


携帯の乗り換えってなんだか難しそうですよね…。「番号はそのまま引き継がれるのかな?」「データはどうなるのかな?」「LINEは大丈夫かな…?」などなど不安なことが尽きないかと思います。

確かに、事前準備が必要だったり、データ移行が必要だったりはしますが、それらも手順をしっかり踏めば誰でも失敗することなく出来ますし、なによりその数時間の努力で年間の通信費がガクッと安くなるんですから…やる価値は大いにあるかと思います。
他社同様に、楽天モバイルも今使っている電話番号そのままで簡単に乗り換えることができ、なおかつ毎月のスマホ代もガクッと安くすることが出来ます。
ということで、この記事では楽天モバイルへ乗り換える方法を1から10まで丁寧に解説したいと思います。
この記事は、どちらかというと超初心者さん向けです。ある程度知識のある方にとっては「そんなこと知ってるよ」という内容が多く含まれているかもしれませんので、そういった場合は要所要所飛ばしてください(笑)
では、さっそくみていきましょう!
目次
楽天モバイルに乗り換える方法!6ステップで簡単!
楽天モバイルへ乗り換える際には、以下6つの手順を順番に進めればOKです。
- 必要な書類やクレジットカードを用意
- 利用するスマホを決める
- MNP予約番号を発行する
- 楽天モバイルの契約手続きを開始
- SIMカードが届いたら、利用開始手続きをする
- 機種変更をした場合は、データ移行も忘れずに!


【前提】楽天モバイルには電話番号そのままで乗り換え可能!スマホも新しくできます!
楽天モバイルは、新しく電話番号を発行するだけでなく、今使っている番号を他社から移行する「MNP」にも対応しています。
MNPなら電話番号が変わらないので、友達や銀行などに電話番号の変更を知らせる手間がかかりません。電話番号を変更させたくない場合は、MNPで楽天モバイルに乗り換えましょう。

ステップ①必要なものがそろっているかを確認しよう!
まずは、楽天モバイルの契約に必要なものを、全て用意しましょう。

- 本人確認書類(運転免許証等)
- 楽天IDとパスワード
- クレジットカードまたは銀行口座
- MNP予約番号
本人確認書類は原本が必要なので、しっかり用意してくださいね。
支払い方法はクレジットカード以外に口座振替にも対応していますが、口座振替は毎月手数料110円(税込)が発生します。
また、口座振替ではスマホを分割購入できず、代金引換で現金払いする必要もあります。支払額を抑えたり、スマホを分割購入したりしたい場合は、クレジットカードを用意してくださいね。
最後のMNP予約番号は、のちほど発行方法を解説しますので、ご心配なく!
ステップ②スマホはどうするのかを決めよう!
楽天モバイルでは手元のスマホを使うこともできますし、SIMカードと一緒に新しい機種を買うこともできます。
どちらにせよ確認事項があるので、注意点を踏まえつつどうするか決めてくださいね。

手持ちのスマホをそのまま使う場合は、そのスマホが楽天モバイルでも使えるのかを要チェック!
楽天モバイルで手持ちのスマホをそのまま使う場合は、手持ちのスマホが楽天モバイルで使えるのかを事前にチェックしましょう。
楽天モバイル公式サイトでは、次の2通りで手持ちスマホのチェックができます。

出典:楽天モバイル公式
ただし動作保証がない=使用不可なわけではないので、保証外のスマホを使いたい場合はSNS等で情報を集めましょう。手持ちの機種を楽天モバイルで使えているという声が多ければ、乗り換えても機種をそのまま使える可能性が高いです。

スマホを新しくする場合は、どの機種がいいかを決めよう!
楽天モバイルではiPhoneやAndroidなど、様々なスマホをセット購入できます。スマホを新しく買う場合はスペックや機能を比較し、購入する機種を選んでください。
iPhoneの最新機種「iPhoneSE3」も好評販売中です。

出典:楽天モバイル公式
ステップ③今契約している携帯会社からMNP予約番号を取得しよう!
楽天モバイルでも今使っている電話番号を利用したい場合は、MNP予約番号を発行する必要があります。
ショップへの来店でも発行できますが、コロナウイルスの影響で営業時間が短縮されたり休業したりしている可能性もあるので、おすすめは電話かWEBでの発行ですよ。

MNP予約番号の発行方法 | |||
手数料 | WEB | 電話 | |
ドコモ | 0円 | ドコモオンライン手続きの「番号ポータビリティ」(24時間) | 151への電話(9時~20時) |
au | 0円 | My auの「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容/手続き」→「お問い合わせ/手続き」→「MNPご予約」(24時間) | 0077-75470(9時~20時) |
Softbank | 0円 | My Softbankで発行(24時間) | 5533(9時~20時) |
auやSoftbankだとかつては電話か来店での対応に限られましたが、3社ともWEB上でMNP予約番号を発行可能になっています。いずれも受付は24時間対応なので、都合の良いタイミングで予約手続きをしてください。
乗り換えにお得な時期はいつ?解約月は満額請求がほとんどなので、締日近い乗り換えがお得!
スマートフォンの解約月は月額料金が日割りにならない=満額請求になる場合が多いので、余すところなく使ってお得に楽天モバイルへ乗り換えたい場合は、月末に合わせての乗り換えがおすすめです。
ソフトバンクは10日や20日締めになっている場合もあるので、自分の契約内容に合わせて乗り換えタイミングを見極めましょう。
最新キャンペーン情報はこちら!
ステップ④楽天モバイルを申し込む
MNP予約番号などの必要なものを揃えたら楽天モバイル公式サイトにて「お申し込み」をクリックして手続きを開始しましょう。

出典:楽天モバイル公式
あとは画面の指示に従って住所や氏名などを選択し、申し込みを終えます。スマートフォンを買う場合は、購入する機種も選んでくださいね。
商品は申し込みからどのくらいで届く?
楽天モバイルの商品は、配送日時指定無しの場合、申込みから最短2日で届きます。ただし、審査状況や天候、配送状況などによって、数日ないしは1週間ほどかかる場合もあります。

なお、私はeSIMを申し込んだのですが、手続きから2日後に使えるようになっていました。eSIMは発送手続き等はないので申し込みと同時にすぐ使えるようになるかと思ったのですが、そういった訳ではなく、やはりSIM準備等で少し時間がかかるようです(私が申し込みをした時は申し込みが混雑していただけかもしれませんが…)。
ステップ⑤楽天モバイルが届いたら、利用開始しよう!Rakuten Linkの利用登録も忘れずに!
楽天モバイルのSIMカードが手元に届いたら、あとは開通手続き後にスマホに入れて利用を開始すればOKです。
MNP開通手続きは9時~21時に行えば当日開通、21時1分~8時59分は翌日9時以降に開通されます。WEB上のmy 楽天モバイルへログインして、申し込み番号をタップ・「MNP転入する」ボタンを押せば手続きが開始されます。
開通手続きが終わったらSIMカードで通信・通話可能になるので、あとはセット購入できるスマホなら、SIMカードを入れて電源を入れれば繋がります。
手持ちのスマホを使う場合、iPhoneはモバイルデータ通信の設定画面でVoLTEをオンにする必要があるので、忘れずに行ってくださいね。(オフになっている場合があります)。
Androidは設定の「モバイルネットワーク」のAPN追加画面から、以下の情報を入力しましょう。
APN設定 | |
APN名 | 楽天 |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl,dun |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IIPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
そして楽天モバイルでかけ放題の通話をするには、Rakuten Linkアプリのダウンロード・利用登録設定が必要です。アプリをダウンロードして起動・画面の指示に従ってSMSを受信してコードを入力すれば、すぐに初期設定が完了します。
なおRakuten LinkはAndroid、iPhone両方とも対応してますが、iPhoneだと一部機能が利用できません。
Rakuten Linkの詳細はこちらをチェックしよう!
乗り換えの場合は、楽天モバイルが利用開始になると同時に転出元は自動解約になる!
他社から楽天モバイルに乗り換えた場合は、楽天モバイルの利用開始とともに転出元が解約されます。
とくに自分から解約手続きなどをする必要はありません。

ステップ⑥データ移行が必要な場合は、データ移行をする!
機種変更をした場合は、必要に応じてデータ移行を行いましょう。
Androidの場合は、変更前のスマホでGoogleのバックアップをオンにしておけば、新しいスマホの初期設定時にログインすればすぐにアプリや連絡先などのデータが移行されます。
一方、写真や音楽などのデータは、GoogleフォトやGoogleドライブにアップロードしたり、microSDカードを使って移行させたりすればOKです。
iPhoneも、iCloudのバックアップをオンにしていれば自動でバックアップされているので、初期設定時のApple IDによるログインでデータが移行されますよ。

データ移行方法はこちらをどうぞ!
楽天モバイルに乗り換えるメリット
楽天モバイルに乗り換えるメリットは下記の4つです。それぞれの嬉しいポイントについて、分かりやすく解説していきます!
- 大手携帯会社より料金が安くなる
- 「完全かけ放題」のサービスがある
- 回線の速度は安定している
- 高速データ通信が使い放題
メリット①:大手キャリアより料金が安くなる
楽天モバイルに乗り換えると、大手キャリアより大幅に月額料金が安くなります。
今回は、楽天モバイルとドコモの使い放題プラン「5Gギガホ プレミア」を比較してみましょう。
楽天モバイルとドコモの月額料金の比較 | ||
携帯会社 | 楽天モバイル | ドコモ |
料金プラン名 | Rakuten UN-LIMIT VI | 5Gギガホ プレミア |
月間通信容量 | 無制限 | 無制限 |
月額基本料金(税込) | 3,278円 | 7,315円 |

上記のように、楽天モバイルに乗り換えると月額料金がとにかく安くなります。月間データ通信量はどちらも無制限なのに、楽天モバイルは半額以下!
しかも、楽天モバイルは段階制の料金プランとなっていて、1GB以下は無料、1GB~3GBは1,078円(税込)、3GB~20GBは2,178円(税込)という、まさに格安価格の料金設定が魅力です。

メリット②:「完全かけ放題」のサービスがある
楽天モバイルには、「完全かけ放題」のサービスが標準搭載されています。
これは、「Rakuten Link」というアプリで電話を掛けることで、国内通話をかけ放題になるというものです。追加料金なしで利用できるためお得です。
ただし、電話を掛けるときに常に専用アプリを使うというのは、少し面倒なことがあるかもしれません。
そんな場合は、月額1,100円(税込)で利用できる「10分かけ放題・SMSし放題」オプションもあるため、必要に応じて申し込んでみましょう。

メリット③:回線の速度は安定している
楽天モバイルの通信速度は安定しているため、キャリアから乗り換えた場合でも比較的快適に使えます。
「みんなのネット回線速度」によると、楽天モバイルの平均的な通信速度(下り)は31.21Mbpsです。
これは他のキャリア回線と比べると控えめな数値ではありますが、YouTubeの4K動画に必要な20MbpsというGoogleの発表値を上回っているため、十分な速度だと言えるでしょう。

メリット④:速度制限なし!高速データ通信が使い放題
前述したように、楽天モバイルは月間データ通信容量が無制限です。つまり、高速データ通信が使い放題だということです。
格安SIMのほとんどは、月間データ通信容量が制限されていて、最大でも10GB~20GBくらいしか使えないことが少なくありません。
楽天モバイルなら、楽天回線対応エリアなら使い放題なので、料金プランの残量を気にせず好きなだけネットを楽しめます!

ただし、楽天回線に対応していないエリアについては、パートナーのau回線で月間通信容量が5GBとなります。
とはいえ、容量超過後も最大1Mbpsで使えるので比較的快適です。用途によっては、楽天回線以外でも使い放題のようなものだと言えるでしょう。
メリット⑤:楽天市場のSPUで楽天ポイントが+1倍!
楽天モバイルを契約していると、楽天市場のSPUでポイントが+1倍になるメリットもあります。
SPUはさまざまな楽天関連サービスを使えば使うほどポイント倍率がアップするサービスですが、楽天市場をよく利用する方には大きなメリットと言えるでしょう。

楽天モバイルに乗り換えるデメリット


続いて、楽天モバイルのデメリットをご紹介します。
楽天モバイルは格安SIMとは違い、自前で回線を用意していることから独自のデメリットがあります。
デメリット1.電話は専用アプリの利用が必要
楽天モバイルは電話かけ放題が基本プランに含まれることが魅力の1つですが、そのためには「Rakuten Link」という専用の通話アプリの利用が必要です。
スマホやiPhoneに入っているもともとの電話アプリや、各アプリストアからダウンロードしたアプリが使えない点はデメリットと言えるでしょう。
また、Rakuten Linkを利用した電話は通話品質がやや悪いという問題もあります。楽天モバイルの通話はLINEなどと同じ「インターネットを利用した電話」のため、通常の電話回線よりも音声が途切れやすいという点も覚えておきましょう。


デメリット2.楽天エリアの広さとつながりやすさにやや不安がある
楽天モバイルは急速にエリアを拡大していますが、大手キャリアと比較するとまだまだエリアに不安があります。
プラチナバンドを持っていない性質上、特に地下や建物の奥で電波が届きにくく外出先の通信が安定しない点は大きなデメリットです。
また、都市部以外の地域ではエリアの整備が進んでいない場所も多く、地方への出張や旅行を頻繁にする方にはあまり向いていないと言えるでしょう。
エリアについてこちらでもっと詳しく解説中!
デメリット3.5G対応エリアが狭い
楽天モバイルの5Gは対応エリアが大手キャリアより狭い点もデメリットです。
大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)は4Gの基地局を5Gに転用することで急速に5Gエリアを拡大していますが、新規キャリアの楽天モバイルには5Gに転用できる4G基地局がありません。
楽天モバイルが5Gエリアを整備するためには1から基地局を作る必要があるため、今後も5Gエリアの拡大は他社に遅れを取るでしょう。
高速大容量通信ができる5G通信を広いエリアで楽しみたい方は上記の点に注意が必要です。

楽天モバイルに乗り換え前にチェックしておきたい項目!
最後に、楽天モバイルへの乗り換え前に確認しておきたいことを解説します。
事前にチェックしておいて、乗り換え後のトラブルを回避してくださいね。
①乗り換えに際して諸々の費用はいくらかかるのかを事前にチェックしておくと安心!
楽天モバイルへ乗り換える際は、以下の費用がかかります。
- 乗り換え前の会社の解約費用(0円~9,500円程度)
- スマホの残債(完済前の場合のみ)
家族で乗り換える場合は、人数分の費用がかかります。人によって発生する金額が異なるので、いくらかかるかは事前にチェックしておきましょう。
②楽天エリアであるかチェックするのも重要!
自宅などのよく使う場所で楽天回線で通信できるかどうか、サービスエリアマップで確認しましょう。
楽天モバイルは、楽天回線エリア外(パートナー回線エリア)では月5GBまで・au回線での通信(5GBオーバー時は1Mbpsに速度制限)になります。

③キャンペーンをフル活用するのが大事!最新情報を必ずチェック!
楽天モバイルでは様々なキャンペーンが行われているので、できるだけ活用してお得に申し込むのも大事です。
最新のキャンペーン情報を公式サイトでチェックして、割引やポイント還元を受けましょう。
キャンペーンは期間限定のものも多いので、期限にも要注意です。
④メールアドレスは変更が必要
楽天モバイルに乗り換えると、ドコモメールなどのキャリアで発行されたメールアドレスは使えなくなります。
楽天モバイル乗り換えに合わせてGmailなどの無料で作成できるメールアドレスを用意し、通販サイトなど登録しているサイトでアドレス変更を行っておいてくださいね。

メールのスムーズな移行方法はこちらの記事で解説してます!
楽天モバイルに乗り換えるときの注意点
楽天モバイルに乗り換える際は、下記3つの注意点を意識しておきましょう。それぞれの重要ポイントについて分かりやすく解説します。
- 日割り計算がないためMNP転入は月の前半が良い
- 一部の旧式タイプのiPhoneで使えない機能がある
- 乗り換え元キャリアの独自サービスは使えなくなる
注意点①:日割り計算がないためMNP転入は月の前半が良い
楽天モバイルには月額料金の日割り計算がないため、「10分(標準)通話かけ放題」などのオプションサービスを利用する場合は、月の前半から契約を開始したほうがお得です。
またプラン料金についても、月20GBを大幅に超過するくらいたくさんスマホを使う方であれば、月の前半から使い始めたほうがコスパは良くなります。
一方で大量のデータ利用量を消費せず、オプションもつけない方であれば、基本的にはいつ乗り換えてもコスパは一緒です。
楽天モバイルのプラン料金はデータ利用量に応じて精算され、使わなければ使わないほど安くなるので、損をすることはありません。
注意点②:一部の旧式タイプのiPhoneで使えない機能がある
これまで楽天モバイルはiPhoneには正式対応していませんでしたが、2021年4月27日(火)より、iOS14.4以降を搭載してキャリア設定アップデートを実施したすべてのiPhone端末で、楽天モバイルを使えるようになりました。
対応しているiPhone端末は下記のとおりで、基本的にはほぼすべての4G世代以降のiPhoneが使えます。
- iPhone SE3
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13
- iPhone 13 Pro
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS Max
- iPhone XS
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
ただし、所定の手順による「キャリア設定アップデート更新」や、旧式のiPhoneではSIMロックの解除が必要なことがあります。
また、 iPhone SE(第2世代)以前のモデルでは、楽天回線エリアとパートナー(au)回線を自動的に切り替えることができません。

iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE(第一世代)では、iOSのバージョンによっては、110・118・119への緊急通話で位置情報測位の精度が低下する場合があります。
このように、一部の機能が使いづらくなるケースがあるため、楽天モバイルでiPhoneを使用する場合は注意が必要です。
注意点③:乗り換え元キャリアの独自サービスは使えなくなる
楽天モバイルに乗り換えた後は、乗り換え元のキャリアで利用していたサービスやキャンペーンは利用できなくなります。
例えば、下記3つのような代表的なサービスは使えないので、楽天モバイルへの乗り換え時は注意が必要です。
- キャリアメール
- 端末補償
- 各種割引サービス
楽天モバイルでは基本的にキャリアメールが使えないので、乗り換え前にメールアドレスの登録情報などを変更しておきましょう。
また、以前のキャリアで光回線とセットで契約して割引を受けていた場合は、解約後は割引サービスを利用できないのでご注意ください。

楽天モバイルスーパーホーダイからRakuten UN-LIMIT VIIに乗り換える方法
楽天スーパーホーダイとは、2014年10月29日~2020年4月8日に楽天モバイルをご契約の方が加入していたプランのことで、現在新規の受付はしていないプランとなっています。
そんな楽天スーパーホーダイから、新プランであるRakuten UN-LIMIT VIIに乗り換える方法を解説します。
WEB上で楽天モバイルスーパーホーダイからRakuten UN-LIMIT VII乗り換える手順
- メンバーズステーション(会員ページ)にアクセス→プラン変更(移行)画面に進む
- プラン変更(移行)するプランの内容を確認→申し込み完了
- 2〜3日でSIMカード等が届く→それぞれ設定を行い利用開始
WEB上で手続きを行う場合には、MNP予約番号を取得する必要がなく、画面の通りに進むことができればスムーズに乗り換えが可能です。
ショップで楽天モバイルスーパーホーダイからRakuten UN-LIMIT VII乗り換える手順
- 利用中のスマホが楽天回線対応製品かを確認する
- MNP予約番号を取得
- その他必要な情報を準備→楽天モバイルショップでプラン変更(移行)手続きを行う
店頭で行う場合には、店舗によってMNP予約番号を取得しなければいけないので注意しましょう。
店舗での乗り換えは、足を運ぶ手間などはかかりますが、スタッフが直接対応してくれるため安心して乗り換えすることが可能です。
楽天モバイルから他社へ乗り換え(MNP)をする方法


続いて、楽天モバイルから他社へ乗り換える手順を解説します。
楽天モバイルを契約したあと「やっぱり元に戻したい」「別の格安SIMの方が良さそう」という理由で他社に乗り換えたいこともありますよね。
結論、楽天モバイルから他社への乗り換えは3ステップで簡単に乗り換えができ、解約金や各種手数料もかかりません。
楽天モバイルから他社に乗り換える手順
- 楽天モバイルでMNP予約番号を発行する(My楽天モバイル)
- 格安SIM各社の公式ページから申し込みをする
- 初期設定をして開通完了!
大まかな流れは上記の通りで、申し込みや初期設定は必要な情報を入力するだけで開通ができますよ。
また、楽天モバイルは段階性の料金プランを採用しているため乗り換えのタイミングは考える必要がありません。
解約月も通常時と同じく利用したデータ量によって請求額が決まるため、乗り換えたいと思ったらすぐに手続きしても大丈夫です。
楽天モバイルから乗り換える際のMNP(乗り換え)有効期限について
楽天モバイルから他社に乗り換える際に必要になるのがMNP(乗り換え)予約番号。
このMNP(乗り換え)予約番号には有効期限があり、この有効期限が切れてしまうと再発行の手続きを行わなければいけません。
楽天モバイルのMNP(乗り換え)予約番号の有効期限は15日間です。
また、再発行にかかる期間は「申請完了日の翌日から最大4日間」とされているので時間がかかってしまうことがありますので注意が必要です。
乗り換えの手順、所要期間などを把握した上でMNP予約番号を取得しましょう!
楽天モバイルから乗り換える場合におすすめの格安SIM


最後に、楽天モバイルから他社に乗り換える際のおすすめ格安SIMをご紹介します。
楽天モバイルは「3GB以下の料金がやや高め」「プラン選択の幅が狭い」という弱点がありますので、用途に応じて以下の格安SIMからご自身に合ったサービスを選択しましょう。
低容量 | 中容量 | 大容量 | |
楽天モバイル | ~3GB/1,078円 | 3~20GB/2,178円 | 無制限/3,278円 |
povo2.0 | 基本料金無料 1GB/390円(7日) 3GB/990円(30日) |
20GB/2,700円(30日) | 60GB/6,490円(60日) 150GB/12,980円(150日) |
IIJmio | 2GB/850円 4GB/990円 |
8GB/1,500円 20GB/2,000円 |
- |
mineo | 1GB/1,298円 | 5GB/1,518円 20GB/2,178円 |
- |
HISモバイル | 100MB/290円 1GB/550円 3GB/770円 |
7GB/990円 20GB/2,190円 |
50GB/5,990円 |
日本通信SIM | 1GB/290円 | 6GB/1,390円 20GB/2,178円 |
単純な安さで選ぶ場合、「1GB/290円」で使える日本通信SIMや「3GB/770円」で使えるHISモバイルが有力な選択肢です。
「3GBぐらいだと足りないけど10GBも使わない」という方はIIJmioの8GBプラン(1,500円)をぜひ検討してください。
また、通信エリアや速度に不満がある場合のおすすめ乗り換え先はpovo2.0です。povo2.0はauが直接提供する格安プランのため、幅広い通信エリアと高品質な速度が大きな魅力。
楽天モバイルだとつながりにくかったり電波が届かないエリアでも快適に利用できる可能性が高まりますよ!
ケース別のおすすめ乗り換え先
- とにかく安く使いたい:1GB/290円の日本通信SIM、3GB/770円のHISモバイルがおすすめ!
- 安い中容量プランが使いたい:8GB/1,500円で使えて他の容量でも選択肢が多いIIJmioがおすすめ!
- 楽天モバイルの速度やエリアに不満:au直接提供の基本無料格安プラン「povo2.0」がおすすめ!
まとめ:楽天モバイルへの乗り換えは1つ1つ丁寧にやれば、難しいことなし!
ということで…
今回は、楽天モバイルへ乗り換える手順や注意点を解説しました。
1つ1つ書いていったらだいぶ長い記事になってしまいましたね。最後までお付き合いいただきありがとうございます。
ポイント
- 楽天モバイルは月額3,278円(税込)の使い放題・かけ放題が特徴で、他社からの乗り換えでも契約できる
- 他社から乗り換える際は、MNP予約番号をWEBや電話で発行する必要がある
- 楽天モバイルへ乗り換える際は、手持ちのスマホで使えるかどうか要チェック
- 発生する違約金などの費用に注意!キャンペーンでお得に乗り換えるのが大事
- 楽天回線エリア外だと月5GBまで通信可能
ただ、注意点もゼロではないので、この記事を参考にしつつ、乗り換え手続きを進めてみてください。コメント・質問等も随時受け付けていますので「ここがわからない」「ここが不安」といったことがありましたら、いつでもお気軽にコメント下さい(数日以内に返信します!)。
これで一人でも多くの方が、乗り換えがスムーズにでますように。