
「工事不要で使えるのは便利だけど通信速度が心配」
「自宅以外で使いたい時にどうすれば良いんだろう?」
置くだけでwifiが使えるホームルーターは非常に便利ですが、一方で通信速度や契約期間、使える場所など気になる点も多いでしょう。



本記事では、おすすめホームルーター4社の料金やキャンペーンなどについて紹介し、併せてホームルーターを選ぶ時のポイントやメリットについても触れていきます。
ホームルーターに興味がある人は是非チェックしてくださいね。
目次
おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)4社を徹底比較
まず、置くだけwifiの中でも特におすすめの4社を紹介します。
ココがポイント
- Broad WiMAX
- モバレコAir
- docomo HOME5G
- 縛られないWiFi
今回では、上記4社の月額料金や契約期間・違約金、そしてキャンペーン内容について詳しく解説していきます。
それぞれの置くだけwifiを比較し、自分のニーズに合うものを選びましょう。


おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)①:Broad WiMAX
Broad WiMAXは、UQ WiMAXの通信サービスを取り扱うWiMAXプロバイダです。
WiMAXのイメージが強い人も多いと思いますが、WiMAXルーター以外にホームルーターの取り扱いもあります。
基本的にプランはWiMAXと同じですし、端末代も変わりません。
Broad WiMAXは、WiMAXプロバイダの中でも最安だと定評があり、コストを抑えたい人におすすめです。
WiMAXのプロバイダなので、ホームルーターもWiMAXに対応しています。同時に、auの4G LTE/5Gも使えるので、au回線を利用したい人にもぴったりです!


Broad WiMAXの概要は下記の通りです。
Broad WiMAX | ギガ放題プラス
DX(3年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラス
(2年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラン
※WiMAX |
データ容量 | 無制限
※プラスエリアモードの場合15GB |
使い放題
※プラスエリアモードの場合7GB ※3日間10GB制限 |
|
1~2ヶ月 | 2,090円 | 2,999円 | 2,999円 |
3~24ヶ月 | 3,894円 | 4,634円 | 3,753円 |
25~36ヶ月 | 5,313円 | 4,413円 | |
37ヶ月目以降 | 4,708円 | ||
標準モード | WiMAX2+
au 4G LTE au 5G |
WiMAX2+ | |
プラスエリアモード | au 4G LTE
au 5G |
au 4G LTE | |
通信速度 | 下り最大2.7Gbps | 下り最大1.2Gbps | |
初期費用 | 20,473円→Web割キャンペーンで0円 | ||
契約期間・違約金 | 3年(自動更新有)
12ヶ月以内:20,900円 13~24ヶ月以内:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
2年(自動更新有)
10,450円 |
3年(自動更新有)
12ヶ月以内:20,900円 13~24ヶ月以内:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
この章では、Broad WiMAXの月額料金や契約期間・違約金、キャンペーンなどについて詳しく触れていきます。
Broad WiMAXの月額料金
まず、Broad WiMAXの月額料金について見ていきましょう。
Broad WiMAX | ギガ放題プラス
DX(3年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラス
(2年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラン
※WiMAX |
データ容量 | 無制限
※プラスエリアモードの場合15GB |
使い放題
※プラスエリアモードの場合7GB ※3日間10GB制限 |
|
1~2ヶ月 | 2,090円 | 2,999円 | 2,999円 |
3~24ヶ月 | 3,894円 | 4,634円 | 3,753円 |
25~36ヶ月 | 5,313円 | 4,413円 | |
37ヶ月目以降 | 4,708円 |
Broad WiMAXには3つのプランがあり、5Gに対応しているプランが3年・2年のいずれかの契約期間を選ぶことができます。
通信速度は標準モードとプラスエリアモードの2種類があり、モードによって使える回線が異なります。また、プラスエリアモードの場合は通信制限もあるので注意しましょう。
さらに、ギガ放題プランでは共通で直近3日間に10GBを使うと一時的に通信制限がかかる、WiMAX特有の帯域制限があります。

料金についても、それぞれ定期的に割引が変動するため、利用期間によって料金が大きく異なります。
1番お得な価格で利用できるのはギガ放題プラスDX(3年)プランです。ただし3年契約なので注意してください。
ギガ放題プランは端末代0円ですが、ギガ放題プラスDXプランは21,780円かかります。
Broad WiMAX の契約期間・違約金
次に、Broad WiMAXの契約期間と違約金について解説します。
Broad WiMAX | ギガ放題プラス
DX(3年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラス
(2年)プラン ※5G/4G |
ギガ放題プラン
※WiMAX |
契約期間・違約金 | 3年(自動更新有)
12ヶ月以内:20,900円 13~24ヶ月以内:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
2年(自動更新有)
10,450円 |
3年(自動更新有)
12ヶ月以内:20,900円 13~24ヶ月以内:15,400円 25ヶ月目以降:10,450円 |
前章で紹介した2社はどちらも契約期間・違約金がありませんでした。
しかし、Broad WiMAXにはそれぞれのプランに契約期間の縛りと違約金があるので注意が必要です。
特に、ギガ放題プラスDX(3年)プランとギガ放題プランは最大20,900円という高額な違約金がかかります。


Broad WiMAX のキャンペーン
次に、Broad WiMAXのキャンペーンについて紹介します。
現在開催しているキャンペーンは下記の通りです。
ココがポイント
- 他社から乗り換える際に契約解除料相当を最大19,000円(不課税)まで還元
- Webから申し込めば初期費用の20,743円が0円に
- 最大35,530円を月額料金から割引
他社インターネットを解約する際に発生する違約金相当を、最大19,000円(不課税)まで還元できます。そのため、他社からBroad WiMAXに乗り換えを考えている際にもおすすめです。
また、Broad WiMAXは初期費用が20,743円と高いですが、Webから申し込むことで0円になります。Broad WiMAXはWebから申し込むと良いでしょう。
さらに、Broad WiMAXの月額料金が利用時期によって変動するのは、最大35,530円が月額料金から割引されるからです。
加入するプランによっては割引額が少なくなるので注意しましょう。
おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)②:モバレコAir
モバレコAirは、株式会社グッド・ラックが運営している置くだけwifiです。
株式会社グッド・ラック独自のホームルーターではなく、ソフトバンクが運営しているホームルーター「SoftBank Air」のサービスを提供しています。
SoftBank Airのインターネット回線と、グッド・ラック提供のGLプレミアムメンバーズのサービスがセットになったアライアンスモデルであるため、通常のSoftBank Airとは異なるサービスを利用することができます。
これにより、ソフトバンクが提供するSoftBank Airでは実現できないような、月額割引などのキャンペーンが適用できるのです。



まずは概要について見ていきましょう。
モバレコAir | 端末購入の場合
※ターミナル5(5G) |
端末購入の場合
※ターミナル4 |
端末レンタル |
データ容量 | 無制限 | ||
1~2ヶ月 | 2,167円 | 2,167円 | 2,706円 |
3~12ヶ月 | 3,679円 | 3,080円 | 4,218円 |
13~24ヶ月 | 3,679円 | ||
25ヶ月目以降 | 5,368円 | 5,368円 | 5,907円 |
回線 | ソフトバンク | ||
通信速度 | 5G:下り最大2.1Gbps
4G:下り最大838Mbps ※機種によって異なる |
||
初期費用 | 3,300円(契約事務手数料) | ||
契約期間・違約金 | なし |
次の章にて、月額割引や契約期間・違約金、キャンペーンについてさらに詳しく触れていきます。
モバレコAir の月額料金
ではまず、モバレコAirの月額料金について見ていきましょう。
モバレコAir | 端末購入の場合
※ターミナル5(5G) |
端末購入の場合
※ターミナル4 |
端末レンタル |
データ容量 | 無制限 | ||
1~2ヶ月 | 2,167円 | 2,167円 | 2,706円 |
3~12ヶ月 | 3,679円 | 3,080円 | 4,218円 |
13~24ヶ月 | 3,679円 | ||
25ヶ月目以降 | 5,368円 | 5,368円 | 5,907円 |
※月額料金は割引キャンペーン適用時の価格です。
モバレコAirでは、端末購入の場合とレンタルの場合で月額料金が異なります。
端末購入の場合でも、5G対応のターミナル5とターミナル4では月額料金が若干異なります。これは、端末による月額料金の割引キャンペーンが適用されたもので、ターミナル4の方が割引額が多いことがわかりますね。
利用期間によって割引額が異なります。25ヶ月目以降は元のプラン料金に戻るので、お得に使えるのは24ヶ月間ということになります。
レンタルの場合、レンタル料金が加算されるので端末購入よりも割高です。



レンタル料金の方が割高ですが、端末を分割で購入する必要がないので短期間で利用する場合はレンタルの方が安く済む可能性があります。
モバレコAir の契約期間・違約金
次に、モバレコAirの契約期間と違約金について見ていきましょう。
モバレコAirには、契約期間や違約金などの縛りが一切ありません。そのため、端的に言えばいつでも解約することができます。
また、8日以内のクーリングオフにも対応しているので、契約後に通信が繋がらないなどのトラブルがあった際も、端末を返却すれば違約金や端末代が一切かかることなく解約することが可能です。
ただし、前章で述べた通り、端末を分割で購入し支払い期間中に解約してしまうと、残っている分割支払金を全額一括で支払わないといけません。


そのため、契約前に自分がどのくらいの期間モバレコAirを使う予定なのか、ある程度考えておく必要があります。
分割払いを完済できるだけの期間利用する予定がないのであれば、レンタルの方が無難かもしれません。
モバレコAir のキャンペーン
では次に、モバレコAirのキャンペーンについて見ていきましょう。
2022年2月現在、モバレコAirで開催中のキャンペーンは下記の通りです。
まずは、ソフトバンクで開催されているキャンペーンです。
ココがポイント
- 他社からの乗り換えでかかる費用を最大10万円還元※モバイルルーターは最大42,000円
- ワイモバイル・ソフトバンクのスマホとセットで利用するとスマホ料金から最大1,100円割引
- 他社スマホ・ケータイからソフトバンクに乗り換えると最大10ヶ月間1,045円割引
- 25歳以下がSoftBank Airを契約すると初期費用0円・最大24ヶ月間2,200円割引※モバレコAirの割引との併用は不可
次に、モバレコAirが独自に行っているキャンペーンについてです。
ココがポイント
- モバレコAir新規加入で17,000円キャッシュバック
- モバレコAir月額キャンペーンで最大24ヶ月最大3,201円割引
- Airターミナル4特別割引キャンペーンで最大10ヶ月599円割引
月額キャンペーンは、月額料金の章で解説した通り、利用期間によって割引額が変動します。Airターミナル4を購入する場合は、別途10ヶ月599円の割引が適用されます。
上記表の月額料金はこのキャンペーンを適用した上での料金なので、25ヶ月以降の通常料金と比べてどの程度お得になるのか是非再度チェックしてみてください。
キャッシュバック17,000円は、課金開始日が含まれる月の翌月末に振込されます。レンタルの場合は適用できないので注意してください。尚、最大24ヶ月間利用することが条件となっています。

おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)③:docomo HOME5G
docomo HOME5Gは、ドコモが運営しているホームルーターです。
2021年8月27日にサービス提供が始まった、まだ新しい置くだけwifiですが、実効速度が他のホームルーターと比べて比較的速いと定評があり、通信品質を重視する人に大変人気があります。



この章では、docomo HOME5Gの月額料金や契約期間・違約金、キャンペーンなどについて紹介していきます。まずは概要から見ていきましょう。
docomo HOME5G | home 5Gプラン |
データ容量 | 無制限 |
月額料金 | 4,950円
※端末代金:39,600円 |
回線 | ドコモ |
通信速度 | 5G:下り最大4.2Gbps
4G:下り最大1.7Gbps |
初期費用 | 3,300円(契約事務手数料)
※オンラインショップであれば0円 |
契約期間・違約金 | なし |
下記にてそれぞれの項目について詳しく触れていくので、是非チェックしてください。
docomo HOME5Gの月額料金
まず、docomo HOME5Gの月額料金について見ていきましょう。
docomo HOME5G | home 5Gプラン |
データ容量 | 無制限 |
月額料金 | 4,950円
※端末代金:39,600円 |
docomo HOME5Gのプランはたった1つとかなりシンプルです。モバレコAirのように割引もなく、一律の料金で使い続けることができます。


docomo HOME5Gのプランを利用するには、専用の端末「HR01」を購入する必要があります。端末価格は39,600円であり、分割払いも可能です。
36回の分割払いにすると、同額の割引が適用される月々サポートも利用できます。
その場合は、端末代金の負担が実質0円になるので、36回払いでも構わないという人は是非利用しましょう。
docomo HOME5Gの契約期間・違約金
次に、docomo HOME5Gの契約期間・違約金について解説していきます。
ドコモのスマホやケータイの契約の縛りがなくなったように、docomo HOME5Gにも契約期間や違約金といった縛りは一切ありません。
そのため、高額な違約金などを気にする必要なくいつでも解約することができます。


端末購入が必須な点を考えると、docomo HOME5Gは長期で使う人向けだといえます。
docomo HOME5Gのキャンペーン
次に、docomo HOME5Gのキャンペーンについて解説していきます。
2022年2月現在、docomo HOME5Gで開催中のキャンペーンは下記の通りです。
まずはドコモのdocomo HOME5Gのキャンペーンです。
ココがポイント
- ドコモのスマホとセットで1台あたりのスマホ料金から最大1,100円割引
- ドコモショップで申し込むとdポイント10,000ポイントプレゼント
- ドコモオンラインショップで申し込むとdポイント15,000ポイントプレゼント
ドコモからもdポイントの還元キャンペーンが開催されています。申し込み先がドコモショップかドコモオンラインショップかで還元ポイント数が減るので注意しましょう。
また、ドコモのスマホとセットで使うと、家族全員のスマホから最大1,100円の割引が適用されます。
GMOとくとくBBのキャンペーンもお得!


GMOとくとくBBでdocomo HOME5Gを申し込むと、なんと18,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます!
ドコモ公式のキャンペーンよりも還元額が多いですし、AmazonのサービスやAmazon Payで使えるAmazonギフト券なので、用途も非常に幅広いです。
GMOとくとくBB経由でdocomo HOME5Gを申し込まないともらえないので、18,000円分のAmazonギフト券が欲しい人は忘れずにGMOとくとくBBで申し込みましょう。
おすすめ置くだけwifi(ホームルーター)④:縛られないWiFi
縛られないWiFiは、株式会社25が運営しているWiFiサービスです。
WiMAXとクラウドWiFiの2つの通信サービスを取り扱っており、契約の縛りがないプランと1年契約でお得な価格で使えるプランの2種類があります。


今回は、ホームルーターで使えるプランを2つ紹介します。
縛られないWiFi | 縛られないコース | 1年おトクコース |
データ容量 | 上限なし
※3日10GB制限あり ※ハイスピードプラスエリアモードの場合は7GB制限 |
|
月額料金 | 4,620円 | 4,290円 |
回線 | WiMAX | |
通信速度 | 下り最大1.0Gbps
※機種によって異なる |
|
初期費用 | 3,300円(契約事務手数料) | |
契約期間・違約金 | なし | 1年
5,500円 |
この章では、縛られないWiFiのホームルーターで使えるプランの月額料金や契約期間・違約金、キャンペーンについて解説していきます。
縛られないWiFiの月額料金
縛られないWiFiのホームルーターで使える月額料金は下記の通りです。
縛られないWiFi | 縛られないコース | 1年おトクコース |
データ容量 | 上限なし
※3日10GB制限あり ※ハイスピードプラスエリアモードの場合は7GB制限 |
|
月額料金 | 4,620円 | 4,290円 |
縛られないWiFiのホームルーターでは、WiMAXのプランを利用することができます。
Broad WiMAXで解説した通り、直近3日間10GBの帯域制限があるので利用には充分注意しましょう。
尚、より速い高速通信が利用できるハイスピードプラスエリアモードの場合は、月7GB制限となります。
月額料金は複雑な割引などなく、契約の縛りのないプランは4,620円、1年契約のプランは4,290円です。


尚、端末は無料レンタルとなっております。ただし、故障や破損をしてしまった場合損害金として11,000円かかるので、大事に使うようにしましょう。
縛られないWiFi の契約期間・違約金
次に、縛られないWiFiの契約期間・違約金について見ていきましょう。
縛られないWiFi | 縛られないコース | 1年おトクコース |
契約期間・違約金 | なし | 1年
5,500円 |
前章でも解説した通り、縛られないWiFiには縛られないコースは契約期間や違約金が一切ありません。
一方で、1年おトクコースは1年契約となっており、途中で解約すると5,500円の違約金が発生します。Broad WiMAXと比べるとかなり良心的な価格ですね。

縛られないWiFi のキャンペーン
次に、縛られないWiFiのキャンペーンについて解説していきます。
現在、縛られないWiFiでは特にキャンペーンが開催されていません。
そもそも契約の縛りがほとんどない状態で、端末代もかからず、5,000円以下の価格でWiMAXを利用できるので、充分すぎるほどお得だといえます。

おすすめ置くだけwifi4社まとめ
ここまで解説した内容についてまとめます。
ポイント
- キャンペーンのお得さと料金の安さはモバレコAirがダントツ
- docomo HOME5Gは通信品質の高さとプランのシンプルさが魅力
- 長期的にau回線やWiMAXをお得に使いたい人はBroad WiMAX
- 契約の縛りや端末購入を避けたい短期ユーザーは縛られないWiFi
端末料金が実質0円で契約の縛りもなく、安いコストで利用できるのはモバレコAirです。
一方で、違約金は高額ですが、安い価格でWiMAXやau回線を使いたい人はBroad WiMAXが良いでしょう。
docomo HOME5Gは通信品質が良いと定評があります。金額は他社と比べてそこまでお得ではありませんが、通信の快適さを重視したい人に適しています。
契約の縛りがなく、シンプルな料金で利用できる端末レンタルの縛られないWiFiは、主に短期ユーザーにおすすめです。


置くだけwifi(ホームルーター)のメリット
次に、置くだけwifi(ホームルーター)のメリットについて見ていきましょう。
ポイント
- 初期費用・月額料金が安い
- 工事不要
- コンセントに差すだけで簡単に使える


これらのメリットについて、下記にて詳しく解説していきます。
置くだけwifi(ホームルーター)のメリット①:初期費用・月額料金が安い
置くだけwifiの最大の魅力は、初期費用と月額料金が安いという点です。
Broad WiMAXのように2万円を超える初期費用がある会社もありますが、キャンペーンで0円にできるので、必ずかかるというわけではない分負担は少ないでしょう。
ほとんどの会社でかかる初期費用は3,300円程度であり、ドコモのようにオンライン申し込みであれば0円になるなど、光回線のように高額な工事費はかかりません。
また、光回線だとプロバイダ料金やオプションなどがかかり、戸建ての場合は6,000円以上、マンションの場合は5,000円以上かかるケースがほとんどです。
しかし、ホームルーターは工事費もかからず、月額料金も5,000円以下なので、全体的に低コストでWiFiを運用することができます。


置くだけwifi(ホームルーター)のメリット②:工事不要
光回線の場合は、申し込み後に工事の日程を決め、工事が完了してからようやく光回線を利用することができます。
その間、最短でも2週間程度はかかりますし、スケジュールの都合や立ち会い時に問題が見つかったなどの理由で工事ができなかった場合など、より開通までの期間が長引く場合もあります。
さらに、光回線の会社によっては工事を2回しなければならない場合もあり、その時は2ヶ月以上時間がかかることもあります。※私の実体験でもあります。
一方で、ホームルーターは工事不要です。工事せずにすぐに使えるので、開通まで1ヶ月~2ヶ月待つ必要もありません。
すぐにWiFi環境を整えたい人、WiFi環境を整えるにあたってそこまで手間や時間をかけたくない人に適しているサービスだといえます。


置くだけwifi(ホームルーター)のメリット③:コンセントに差すだけで簡単に使える
置くだけwifiは、工事不要で手軽に使えると解説しました。
そこで簡単に、置くだけwifiを使う手順について紹介します。
1. 置くだけwifiを申し込む
2. 端末が届くのを待つ
3. 端末が届いたら自宅のコンセントに差し込む
4. ネットを使いたいデバイスでWiFiに接続する


置くだけwifiを申し込み契約手続きが完了すると、すぐに自宅に端末が送られます。
端末が届いたらコンセントに差し込み、電源をONにするだけでWiFiが使えるようになります。
つまり、端末が届いた当日には開通できるということです。
工事のような時間や手間がかかる作業も不要なので、気軽にWiFiを使いたい人にぴったりでしょう。
置くだけwifi(ホームルーター)のデメリット
次に、置くだけwifiのデメリットについて解説していきます。
ポイント
- 光回線と比べて通信速度が不安定
- 持ち運びできない
置くだけwifiには、大きく2つのデメリットがあります。
下記にて詳しく解説していくので、是非チェックしてください。
置くだけwifi(ホームルーター)のデメリット①:光回線と比べて通信速度が不安定
まず、置くだけwifiのデメリットとして挙げられるのは、光回線と比べて通信速度が不安定だという点です。
WiMAXのように帯域制限のような通信制限があるホームルーターもありますし、一度にたくさんネットを使用したことにより制限がかけられる可能性もあります。
また、ホームルーターで使える回線はWiMAXやスマホキャリアの回線であり、これらは光回線と比べると通信速度が遅い傾向にあります。
端末によってはWiFiが使える距離がかなり狭い場合もあり、戸建て住宅などだと、階数が異なるだけで繋がらなくなる恐れもあります。
そのため、通信速度にこだわりがある人・家中どこでも快適にネットを使いたい人には不向きかもしれません。



置くだけwifi(ホームルーター)のデメリット②:持ち運びできない
次に、置くだけwifiは持ち運ぶことができません。



申し込み時に、設置先の住所を登録する必要があります。
登録した住所以外で使うと、強制解約や利用停止になる恐れもあるので、基本的に登録住所でしか利用することができません。
つまり、引っ越しなどで住所が変わる場合は、その都度設置先の住所の変更が必要となります。
光回線のように通信品質が安定しているわけでもなく、モバイルWiFiルーターのように手軽に持ち運べるわけではないので、かなり中途半端なサービスともいえますね。
置くだけwifi(ホームルーター)を選ぶ時のポイント
では、置くだけwifiを選ぶ際に、どのようなポイントに気をつけるべきなのでしょうか?
この章では、置くだけwifiを選ぶ時のポイントについて解説していきます。
ココがポイント
- 月額料金の安さ
- 通信速度の速さ
- 端末のスペック
- 契約期間・違約金
置くだけwifiを選ぶ際は、主に上記の4つのポイントを重視することをおすすめします。


月額料金の安さで選ぶ
光回線と比べて安価な価格で利用できるホームルーターですが、会社によって料金が大きく異なります。
モバレコAirやBroad WiMAXのように割引キャンペーンのある会社だと、短期間ではありますが最安2,000円で使える場合もありますね。
また、特定のスマホキャリアを契約していることで、セット利用によりスマホ料金が安くなる場合もあります。


自分の現在のスマホなどの契約状況も踏まえて、どこが1番お得に運用できるのか比較することをおすすめします。
通信速度の速さで選ぶ
ホームルーターによって、取り扱っている回線のキャリアが異なりますし、端末によって通信速度も異なります。
なるべく快適にネットを使いたい人は、安さばかりではなく通信速度の速さにもこだわるべきでしょう。


会社によって「最大〇〇Gbpsで使えます!」という文言を謳っていますが、それはあくまで「ベストエフォート方式」によって計測された通信速度であり、実効速度を保証するものではありません。

実効速度を公式サイトに掲載している会社は少ないので、実際どのくらいの速度で使えるのか知りたい人は、ネット上の口コミや評価などをチェックすることをおすすめします。
端末のスペックで選ぶ
対応している回線によって利用できるホームルーターの端末は異なりますし、同じ対応回線でも複数の端末を用意している会社も多いです。
端末によって、最大通信速度や一度に接続できるデバイス数、接続可能な距離なども異なるため、これらにこだわりのある人は端末のスペックも注意するべきです。


会社によって端末代も異なりますが、Broad WiMAXのように違うスペックであっても一律同価格で購入できるケースもあるので、スペックの差による価格の違いは心配する必要ないでしょう。
また、最近では5Gに対応しているホームルーターも増えているので、5Gを使いたい場合は5G対応の端末を選ぶ必要があります。
複数端末の取り扱いがある場合、4Gのみ対応の端末もあるので間違えないようにしましょう。

契約期間・違約金で選ぶ
ホームルーターを選ぶ上で、契約期間や違約金についても注意が必要です。
前章にておすすめの4社を解説した時にも触れた通り、会社によって契約期間や違約金が大きく異なります。
最近では、スマホの違約金廃止の動きもあり、ホームルーターやモバイルWiFiルーターでも縛りが一切ない会社も増えています。

短期で利用したい人は、縛られないWiFiのような契約の縛りがなく、端末もレンタルの会社を選ぶと良いでしょう。
契約の縛りがないプランよりも、縛りがあるプランの方がキャンペーンが豊富であったり、月額料金が安いことが多いので、長期で利用を検討している人は契約の縛りがあるプランの方がおすすめです。

置くだけwifi(ホームルーター)を使う時の注意点
次に、置くだけwifiを使う時に、どのような点に注意するべきなのか解説していきます。
ココに注意
- 通信制限がかかる場合がある
- 登録住所以外では使えない
- キャンペーンの適用条件や特典の付与タイミングをチェックする
前章までに解説した内容と重複している部分もありますが、ホームルーターを使う上で絶対に把握しておくべきことなので、是非チェックしてください。

通信制限がかかる場合がある
まず、データ容量上限なし・無制限で使えるといっても、一時的に通信制限がかかるケースがあります。
WiMAXのように、直近3日間で10GB使うと通信制限がかかるという具体的な条件が掲示されているものもあれば、「ネットワークを占有するレベルの大容量通信を行った場合」など、曖昧な条件が掲示されているものもあります。
これらの判断は全て会社が行うので、こちらで通信制限がかかるかどうかはわかりません。
一時的とはいえ、使っている最中に急に通信速度が遅くなるなどの制限を避けたい場合は、このような制限のないホームルーターを選ぶべきでしょう。

登録した住所でのみ利用可能
前章でも解説しましたが、ホームルーターは基本的に登録した住所以外で使うことができません。
厳密に言えば使えますが、登録住所と異なる場所で使っていることを会社が把握した際に、強制解約や利用停止になる恐れがあります。
コンセントを差すだけで気軽に使えるWiFiルーターなので、窃盗などで悪用されることを防ぐための措置といえるでしょう。

そのため、別の家に住んでいる友人や家族に一時的に貸すなどの行為も大変危険です。
登録した住所以外で利用することは絶対に避けるようにしましょう。
キャンペーンの適用条件や特典の付与タイミングをしっかりチェック
ホームルーターによっては、割引やキャッシュバックなどお得なキャンペーンを利用することができます。
割引については、申し込み時に条件を満たすことによって自動適用される場合が多いですが、キャッシュバックの場合は条件が厳しいケースが多いです。
キャッシュバックの場合は、付与までに時間がかかることも多く、キャッシュバックがもらえるのが半年後というケースも少なくありません。
また、キャッシュバックをもらう際に、振込先の銀行口座などの登録が必要な場合もあります。
このようなキャンペーン条件や特典の付与タイミングは会社によって異なるので、キャンペーンを適用する場合は必ず詳細をチェックするようにしましょう。
置くだけwifi(ホームルーター)がおすすめな人の特徴
では、これまで解説した内容を全て踏まえて、置くだけwifiがおすすめな人の特徴について解説していきます。
ココがポイント
- 光回線の工事ができない人
- 持ち運びできなくても構わない人
- 速度や快適さよりも月額料金や初期費用の安さを優先したい人
- 引っ越しの頻度が高い人
- 他社から乗り換えで違約金などの費用がかかる人

下記にて詳しく見ていきましょう。
光回線の工事ができない人
賃貸契約や家の立地・環境などによって、光回線の工事ができない場合もあります。
その場合は、どのように頑張っても光回線を契約することができません。
回線工事ができない場所こそ、コンセントに差すだけで使えるホームルーターが活躍するでしょう。

住んでいる場所の事情によって回線工事ができない人は、是非ホームルーターの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

持ち運びできなくても構わない人
ホームルーターは、持ち運びができず、登録した住所以外で使うことができません。
そのため、主にWiFiを使うのは自宅で、外出時などに持ち運ぶ必要がない人に適しています。
自宅でWiFiを使うなら光回線の方が良いのでは?と思うかもしれませんが、光回線だと前述の通り工事が必要で、環境によっては回線工事ができないケースもあります。
また、工事費も決して安くはないので、初期費用が嵩むという理由で敬遠する人も多いでしょう。
自宅でWiFiを使いたい人で、尚且つ光回線が契約できない・したくない人にホームルーターはぴったりです。
速度や快適さよりも月額料金や初期費用の安さを優先したい人
ホームルーターは、光回線ほど快適にネットが使えるわけではありません。
調べ物やSNS、友人との連絡などの一般的な使い方であれば支障なく利用できますが、通信速度や反応速度を重視するオンラインゲームなどの利用には適していません。
そのため、ホームルーターは通信速度や快適さを重視せず、何より月額料金や初期費用の安さを求める人におすすめです。


ホームルーターは月額料金も光回線より安いですし、初期費用に工事費も含まれないのでかなり安いです。
キャンペーンを適用すれば、初期費用が0円になったり、月額料金から割引が適用されることもあるので、よりお得に使えます。
引っ越しの頻度が高い人
ホームルーターは工事不要で、コンセントに差すだけでWiFiを使うことができます。
光回線だと、引っ越しの際も住所変更と回線撤去・工事の手間がかかります。そのため、引っ越しを頻繁に行う人はまずおすすめできません。


一方で、ホームルーターは住所変更さえすれば、端末を持って新住所に行き、コンセントに差すだけで使えるのでかなり手軽です。
引っ越しの頻度が多い人、近いうちに住所を変える予定の人は、ホームルーターを使うことをおすすめします。
他社から乗り換えで違約金などの費用がかかる人
ホームルーターの会社の多くは、キャッシュバックや他社から乗り換えで発生する費用を還元するキャンペーンを行っています。
そのため、他社のインターネットを利用中で、違約金や撤去費用、端末の分割残債などが残っている人もお得に契約することができます。


還元できる金額は会社によって異なりますが、最低でも違約金の1万円程度を相殺することはできるでしょう。
乗り換えでかかる費用がネックの人は、是非キャンペーンをチェックしてみてください。
ホームルーターがおすすめでない人の特徴
では次に、ホームルーターがおすすめでない人の特徴について見ていきましょう。
ココがポイント
- オンラインゲームで遊ぶなど通信速度を重視したい人
- 持ち運んで自宅以外でも使いたい人
- そこまでネットを多く使わない人


下記にて詳しく見ていきましょう。
オンラインゲームで遊ぶなど通信速度を重視したい人
ホームルーターは、光回線のように通信速度や反応速度が速いわけではありません。
もちろん、普通にネットを使う分には支障ありませんが、特に通信速度や反応速度にこだわりたいコンテンツを利用している人は注意が必要です。
特に、FPSなどのオンラインゲームの場合は、ホームルーターよりも光回線の方が適しているでしょう。
最低限必要な通信速度が掲示されているオンラインゲームもあるので、気になる人は是非一度調べてみると良いでしょう。

加えて、仕事などで容量の大きいデータを処理することが多い人なども、ホームルーターでは不便に思うかもしれません。
持ち運んで自宅以外でも使いたい人
ホームルーターは、決して持ち運べない大きさ・重さではありませんが、登録した住所以外で使うことはできません。
使うことは可能ですが、強制解約や利用停止になる可能性が高いので控えるべきでしょう。
そのため、外出先や出張先などで使いたい場合は、おすすめできません。
持ち運んで自宅以外でもWiFiを使いたい人は、コンパクトサイズの持ち運びできるモバイルWiFiルーターが適しています。

そこまでネットを多く使わない人
ホームルーターは、自宅にWiFiを設置したい人はもちろん、スマホのデータ容量だけでは足りない人にも適しています。
一方で、自宅でWiFiを使う必要性がなかったり、そこまでネットを多く使わないのであれば必ずしもホームルーターを導入する必要はないでしょう。
ホームルーターを導入するよりも、スマホのデータ容量のプランを上げた方が安く済むケースも多いです。
あまりネットを使わないのであれば、一度スマホのプランを上げた場合と、ホームルーターを導入した場合の費用を比較してみることをおすすめします。
まとめ:料金の安さや利用の手軽さを重視したい人に置くだけwifiはおすすめ!
本記事では、置くだけwifiのおすすめ4社の特徴やキャンペーン、置くだけwifiを使うメリット・デメリット、注意点などについて解説しました。
下記にて、本記事の内容をまとめていきます。
ポイント
- キャンペーンのお得さと料金の安さはモバレコAirがダントツ
- docomo HOME5Gは通信品質の高さとプランのシンプルさが魅力
- 長期的にau回線やWiMAXをお得に使いたい人はBroad WiMAX
- 契約の縛りや端末購入を避けたい短期ユーザーは縛られないWiFi
- ホームルーターのメリットは料金が安く工事不要・コンセントに差すだけで使える手軽さ
- デメリットは光回線と比較して通信速度が安定しない点
- 登録した住所以外で使うと強制解約や利用停止になる恐れがあるので注意


今回は4社のホームルーターを比較しましたが、コストがお得なのはモバレコAir、通信品質を考慮するならdocomo HOME5Gがおすすめです。
長期的にau回線とWiMAXが使いたいのであればBroad WiMAX、契約の縛りや端末購入を避けたい人は縛られないWiFiがぴったりです。
ホームルーターは料金が安いだけでなく、工事不要でコンセントに差すだけで使える手軽さが魅力です。
そのため、光回線の工事ができない人や引っ越しの頻度が高い人にも重宝されています。
通信速度が光回線と比べて安定しないため、オンラインゲームをよく利用する人にとっては不便に感じるかもしれません。
SNSや調べ物、動画・音楽の視聴であれば支障なく利用できると思うので、特に速度にこだわりのない人は心配する必要はないでしょう。
これからホームルーターの申し込みを検討している人は、是非本記事を参考にして自分に合った会社を見つけてくださいね!