


WiMAXの利用料金がよくわからないという方もいるかと思います。
WiMAXに限らず、携帯料金やインターネット料金が、実際に初月いくらかかって毎月の支払いがいくらになるのか、わかりづらいという話はよく聞きます。
携帯やインターネット料金の毎月の請求金額を調べたら、イメージしてた金額と違っていたという経験のある方は、この記事を読んで、WiMAXの利用料金を理解してもらえればと思います。
初期費用や月額料金がどうなるのか、具体的に解説していきますので、WiMAXを検討していて、利用料金がどうなるのか気になってる方は是非参考にしてください。
尚、WiMAXの場合20社以上のプロバイダがあります。
通信条件は各社同一なのですが、利用料金はそれぞれ異なります。
利用料金を検討する上で、どのプロバイダと契約するのかで金額は変わってきますので、この記事を読んで何をポイントに選ぶべきか、参考にしていただけたら幸いです。
目次
WiMAXの利用料金で押さえるべき3つのポイント
WiMAXの利用料金を構成する3つのポイントをご紹介します。まずはここをしっかり押さえてください。
- 初期費用
- 月額料金
- オプション料金・その他手数料
初期費用
初期費用とは初月のみにかかる費用のことです。
みなさん利用料金というと、月額料金だけに目を向けがちではないでしょうか。
とにかく月額料金が安いところを探して契約したのに、初月の請求が思ったよりも高いというパターンですね。
これは初月のみかかる初期費用を、考慮に入れていないために起こってしまいます。
ではWiMAXで初期費用にかかるものは何でしょうか。
- 契約事務手数料
- 端末代
上記二つが月額料金とは別に初月にかかる費用です。
各プロバイダの契約事務手数料を調べてみましたが、一律3,300円のようです。
ただし、契約事務手数料を無料にしたり、割引したりしているプロバイダもあります。
端末代は各社2万円強くらいで提供していますが、契約事務手数料同様、端末代0円だとか、キャッシュバックで割引だとかしています。
つまり、月額料金だけに注目するのではなく、契約しようとしているプロバイダが契約事務手数料を取るのか、
端末代が0円なのかをチェックしないと、初月の支払いが高くなってしまう可能性があります。

月額料金
WiMAXの利用料金というと、月額料金が一番気になるのではないでしょうか。
やはり、毎月いくら支払うのかというのは、契約を検討する上で一番気になるポイントかと思います。
月額料金も各プロバイダで仕組みは異なります。例えば、初月割引があって、2月目から24ヶ月目まで同額で、25ヶ月目以降は値上がりするというように、期間によって金額が異なるケースが多いです。
また、キャッシュバック金額を割って、実質月額○○円というような表記も多くあります。
例えば、キャッシュバックが10,000円あって、契約期間が3年とすると、36ヶ月で割ると、月当たり277円になるので、月額料金が4,000円なら、277円差し引いて、実質月額3,723円というような考え方ですね。
トータルのお金の差し引きで考えれば、確かに実質月額というのはあっているのですが、実際毎月請求される金額がいくらなのかで考えた方が、実際の運用上はイメージしやすいでしょう。

オプション料金・その他手数料
WiMAXの利用料金には、初期費用、月額料金以外にもまだかかる費用があります。
それがオプション料金やその他の手数料です。
オプション料金は各社様々なものを用意しています。
共通的にあるオプションとしては「ハイスピードエリアプラス」があります。
これは、広範囲で高速通信が使えるようにするオプションですが、月額1,100円取っているプロバイダもあれば、無料のプロバイダもあります。
その他例えば、月額605円で、万一端末が故障した際に無償で修理してもらえるような安心サポートであるとか、オプションは各社様々用意しています。
月々の請求が思ったよりも高い場合、こうしたオプションを意識せずに付けてしまっている可能性があるので注意しましょう。
また、その他にも手数料がかかってくる場合があります。
月々の支払いを口座振替にしている場合に振替手数料がかかる事もありますので、何に手数料がかかるのかも気を付けましょう。


WiMAXで利用料金をお得に契約する方法
WiMAXを利用する際にプロバイダ選びは重要です。
また、どこから契約するのかによって、キャンペーンの内容が異なってきます。
検討すべきポイントとしては下記があります。
- 初期費用に割引があるのか(あるいは無料になっているか)
- 月額料金が割引で安くなっているか
- 支払い方法をクレジット払いにする
- 必要なオプションを見極める
この4点をしっかり押さえる事で、利用料金をお得にすることができます。
初期費用に割引があるのか(あるいは無料になっているか)
各プロバイダのキャンペーンをチェックする際に、キャッシュバックが大きいところに注目しがちかと思います。
確かに総額として見れば、間違いでは無いのですが、キャッシュバックされるのが1年後だったり、プロバイダより送られてきたメールの指示に従って手続きしないとキャッシュバックされなかったりしますので、忘れてしまうというリスクはあります。
また、キャッシュバックが高額な場合、端末代は支払わないといけないケースが多いです。
その場合、2万円強くらいの支払いが初月に発生して(分割で支払える場合もあり)、請求金額見て驚くなんて事にもなりかねません。
キャッシュバック金額の大きさよりも、契約事務手数料や端末料金0円のプロバイダの方が、一時的な支払いが大きくなるリスクがなくて良いかもしれません。
月額料金が割引で安くなっているか
キャッシュバックを考慮した実質月額ではなく、実際に毎月支払う月額料金がいくらなのかをチェックして、割引で安くなっているプロバイダを選択するのが良いでしょう。
この辺りを理解しておかないと、自分が思っていたよりも高い金額を毎月請求されているという事にもなりかねません。
キャッシュバック金額に目がいきがちですが、実際毎月いくら支払うのかを理解しておくのは重要です。
支払い方法をクレジット払いにする
WiMAXの利用料金の支払いはクレジット払いにすることをおすすめします。
なぜなら、口座振替にすると振替手数料がかかる場合があるからです。
クレジット払いを選択すれば、手数料がかかる事はありません。
また、毎月確実に支払いが発生するものですから、クレジット払いにすれば、クレジットカード側のポイントを貯めていく事もできてお得かと思います。
必要なオプションを見極める
思っていた月額料金よりも、月々の支払いが多くなっている場合の原因の多くはオプション料金である可能性が高いです。
知らずにオプションに入ってしまっているというケースですが、実際契約時のWeb申し込みの際に、デフォルトでいくつかのオプションが選択されている場合があります。
申込時に、意図せぬオプションが選択されていないか、実際自分にとって必要なオプションなのか見極めるのは重要です。
契約後でもプロバイダーのマイページから何のオプションに入っているかチェックできますので、不要なものは外すようにしましょう。
WiMAXのプロバイダ別料金比較
プロバイダ | 契約期間 | キャッシュバック | 端末代 |
Broad WiMAX(5G) | 3年 | 19,000円 | 21,780円 |
GMOとくとくBB(5G) | 3年 | 14,000円 | 0円 |
カシモWiMAX(5G) | 3年 | 6,000円
(Amazonギフトカード) |
0円 |
BIGLOBE WiMAX(5G) | 1年 | 15,000円 | 21,912円 |
みんなのらくらくWi-Fi WiMAX | 3年 | 30,000円 | 21,780円 |
人気のプロバイダをピックアップして、契約期間、キャッシュバック、端末代で比較してみました。
高額なキャッシュバックをとるか、端末代0円をとるか、で選択肢は変わってくるかと思います。


BIGLOBE WIMAX公式サイト
broadwimax公式サイト
WiMAXで利用料金が高いと感じた際確認すべきこと
契約する際に、キャッシュバックの金額や、それに伴う実質月額の表記にばかり気を取られていると、想定以上に実際請求される金額が高い場合があります。
まずは、なぜ思ったより請求金額が高いのか理解する必要があります。
確認すべきポイントは下記です。
- 初月の請求金額が高かった場合
- 2月目以降の請求金額も高かった場合
初月の請求金額が高かった場合
契約事務手数料3,300円が加算されている事で、初月の請求金額が想定より高いという事があるかと思います。
但し、これは初月のみ請求される費用なので、翌月からはこの分安くなります。
その他、端末代が口座振替だと一括請求されて2万円強が加算されていたり、クレジット払いでも分割払いになっていて、数百円加算されていたりします。
端末代に関して、一括払いであれば、初月のみ請求される費用ですが、分割払いの場合は翌月以降も支払っていく事になります。
2月目以降の請求金額も高かった場合
これは知らずに入ってしまっているオプションがあることがほとんどです。
契約時にデフォルトでオプションにチェックが入っていたなど、意図せずオプションに入ってしまっていることもあります。
いくつかのオプションに入っていると、基本の月額料金よりもオプションの方が高くなってしまう場合もあるので注意が必要です。
オプションの内容をよく見て、自分にとって必要なオプションなのかを吟味して、不要であれば外すようにしていくと良いでしょう。
WiMAXの利用料金を確認する方法
請求されている金額だけでなく、中身を理解しておくことは重要です。
契約したプロバイダにはWebで参照できるマイページが用意されています。
マイページにログインすると、請求されている金額の内訳を確認することができます。
基本の月額料金以外に何が請求されているのか、意図せず入ってしまっているオプションがないかチェックしましょう。
最初から知っておくべきWiMAXの解約料金
WiMAXの解約料金ですが、いざ解約しようとする時に通常は調べるかもしれませんが、契約前に知っておくべきかと思います。
なぜなら、解約料金の設定は各プロバイダによって異なるからです。
基本的に契約更新月の解約は0円ですが、途中で解約する際の条件は異なります。
特に高額なキャッシュバックを提供しているプロバイダは途中解約金が高額に設定されています。
プロバイダ選びをする時点で、いつ解約するといくらかかるのか把握しておいた方が良いでしょう。
まとめ
ポイント
- 初期費用、月額料金、オプション料金をチェックしましょう
- 初期費用で割引があるのか
- 月額料金が割引で安くなっているのか
- 支払い方法のおすすめはクレジット払い
- 必要なオプションは見極めよう
- マイページで利用料金の内訳を把握しましょう
- 契約前から解約金を把握しておきましょう
WiMAXの利用料金を知ろうとすると、キャッシュバックやそれに伴って表記される実質月額が気になりますが、実際に支払う、初期費用がいくらなのか、月額料金がいくらなのか把握する事が重要です。
キャッシュバックの支払いはすぐ行われるのではなく、半年後や1年後だったりします。
しかも自動的に振り込まれるのではなく手続きが必要です。
高額なキャッシュバックを取るのか、初期費用が0円で一時的な支払いが高額になるのを抑えられる方が良いのか、よく検討することをおすすめします。
uqwimax公式サイト