


「タブレットとデータを共有してUQモバイルを使いたい」
とお考えの方。
確かに、複数台契約を検討している方にとっては「データシェアができるか」は非常に重要ですよね?
結論から言うと…UQモバイルではデータシェアは出来ません。
ということで、当記事ではUQモバイルのデータシェア・複数回線契約についてまとめていきます。
この記事さえ読めば
- UQモバイルはデータシェアが可能か
- どの格安SIMがお得で、との契約体系ならお得ではないのか
の2点が初心者の方でもしっかり理解できる構成になっています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
UQモバイルではデータシェアは不可!スマホごとに固定のデータ量で契約する必要がある!
冒頭でもご紹介したように、UQモバイルではデータシェアは利用できません。
つまり、スマホ1台ごとに固定のデータ量で契約する必要があり、契約も1台ごとに行う必要があります。

UQモバイルでは1名義につき5回線まで契約可能です。ただし、契約当初の契約できる回線数は原則1回線までとなっています。
ただし、プランによっては家族割が適用される!※旧プランのみ適用※
家族割は旧プランのみ適用されます。最新の「くりこしプラン+5G」は家族割適用外です。(家族グループには登録可能)
家族割が適用されるプラン
- おしゃべりプラン
- ぴったりプラン
- スマホプラン

この500円という金額は格安SIMとしては、非常に高額です。
そもそもの基本料が安い格安SIMでは、家族割そのものが提供されていないことがほとんどですし、提供されていたとしても50円といった金額がほとんどです(笑)

どんな契約体系ならUQモバイルがお得で、どんな契約体系なら他の格安SIMにすべき?


ここからはどのような契約体系ならその他の格安SIMを検討すべきなのかをご紹介します。

全ての回線を音声通話SIMで契約+ある程度の通話も必要な場合は、IIJmioの方がお得!
全ての回線を音声通話SIMで契約する場合、IIJmioでの契約がお得になります。
こんな方
- 家族での契約を考えている
- 仕事用とプライベート用で2つ電話番号が欲しい
例えば、データシェアが可能な格安SIMの老舗IIJmioと比較してみます。
UQモバイルはプランS、IIJmioはライトスタートプラン
UQモバイル | IIJmio | ||
データ量 | 1回線目 | 3GB | 4GB(4月1日開始のギガプラン) |
2回線目 | 3GB | 2GB(4月1日開始のギガプラン) | |
無料通話 | 1回線目 | +550円(通話パック60) | +660円(3分かけ放題) |
2回線目 | +550円(通話パック60) | +660円(3分かけ放題) | |
料金 | 1回線目 | 1,628円 | 1,078円 |
2回線目 | 1,628円 | 858円 | |
合計月額料金 | 4,356円 | 3,256円 |
UQモバイルは2回線で合計6GBを4,356円で利用可能です。両回線とも合計60分の無料通話が出来るオプションをつけています。
一方、IIJmioも同じく2回線で6GB、通話オプションを付けると料金が3,256円とUQモバイルよりも1,000円ほど安くなります。
ただ、IIJmioの通話オプションは上記3分のか、10分のかけ放題しか選べないため、使い勝手としてはUQモバイルの方が良い場合があります。
なお、UQモバイルで2回線で合計6GBでは足りない!という場合は、以下のプラン表の中からご自身に適切なプランを選びましょう。
プランS | プランM | プランL | |
データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
無料通話 | 付帯なし(別途有料で追加可能) | ||
月額基本料(税込) | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
割引 | でんきセット割が適用可能 | ||
契約期間 | 縛り一切なし、契約解除料もなし | ||
低速時速度 | 300Kbps | 1Mbps | 1Mbps |
なお、回線ごとに固定のデータ量を契約するため「1回線でデータが使われすぎて、もう一方でデータ通信がほとんどできなくなった」なんて事態も生じません。

ちなみに、UQモバイルはオンラインショップからの申し込みでキャッシュバックが適用されます。スマホプランであれば1回線ごと最大1万円キャッシュバックされますので、ぜひご活用くださいね(ただし契約当初で契約できる回線数は1回線までです)。
2回線目はデータ専用で良いなら、UQモバイルがお得な場合もある
UQモバイルのデータ専用プランは2021年3月31日をもって新規申込終了予定です。
こんな方
- 1台はスマホ用、1台はタブレット用を検討している方
- 2台目スマホ用で音声通話機能は必要ない方
UQモバイルとよく比較されるYモバイルの場合は、UQモバイルの方がお得ですが(下記表参照)
UQモバイル、Yモバイルともに1回線目はSプラン。UQモバイルの方が500円安く、2倍の容量が利用出来ます。
UQモバイル | Yモバイル | ||
データ量 | 1回線目 | 3GB | 3GB(シェアプラン) |
2回線目 | 3GB(データ高速プラン) | ||
無料通話 | 1回線目 | なし(オプション加入なし) | なし(オプション加入なし) |
2回線目 | なし | なし | |
料金 | 1回線目 | 1,628円 | 2,178円 |
2回線目 | 1,078円 | 1,078円 | |
合計月額料金 | 2,706円 | 3,256円 |
比較対象をIIJmioにすると状況が少し変わります。
UQモバイル | IIJmio | ||
データ量 | 1回線目 | 3GB | 4GB(4月1日開始のギガプラン) |
2回線目 | 3GB(データ高速プラン) | 2GB(4月1日開始のギガプラン) | |
無料通話 | 1回線目 | なし(オプション加入なし) | なし |
2回線目 | なし | なし | |
料金 | 1回線目 | 1,628円 | 1,078円 |
2回線目 | 1,078円 | 858円 | |
合計月額料金 | 2,706円 | 1,936円 |
UQモバイルは2,706円で6GB利用可能なのに対して、IIJmioは同じ6GBを1,936円で利用可能です。
上記IIJmioのプランは4月1日開始のものですが、今から契約しても開始時に無料で変更可能、しかも現在はキャンペーン実施中で12ヶ月間月額料金が割引されるので、どちらにしてもIIJmioの方がお得です。
詳細は「【最新】100%お得!IIJmioのキャンペーン詳細と一番賢い併用方法!」を参照してくださいね。

UQモバイルの「データ無制限プラン」とは?
UQモバイルの「データ無制限プラン」とは、月額2,178円でインターネットを無制限に使えるという料金プランでした。
データ無制限プランはデータ通信専用SIMなので通話はできませんが、ネットが使い放題になるので非常に便利なプランでした。
通信速度は最大500Kbpsなので動画を快適に視聴するのは難しいですが、テキスト主体のWebサイトやSNSを使用する場合は問題ありません。
ただし、データ無制限プランは2021年3月31日に新規受付を終了したため、現在は申し込むことはできません。

残念ながらデータ無制限プランは申し込めませんが、現在提供されている「くりこしプラン+5G」の「M」もしくは「L」を選べば、データ無制限プランよりも速い速度で実質的に使い放題です。
これらの料金プランでは、通信速度1Mbpsで「節約モード」を使えます。そのため、節約モードに切り替えれば、ネットを好きなだけ使えるようになります。
「くりこしプランM+5G」は月額料金2,728円なので、以前のデータ無制限プランよりは高くなりますが、音声通話が利用できるので便利な料金プランです。
データシェアやタブレットでの使用という観点からは少し外れますが、お得な料金でネットを実質的に使い放題にしたい場合は、ぜひ検討してみると良いでしょう。

UQモバイルのデータSIMの申し込み手順
現在のUQモバイルではデータ通信専用SIMを申し込むことはできませんが、今後データSIMが復活した場合に備えて契約方法をご紹介します。
まずはUQモバイルのオンラインショップにアクセスして、ページ上部の「SIMのみ」をクリックしましょう。
「申し込み」ボタンをクリックすると申し込みフォームが表示されるため、契約方法に「新規契約」を選択します。SIMのみプランは音声通話に対応していないため、MNPを選んでしまうと契約できません。

次に契約したい料金プランを選び、必要に応じてオプションサービスを選択します。ただ、データSIMには基本的にオプションサービスはないため、「申し込まない」をクリックすれば問題ありません。
利用者の年齢確認を行って契約先を選択しましょう。沖縄以外は「UQコミュニケーションズ」、沖縄県在住の方は「UQ mobile沖縄」を選びます。
月額料金や契約条件の確認を行い「同意する」を選択してください。必要に応じて「au ID」などのサービスも申し込んでおきましょう。

さらに、住所氏名などの契約者情報を入力して支払い方法を選択します。間違った情報を入力すると、正常な契約手続きができなくなってしまうのでご注意ください。
最後に、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類をアップロードすると、申し込み手続きは完了です。
先ほど入力したメールアドレスに申し込み確認メールが届き、数日後にデータSIMカードが自宅に到着します。
マニュアルどおりに端末にSIMカードを挿入して初期設定を行えば、無事にUQモバイルのデータSIMを利用できるようになります!

まとめ:UQモバイルはデータシェアは出来ないが、場合によってはお得に契約できる!契約体系ごとに見極めることが大切。
いかがでしたか。
今回はUQモバイルのデータシェアについてまとめました。
ポイント
- UQモバイルはデータシェア不可
- 音声通話SIMで無料通話も必要な回線を複数契約する場合はIIJmioがお得
- 音声通話SIMとデータSIMを混ぜて契約する場合もIIJmioがお得
ただ、UQモバイルには
- 回線速度が安定している
- 制限時の速度も1Mbpsと早い(プランSは300kbps)
- 通話オプションが豊富なので通話をたくさんする方は使い勝手が良い
といったメリットもあります。
ですから「UQモバイル、データシェアできないのか。んじゃ辞めよ」とならずに、ご自身の契約体系にはどの格安SIMがお得なのかをしっかり見極める必要がありますね。
なお、要所要所でご紹介していたIIJmioも今非常に人気にある格安SIMです。
回線屋さんの一面もあるため速度も非常に安定していますし、長く利用しているコアファンが多いの特徴の一つです。

これであなたにあった格安SIMが見つかりますように。