UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えは、お金をかけずスムーズに行なえます。
この記事では、UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える方法や必要なもの、注意点などについて詳しく解説します。
UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えるとメリット
UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えると、使用・料金共にメリットがたくさんあります。
注意も踏まえながら詳しくみていきましょう。
料金プランが圧倒的に安くなる
UQモバイルは最大4GB、15GB、20GBの3つの容量から選べる料金プランですが、楽天モバイルは使った分だけ料金を支払う1種類のみです。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、なんと3GBまでなら月額1,078円という安価な料金設定になっています。
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」概要 | |||
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
データ容量 | 3GBまで | 3~20GBまで | 20GB以上 |
通話料 | 国内通話無料(Rakuten Link使用時) 22円/30秒(標準アプリ使用時) |
||
5G対応 | ◯ |
UQモバイルと異なり通信量の上限もなく、20GB以上使った月は月額3,278円で使い放題になりますよ。
電気やインターネットとのセット割などは存在しないので、料金を抑えるために他のサービスに加入する手間もかかりません。
ただし言い換えると、「○○GBまでで高速通信をストップさせる」といったことはできません。
料金を抑えたい場合は、自分で通信量をこまめにチェックしながら節約する必要があります。
Rakuten Linkで通話料金が0円に!
楽天モバイルの通話料金は、「Rakuten Link」というアプリを使って電話をかければなんと0円になります。
UQモバイルのように、有料のオプションを契約する必要はありません。
ただし、Rakuten Linkはデータ通信を使った通話アプリなので、回線状況によっては通話しづらい場合もあります。
電話回線を使った通話をスマホに標準で入っている通話アプリからする場合は、30秒22円の通話料金が発生することにご注意ください。
詳細はこちら!
キャンペーンで楽天ポイントなどの還元も受けられる
楽天モバイルは常に高額の楽天ポイント還元が受けられるキャンペーンなどを多く開催しています!現在利用できるおすすめのキャンペーンは以下のとおりです。
- 楽天モバイルに初めて申し込みで条件を満たすと最大9,000ポイント付与(2024年3月29日9:59)
- 楽天モバイルに他社から初めて申し込みで6,000ポイント付与(終了日未定)
- 「楽天最強プラン」データタイプを実質無料でお試し!(終了日未定)
- Rakuten WiFi Pocket 2Cが1円(終了日未定)
- 楽天モバイル紹介キャンペーン(終了日未定)
- iPhoneトク得乗り換えキャンペーンで最大13,000ポイント還元(終了日未定)
- 楽天モバイル対象製品購入で最大13,000円相当還元(終了日未定)
より詳しいキャンペーン内容は下記記事で解説してますので、乗り換えを検討している方は必ずチェックしてください!
UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えるために必要なもの
UQモバイルから楽天モバイルに乗り換える時は、必要なものがいくつかあります。
それぞれ解説するので、申込みを開始する前に準備しましょう。
MNP予約番号は電話窓口で発行可能!
UQモバイルから楽天モバイルへ電話番号を引き継ぐためには、MNP予約番号の発行が必須です。
ただし、オンラインで楽天モバイルへ乗り換える場合、現在は取得が不要。楽天モバイルの店舗で手続きする場合のみ、事前にMNP予約番号を取得しましょう。
UQモバイルのMNP予約番号は、電話窓口から発行しましょう。
UQ mobileお客さまセンター
0120-929-818
受付時間9時~20時、年中無休
受付時間内に電話をかけて、「他社に乗り換えたいからMNP予約番号を発行して欲しい」と説明すればOKです。
私も以前窓口でUQモバイルのMNP予約番号を発行したことがありますが、スムーズに対応してもらえました。
乗り換える理由などを聞かれたら、正直に答えればOKです。
運転免許証等の本人確認書類を用意!
楽天モバイルを契約する際は、本人確認書類を提出する必要があります。
単体で利用できる本人確認書類は以下のとおりです。
- 運転免許証、運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 療育手帳、精神障害者保健福祉手帳
- 在留カード、特別永住者証明書
以下の書類を利用する場合は、発行から3ヶ月以内で住所・氏名が一致している公共料金の領収書・請求書か住民票、届出避難場所証明書が必要です。
- 健康保険証
- 身体障害者手帳
- 日本国パスポート
- 住民基本台帳カード
申込時に本人確認書類を撮影した画像を用意して、アップロードすれば本人確認ができますよ。
また運転免許証やマイナンバーカード、日本国パスポート、在留カード、特別永住者証明書は、受取時に停止することでの本人確認もできます。
支払いに使うクレジットカードや銀行口座
楽天モバイルの支払いは、クレジットカードや銀行口座が対応しています。
デビットカードはスルガ銀行と楽天銀行のもののみ対応、また楽天ポイントが溜まっている場合はクレジットカードやデビットカードを登録している人なら支払いに利用可能です。
支払いに使えるカードや、銀行口座情報を用意しておきましょう。
支払い方法について詳しく知りたい方はこちら!
楽天会員のIDとパスワードも必要
楽天モバイルは楽天のサービスということで楽天会員の情報を契約時に利用します。
楽天ユーザーでない方は先にIDを発行・パスワードを登録しておきましょう。
スマートフォンは必要に応じて機種変更を!動作確認状況をチェック
楽天モバイルで使うスマートフォンを持っている場合はそのまま利用可能、持っていない場合は契約時に新しい端末をセット購入しましょう。
楽天モバイルは楽天回線と、エリア外ではauのパートナー回線を使ったサービスです。
とくにドコモやソフトバンクで販売されていたAndroidスマホを使っている場合は、端末によってはうまく電波を掴んでくれないことがあります。
楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」から手持ちの機種が使えるかどうか確認できるので、事前にチェックしておきましょう。
手持ちの機種で4Gのデータ通信や通話が使えない場合は、機種変更が必須です。
そもそも動作確認がされていなかった場合は、SNSなどで「○○(機種名) 楽天モバイル」などのキーワード検索をしてみてください。
使えるという情報があれば、楽天モバイルで使える可能性があります。
しかし一般ユーザーの投稿はあくまで目安、100%性格とは断言できません。
手持ちのスマホが使えるか不安な場合は、楽天モバイルへの乗り換えに合わせて機種変更をするのもおすすめです。
違約金や乗り換え費用はかかる?
UQモバイルは現在、最低利用期間や違約金、MNP転出手数料が存在しないため無料で解約できます。
さらに楽天モバイルには初期費用がないため、UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えは無料で行なえますよ。
UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換え手順・初期設定
ここからは、UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える手順を解説します。
前項で解説した必要なものの準備を終えたら、手続きを開始しましょう!
楽天モバイル公式サイトから、申込み開始!
申し込み手続きはとてもかんたんで、画面の指示に従ってプランやオプション、端末などを選択していくだけです。
あとは楽天会員に登録されている本人情報が合っているか確認しつつ、本人確認書類の画像をアップロードすれば申込みが完了しますよ。
申込みを終えると、通常のnanoSIMを選択している場合自宅へ新しいSIMカードが配送されますよ。
SIMカードの切替はmy 楽天モバイルから行える!
UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換えた時、そのままだと新しい楽天モバイルのSIMカードをすぐに使うことができません。
my 楽天モバイルへログインして「お申し込み履歴」で申し込み番号を選択し、「MNP転入する」ボタンを押すことで新しいSIMが使えるようになりますよ。
手続きは9時から21時までに行えば当日中に完了、21時1分~8時59分だと次の9時以降の開通になります。
SIMカードが切り替わったら楽天モバイルのSIMをスマホに入れて、初期設定を行いましょう。
楽天モバイルを使うための、Android端末でのAPN設定方法
楽天モバイルで購入した端末や、iPhoneでは基本的にSIMを入れればすぐに通信や通話が可能になります。
キャリアで販売されていたAndroid端末などでは、手動で楽天モバイルを使うための設定をしなければいけない場合があります。
設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」などの項目で「アクセスポイント(APN)」といった項目を選び、APN追加画面を開きましょう。
APN設定画面では、以下の表に記載した情報のみを入力・他の部分は変更せずに保存しましょう。
楽天モバイルのAPN設定 | |
APN名 | 楽天 |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
あとはAPN一覧から「楽天」を選択すれば、楽天モバイルでの通信が可能になりますよ。
機種変更をする場合は、データ移行も忘れずに
楽天モバイルへ乗り換える際に機種変更をする場合は、合わせてデータ移行も行いましょう。
iPhoneなら、古いiPhoneと電源を入れた新しいiPhoneを近づければ「クイックスタート」によるデータ移行を行えます。
Androidでは、事前に変更前のスマホの設定で「バックアップ」をオンにしておけば、同じGoogleアカウントでログインするとデータを復元できますよ。
異なるOS同士で機種変更をする場合、Android→iPhoneなら「iOSへ移行」アプリを使えばすぐにデータを移せます。
iPhone→Androidなら、iPhoneの設定アプリでこれからAndroidで使うGoogleアカウントにログイン・カレンダーなどのデータを同期する設定にすれば、データを移行させられますよ。
移行しきれなかった写真などのデータは手動でパソコンなどを使って移行、LINEなど個別のデータ移行が必要なサービスは、アプリごとに手続きを行ってください。
LINEの引き継ぎ方法はこちら!
https://digital-wallet.jp/mobile/kakuyasusim-transfer-line-account/
まとめ
今回は、UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える手順やメリット・注意点について解説しました。
ポイント
- 楽天モバイルへ乗り換えると、無料のかけ放題や上限なしのプラン、充実したキャンペーンといったメリットがある
- 乗り換える際に費用はかからない
- オンラインで手続きする場合、MNP予約番号は不要
- 楽天モバイルの申込みは、画面の指示に従って進めればOK
- AndroidスマホはAPN設定が必要な場合あり
- 機種変更をする場合は、データ移行も忘れずに行おう
オンラインでUQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際は、MNP予約番号の取得が不要で簡単に手続きが行えます。
違約金なども発生しないので手軽に乗り換えを行えますよ。
今回の解説を参考に、UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えを進めてみてください。
なお、UQモバイルから以外の、楽天モバイルへの乗り換え全般に関する内容は下記記事もぜひ参考にしてください!