スマホ代をできるだけ安く抑えたいとお考えの方には、新規申し込みや乗り換え時にかかる「端末代金」を無料にしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そのような方は、楽天モバイルなど格安キャリア・格安SIMへの乗り換えをご検討ください。
楽天モバイルなどの格安携帯会社には「端末代0円」や「1円」などの低価格で購入できる機種があります。
Rakuten Home 5Gもキャンペーンを上手に活用することで実質1円から購入することが可能です。
この記事では、楽天モバイルなどにおいて端末代0円・1円などで買える低価格機種やそれらの購入方法、契約時の注意点などをわかりやすく解説しますので、どうぞ参考にしてください。
この記事でわかること
- 楽天モバイル等における端末0円・1円などの激安スマホ販売状況
- Rakuten Home 5Gを楽天モバイルから実質1円で買う方法
- 0円などの激安スマホにおける購入形式
- 0円や1円などでスマホを買うときの注意点
目次
0円や1円の激安スマホが成立する理由
よくヨドバシカメラなどの家電量販店で、iPhone SEや様々な他のスマホが一括1円や実質1円などで販売されているの見かける方も多いと思います。
しかし、これだけ極単に安いと逆に不安になってしまいますよね？
まずは、0円や1円でiPhoneやAndroidが購入できると謳われる背景を紹介していこうと思います。
通信契約とセットで割引きを受ける方法
通信契約を端末購入と同時に行うことで、端末代金分の割引を受けて端末代金を1円などの割引状態にしてしまう方法があります。
現在は、悪質な転売目的のユーザーが大量に通信契約を利用して荒稼ぎをする社会問題が起こった背景もあり、値引き等の金額には上限が22,000円として設けられています。
それでも22,001円で販売されているスマホであれば一括1円で購入可能です。
近年では家電量販店などにおいて回線契約と関係なく独自の値引きを追加で行うことにより、端末代金を22,001円に抑える→回線契約で22,000円引きにして一括1円販売！といったこともよく行われています。
一定期間の後に端末を返却して支払い免除を受ける方法
こちらのケースでは支払いが1円以上発生するものの、最終的に端末の代金負担が0円や1円などに抑えられる方法です。
「実質1円」や23円、24円などと書かれているものはこの方法で端末代金が安くなっています。
多いケースとしては、購入後から24ヶ月後までは分割した端末代金の支払いは継続する前提で、25ヶ月目以降の料金支払いを端末の返却と引き換えに免除するパターンです。
この免除された端末代金と各種適用された割引等の金額を合算することで端末代金を実質的に0円もしくは1円とすることができます。
家電量販店のヨドバシ・ヤマダ電機で1円スマホの購入は可能？
ヨドバシカメラやヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ケーズデンキなどの家電量販店でも、2023年現在は1円スマホが販売されていますが、2022年半ば頃から比べるとかなり減っています。
他社から乗り換えによる最大22,000円分割引と、お店が独自に設定した数千円～数万円割引を組み合わせることでiPhone SE（第3世代）やPixelシリーズなどの人気スマホが一括1円〜1万円台などの激安価格で販売されます。
ガラケーからの乗り換えなどで割引が増額されるケースもありますよ。
常時割引が行われているわけではなく、土日・祝日のみなど期間が限られているケースも多いです。
先週安かったスマホが今週は高い！といったことも普通にあるので（逆に後からもっと安くなることも…）、購入するタイミングが難しいのが注意点ですね。
店舗により端末返却を条件に実質1円キャンペーンを実施している
家電量販店等では、2年後の端末返却を条件にスマホを実質1円～24円程度で販売するケースもあります。
端末を返却しない場合は本来支払い不要になる数万円の金額を支払う必要があるため、実質1円などでは使えなくなることにご注意ください。
また、端末によっては実質1～24円＋ポイントや商品券の数万円還元を行っていることもあります。
高額な還元を受けられれば端末の2年間分にあたる利用料金を抑えつつ回線料金まで抑えられるので、活用してみてください。
なお、店舗の一括1円、0円キャンペーンの詳細については「Smart Eco Times」様の下記記事などが参考になりますので、是非併せてご覧ください。
>>iPhone 12の一括0円収支｜儲かるのか・MNP弾を利用して利益計算
【注意】傾向として既に、大手キャリアなどにおける一括1円などの激安販売は終了しつつある
かつてはiPhoneなどのハイエンド端末を一括1円で買える機会も少なくありませんでしたが、2023年に入ってからはほぼ壊滅状態となっています。
主流なのは2年後の返却を条件とした実質1円や実質24円などの販売方式ですが、これもまたPixel 7aなど元々1～6万円台くらいのモデルで行われるのが一般的です。
格安SIMでスマホを0円・1円で購入する方法・スマホ値下げ情報
格安SIMでは、回線の乗り換えや新規契約と同時にスマホを買うことで端末代を0円～1円や数千円などに抑えられることがあります。
2023年11月現在のキャンペーン情報などについて解説します。
楽天モバイル｜Rakuten Hand 5Gが実質1円！
楽天モバイルはスマホの割引販売に積極的で、現在も豪華なスマホの割引を行っています。
冒頭で紹介したとおり、楽天モバイルでは小型のAndroidスマホ・Rakuten Hand 5Gも実質1円で買えてしまいます。
機種の購入と同時に楽天モバイルへ申し込むとセット値引きが適用され、端末を1円で購入することができます。
Rakuten Hand 5Gの特徴や割引キャンペーンは以下の記事で詳しく解説しているので、興味を持った方はご覧ください！
その他のAndroidスマホも、楽天モバイルの初めて申し込みを条件に最大16,000円引き＋最大9,699ポイント還元で購入が可能です。
例えばOPPOの大画面スマホ・OPPO A55sなら、通常25,900円の本体価格が実質1円まで下がりますよ。
以前はスマホ0円端末があったが、現在はない
楽天モバイルだと過去には実質0円などで入手できるスマホもありましたが、現在はありません。
1円の機種もiPhone SE3とRakuten Hand 5Gに限られていて、選択肢が少なくなっています。
今後また大規模な値引き販売などが行われる可能性はあるので、楽天モバイルでお得にスマホを購入したい場合は定期的に公式サイトなどをチェックしてみましょう。
UQモバイル｜arrows Weが4,180円など、乗り換え＋オプション加入で割引あり
UQモバイルでは、他社からの乗り換えと増量オプションIIへの加入を条件に端末代金を最大22,000円割引にできるキャンペーンが開催されています。
ただし他社からの乗り換えが必須で、auやpovoの場合は対象外のため注意です。
例えばXperia Ace Ⅲであれば、キャンペーン適用で3,320円から入手可能。
性能が抑えめなのでゲームなどには向いていませんが、おサイフケータイや防水対応で多機能、ネットサーフィンやSNS程度であればそこそこ快適に利用可能となっています。
増量オプションIIは月額550円で通信量をミニミニプランは2GB、トクトクプラン・コミコミプランは5GB増量できるのが特徴、最大7ヶ月間は無料なのでとりあえず申し込んで割引を受けておくのがおすすめです。
ahamo｜主に2年後返却での割引販売が展開中、投げ売りスマホは現在なし
ahamoはドコモがオンライン申込で展開している格安プランで、かつて型落ちのAndroidスマホを本来の価格より数万円安く割引販売していたことがありましたが、2024年4月月現在は目立った投げ売りがありません。
AQUOS wish2が一括22,000円で販売されている程度で、あとは2年後の返却を条件にiPhoneなどにおいて機種代金の支払額を抑えられる程度となっています。
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ワイモバイル｜オンラインストアで値引きあり
ソフトバンクが展開している格安SIM・ワイモバイルには1円に近いスマホも存在します。
出典：ワイモバイルオンラインストア（https://www.ymobile.jp/store/sp/iphone_sbc/）
例えばiPhone8 64GBは、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO、その他ソフトバンク回線格安SIMを除く他社から乗り換えで契約をする条件で一括1円になります。
iPhone8は4.7インチと持ちやすいサイズでまだまだ使えるスペックです。容量が少ないもことが欠点ですが、お得にiPhoneを手に入れたい方は検討してみてください。
IIJmio｜OPPO A55s 5Gが一括110円など、MNP限定セールを常時開催中！
IIJmioは他社からの乗り換えを条件にスマホを割引販売していて、2023年10月時点で安価だったのは例えばOPPO A55sの110円です。
OPPO A55sは性能が抑えめの機種なのでゲームなどには向いていませんが、大画面で動画を見たり、SNSやネットサーフィンといったライトな用途を楽しんだりしたい場合におすすめです。
他にも色々な端末のセールがあり、2023年10月時点ではRedmi 12Cが他社からの乗り換えで一括980円など充実した割引有りのスマホもありました。
IIJmioは2GB850円など低価格の料金プランで展開されているので、OCNモバイルONEと同様に端末をお得にゲットしつつ通信料金を抑えられるのも嬉しいですね。
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ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルで1円スマホはある？
2023年10月時点における、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアでのスマホの値引き状況について解説します。
ドコモ・au｜現在1円スマホの取り扱いなし
ドコモやauでは、現在定価そのものが1円スマホはとくに見つかりませんでした。
家電量販店等ではお店独自の値引きにより一括1円や実質1円でスマホを買えるケースもありますが、キャリアのオンラインショップなどで常時1円で買える機種はありません。
ソフトバンク｜取り扱いないがワイモバイルなら約4,000円のスマホもある
ソフトバンクにおいても1円で売られているスマホは見当たりませんでした。
ソフトバンク社長が1円スマホを見直すというニュースがありましたが、おそらく家電量販店等で独自の割引により1円販売をしているとのことであると考えられます。
ただし前述の通り、ワイモバイルであれば一括1円などでスマホを買えることもあります。
機種変更一括1円で買えるスマホはある？
大手キャリアや格安SIMでは機種変更の場合あまり大規模な割引きが展開されていません。
端末をお得に買うには、乗り換えなどで回線を契約することが重要となります。
機種変更一括1円で買えるスマホはある？
大手キャリアや格安SIMでは機種変更の場合あまり大規模な割引販売が行われることがなく、一括1円でスマホを機種変更できるケースは稀です。
稀というよりも、皆無と言い切ってしまってもいいかもしれません。
一括1円でスマホを買いたい場合は、他社への乗り換えを前提で案件を探すことをおすすめします。
最近は一括1円などでの購入に下取り条件が追加されていることも
家電量販店等で行われているスマホの一括販売などのセールは、特定の端末を下取りに出すことが条件に含まれているケースもあります。
下取り込みで高額割引を受けられる場合、対象端末を持っていないと下取りが減額または下取り不可能で下取り割引無しでの端末購入となってしまうこともありますよ。
中古ショップなどでは、稀に回線契約による乗り換えキャンペーンなどで1円で買えるスマホもある
中古ショップなどのお店でも、スマホを一括1円などの割引で買えるケースはあります。
基本的に提携している格安SIMなどの契約・他社からの乗り換えなどが条件に含まれているので、条件をチェックしつつ適用できる場合は中古でもOKなら活用してみても良いですね。
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スマホ代金の実質1円と一括1円の違いとは？
そもそも格安でスマホが購入できる方法には「実質◯円」と「一括◯円」の2パターンがあります。
この2つの違いを簡単に説明すると「実質◯円」の方は一度端末代金の一部もしくは全部を支払い、あとから受ける割引やキャッシュバックなどで端末代金を実質的に0円とするもの。
対して「一括◯円」とは、購入時の支払いがそのまま記載の金額になるパターンを指します。同じ額では最終的な手残りは同額かもしれませんが、支払い自体の金額を小さく抑えられる「一括◯円」の方がお得であるでしょう。
1円などの激安スマホを購入する際の注意点
一括1円や実質1円などの安価なスマホを購入しようとお考えの方は、以下の内容に注意してください。
端末代実質1円はあくまで実質の支払い額、分割代金の支払いは発生する
「端末代実質1円」は後々の値引きやポイント還元によって実質の支払額が1円になるということであり、いわゆる「一括1円」ではありません。
iPhone SE3などの機種が完全無料で購入できるわけではなく、申し込み時には端末の購入代金をしっかり支払う必要があります。
分割購入のiPhone・その他スマホはしっかり代金を全額支払う必要あり！
楽天モバイルに最低利用期間はないため、回線を解約しても違約金が発生することはありません。
しかしながら、分割払いを選択してスマホを買った場合は、端末代金については完済までしっかり払い続ける必要があります。
例えば今回紹介したiPhone SE3の実質1円キャンペーンでは、分割払いでの支払額を実質半額にできる「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム（48回払い）」とポイント還元を利用して端末代金実質1円を実現しています。
しかし2年間はしっかり分割代金月々1,308円が発生、2年経ったタイミングで返却せずにずっと使い続ける場合はさらに本来支払い不要になる金額の31,392円も支払わなければいけません。
キャンペーンの適用条件をよく確認する
スマホの値引き販売にはキャンペーン条件があり、条件を満たさなければ割引やポイント還元を受けられなくなります。
例えば楽天モバイルの端末割引系キャンペーンは、申込み翌月末までにRakuten Linkでの10秒以上の発信が必須、今回のiPhone SE3実質1円キャンペーンでは楽天カードを使って「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」に加入しての分割購入も必須です。
「一括1円」と「実質1円」の違いに注意
スマホの「一括1円」販売は返却不要ですが、「実質1円」の場合は多くの場合2年後の返却を条件に総支払額が1円などに抑えられるしくみです。
また楽天モバイルの「実質◯◯円」だと、ポイント還元を含めた総支払額となるケースが多いです。
実質1円などでスマホを買う時は実際に手元から出ていく金額がどのくらいになるのかをチェック、2年後の返却が必要な場合は壊すなどすると違約金などが追加請求される場合もあるのでケースや保護ガラスを使ってキレイな状態も維持するようにしましょう。
ケーズデンキやヨドバシカメラなど家電量販店などでの値下げ情報は、Twitterなどで検索して探そう！
家電量販店やキャリアショップなどで突発的に行われる端末値引き販売は、毎週、または数日単位で内容が変化していきます。
最新情報はTwitterなどのSNSで口コミ情報を検索して調べてみるのがおすすめです。
また端末の在庫数には限りがあり、いざお店に行ってみたら売り切れていた！ということもあるのでご注意ください。
1円・0円販売以外に、iPhoneなどの端末をお得に買う方法はある？
もはやほとんどなくなってしまったiPhoneなどのスマホの激安販売ですが、スマホをお得に買う方法自体は他にも色々あります。
iPhoneなどを安く買う方法について、解説します。
購入先をじっくり検討｜iPhoneはApple Storeなどで買えばお得！
iPhoneなどのスマホは、販売先によって価格が異なっている場合があります。
例えばiPhoneならApple Storeで買うのが、一番安いです。
端末の販売経路を色々調べてみて、できるだけ安い場所で買ってみてください。
中古の本体を買う手もある
スマホは新品だけでなく中古でも買えます。
じゃんぱらやイオシス、ゲオ、ブックオフなどのお店やWeb通販サイトを利用して、端末を安く手に入れてみてください。
ただし中古端末は、傷などがあって状態が悪かったり、分割代金が完済前のものが紛れていたりする場合もあります。
状態はしっかりチェック・納得できる状態のものを買いましょう。
分割代金を前所有者が支払い中の端末は料金未納などで使えなくなるリスクがあるので、トラブル時の保証がある信頼性の高い通販サイトで買うのがおすすめです。
分割プログラムや下取り、乗り換え割引を利用する
大手キャリアや楽天モバイルでは、スマホを割引で購入できる手段が色々あります。
分割プログラムを利用すれば、2年後の端末返却を条件に支払額を安く抑えられますよ。
下取りプログラムを利用するなら、手持ちのスマホを送ることで代金割引やポイント還元を受けられます。
また中古ショップに手持ちのスマホを買い取ってもらうのも良いですね。
そして大手キャリアでは他社からの乗り換えを条件に22,000円などの割引を受けられるケースもあるので、新品をお得に買いたい場合は活用してみてください。
他社から乗り換えで6,000pt！
まとめ
iPhoneを1円で買うことは非常に難しくなっています。
大手キャリアであれば2年間レンタル実質24円程度などでの取り扱いはたまにありますが、その程度です。
一括でスマホをお得に購入したい場合は楽天モバイルや、その他格安SIMなどでキャンペーンを活用してみてください。
