモバイルは、イオンが展開している格安SIMです。
イオンモバイルは日本全国のイオンで契約可能、またオンラインショップでも申込みを行えます。
イオンに出かけた際に、イオンモバイルの展示を見かけたことがある方も少なくないのではないでしょうか。
イオンモバイルはイオンスマホのオリジナル格安SIM!ドコモ回線とau回線で展開中!
イオンモバイルはイオンが展開している格安SIMで、ドコモ回線とau回線の2種類からSIMカードを選んで契約できます。
ドコモやauのスマホを持っている方は、基本的にSIMロック解除の面倒な手続きをする必要なく、手持ちのスマホをイオンモバイルでも使えますよ。
またイオンモバイルでは、AQUOS wish 3など様々なSIMフリースマートフォンが販売されています。
手持ちのスマホが既に壊れている、調子が悪いといった場合は、新しいスマホをセット購入することもできますよ。
イオンモバイルはイオンの店舗でサポートを受けられる
イオンモバイルの大きな特徴として挙げられるのが、イオンの店舗でサポートを受けられることです。
格安SIMにはオンラインで契約申し込みや契約変更などの手続きを行うものが多いですが、イオンモバイルならイオンの携帯電話コーナーでもサポートを対応してもらえます。
スマートフォンが壊れた際の修理受付などもお店で行ってもらえますし、オンライン(イオンデジタルワールド)で購入した端末も店舗でのサポートの対象となっています。
他にも有料でLINEの設定サポートなど細かい対応を行っているので、「わからないことをお店で聞きたい」というに方はイオンモバイルがおすすめですよ。
新料金プラン「さいてきプラン」登場!旧プランと料金を比較してみた
イオンモバイルに、新料金プランの「さいてきプラン」が登場しました。(20GB以上は「さいてきプランMORIMORI」という名称)
0.5GBから50GBまで、膨大なラインナップから自分にぴったりな容量を選べるのが特徴となっています。
さいてきプランと従来の料金プランを表にまとめたので、ご覧ください。
イオンモバイルの月額料金(音声プラン) |
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さいてきプラン | 旧料金プラン | |
0.5GB | 803円 | 1,130円 |
1GB | 858円 | 1,280円 |
2GB | 968円 | 1,380円 |
3GB | 1,078円 | × |
4GB | 1,188円 | 1,580円 |
5GB | 1,298円 | × |
6GB | 1,408円 | 1,980円 |
7GB | 1,518円 | × |
8GB | 1,628円 | 2,680円 |
9GB | 1,738円 | × |
10GB | 1,848円 | × |
12GB | × | 2,980円 |
14GB | × | 3,580円 |
20GB | 1,958円 | 3,980円 |
30GB | 3,058円 | 4,980円 |
40GB | 4,158円 | 5,980円 |
50GB | 5,258円 | 6,980円 |
10GBまでは1GB刻みで細かく選択可能になり料金も100円刻みなので急な増額などもなく、自由に選びやすくなりました。
元から存在していた大容量プランも全体的に割安になったので、負担が軽くなりました。
選択肢が増えて料金は下がったため、イオンモバイルのさいてきプランはユーザーにとって非常に魅力的な存在です。
複数のSIMカードで容量をシェアできる、シェア音声プランも引き続き提供あり
イオンモバイルでは、最大5枚のSIMカードで容量をシェアできる「シェア音声プラン」も提供しています。
シェア音声プランは新プランでも引き続き提供され、こちらも従来のプランより料金が下がっています。
シェア音声プランの月額料金 |
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さいてきプラン | 旧料金プラン | |
1GB | 1,188円 | × |
2GB | 1,298円 | × |
3GB | 1,408 | × |
4GB | 1,518円 | 1,780円 |
5GB | 1,628円 | × |
6GB | 1,738円 | 2,280円 |
7GB | 1,848円 | × |
8GB | 1,958円 | 2,980円 |
9GB | 2,068円 | × |
10GB | 2,178円 | × |
12GB | × | 3,280円 |
14GB | × | 3,880円 |
20GB | 2,288円 | 4,280円 |
30GB | 3,388円 | 5,280円 |
40GB | 4,488円 | 6,280円 |
50GB | 5,588円 | 7,280円 |
家族でスマホを使う方や複数の端末を運用する人に嬉しいシェア音声プランも、さいてきプランなら200~1,000円ほどお得に使えます。
また、1~3GBも新設されました。
旧プラン契約者も2021年4月より自動で新プランに移行!
イオンモバイルの旧プランで契約している人も、2021年4月より自動で新料金プラン「さいてきプラン」に契約が変更されました。
面倒な契約変更手続きをしなくてもプランが移行されたのは嬉しいポイントです。
他社と比べて安いの?月額料金プランを比較してみた
イオンモバイルは新プランへの移行で月額料金が値下げされましたが、IIJmioやmineo、OCNモバイルONEなどの他社でも新プランが登場しています。
ココに注意
OCNモバイルONEは2023年6月26日を持って新規受付終了
では、格安SIM4社の新料金プランを比べてみましょう。
イオンモバイルの月額料金をIIJmio、mineo、OCNモバイルONEと比較! |
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プラン | さいてきプラン | IIJmio「ギガプラン」 | mineo「マイピタ」 | OCN「新コース」 |
対応回線 | ドコモ・au | ドコモ、au | ドコモ、au、ソフトバンク | ドコモ |
0.5GB | 803円 | × | × | 550円 |
1GB | 858円 | × | 1,180円 | 770円 |
2GB | 968円 | 850円 | × | × |
3GB | 1,078円 | × | × | 990円 |
4GB | 1,188円 | × | × | × |
5GB | 1,298円 | 990円 | 1,380円 | × |
6GB | 1,408円 | × | × | 1,320円 |
7GB | 1,518円 | × | × | × |
8GB | 1,628円 | × | × | × |
9GB | 1,738円 | × | × | × |
10GB | 1,848円 | 1,500円 | 1,780円 | 1,760円 |
12GB | 1,958円 | × | × | × |
14GB | 2,068円 | × | × | × |
15GB | 2,178円 | 1,800円 | × | × |
20GB | 4,158円 | 2,000円 | 1,980円 | × |
30GB | 5,258円 | × | × | × |
40GB | 6,358円 | × | × | × |
50GB | × | × | × |
先に結論を言うと、IIJmioが最も割安です。
IIJmioは選べる容量が5種類しか存在しませんが、代わりに5種類の範囲内(~2GBから20GBまで)では常に最安を維持していました。
mineoは10GBや20GBがイオンモバイルより安価ですが、1GBプランはOCNモバイルONEのほうが安価、そしていずれも料金もIIJmioがさらに上を行く安さとなっています。
一方、OCNモバイルONEはいちばん大きな容量が10GBと少なめです。ただし、0.5GBのプランは最安なので、ほとんどデータを使わない人にはぴったりといえるでしょう。
総合的に支払額の安さを重視するなら、基本的にはIIJmioを選ぶのがベストになると考えられますね。
イオンモバイルが料金的に有利になるのは、他社に選択肢そのものが存在しない30GB、40GB、50GBのプランです。
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
イオンモバイルの新料金プランが「さいてきプラン」以外にも誕生!
イオンモバイルでは新たにいくつかのプランが誕生となります。
それぞれのプランの特徴やおすすめできる人について紹介します。
60歳以上の方には「やさしいプラン」がおすすめ
「やさしいプラン」は60歳以上のお客様限定の通常より安価なプランです。
料金は以下のとおりです。※すべて税込料金
やさしい音声プラン | やさしいシェア音声プラン |
mini.(0.2GB) 748円 | - |
S(3GB) 858円/月 | S(3GB) 1,188円/月 |
M(6GB) 1,188円/月 | M(6GB) 1,518円/月 |
L(8GB) 1,408円/月 | L(8GB) 1,738円/月 |
やさしいプラン専用のフリーダイヤルでは、スマホの設定・操作などに関するサポートサービスも受けられます。
電話を多く使うなら「イオンでんわフルかけ放題」もおすすめ
電話を多く使う人の場合、「イオンでんわフルかけ放題」もおすすめです。
こちらのサービスでは月額1,650円(税込)で、通話開始から終話まで、追加料金の発生なく通話ができます。
NTTドコモ回線を利用している場合は標準の通話アプリでも対応していますが、au回線を利用している場合はイオンでんわから発信した場合のみ適用対象となります。
イオンでんわアプリの提供終了により、「NTTドコモ回線」「au回線」ともに標準の電話アプリでそのままかけ放題を利用できるようになりました!
イオンモバイルの通話に関する詳細は、こちらの記事をご参照ください!
法人向けプラン「IoT100」「IoT500」「IoT Zero」も誕生
10月から法人専用プラン「IoT100」「IoT500」「IoT Zero」が開始されました。
特徴と月額料金は以下のとおりです。※すべて税込料金
プラン名 | 高速データ利用量上限 | 月額料金 |
IoT100 | 100MB | 385円 |
IoT500 | 500MB | 440円 |
IoT Zero | なし(通信速度200kbpsまで) | 462円 |
法人名義での契約限定ですが、1回線からの契約が可能であり、最低利用期間や解約金は一切ありません。
イオンモバイルの現料金プランはどんな人におすすめ?
イオンモバイルがおすすめになるのは、以下に当てはまる人です。
- イオンで契約変更やスマホの修理受付などのサポートを受けたい人
- 30GB以上の大容量プランをお得に使いたい人
- 家族で使うなど、複数枚のSIMで容量をシェアしてスマホを使いたい人
料金的にはどうしてもIIJmioの方がお得になりますが、サポート対応の充実というメリットも重視したい場合はイオンモバイルも魅力的な選択肢になります。
また30GB以上の大容量を契約できる格安SIMは選択肢が少なく、イオンモバイルは見逃せない選択肢になりますよ。
まとめ
今回は、イオンモバイルの新料金プラン「さいてきプラン」「さいてきプランMORIMORI」について解説しました。
ポイント
- イオンモバイルの新料金プランは0.5GB~50GBから選択可能、1~10GBまでは1GB刻みで自由に選べるようになった
- イオンモバイルはイオンの店舗でサポートを受けられるのが特徴、ドコモとauのSIMを選べる
- イオンモバイルはシェア音声プランに対応、最大5枚のSIMカードで容量をシェアできる
- 月額料金を比較すると、20GBまではIIJmioの方が割安になった
イオンでの充実したサポートに魅力を感じる方や、自分に合った容量のプランをお得に契約したい方は、イオンモバイルをチェックしてみてください。
なお、当サイトではイオンモバイルを始め、主要格安SIM13社をニーズ毎に比較した記事もありますので、その他SIMの情報も見たい方はぜひ併せてご確認ください!