楽天ひかりの解約を検討しているあなたは、手続きの仕方や解約にかかる費用について気になっているのではないでしょうか。結論から言うと、楽天ひかりは「電話」で申し込むだけで簡単に解約できます。
ただし、解約違約金が発生したり、工事費残債を一括で請求されたりすることもあるので注意が必要です。
そこで今回は、楽天ひかりの解約方法や解約費用、そして解約する際の注意点について解説します。また、解約金・違約金を0円にする方法やおすすめの乗り換え先も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
楽天ひかりの解約手続きは何日前までにすればいい?
楽天ひかりを解約するときは、解約したい月の10日までに手続きすることをおすすめします。というのは、10日までなら「当月末解約」になりますが、11日以降は「翌月末解約」になってしまうからです。
例えば、楽天ひかりを「4月」に解約するとしましょう。その場合、4月10日までの申請は「4月末解約」扱いに、4月11日以降の申請は「5月末解約」扱いになります。
つまり、10日を過ぎたタイミングで手続きを行うと、すぐに解約できずに1ヶ月分の利用料が発生してしまうのです。余計な出費を抑えるためにも、楽天ひかりの解約は「10日」までに申し込みを済ませましょう。
楽天ひかりの解約手順について
ここからは、楽天ひかりの解約手順について詳しく解説していきます。解約手続きの基本的な流れは以下の通りです。
楽天ひかりの解約手順
- 楽天ブロードバンドのカスタマーセンターに電話→解約手続き
- プロバイダの解約(乗り換え先によっては)
- 撤去工事を実施
- レンタル機器があれば返却
- 解約証明書・費用明細をとる(乗り換え先で必要になる場合)
契約内容により解約手順が異なる場合もありますが、基本的には5つのステップをこなすだけで楽天ひかりを解約できます。手続き自体はとても簡単なので、さっそく確認していきましょう。
楽天ブロードバンドのカスタマーセンターに電話→解約手続き
楽天ひかりを解約するときは、プロバイダである「楽天ブロードバンド」のカスタマーセンターに電話をしましょう。
楽天ブロードバンドカスタマーセンターの基本情報
- 電話番号:0800-600-0222(通話料無料)
- 受付時間:9:00~18:00(年中無休)
楽天ブロードバンドのカスタマーセンターに電話をかけると、自動音声ガイダンスが流れます。解約の場合は「4」の番号を押すことで担当オペレーターと繋がるので、そうしたら「楽天ひかりを解約したい」と伝えましょう。
その後は担当者より契約内容の確認が行われ、解約に関する説明があります。オペレーターの指示に従って手続きを進めていくだけなので、特に難しい作業はありません。
ただし、電話をする時間帯やシーズンによっては、なかなかオペレーターに繋がらない場合があります。特に「昼間や夕方」「2月から4月の引っ越しシーズン」などは回線が混雑しやすいので、できるだけ余裕を持って連絡することをおすすめします。
また、楽天ひかりはプロバイダがセットになっている光回線サービスなので、プロバイダの解約手続きは不要です。
撤去工事を実施
解約申請をした後、場合によっては撤去工事を実施することになります。撤去工事が必要になるパターンは以下の通りです。
撤去工事が必要なパターン
- 賃貸住宅から他の場所に引っ越すとき
- フレッツ光や他社の光コラボレーション以外の回線に乗り換えるとき
賃貸住宅の退居時は「原状回復」が基本となるため、原則として光回線を撤去しなければなりません。撤去工事をする際は、事前に大家や管理会社へ連絡し、工事の確認・承諾を得るようにしましょう。
また、フレッツ光や他社の光コラボレーション以外の回線に乗り換える場合、楽天ひかりで使っていた設備を流用できないため、撤去工事が必要になります。
ちなみに楽天ひかりの撤去工事は無料で、作業時間は30分〜1時間程度です。工事が実施されるのは解約申請をしてから約20日後なので、急いで楽天ひかりを解約したい人は早めに申し込むようにしましょう。
レンタル機器があれば返却
楽天ひかりの解約申請をした後は、ONUやホームゲートウェイなどのレンタル機器を返却する必要があります。
解約手続き後、NTT西日本・NTT東日本から「レンタル機器回収キット」と「着払い伝票」が送られてくるので、そちらを利用して返却するようにしてください。
また、撤去工事をする場合には工事担当者がレンタル機器を回収するので、それまでに返却する機器を確認しておきましょう。
解約証明書・費用明細をとる(乗り換え先で必要になる場合)
楽天ひかりを解約後、乗り換え先の「違約金負担キャンペーン」を受ける人は、解約証明書や費用証明を発行しておきましょう。
多くの光回線では、違約金負担キャンペーンを実施しており、乗り換え時に発生する費用を負担してくれます。しかし、解約証明書がなければキャンペーンを受けられないので、必ず発行するようにしてください。
なお、楽天ひかりの解約証明書は、「楽天ブロードバンドカスタマーセンター」に連絡すると発行してもらえます。
楽天ブロードバンドカスタマーセンターの基本情報
- 電話番号:0800-600-0222(通話料無料)
- 受付時間:9:00~18:00(年中無休)
解約証明書が発行されるまでには少し時間がかかるので、楽天ひかりを解約したらすぐに申請するようにしましょう。
楽天ひかりの解約金・違約金はどのくらいかかる?
解約の手順を紹介したところで、楽天ひかりの解約金・違約金について解説していきます。楽天ひかりの解約時にかかる費用は、「解約違約金」と「工事費の未払い分(分割の残債)」の2つです。
以下では、それぞれの解約費用について詳しく解説しているので、しっかり頭に入れておきましょう。
楽天ひかりの解約違約金
楽天ひかりのプランには契約期間の縛りがあるため、契約更新月以外に解約すると「解約違約金」が発生します。
どのプランを契約していても、解約違約金は10,450円になります。(2022年7月以降の申し込みから「月額基本料1カ月分」に変更されます。)
「解約するのに10,000円も払うのはもったいない...」という人は、契約更新月に解約するようにしましょう。楽天ひかりの契約更新月の考え方は以下の通りです。
楽天ひかりの契約更新月
- 2年契約の場合:開通月翌月を1カ月目とし、24カ月目~26カ月目の3カ月間
- 3年契約の場合:開通月翌月を1カ月目とし、36カ月目~38カ月目の3カ月間
2年契約の場合は「24ヶ月目〜26ヶ月目」、3年契約の場合は「36ヶ月目〜38ヶ月目」のタイミングで解約すれば、10,450円の解約違約金を支払わなくて済みます。
「契約更新月まで待てない」「最近、契約を更新したばかり...」という人は、乗り換え先のキャンペーンを利用すれば解約違約金を実質無料にすることが可能です。
工事費の未払い分:分割の残債
楽天ひかりを解約するとき、場合によっては工事費の未払い分(分割の残債)が請求されます。
実際にどれくらいの金額がかかるのかを把握するために、まずは各プランの工事費(分割払いの金額)を確認していきましょう。
契約プラン | 派遣あり (配線調整あり) |
派遣あり (配線調整なし) |
派遣工事なし |
マンションプラン (集合住宅) |
687円×24ヶ月 (最終月は699円) |
348円×24ヶ月 (最終月は356円) |
91円×24ヶ月 (最終月は107円) |
ファミリープラン (戸建て) |
825円×24ヶ月 | 348円×24ヶ月 (最終月は356円) |
91円×24ヶ月 (最終月は107円) |
ご覧の通り、月々の支払い金額はそれほど高くないですが、楽天ひかりを解約して一括で請求されると金額が大きくなるので注意が必要です。
例えば、「マンションプラン(集合住宅)の派遣あり」の場合、月々の支払い金額は687円ですが、トータルの支払い金額は16,500円です。(687円×24ヶ月+699円=16,500円)
仮に1年で楽天ひかりを解約したとすると、残り1年分の8,256円が請求されます。(16,500円−8,244円(支払った1年分の金額)=8,256円)
「できるだけ解約費用を減らしたい」という人は、工事費を完済してから楽天ひかりを解約するか、乗り換え先のキャンペーンを利用して違約金負担を減らしましょう。
楽天ひかりの解約金・違約金を0円にする方法
ここからは、楽天ひかりの解約金・違約金を0円にする3つの方法を紹介していきます。
楽天ひかりの解約金・違約金を0円にする方法
- 契約更新月に解約する:違約金がかからない
- 解約金負担のキャンペーンがある他社の光回線に乗り換え
- キャッシュバックなどの特典がある他社の光回線に乗り換え
上記の方法を実践すれば、違約金の発生を防いだり、解約金を実質無料にしたりできます。できるだけお得に楽天ひかりを解約するためにも、ぜひ紹介する方法を参考にしてみてください。
契約更新月に解約する:違約金がかからない
前述したように、楽天ひかりのプランには契約期間の縛りがあるため、契約更新月以外で解約すると違約金が発生します。逆に言えば、契約更新月に解約すれば違約金はかかりません。
なお、楽天ひかりには「2年契約」と「3年契約」がありますが、それぞれの契約更新月は以下のようになります。
楽天ひかりの契約更新月
- 2年契約の場合:開通月翌月を1カ月目とし、24カ月目~26カ月目の3カ月間
- 3年契約の場合:開通月翌月を1カ月目とし、36カ月目~38カ月目の3カ月間
2年契約の場合は「24ヶ月目〜26ヶ月目」、3年契約の場合は「36ヶ月目〜38ヶ月目」に解約すれば、10,450円の違約金を支払わずに済みます。決して安い金額ではないので、基本的には契約更新月に解約するのがおすすめです。
なお、自分の契約更新月がわからない人は、楽天ブロードバンドの「メンバーズステーション」から確認してみましょう。メンバーズステーションにログインするときは、楽天ひかりの「アカウントのお知らせ」という書類に記載されているIDとパスワードが必要です。
また、「解約するタイミングがわかりにくい...」という人は、楽天ブロードバンドのカスタマセンターに問い合わせてみると良いでしょう。違約金がかからないタイミングを教えてくれるので、より安心して解約手続きを進められます。
楽天ブロードバンドカスタマーセンターの基本情報
- 電話番号:0800-600-0222(通話料無料)
- 受付時間:9:00~18:00(年中無休)
解約金負担のキャンペーンがある他社の光回線に乗り換え
解約による違約金を避けられない場合は、解約金負担のキャンペーンがある他社の光回線に乗り換えましょう。
キャンペーンが適用されると、楽天ひかりの違約金や工事費残債などを負担してもらえるので、数万円の解約費用を節約することができます。
例えば、ソフトバンク光の「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」では、以下のようなものを最大10万円まで負担してくれます。
ソフトバンク光が負担してくれる解約金・違約金
- 他社回線の違約金
- 他社の工事費残債
- 他社の撤去工事費用
ちなみに楽天ひかりの解約費用は、多く見積もって35,000円ぐらいです。(解約違約金、工事費の未払い分、月額基本料の最大金額を足した場合、おおよそ35,000円になります。)
ですので、最大10万円まで負担してくれるソフトバンク光の乗り換えキャンペーンを利用すれば、楽天ひかりの解約費用を0円にできます。
また、光回線によって負担額やキャンペーンの適用条件が異なるので、自分に合っているサービスを選ぶことも重要です。
キャッシュバックなどの特典がある他社の光回線に乗り換え
楽天ひかりの解約費用を少なくするのに、キャッシュバックなどの特典がある他社の光回線に乗り換えるのも有効な手段です。
乗り換え先に解約金負担のキャンペーンがなかったとしても、特典による金額が楽天ひかりの解約費用を上回っていれば、実質負担を0円にすることができます。
例えば、ドコモ光の「キャッシュバック特典」では、オプション加入不要で20,000円が還元されます。楽天ひかりの解約違約金は10,450円なので、キャッシュバックを利用すれば相殺することが可能です。
もし解約金や違約金を支払うことになったとしても、特典により受け取れる金額によってはプラスになる場合があります。各社によって特典金額や適用条件は異なるので、1度比較してからサービスを選んでみると良いでしょう。
楽天ひかりを解約する前に!知っておくべき注意点
ここまでの内容で、楽天ひかりの解約方法や解約費用についてはイメージできたかと思います。続いて、楽天ひかりを解約する際の注意点を5つ紹介します。
ポイント
- 基本料金は日割りにならず満額請求される
- 発行していたメールアドレスが使えなくなる
- 楽天ひかり関連のサービスが使えなくなる
- 2年間経っていないと違約金が発生する
- 楽天SPUのポイント倍率が下がる
上記のことを知らずに楽天ひかりを解約してしまうと、後で「こんなはずじゃなかった...」と後悔してしまうかもしれません。より安心して楽天ひかりを解約するためにも、しっかり注意点についても確認しておきましょう。
基本料金は日割りにならず満額請求される
前述したように、楽天ひかりは解約したい月の10日までに手続きすることで、当月末の解約が可能になります。しかし、どのタイミングで解約申請をしても、基本料金は日割りにならず満額請求されます。
つまり、楽天ひかりを解約するのが1日であろうと10日であろうと、マンションプランなら4,180円、戸建てプランなら5,280円を支払う必要があるのです。
早めに解約手続きを済ませることは大切ですが、基本料金が日割りにならないことをこの機会に覚えておきましょう。
発行していたメールアドレスが使えなくなる
楽天ひかりを解約すると、発行していたメールアドレスが利用できなくなるので注意が必要です。
特に仕事で楽天ひかりのメールアドレスを使っている場合、連絡が取れなくなることで業務に支障が出る可能性があります。ですので、「フリーメールアドレスを取得して相手側に伝えておく」というように、何かしらの対応をとってから楽天ひかりを解約するようにしましょう。
また、楽天ひかりのメールアドレスを使って、重要なアカウント登録をしている人もいるでしょう。その場合は、メールアドレスの変更手続きを済ませてから、楽天ひかりを解約するようにしてください。
楽天ひかり関連のサービスが使えなくなる
楽天ひかりには、「電話設定サポート」や「スーパーセキュリティ」といった様々なサービスがあります。しかし、これらのサービスを使っている人は、楽天ひかりを解約することで一切使えなくなるので注意しておきましょう。
2年間経っていないと違約金が発生する
先程も少し触れましたが、楽天ひかりは契約してから2年以内に解約すると、「解約違約金」や「工事費残債」が発生します。
「なるべく解約時の出費は抑えたい」という人は、解約違約金が発生しない契約更新月や工事費を完済した後で、楽天ひかりを解約すると良いでしょう。
また、乗り換え先の「違約金負担キャンペーン」や「キャッシュバック特典」などを利用すれば、2年経っていなくても解約による負担を減らすことが可能です。
楽天SPUのポイント倍率が下がる
楽天ひかりを解約すると、「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の倍率が1つ下がります。
例えば、今までのポイント倍率が「5倍」であった場合、楽天ひかりを解約することで「4倍」にまで下がります。頻繁に楽天市場で買い物をしている人は、改めて楽天ひかりを解約すべきか検討してみましょう。
楽天ひかり公式サイト楽天ひかりの乗り換え先におすすめの光回線をご紹介!
ここでは、楽天ひかりの解約を検討している人に向けて、乗り換え先におすすめの光回線を3社紹介します。
楽天ひかりの乗り換え先におすすめの光回線
- ソフトバンク光
- auひかり
- ドコモ光
上記の3社は、楽天ひかりの解約金・違約金を負担してくれるだけでなく、お得にサービスを利用できるメリットもあります。以下では、各社のポイントを詳しく解説しているので、ぜひ光回線選びの参考にしてみてください。
ソフトバンク光
ソフトバンク光は、NTT東日本・NTT西日本の光ファイバー回線を使用し、ソフトバンクが提供している光回線サービスです。ソフトバンク光をおすすめする理由として、以下の3つのポイントが挙げられます。
ソフトバンク光のおすすめポイント
- 違約金・撤去工事費を満額還元(最大10万円まで)
- ソフトバンクスマホとのセット割でスマホ料金が永年最大1,100円割引
- 楽天ひかりと同じ光コラボレーションのため乗り換えが簡単
ソフトバンク光の魅力は、何と言っても違約金負担額の多さでしょう。最大10万円まで対応してくれるので、楽天ひかりの解約費用を0円に抑えることが可能です。
また、ソフトバンクスマホを使っている人は「セット割」の対象になり、毎月のスマホ料金が永年最大1,100円も割引されます。1年使うだけで12,000円の節約に繋がるので、特にソフトバンクユーザーの人におすすめです。
さらにソフトバンク光は、楽天ひかりと同じ「光コラボレーション」なので、新たに工事を行う必要がありません。設備を流用でき、簡単に乗り換えられるのもソフトバンク光のポイントです。
ソフトバンク光公式サイトauひかり
auひかりは、KDDIが提供する自社の光ファイバーを利用した光回線サービスです。auひかりをおすすめする理由として、以下の3つのポイントが挙げられます。
auひかりのおすすめポイント
- 違約金負担相当額を還元(最大30,000円)
- auスマホとのセット割でスマホ料金が永年最大1,100円割引
- 独自回線のため光回線と比べて通信速度が安定している
auひかりでは、「乗りかえスタートサポート ホーム」というキャンペーンを実施しており、最大30,000円まで解約にかかる費用を負担してくれます。楽天ひかりの解約費用は、多く見積もって35,000円ぐらいなので、ほとんどのケースでカバーすることが可能です。
また、ソフトバンク光と同様に、auひかりにもキャリアスマホとの「セット割」があります。毎月のスマホ料金が永年最大1,100円割引になるので、特にauユーザーの人は要チェックです。
ちなみにauひかりは光回線コラボレーションではなく、独自回線を利用している光回線サービスになります。その点から、安定した高速通信が可能になっているので、通信速度を気にしている人にもおすすめです。
ドコモ光
ドコモ光は、NTTドコモが提供しているプロバイダ一体型の光回線サービスです。ドコモ光をおすすめする理由として、以下の3つのポイントが挙げられます。
ソフトバンクのおすすめポイント
- オプション加入不要で20,000円をキャッシュバック
- ドコモスマホとのセット割でスマホ料金が永年最大1,100円割引
- Wi-Fiルーターの無料レンタルサービスあり
ドコモ光には、20,000円が還元される「キャッシュバック特典」があるので、楽天ひかりの解約による負担を減らすことができます。しかもオプションへの加入が不要なため、ドコモ光に乗り換えれば誰でも高額キャッシュバックを受け取ることが可能です。
また、ドコモ光にもキャリアスマホとの「セット割」があり、毎月のスマホ料金から永年最大1,100円が割引されます。さらにWi-Fiルーターの無料レンタルサービスもあるので、ドコモユーザーはもちろん、契約後の費用を気にしている人にもおすすめです。
なお、ドコモ光は「光コラボレーション」なので、楽天ひかりで使っていた設備を流用することができます。簡単に乗り換えられるのも、ドコモ光をおすすめする理由の1つです。
ドコモ光公式サイト楽天ひかりの解約でよくある質問集Q&A
最後に、楽天ひかりの解約についてよくある質問をいくつか紹介していきます。これから楽天ひかりを解約するにあたって、「引き止められないか心配...」「解約後の請求ってどうなるんだろう?」というように、様々な不安や疑問が出てくるでしょう。
紹介する内容を見てもらえれば、解約に対する不安や疑問を払拭することができるので、ぜひ1つずつチェックしてみてください。
楽天ひかりは解約の引き止めがありますか?
現在、楽天ひかりの解約時の引き止めに関して、特に目立った情報は見られません。(2022年7月時点の情報)
そのため、解約する際の引き止めについては、あまり心配する必要はないでしょう。ただし、サービス向上のために意見を求められる可能性はあるので、その際はしっかり自分の意見を述べるようにしてください。
楽天ひかりからレンタルしていたものが壊れたらどうすればいい?
楽天ひかりからレンタルしていたのもが壊れてしまった場合、すぐに「楽天ブロードバンドカスタマーセンター」に連絡しましょう。
楽天ブロードバンドカスタマーセンターの基本情報
- 電話番号:0800-600-0222(通話料無料)
- 受付時間:9:00~18:00(年中無休)
楽天ブロードバンドのカスタマーセンターに連絡すると、機器や回線の状況を確認した後、今後の対応について案内してくれます。
自然に壊れてしまうのは致し方ないですが、もしあなたの不注意により破損や故障が起きた場合には、修理費用を負担する必要があるかもしれません。
楽天ひかり解約後の請求はありますか?
楽天ひかりを解約した後の請求は、以下のように請求内容によってタイミングが異なります。
請求内容 | 請求タイミング |
月額料金 | ご利用最終月の翌月に請求 |
NTT東日本・NTT西日本のオプション料金 | ご利用最終月の翌々月に請求 |
Wi-Fiレンタル、リモートサービス料金 | 1ヶ月遅れで請求 |
解約後の請求について何かわからないことがあるときは、楽天ひかりの方へお問い合わせください。
楽天ひかりはネット上で解約できない?
楽天ひかりの解約手続きは、楽天ブロードバンドの「メンバーズステーション」からでも行えます。
ただし、楽天ひかりから他社の光コラボレーションへ事業者変更をする際は、「事業者変更承諾番号」の発行が必須です。
なお、事業者変更承諾番号は、「楽天ひかりカスタマーセンター」に連絡するとメールにて発行してくれます。
楽天ひかりカスタマーセンターの基本情報
- 電話番号:0120-987-300(通話料無料)
- 受付時間:9:00~18:00(年中無休)
楽天ひかりを解約せずに引っ越すとどうなる?
楽天ひかりを解約せずに引っ越しをしてしまうと、そのまま利用料を支払い続けなければなりません。
さらに引っ越し先で新たな契約をすれば、二重で回線使用料を支払うはめになるので、より大きな負担がのしかかってきます。
もし楽天ひかりを解約し忘れていたら、すぐに「楽天ブロードバンドカスタマーセンター」に連絡して解約手続きを行いましょう。
楽天ブロードバンドカスタマーセンターの基本情報
- 電話番号:0800-600-0222(通話料無料)
- 受付時間:9:00~18:00(年中無休)
楽天ひかりと楽天ブロードバンドの違いは?
楽天ひかりは、楽天モバイル株式会社が提供している「全国エリア対応の光コラボレーション(光回線サービス)」です。
対して、楽天ブロードバンドは、インターネット回線に接続するサービスを提供する「プロバイダ」になります。
なお、楽天ひかりはプロバイダ(楽天ブロードバンド)と1つになった一体型サービスなので、楽天ひかりの解約手続きをするとプロバイダも解約されます。
レンタル品の返却に送料はかかる?
楽天ひかりの解約手続きを行うと、NTTから「レンタル機器回収キット」が届きます。回収キットと一緒に「着払い伝票」も送られるので、別途送料はかかりません。
ちなみにレンタル機器の返却を忘れてしまうと、機器代金が発生する可能性があるので注意しておきましょう。
楽天ひかり公式サイト楽天ひかりの解約は注意点などをしっかりと確認しよう!(まとめ)
今回は、楽天ひかりの解約方法や解約費用について解説しました。改めて楽天ひかりの解約に関するポイントを簡単にまとめてみます。
ポイント
- 解約手続きは「解約したい月の10日まで」に行うのがおすすめ
- 「楽天ブロードバンドカスタマーセンター」に電話をすることで解約可能
- 契約更新月以外に解約すると「解約違約金(10,450円)」が発生する
- 2年以内に解約すると「工事費の未払い分(分割の残債)」が発生する
- 乗り換え先のキャンペーンや特典を利用すれば解約金・違約金を0円にできる
- 解約すると楽天ひかり関連のサービスが全て使えなくなる
楽天ひかりの解約手続きは、基本的に「楽天ブロードバンドカスタマーセンター」に電話をするだけです。ただし、タイミングによっては「解約違約金」や「工事費残債」を支払うことになるので注意しておきましょう。
なお、本記事で紹介した「ソフトバンク光」「auひかり」「ドコモ光」に乗り換えれば、楽天ひかりの解約金・違約金を0円に抑えられます。さらにスマホ料金がお得になる上、快適な通信環境を整えられるので、ぜひ積極的に検討してみることをおすすめします。
スムーズに解約手続きを済ませるため、そしてお得に乗り換えを済ませるために、少しでも本記事が参考になれば幸いです。
楽天ひかり公式サイト ソフトバンク光公式サイト ドコモ光公式サイト