


ワイモバイルに乗り換える際は「乗り換えるタイミング」が大事です。
ワイモバイルにおける初月の月額料金は日割りされるので、いつ契約しても無駄がありません。
データ通信量は日割りされず、1ヶ月分丸ごと付与されます。
したがって、ワイモバイル自体はいつ契約しても損をすることはないんです。
しかし!
転出元の携帯会社の「解約月の料金」を考慮すると、キャリアごとにベストなタイミングは異なります。
ですから、ワイモバイルに乗り換える際はご自身が現在契約しているキャリアに合ったタイミングでの手続きが必要なんです。

ということで今回は、
- ワイモバイルの初月料金の仕組み
- キャリア別のベストな乗り換えタイミング
について詳しく解説したいと思います!
ワイモバイルにお得に乗り換えたい方。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
結論:ワイモバイルへの乗り換えは転出元のキャリアによる!


ワイモバイルの初月料金は日割り請求されます。
例えば、2022年5月21日に申し込んだ場合は11日分(21日~31日まで)の料金だけを支払うことになるわけです。
つまり、ワイモバイルはいつ契約しても実際に利用した分だけ支払うことになるので、無駄がありません。
なお、転出元におけるキャリアの「解約月の基本料金」を考慮すると、乗り換えるベストタイミングはキャリアごとに異なります。

オプションは日割り計算されないものもあるので要注意
ワイモバイルでは初月の基本料金が日割り請求されますが、オプションは日割りされるものとされないものがあります。
オプション | 初月料金の日割り |
スーパーだれとでも定額 | あり |
だれとでも定額 | あり |
Enjoyパック | 初月無料 |
故障安心パックプラス | あり |
スマートフォン基本パック-S | なし(新規契約か機種変更と同時なら初月無料) |
スマートフォン基本パック(W) | あり(スマホの購入と同時なら初月無料) |
ワイドサポート | なし(初めてなら初月無料) |
故障安心サービス | なし |
スマートセキュリティ powered by McAfee | あり |
スマートセキュリティ for Android powered by Norton | なし(新規契約と同時なら初月無料) |
請求書発行サービス | なし |
例えば、月額1,870円で電話が無制限にかけ放題になる「スーパーだれとでも定額」は日割りされます。
反対に、紙の請求書を発行してもらえる「請求書発行サービス」は日割りされません。
このように、日割りされるかどうかはオプションによって異なります。


ワイモバイルのオプションの中には、初めて申し込んだ場合は初月無料で使えるものもあります。
例えば「ワイドサポート」は日割りされませんが、初めて申し込む場合は初月無料で利用可能です。
初月無料のオプションなら、いつ契約しても料金がかからないので安心ですね。
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各キャリアごとに解説!ワイモバイルに乗り換えるベストタイミング
他社からワイモバイルに乗り換える場合は、ワイモバイルの初月料金だけでなく転出元の解約月の基本料金もかかることに要注意です。
大手キャリアや格安SIMなどの携帯電話回線において、解約月の料金は日割りされず、いつ解約しても満額請求であることがほとんどとなっています。
つまりワイモバイルへの乗り換えは、基本的に転出元のキャリアにおける料金の締め日に近いほうがお得になります。
例えば、料金の締め日が月末のキャリアからワイモバイルのシンプルSに乗り換えるとしましょう。
月初めに乗り換えてしまうと、転出元の解約月の基本料金を満額支払うだけでなく、ワイモバイルの初月料金もほぼ1ヶ月分払わないといけません。
当然ながら月の初めに乗り換えたら乗り換え前の回線のプランを全然使っていないことになるので、「ほとんど使ってないのに満額支払う」というなかなかもったいない状況になってしまうんです…。

一方、月末に乗り換えるならワイモバイルの料金は日割りされるため、実質転出元の解約月の料金だけで済みますよね。
月末頃の乗り換えなら乗り換え前の回線もある程度使っていることになるため、無駄に高額なお金を支払ったような感覚にもなりづらいのではないでしょうか。

乗り換えの場合は、このように転出元のキャリアの料金を念頭に置いておくことも非常に大切なんです。
ただし…ややこしいことに、締め日がいつになるのかはキャリアによって異なります。

ドコモ・auのユーザーは月末に解約するのがベスト
ドコモおよびauのユーザーは「月末」に乗り換えるのがベストです。
月末の乗り換えがお得なのは、ドコモとauは両方とも締め日が月末となっているからです。
そして、どちらも解約月の料金は基本的に日割りされません。
月初めに乗り換えるとほとんど利用しないのに1ヶ月分の月額料金を支払うことになり、無駄担っていましますよね。
したがって、月末にMNP手続きを行い、ワイモバイルに乗り換えるのがおすすめです。


ソフトバンクはユーザーごとに締め日が違う!締め日を要チェック



ドコモ・auと比べて注意が必要なのがソフトバンクです。
ソフトバンクでは、締め日が「末日」「10日」「20日」の3通りあります。
どの締め日になるかは契約時に自動的に決まり、ユーザーが選ぶことはできません。
そのため、あらかじめ締め日を確認し、締め日に合わせて乗り換える必要があります。
締め日は、契約時にもらえる契約書下部の「請求締め日」の項目や、マイソフトバンクの請求のサイクルから確認することができます。その締め日に合わせて乗り換えタイミングを見極めることが大切ですね。

他の格安SIMから乗り換える場合は、日割りの有無で判断しよう
現在、他の格安SIMを使っていて、ワイモバイルに乗り換えたい方もいると思います。
格安SIMの場合は日割りの有無が会社によって異なるので、主要な格安SIMの締め日と解約月の日割りの有無をまとめてみました。
格安SIM | 締め日 | 解約月の日割り |
BIGLOBEモバイル | 月末 | なし |
DMMモバイル | 月末 | なし |
IIJmio | 月末 | なし |
mineo | 月末 | あり |
LINEモバイル | 月末 | なし |
OCNモバイルONE | 月末 | なし |
UQモバイル | 月末 | なし(くりこしプラン+5G以外の場合のみ日割り) |
イオンモバイル | 月末 | なし |
楽天モバイル | 月末 | なし |
ほとんどの格安SIMが締め日は月末で、日割りはありません。
したがって、ワイモバイルへの乗り換えは基本的に月末にするのがおすすめです。


中にはmineoやUQモバイル(くりこしプラン+5Gを除く)のように解約月の料金が日割りされる格安SIMもあります。
解約月の料金が日割りになる場合は、乗り換え元の格安SIMとワイモバイルの月額料金を比較して、乗り換え元が安いなら月末に乗り換えましょう。
例えば、mineo(Dプラン)の5GBからワイモバイルのシンプルSに乗り換えるとします。mineoは月額1,518円、ワイモバイルは月額2,178円なので、なるべく月末に乗り換えてワイモバイルの料金を少なくした方がお得となります。


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解約金やMNP転出手数料は大手キャリアなら無料になっている


ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアでは、長らく2年契約・自動更新の料金プランが展開されていました。
2年契約・自動更新だと、2年後に1~3ヶ月程度発生する契約更新月以外のタイミングで解約すると1,100円~最大で1万円以上の違約金がかかってしまうようになっていました。
また電話番号を他社に引き継ぐMNP転出をする際に、手数料が2,000~3,000円程度かかっていました。
しかし2022年現在は、大手キャリアだと元々2年契約だったプランも含めて解約金やMNP転出手数料が撤廃されています。

ただし格安SIMだと稀に違約金が設定されているものもあるので、乗り換え時に費用を確認しておくようにしましょう。
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ワイモバイルに乗り換える手順
続いて、ワイモバイルに乗り換える手順を紹介します。
手順通りに行えば簡単にできるので、一緒に見ていきましょう!
乗り換えの準備をする
乗り換えの準備には、以下にあげる項目が必要となります。
- 本人確認書類・クレジットカードや銀行口座の準備
- 端末の用意
- MNP予約番号の発行(ソフトバンクユーザーは不要)
では、順に見ていきましょう。
本人確認書類・クレジットカードや銀行口座の準備
ワイモバイルへの乗り換えには、以下の本人確認書類が必要です。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード(住民票か公共料金の領収書も必要)
- 住基カード(住民票か公共料金の領収書も必要)
- 健康保険証
- 身体障がい手帳
- 療育手帳
- 精神障がい手帳
また、クレジットカードや銀行口座に関しては、契約者本人のものを準備しましょう。
端末を用意
乗り換えの際、今まで使っていた端末を引き続き使うか、もしくは新しく端末を購入するかを選べます。
いずれにしても、ワイモバイルで端末の動作確認がされているか、またはSIMロックはかかっていないかなどを確認しましょう。

SIMロック解除が必要な場合は、端末の購入元キャリアで「SIMロック解除の手続き」を進めてください。
MNP予約番号を発行する
他社からワイモバイルに乗り換える際、ほとんどの方が電話番号を引き継いで利用するかと思います。
電話番号を引き継ぐなら「MNP予約番号」が必要です。
なお、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える場合は、MNP予約番号は不要です。

MNP予約番号は、転出元のキャリアで発行してもらいましょう。
ワイモバイルに申し込む
ワイモバイルの申し込みは、店舗かオンラインで手続き可能です。


ここでは、オンラインでの手続きの手順を紹介します。
- ワイモバイルオンラインストアにアクセス
- 「端末セット」か「SIMのみ」かを選択
- 契約方法を選択(ソフトバンクからの乗り換えか、他社からの乗り換えか)
- 料金プラン、オプションを選択
- 必要事項を入力
以降、SIMカードや端末の到着を待ちましょう。
開通手続きを行う
オンラインで手続きした場合、SIMカード到着後に回線切り替えの作業が必要となります。
SIMカードに同封の案内書を見ながら、手順通りに手続きを進めてください。
ちなみに、回線切り替え作業はオンラインもしくは電話で行います。
- オンラインの場合→ワイモバイルオンラインストアより手続き
- 電話の場合→0800-919-9809に連絡する
回線切り替えが完了次第、転出先との契約は自動的に解除されるので、別途解約の手続きは不要です。
初期設定を行う
回線切り替えが完了したら、ネットにつなげるためのAPN設定を行います。

APN設定はiPhoneとAndroidで手順が異なりますが、案内書の指示に従い手順通りに行えば、数分で作業が完了します。

ワイモバイルの乗り換えで利用できるお得なキャンペーン
ワイモバイルの乗り換えで利用できるキャンペーンは、次のとおりです。
キャンペーン
- eSIM申し込みで10,000円キャッシュバック
- データ増量無料キャンペーン
- 新どこでももらえる特典

eSIM申し込みで10,000円キャッシュバック
eSIMとはスマホ内蔵型のSIMのことです。

他社からの乗り換えで、eSIMのシンプルM/Lに申し込むと、10,000円のキャッシュバックを受けられます。
ただし、ソフトバンクやLINEMOからの乗り換えは対象外なので要注意です。
データ増量無料キャンペーン
ワイモバイルでは、基本プランにデータ増量オプションをつけると毎月5GBのデータが付与されます。


なんと今なら、データ増量オプションの月額料金が1年間無料となります。
なお、データオプションの申し込みがはじめての場合にかぎります。
新どこでももらえる特典
新どこでももらえる特典ではキャンペーンにエントリーして、シンプルS/M/Lに申し込み、ワイモバイルサービスの初期登録をすると、最大3,000円相当のPayPayポイントが付与されます。
申し込み前にエントリーする必要があるので、そこだけは注意してください。

まとめ
いかかでしたか。
今回はワイモバイルに乗り換えるベストなタイミングをシチュエーションごとに解説しました。
ポイント
- ワイモバイルの初月の基本料は日割りされる
- オプションは日割りされるものとされないものがある
- データ通信量は日割りされないので、月末に申し込むとお得
- ワイモバイルへの乗り換えは転出元の締め日の直前がおすすめ
- ドコモ、auユーザーは月末に乗り換えるのがおすすめ
- ソフトバンクはユーザーごとに締め日が違うので事前に締め日を確認しておく
- 他の格安SIMから乗り換える場合は会社ごとに違うので要確認
ワイモバイルの初月の料金は日割りされるため、いつ申し込んでも無駄がありません。
転出元の解約月の料金に合わせて乗り換えるのがおすすめです。
ドコモ、auの場合は締め日が月末&解約月は日割りされないため、なるべく月末に乗り換えるとお得ですが、ソフトバンクはユーザーにって締め日が異なるので、事前に締め日を確認してその直前に乗り換えるようにしましょう。
この記事で少しでも多くの方がワイモバイルにお得に乗り換えることができますように…。
乗り換え手順の詳細はこちら!
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