



HTCは台湾のスマートフォンメーカーで、日本国内でも色々なスマホを販売しています。
HTCスマホは、UQモバイルでも利用可能です!
この記事では、HTCのスマートフォンのUQモバイルにおける動作状況や利用にあたっての注意点などについて解説します。
HTCって、どんなスマホメーカー?
HTCは、台湾のスマートフォンメーカーです。
カメラやスペックが充実していたり、本体デザインが美しかったりと、魅力的なスマートフォンを多数展開しているのがHTCとなっています。


HTCの国内最新スマホはHTC U12+

参照:HTC公式サイト(https://www.htc.com/jp/smartphones/htc-u12-plus/)
HTCは2017年まで大手キャリアのauやSoftBank、そして格安SIMのYモバイルで端末を発売していましたが、SIMフリーモデルも含めると2018年登場のHTC U12+が最新モデルです。
最新でもすでに3年以上前の機種となってしまっていますが、性能的には現代の目で見ても十分高く、バッテリーが消耗していなければまだ活用できます。
HTC U12+のスペック | |
OS | Android 8→9へアップデート済み |
CPU | Snapdragon 845 |
メモリ | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB |
重さ | 188g |
画面 | 6インチ、2,880×1,440 |
カメラ | アウトカメラ1,200万画素+1,600万画素/インカメラ800万画素 |
バッテリー容量 | 3,500mAh |
おサイフケータイ | 対応 |
防水・防塵 | IP68 |

ちなみに海外では、2020年に5G対応の「HTC U20 5G」といったモデルも発売されました。
HTCのスマホはUQモバイルでも使える?
HTCスマホはauやSoftBank、Yモバイルで販売されていましたが、いずれもUQモバイルで利用できます。
もちろん、SIMフリー版も利用可能です。

HTCスマホの動作確認状況
UQモバイル公式サイトで、現在契約可能なSIMで動作することが確認できているHTCスマホは、以下の合計6シリーズです。
- U11 life
- U11(SIMフリー、au、SoftBank版)
- Android One X2
- 10(HTV32)
- J butterfly(HTV31)
他にもHTL23やHTL22などで動作確認が行われていますが、利用にあたって必要な対応するSIMカードの申込受付が終了しているため、現在はUQモバイルで新しく使うことができません。
UQモバイルのSIMをキャリアモデルで使う際はAPN設定を忘れずに!
UQモバイルのSIMをHTCのスマートフォンで使うにあたっては、SIMフリー版を除きAPN設定が必要となります。

auやSoftBankで販売されていた、HTC U11を例に、APN設定の手順をまとめました。
- 設定アプリを開く
- 「モバイルネットワーク」をタップし、「アクセスポイント名」を開く
- 「Additional APN」をタップする
- 必要事項を入力し、「・・・」メニューで「保存」する
- APNリストのUQモバイル項目をタップし、オンにする

名前 | UQ mobile |
APN | uqmobile.jp |
ユーザー名 | uq@uqmobile.jp |
パスワード | uq |
認証タイプ | CHAP |
設定が終われば、4Gアンテナが立って通信や通話を利用可能になりますよ。
HTCスマホはUQモバイルでの取り扱いなし!
HTCのスマートフォンはたくさんありますが、UQモバイルで新しく購入することはできません。
既に端末を持っているなら問題ありませんが、持っていない場合は、新しく自分で端末を用意する必要があります。
中古でHTC端末を買うのにオススメなのは中古ショップやフリマアプリ
これからHTCのスマートフォンを買うにあたっておすすめの入手先は、中古ショップとフリマアプリです。
中古ショップなら状態を詳しくチェックしたうえで販売されていて、お店によっては保証もあるため安心して中古スマホを使えます。
例えばこの記事を書いている時点だと、インターネットや秋葉原等に店舗を構えるイオシスでは、HTC U12+が本体のみCランク(傷や欠品などが見られるもの)品で24,800円で販売されていました。
イオシスでは中古スマホでも3ヶ月間保証があるので、動作不良時に交換や返金をしてもらえますよ。

状態チェックや保証の充実度は低いですが、安く端末を手に入れたい場合におすすめなのはフリマアプリなどの個人売買です。
フリマアプリなら、タイミングによっては中古ショップと比べても数千円~1万円以上安く、欲しいスマホを手に入れられる可能性がありますよ。
様々な方法で、HTCの中古スマホを探してみてください。
HTCのスマホをUQモバイルで使う場合の注意点
最後に、HTCのスマホをUQモバイルで使うにあたって知っておきたい注意点をまとめます。
国内では最新モデルの取り扱いがなく、最新のU12+も2018年発売と古い
国内で発売されたHTCスマホの最新機種は、2018年登場のU12+です。
海外ではU20 5Gという機種も出ていますが、日本では購入できません。
私はU11を実際に持ってますが、電池の減りが少し気になるもののまだまだ使えるんですよね…
古い端末しか選択肢がない都合上、私のようにまだまだ使える端末を持っていたり、「どうしてもHTCスマホを使いたい!」という強い意志がない限りは、正直なところあえてHTCスマホを選ぶ必要はないと考えられます。
既にアップデートも終了していて、最新のセキュリティ対策はできず、将来的には非対応なアプリなども増えてくると考えられます。
UQモバイルでは、iPhoneやOPPO、Galaxyなどのスマホを新品で購入可能です。
こだわりがなければ、手軽に購入できる他社スマホも検討してみてください。

キャリア販売の機種はSIMロック解除が必要
auやSoftBank、Yモバイルで販売されていたHTCスマホをUQモバイルで使う際は、SIMロック解除が必要です。

auモデルはMy au、SoftBankやYモバイルモデルはMy SoftBankから、無料でSIMロックを解除できますよ。
auショップやソフトバンクショップ、Yモバイルショップでも手続きはできますが、3,300円の費用がかかってしまうので、Web受付がおすすめです。
なお、SIMロック解除は中古品でも行えます。
SIMロック解除は、本来「クレジットカード払いをしていない場合は購入や前回の解除から101日目以降である必要がある」などの制限がありますが、HTCスマホは古いモデルなので、ほとんどの場合制限には当てはまらないと考えられますよ。
ほとんどの機種はキャリアメール非対応
UQモバイルでは月額220円のキャリアメールサービスを提供していますが、HTCスマホはほとんどが非対応です。
- HTC U11 601HT(SoftBankモデル)
- Android One X2
上記2機種のみが、対応していることを確認できました。
auやSIMフリーのHTCスマホではキャリアメール利用不可、使いたいならSoftBankやYモバイルのモデルを選ぶ必要があることにご注意ください。
YモバイルのAndroid One X2はauネットワークと相性が悪い
YモバイルのAndroid One X2は、SoftBankでの通信に最適化された端末で、UQモバイルのau回線とは相性が悪いです。
ドコモのプラチナバンド・Band19には対応しているのですが、auのBand18・26に対応していないので、地方などでは電波が繋がりづらい可能性があります。
安定した通信を行いたいなら、SIMフリーやauモデルなどを購入することをおすすめします。
なお、SoftBankのU11 601HTも、auのプラチナバンドにしっかり対応しているので、問題なく通信可能となっています。

まとめ
今回は、UQモバイルでHTCスマホを使う方法や入手方法、利用時の注意点について解説しました。
HTCの様々なスマートフォンが動作確認済みとなっていて、UQモバイルで利用可能です。
ただし、国内展開が止まっている結果日本で買えるのは古い機種のみなので、これから入手する際は中古ショップ等の利用が必須、アップデートなどにも期待できません。
よほどのこだわりがない限りは、他のメーカーのスマートフォンを新品で購入することもご検討ください。